帰り道で投稿してます、なんなら電車内です…()
物販で
やっぱりブルアカって素晴らしいコンテンツですね!
『阿慈谷ヒフミ』
補習授業部の部長を務める生徒。
何をとっても平凡で普通…と自称する、色々とネジがぶっ飛んだ変わり者の生徒らしい。
とは言え真面目である事には変わりなく補習授業部のまとめ役や指導役を担っているらしい。
どうしてそんな生徒が補習授業部に編入されているのか…やはり別の目的があるのではなかろうか…?
『浦和ハナコ』
色んな意味でこの中で一番凄い人だそうだ。
黙れば変人、喋ると奇人、歩く姿は露出狂…
成績云々よりも人間として駄目な気がする、口を開けば猥談というのは中々に終わっている…
が、サクラコ曰く一年生の頃は優等生…天才と呼ばれるような模範的生徒だったらしい。
彼女がこうなってしまったのは周囲からのプレッシャーか、過度な期待による焦りか、それとも…
『下江コハル』
ただただ頭が悪い、以上。
…他にも何かあるだろうって?…ぅ、う〜ん…?
強いて言うなら、補習授業部に入る前は正義実現委員会に所属していたらしい。
他の生徒と違い頭が悪いという真っ当な理由で招集された彼女だが、だからこそ怪しい。
彼女と同程度の学力の子だっている筈だ、それなのに彼女だけピンポイントで招集されたというのは…
…彼女がただ酷すぎた場合…?…それは救えないわ…
『白洲アズサ』
彼女も成績が悪い為招集されたらしい、のだが…
それとは別に、彼女は元々はトリニティの生徒ではない転校生であるらしい。
素朴な疑問だが、キヴォトスにおいて転校というのはどういう扱いになるのだろうか…
親の仕事の都合で、というのは今まで関わってきた生徒達を見る限り考えづらいだろう。
と、すると、元いた学校でトラブルを起こしたとか…アビドスみたいに何か問題が起きたのか…
「…やっぱり、何らかの理由があって意図的に退学処分にしようとしてるように見えるわね…」
「えぇ、私もそう思います…」
成績が悪いからと退学処分にするのが目的ならわざわざ試験の妨害をする必要はない筈だ。
それに、試験範囲の拡大や成績が悪い訳では無い筈のヒフミが招集されている事…
彼女達の共通点は何か、彼女達を退学させようとしている理由は何なのか…
「この四人の共通点ねぇ…成績…いや、他に…」
考えても分からない、情報が少なすぎる。
ヒフミの学力の件やアズサが転校生である事など手掛かりはあるのだが、いまいち答えに辿り着けない。
目の前に彼女達、それかコレを計画したであろうティーパーティーの者がいれば能力が使えるのだが、此処にいるのはサクラコだけ…
流石にコレだけじゃ答えは分からない。
「…ごめんなさい、一旦この問題は持ち帰らせてもらっても良いかしら?」
「そうしてください…私としても、結局のところは何も分かりませんから…」
考えた所で答えに辿り着けるとは思わないが、他の人に聞いてみたりと選択肢は増える。
一先ずレイサ…はアレだが、ケイやヒマリ辺りに相談してみるのが丸いだろう。
と、そんな風に考えて口に出した言葉に対して彼女は申し訳無さそうな顔で告げる。
「…他校からの客人にこんな事を頼むのは、失礼極まりない事だとは理解しております…」
私はゲヘナの生徒ではないが、ゲヘナ所属だ。
トリニティとの関係は決して良いと言えるようなものではないし、お互いに思う所はある筈である。
エデン条約だ何だと言った所で長い間争っている者同士の関係が改善される筈もない。
それでも、それでも…
「それでも、どうかお願いします」
彼女は頼れる相手がいないのだろう。
上に立つ人間であるからこその苦労、上に立つ人間であるからこその葛藤。
だからこそ、こうするしかないのだろう。
「彼女達の事を、助けてあげてください…」
そう、頭を下げるサクラコ…
彼女は躊躇いなく下げたが、他の者から見れば彼女が頭を下げるというのは相当重い行動である筈だ。
それでも下げたのは彼女の善性…彼女が生粋の善人であり、責任の何たるかを知っているからだろう。
「…まぁ、今更断ったりはしないわよ」
その思いに応えないのは失礼だろう…
というか、そこまで言われずともやるつもりだった。
「乗り掛かった船・・・一度手を出したからには最後までやり遂げてやるわ…ま、ヤバくなったら逃げるけど」
「…ありがとうございます…!」
…まぁ、それはそれとして。
余計なお世話かもしれないが、私からも彼女に対して言っておきたい事がある。
これは命令や要望などではない。
言うならば御節介、言うならば余計なお世話。
それでも、彼女には伝えておきたかった。
「…サクラコ、貴女が大変なのも分かってるわ」
「築き上げてきた信頼…受け継がれてきた文化…」
「でもね、時には今までを捨てて自分の判断で動くのは大事よ…それに、きっと彼女達も貴女に着いてきてくれる筈だから…ね?」
彼女は確かに勘違いされているかもしれない。
人と接するのは下手くそだし、善意や好意を伝えるのも下手くそだし、それでいてとても不器用だ。
だが、彼女はちゃんと信頼されている。
それはシスターフッドのトップとしても、歌住サクラコという生徒としても。
彼女には味方がいる、彼女は慕われている。
「…本当に、そうでしょうか…」
「そういうモンなのよ…えぇ、きっとね?」
彼女の行動はきっと肯定されるし、間違った行動をすれば止めてもらえる筈だ。
彼女は仲間に…友人に、部下に恵まれている。
文化から逸れようが、伝統を無視しようが…
サクラコに着いてきてくれる人はきっといる、彼女の味方となってくれる人はきっといる。
「じゃ、また…何処かで会いましょう?」
そう信じて、部屋から退出し…
…うっかり能力を使い忘れたために他の生徒から追い掛け回されるのだった。