ボトムがこれ以上不利になる前にプリキュアを殲滅するべく力を解放。そんな中でプリキュア達は最後の一撃を放つための技を発動していく。
〜挿入歌 シェアして!プリキュア Ami Ishii Ver.〜
まずは妖精達の中からフワが飛び出すとその光がスタートゥインクル☆プリキュアの五人を包み込む。
「キラキラ〜!」
「「「「「トゥインクル!」」」」」
スターがフワの作り出した球体にペンを差し込むとその力でフワが生み出したティアラを五人はそれぞれ装着。その姿がトゥインクルスタイルへとパワーアップした。
「「「「「想いを重ねて!」」」」」
そのまま五人がフワと共に想いを重ねるとバックに巨大な虹に輝く星とその周りに黄道12星座が配置される。
「「「「「プリキュア!スタートゥインクル・イマジネーション!」」」」」
五人から放たれた虹色の星は内部に12星座のマークを浮かび上がらせており、その力を束ねて向かっていく。
次はヒーリングっど♡プリキュアだ。彼女達は前と同じようにヒーリングっどアローを召喚。ボトルを装填するとその姿を変化させる。
「「「「ヒーリングアニマルパワー全開!」」」」
四人がスペシャルヒーリングっどスタイルとなると注射の引き金を引くと虹色のエネルギーが充填されていく。
「「「「アメイジングお手当て準備OK!」」」」
そのままヒーリングっどアローからヒーリングアニマルのエネルギーが飛び出すと四人の肩に乗りつつ技を放つ。
「「「「プリキュア!ファイナルヒーリングっどシャワー!」」」」
四人が引き金を押すと高まったエネルギーが放たれ、それが螺旋状に合わさるとエネルギーの奔流として流れていった。
更にトロピカル〜ジュ!プリキュアは先程とは違ってラメールが起点となると海の力を象徴するマリンハートフルリングを使用する。
「マリンハートフルリング!」
そして五人の姿は先程と同様にエクセレン・トロピカルスタイルへと変わるとラメールがシャイニングメイクドレッサーの鏡部分を持つ。
「「「「「五つの力!海に轟け!」」」」」
五人が掛け声を言い、ラメールが鏡の前で手を動かすと青いハートマークからジンベエザメが飛び出す。
「シャーク!」
そのまま五人は横に並ぶとジンベエザメに食べられるように内部に入り、その中でバタ足をしつつ泳ぐようなモーションをしつつ技を発動。
「「「「「プリキュア!マリンビートダイナミック!」」」」」
五人を飲み込んだジンベエザメは魚雷の如く敵へと目掛けて空中を泳ぐようにしつつ突進していった。
デリシャスパーティ♡プリキュアの方ではプレシャスの腰におにぎりのような形態で張り付いていたコメコメが再度人の姿に変化すると彼女は自身の力を四人へと渡す。
「コメコメの力を皆に!」
「「「「パーティキャンドルタクト!」」」」
「プリキュア!パーティアップ!」
それから四人からパワーを受け取ったコメコメは胸のハートマークに力を集約させるとエネルギーを放出。それを四人は潜るようにしてその姿をパーティアップスタイルへと変える。四人はそれからパーティキャンドルタクトをタッチすると空中にハートを描いた。
「「「「心を一つに!」」」」
四つのハートは眩い光と共に飛んでいくとそれが四人のプリキュアがメンバーカラーを纏った光へと変化し、空中を飛行しながら突撃していく。
「「「「プリキュア!ライト・マイ・デリシャス!」」」」
四つの光は無数のハートを纏っており、それは彼女達の持っているほかほかハートを現していた。
最後のひろがるスカイ!プリキュアだが、技の発動は八人同時ではなくスカイ、プリズム、ウィング、バタフライのチームとムーンライズ、オーロラ、アポロン、アルテミスのチームに分かれていた。
「ぷりきゅあああっ!」
エルが光を放つとそれはスカイ達四人の変身用のスカイトーンへと命中。そしてそれぞれのスカイトーンはその光を受けてスカイのはデパプリ、プリズムのはヒープリ、ウィングはスタプリ、バタフライはトロプリのプリキュアマークとなった。
「「「「ひろがるチェンジ!」」」」
スカイは胸からお腹の辺りにかけてエプロンのようなコスチュームへと変わると胸にはピンクのハートに蝶々結びで結ばれた紐が展開。左肩から出ているヒーローマントはピンク色に水色の差し色となったカラーへと変化すると真ん中にコメコメの顔が描かれた物となる。
「キュアスカイ・プレシャススタイル!」
プリズムは胸に赤い花が装着されると薄いピンクの髪に濃いピンクの花が幾つも咲く。更にスカートの形状がキュアグレースのようなピンクの花弁を模した形と色に変化。更にインナースカートの星の部分からラビリンの顔が描かれた模様になる。
「キュアプリズム・グレーススタイル!」
ウィングは右脚にピンクのオーバーハイソックスを履くとウィングのリボンタイのあった場所にフワの顔が描かれたオレンジの星が装着される。コスチュームはオレンジメインのウィングのイメージを崩さないように差し色が入る程度だがピンクが目立つカラーへと変化。胸からは三つの黄色い星が服のボタンのように出てくる。ウィングの鳥の尾をイメージして垂れ下がった髪の先端はピンクのグラデーションとなるとそれが先端で球を作るように結ばれると黄色の星が装着された。
「キュアウィング・スタースタイル!」
バタフライは髪の中間がピンクに染まるとコスチュームがバランスを取るように上半身の服が白をメインにトロピカルカラーの差し色となった物へと変化。腰から垂れ下がる蝶の翼のような布の一枚にはくるるんの顔が描かれており、蝶をあしらった衣装も蝶のカラーリングがトロピカルカラーと言わんばかりに様々な色となった。
「キュアバタフライ・サマースタイル!」
これにより、四人は自分達のチーム以外の四つのプリキュアチームの主役キュアをイメージした姿となる。バタフライのみピンクカラーがメインでは無いサマーとなっているが元々バタフライのイメージカラーはピンクなので一応四人全員がピンクのカラーをそれなりに入れている形となる。
「「「「集まれ!永遠の友達の力!」」」」
スカイとプリズムがお互いの胸をタッチしてから手を繋ぎ、二人が手を伸ばすとその先に同じモーションをしていたウィング、バタフライが手を繋いでおり、四人が手を繋いで円を作るとその中心にエルが入る。
「「「「プリキュア!フォーエバーフレンドシャワー!」」」」
エルが両手を掲げると四人から高められた友達の絆のエネルギーが巨大なシャボン玉のようなエネルギーへと変換。それが破裂すると水色、白、オレンジ、ピンクのシャボン玉のシャワーとして一気に放出された。
最後はムーンライズ、オーロラ、アポロン、アルテミスの技だ。アポロンとアルテミスはツインチェンジライトを捻るとそこから赤、グレイシャブルー、黄、ミントグリーンの光が飛び出す。それが四人へと取り込まれると胸にそれぞれ光として宿る。ちなみに今はアポロンとアルテミスがサンライズ、スノーの力を使っているために赤とグレイシャブルーの光はその二人へと入った。
すると四人の元にそれぞれに対応する色の輝きが集まっていくとムーンライズとオーロラは手を繋ぎ、光を取り込んだ際に出てきたシャイニングブレスを掲げる。
「聖なる光よ!」
「奇跡の輝きを!」
「闇をも打ち払え!」
「全ての心!」
四人の掛け声と共に四人の胸から飛び出した光のエネルギーが何倍にも増幅されて四つの球体として目の前に生成される。
「「「「プリキュア!スパイラルエレメント・ファンタジスタ!」」」」
四人が後ろからそれを両手で前へと押すように射出するとそれが光のエネルギーの奔流として前へと放射。四つの奔流は一つに合わさると黄色とミントグリーンが一際大きなエネルギーとなって突き進むとそれのエネルギーを螺旋状に囲むように赤とグレイシャブルーのエネルギーが技の威力を増幅させる貫通のエネルギーとして飛ぶ。
合計六つの技は徐々に合わさるとネオボトムへ迫る。勿論ネオボトムだって黙ってやられるつもりは無い。巨大なエネルギーを口に高めるとそれを放出して対応。二つの力はぶつかり合うと押し合う。
「おのれ……私は私を一度滅ぼしたあのプリキュア達に恨みを晴らし、世界を深海の如き闇で包むのだ……こんな所で、こんな所で負けるわけにはいかない!!」
するとネオボトムはプリキュア達を無理にでも押し切るつもりなのか自身の持つ全ての力を攻撃に注ぎ込む。本来ならネオボトムもこれをやりたくなかった。それをしてしまえばまた力を蓄えるのに時間がかかり、復讐を先延ばしにせざるを得ないからである。だが、全ての力を使った攻撃でもプリキュア達を押し切れない。
「馬鹿な……何故私の全ての力を使っているのにお前ら程度を潰せない!この私の全ての力だぞ!」
「あなたのような自分の復讐のために関係の無い多くの人を巻き込むような奴に……私達は負けません!」
「皆の笑顔を守るために、私達はこの力を合わせる!そうすれば美味しくなる出汁と同じように何倍にも強くなれるの!」
「コメ!コメコメは大好きな皆と一緒に力を合わせたいコメ!」
「トロピカってる明日を作るために、今一番大事な事をやる!それが私達、プリキュアなんだから!」
「私、今すっごく生きてるって感じがする!だから、今を生きる皆も同じように、生きてる事が幸せに感じられるようにするためにあなたを止める!」
「ラビリン達も気持ちは同じラビ!」
「私達には明るい未来のイマジネーションが広がってる!そんなキラやば〜な明日へ進むために頑張ってるの!」
そんな風に主役キュア達が次々と話すとネオボトムがそれを捩じ伏せるために更に力を入れようとするが、もう彼の中に余剰エネルギーなんて無い。
「こんな時にエネルギー切れだと!?ぐっ……私の力が押し込まれ……」
「ネオボトム、これで終わりだよ!私達の絆の力で!」
「完全に消え去ってしまえ!ネオボトム!!」
『はぁあああっ!』
プリキュア達は無限に溢れてくる光の力を込めると技のエネルギーが一気に増幅。そしてそれはネオボトムの放ったエネルギー波を覆い尽くすようにして打ち破るとそのままネオボトムへと直撃。
「世界を闇にするためにいるこの私が……プリキュアに二度も……ちくしょおおおおっ!」
プリキュア達のエネルギーを受けたネオボトムは細胞レベルで浄化されていく。それは僅かに撃ち漏らした前回とは違い、今度は僅かのカケラも残す事無く完全に消滅。これにより、プリキュア達はネオボトムへと完全な勝利を収めると空間が青空へと変わって虹がかかる。
そして、それを見たプリキュア達はネオボトムを倒せた事で喜びを分かち合う。そんな彼女達をブラックペッパーやローズマリーによって介抱されたエンジェリーは微笑ましいような顔つきで見ていた。
「これが、プリキュア様の力……。それと、ルナ様……立派になられましたね」
その言葉はエンジェリーの脳内に記録されていたリュウセイからルーセントムーンことルナへの言葉だった。彼は自分が生きている間ではルナは助からないと考えると本人から直接言えないであろうその言葉をエンジェリーに託しておいたのだ。
そして、エンジェリーはようやく自分の作られた意味を、その身に課せられた使命を全うする事ができたと安堵の気持ちになるのだった。ネオボトムが倒されたことによって発生したキラキラエナジーは未だに光のシャワーとしてこの空間内に広がると壊れたこの空間の機能を修復していく。こうして、この日の朝から長く続いた戦いは幕を閉じるのであった。
また次回もお楽しみに。