熱き太陽 静かなる雪の輝きに照らされて   作:BURNING

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顔合わせと部屋割り

エンジェリーからの話が終わるとエンジェリーは自分の仕事の影響か、戻っていく。それと同時に砂時計がひっくり返ると終了までの時を刻み始めた。

 

「さて、ここからは自由時間になるわけだけど……」

 

「ましろー!!会いたかったラビ!!」

 

その瞬間、いきなりましろの顔面にラビリンが突っ込んでくる。そのため、ましろはいきなり視界が塞がれてパニックになった。

 

「ふぶっ!?ら、ラビリン!?前が見えないよー!」

 

「あっ、ごめんラビ」

 

ラビリンが離れるとそこにのどか達が来た。そして、ラビリンはのどかの元に戻る。

 

「久しぶりだね。ましろちゃん、皆!」

 

「のどかさん達も元気そうで何よりです!」

 

ソラが彼女達を出迎えるとそこに他のプリキュア達も集まってくる。大所帯になったプリキュアとその関係者達だが、まずは軽く全員の自己紹介を始める。

 

スター⭐︎トゥインクルプリキュアからはピンク髪の子が星奈ひかる。緑髪の子が羽衣ララ。黄色髪の子が天宮えれな。紫髪の子が香久矢まどか。青髪の子がユニ。ユニコーンの妖精がフワ。宇宙人の妖精がプルンスだ。

 

ヒーリングっど♡プリキュアからは花寺のどか、沢泉ちゆ、平光ひなた、風鈴アスミ、ラビリン、ペギタン、ニャトラン、ラテ。

 

トロピカル〜ジュ!プリキュアからは茶髪の子が夏海まなつ。紫髪の子が涼村さんご。茶髪で眼鏡をかけた子が一之瀬みのり。赤茶の髪の子が滝沢あすか。ピンク髪の子がローラ。アザラシの妖精がくるるんである。

 

デリシャスパーティ♡プリキュアからは小豆色の髪の子が和実ゆい。紺色の髪の子が芙羽ここね。茶髪の子が華満らん。紫髪の子が菓彩あまね。茶髪の少年が品田拓海。薄ピンクの髪の男性がローズマリー。キツネの妖精がコメコメ。犬の妖精がパムパム。ドラゴンの妖精がメンメン。

 

最後にユキ達も自己紹介を終えるとまずは部屋割りになるのだが、部屋は基本的に五人部屋。となると普通は知り合い同士である同じプリキュアのチームで組むのがベストに思えてくる……のだが。

 

「部屋割り……どうしよっか」

 

「うーん。折角なら他のプリキュアの皆とも仲良くなりたいなぁ」

 

ここにはいつもはいない他のプリキュアもいる。折角なら他のプリキュアとも交流を深めたかった。

 

「ラビリンはましろとが良いラビ!」

 

「ラビリン!?」

 

「うん。良いよ。のどかちゃんも」

 

「ありがとう!」

 

「………むー。何だからんらん、ましろんやのどかんと泊まりたいな〜」

 

「らん!?」

 

らんの宣言に戸惑うあまね。するとらんはどこか羨ましそうな顔をしてましろを見ていたのだ。

 

「なんでかわからないけどらんらん……特にのどかんと一緒が良い……」

 

その目が何故かのどかに対して僅かに病みの感情が浮かんでいるのを見てここねも驚いていた。

 

「らん、一体どうしたのよ……」

 

「じゃあメンメンも行くメン」

 

こうして、ましろ、のどか、ラビリン、らん、メンメンの五人がチームとして組まれた。

 

それとは別で声をあげたのはかけるだ。かけるはこのお泊まりメンバーの中の数少ない男性陣へと声をかけたのである。

 

「えっと、品田君にマリーさん?俺達は同じ部屋にしませんか?あとアサヒ君も」

 

「マリちゃんで良いわよ」

 

「俺は異存無しだな。できればゆいも一緒が良かったけど……」

 

「俺もユキを一人にするのはちょっと不安だけど、多分ユキなら大丈夫。相部屋にしましょうか」

 

こちらではアサヒ、かける、拓海、ローズマリーの男子組四人がチームとして決められた。

 

「私は……芙羽ちゃん。一緒に良いかな?」

 

「ここねで大丈夫です。あげはさん」

 

「パムパムも行きたいパム」

 

「私も一緒になりたい!」

 

あげはがここねを誘うとそこにさんごも入る。更にここねが来るという事で必然的にパムパムも参加。

 

「えっと、後一人は……あっ。ララちゃんもどうかな?」

 

「ルン!?私もルン!?」

 

「うん。ララちゃんもいてくれた方が何だか楽しそうだし!」

 

「良いルン……でも、私の星ではもう大人ルン。ちゃん付けはやめるルン」

 

最後の一人としてララも入って五人が完成。チームとして同じ部屋となった。

 

「える!えるる!」

 

「くるるん?」

 

「フワ!」

 

「嘘でプルンス!?もう三人でチームになるプルンス!?」

 

エルはどうやらフワやくるるんと言った人間語を喋らない妖精組と意思疎通が可能らしく。早速同じ部屋に誘った所、承諾されて三人はチームとなった。そこに慌ててプルンスも参加した。

 

「ぼ、ボクはプリンセス・エルの騎士!ボクもお供します」

 

「え?ツバサ君わかるんですか?」

 

「まぁ、私でも何となく言いたいことはわかるし。私より頭が良いツバサなら平気よ」

 

ツバサもエル達の話に参加可能っぽさそうなので彼もそこに入って世話役として五人が揃う。もし仮にツバサがフワやくるるんの言葉がわからずともプルンスなら意思疎通ができるので孤立する事は無い。

 

「ユキさん、私達はどうしましょう?」

 

「私は……」

 

「「「ソラちゃん!一緒の部屋に……」」」

 

その瞬間、ゆいとまなつ、ひかるの三人が揃ってソラへと声をかけてきた。そして、三人の声が重なったために顔を見合わせる。

 

「「「……あれ?」」」

 

「あはは、皆さん息ピッタリですね!」

 

「もしかして皆ソラちゃんを誘いたいの?」

 

「じゃあもうこの四人でチームになろっか!」

 

「キラやば〜!楽しそう!」

 

「コメコメも良いコメ?」

 

「勿論です!」

 

という事でソラ、ゆい、コメコメ、まなつ、ひかるというのどか以外の原作主人公チームで意気投合。チームとなった。

 

「ヤバっ。皆チーム決め早くない!?」

 

「ひなた、どうする?」

 

「できれば話してて楽しそうな子が……あれ?」

 

ひなたが周りを見渡しているとユニと目が合う。その瞬間、彼女の興味はユニへと移った。

 

「ねぇねぇ!ユニっち!」

 

「ゆ、ユニっち!?」

 

「その猫耳に猫の尻尾!可愛い!飾りで付けてるの!?ちょー似合ってるじゃん!」

 

「し、失礼ニャン!これは……私の人間としての姿で、いつも通りの姿ニャン」

 

「……え?それじゃあこれって本物!?」

 

「そうニャン」

 

「………可愛いっ!!」

 

そのままユニはひなたに気に入られたのか、彼女へと詰め寄ると相部屋を所望。彼女も悪い気がしなかったのか、承諾した。

 

「可愛さなら私も負けてないわよ!」

 

「ちょ、ローラ!?」

 

ローラは人外であるユニに対抗するように本来の姿である人魚へと変身。それを見てひなたはまた興奮する事に。

 

「凄ーい!!本物の人魚だ!!」

 

「ふふっ。もっと褒めてくれて良いのよ!」

 

そんな形でローラも合流。そんな中、ヒョウはそのチームに入りたくてソワソワしていた。

 

「ヒョウ?どうしたの?」

 

「ッ、別に……」

 

「ヒョウも我慢しなくて良いんじゃない?」

 

「……え?」

 

ユキはそんなヒョウの気持ちを見通していた。ヒョウはユキに気持ちを見抜かれてビックリするが、それでも我慢しきれなさそうだった。

 

「折角のチャンスだよ。ヒョウも沢山交流してきて」

 

「ゆ、ユキ姉が良いなら……」

 

ヒョウは勇気を出してひなた達のチームへと入りたいと言うと快く承諾された。その際、ヒョウはプニバードの姿を見せると前に会った時はひなたにプニバードの姿を見せてなかったために彼女から例の如く愛でられた。ついでとばかりにユニやローラにも愛でられたためにヒョウは幸せそうに笑った。

 

「ラテ様、私達はどうしましょうか?」

 

「ワン!」

 

するとそこにえれなとまどかのコンビが来るとアスミへと誘いをかける。どうやら、ラテは彼女達を見てアスミへと声をかけたらしい。

 

「風鈴アスミさん。私達と一緒にどうですか?」

 

「えっ!?もうフルネームを覚えられたのですか?」

 

「まどかは記憶力が良いしね。それで、嫌じゃないならどう?」

 

「ありがとうございます。えれなさん、まどかさん」

 

「さんは要らないよ。えれなって呼んで」

 

そんなわけでえれな、まどか、アスミ、ラテがチームとなるとそこにみのりもやってきた。

 

「私も一緒に良い?」

 

「勿論だよ!」

 

「よろしくお願いします。一之瀬みのりさん」

 

「よろしく」

 

まどかは抜群の記憶力でみのりの事もちゃんと把握していたために彼女にちゃんと対応。みのりも含めてチームになる事になった。

 

「あまねさん。あすかさん。私達もチームになりましょうか」

 

「ああ。よろしく頼む。ちゆさん」

 

「楽しい宿泊にしよう」

 

ちゆもあすか、あまねを誘うと一緒の部屋に。ちゆのパートナーであるペギタンも彼女達について行く。

 

「あれ?もう残ってるの私だけ……?」

 

他のチームが次々と決まって行く中でユキは完全に取り残されてしまった。小説の文章の関係で順番に決まっているように見えるが、実際はチーム決めは殆ど同時刻に決まっていった。加えてソワソワしていたヒョウを促した影響でユキは周りに声をかけるチャンスを逃してしまったのだ。

 

もう組まれているメンバーの人数の問題で入れそうなのはアサヒのいる男子チームぐらい。だが、アサヒやかけるは兎も角、他のメンバーが全員男となると流石に自分からは行けない。

 

ユキは焦ってしまう。こうなるのなら自分から行けば良かったと考えた。

 

「ちゆ、ユキちゃんも誘うぺ」

 

「良いよ、ペギタン」

 

そんなユキの事をちゃんと見ていたペギタンはちゆへと小声で呼びかける。

 

「あまねさん、あすかさん……」

 

「ユキさんの事だろう?大丈夫」

 

「アタシ達と同じで良いよ」

 

ちゆも他の二人に入れて良いか確認。彼女達もユキが一人孤立しかけているのはちゃんと見て知っていた。しっかり者の二人だからこそユキの事に気づけたのである。

 

「わかったわ。ユキちゃん」

 

「っ、はい!」

 

ちゆが声をかけるとユキはビックリして体を震わせる。それからちゆの方を向くとユキは元々知ってる子であるちゆからの言葉で安心感を覚えた。

 

「ちゆさん……」

 

「私達と一緒の部屋にしない?」

 

「え……良いの?」

 

ユキはちゆに恐る恐る尋ねる。そんな彼女はユキに対して微笑むと頷いた。それを見てユキはホッと胸を撫で下ろす。

 

「あすかさんもあまねさんも大丈夫って言ってるし、どうかな?」

 

「ペギタンも大歓迎ペ」

 

「皆が良いなら……よろしくお願いします!」

 

ユキが頭を下げるとちゆはユキの手を取ってあまねやあすかの元に行った。こうして、部屋割りが完了。最終的なそれぞれの部屋は以下の通りとなる。

 

1、ましろ、らん、メンメン、のどか、ラビリン

2、アサヒ、かける、拓海、ローズマリー

3、あげは、ここね、パムパム、さんご、ララ

4、ツバサ、エル、くるるん、フワ、プルンス

5、ソラ、ゆい、コメコメ、まなつ、ひかる

6、ヒョウ、ローラ、ひなた、ニャトラン、ユニ

7、みのり、アスミ、ラテ、えれな、まどか

8、ユキ、あまね、あすか、ちゆ、ペギタン

 

以上、39名は揉める事無く収まる場所に収まって相部屋及び、チームとなった。部屋決めが終わったためにそれぞれが念じると部屋へと移動。それから荷物を置くと早速楽しい時間が始まるのであった。




今回がこの小説の今年最後の投稿となります。今年もこの小説を読んでいただきありがとうございました。また来年も引き続き頑張って投稿していきますので楽しみにしてもらえるとありがたいです。それではまた次回もお楽しみに。
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