「Dホイーラーの襲撃事件?」
時刻は昼時、デュエルアカデミアのカフェテリアにて。俺は同じ丸テーブルに着いて昼食を共にしている、ゆまから告げられた言葉をオウム返しにしていた。
「そうなんですよー! 夜な夜なハイウェイに現れては、Dホイーラーの人にライディングデュエルを挑んで、そのままクラッシュさせちゃうとか……!」
「あらやだ物騒」
俺は昼食の大盛りパスタをフォークでつつきながら、ゆまの言葉に生返事を返す。Dホイーラーの襲撃事件ねえ……。んー、なんか本編にそんなのがあったような、なかったような。ジャックにリアルファイトで無双されたコンバット・ホイールの人──はまた別件だっけ。
「物騒どころじゃないですよぉ……。もう何人も重傷者が出ているのに、セキュリティの捜査から逃れ続けているらしくて……。Dホイーラーの亡霊が、仲間を求めて彷徨っている~だなんて噂まで出ちゃってるんですよぉ……!」
あー、なるほど把握。完全に理解したわ。
もうそんな時期かー。襲撃事件って聞いた時は『?』だったけど、ゆまの言った“亡霊”ってワード聞いて思い出したわ。ゴースト事件かこれ。確か機皇帝をGETした下っ端ことプラシドが、デュエルロイドを遠隔操作して暴れてたんだよな。迷惑なこっちゃ。
「被害者は4人よ。幸い、一命こそ取り留めているものの……全員が重傷だってさ。アンタも気をつけなさいよ、新米Dホイーラーさん」
俺とゆまがいるテーブルに遅れてやってきたツァンが、そのようなことを言いながら、手にしたトレーをテーブルに置く。
……アルカディアムーブメントの件があって以降。アカデミアの内外問わず、どこへ行くにも、こうやってツァンとゆまがべったり張り付いて来るようになったんだよな。いや2人とも可愛いし──特にツァンは周囲と比べても飛び抜けてる──俺個人としては大変嬉しいのだけど、『他所の女にデレデレしない!』とプリメラたちの機嫌がマッハで下がっていくのが難点か。
「でも出没するのは夜なんだろ? 俺はいい子ちゃんだから、夜は家でゆっくりしてるし~」
夕方以降は実体化したプリメラたちとの時間だから、外をほっつき歩けないのよな。最近は周囲の目をコソコソ避けなくても常時実体化できるよう、一人暮らしを求められているんだけど……やはりアルカディアムーブメントの件があったからねえ。親父とお袋を説得できる、いい材料があればいいんだが。通学距離に関してはDホイールのおかげで解決しちゃったし。あと単純に金がかかるし。
「確かに例の“亡霊”が出没するのは深夜だって事らしいけど、だからといって、昼に出没しないと決まったワケじゃないんだからね。用心に越したことは無いわよ」
まあ確かに、ツァンの言うことも間違ってないな。でもこの事件って遊星がサクッと解決したはずだし、別に放っておいても……あ、そういや牛尾さんが重傷負うじゃんこの事件。なんかすぐ治るってことは知ってるけど、知り合いが重傷を負うのを放置するってのは寝覚め悪いしなあ。でも深夜にドライブする理由が無さすぎて、介入する時点での難易度がなあ。
「アンタ……さては首突っ込もうとしてるわね?」
「HAHAHA、何をおっしゃるのかねツァンさんや。俺がそんな危ないことに首を突っ込むような男にでも……」
そんな俺の考えを察してか、ツァンがジロリと睨んでくる。あらやだツァンってば超鋭い。
「そういえば、ユージさんってセキュリティの人と仲良しでしたよね……まさか、あの人のお手伝いをしようと……!?」
珍しく真剣な表情をしたゆまが、ズバリ正解を言い当ててきた。うおおん、なんでこんな時だけ妙に鋭いんだよ。ツァンも『それか!』って感じの顔しちゃってるし……おやおや、ツァンってば何故おもむろに携帯端末を取り出しているので? まさか牛尾さんに連絡でも──ってお袋!?
「あ、もしもしツァンです。お忙しいところ急にすいません……。実はですね──」
「あのアルカディアムーブメントの事件で私たち、ユージさんのお母さんとお知り合いになったんですよ~」
宙に浮かぶ立体映像のお袋と仲良さげに話すツァンに驚愕していると、ニコニコ顔のゆまがその真相を暴露してくれた。はえー、だから俺がカードショップに遊びに出掛けると、ゆまかツァンのどちらかが必ず先客としていたのかー。
とかそんなことを考えていると、俺のお袋との通話を終えたツァンが、その表情を不機嫌そうなそれに戻して、くるりとこちらへ向き直る。
「フン、アンタのお母さんに話は通しておいたわ。夕方以降は家から出すなって。もう二度と、危ない事件に首を突っ込んだりするんじゃないわよ」
「私たち、知ってるんですからね! あの地上絵の事件に、ユージさんが関わって──」
あっあっあっ、なんかツァンとゆまがお説教モードに!? ていうかダグナー事件の情報どっから漏れた!? 助けてくれ、遊星ーっ!
「うっ……急に気分が。ちょっと失礼……」
「そんな下手な嘘が、ボクに通じるとでも本気で思ってんの?」
「あははー、逃げちゃダメですよ〜」
……こうしてお袋に情報をリークされた俺は、ゴースト事件への関与の道を閉ざされたのであった。仕方ねえ、あとで遊星にこっそりとゴーストの危険性を伝えておくか。あと牛尾さんがやる気満々な事も。遊星なら、きっとなんとかしてくれるだろ……。
◇
「オレはネオパーシアスでダイレクトアタックだ!」
「ぐあーっ!?」
「ふむふむ……
デュエルアカデミアの屋内デュエル場に、生徒たちの威勢のいい声やら悲鳴やら。そしてモンスターの攻撃などによる爆発音が次々と響き渡る。ああ、このデュエルの空気が、ツァンとゆまからのW説教で受けたメンタルダメージを癒してくれる……。
午後の授業はデュエルの実習。実力の近い生徒同士でデュエルを行い、その内容について先生がダメ出し……ではなく、アドバイスをしていくというものだ。ちなみに生徒からの評判は『アドバイスは的確でありがたいけど、その前にボロクソに貶してくるから凹む』という感じである。
なにしろこの授業を受け持つ──漫画版GXに出てきた教育実習生に瓜二つな──龍牙先生は、腕は確かだが性格が悪いことで有名な先生だからな。ちなみに俺も、龍牙先生から貶された記憶を、過去の“俺”から引き継いでいるので苦手だったり。
「さて……Bコートが開きましたね。では相川雄二君と十六夜アキさん。2人は配置についてください」
やれカードの発動タイミングが悪い、カード効果についての理解が足りていないやら、龍牙先生からのありがたいご指導を受け。口から魂の抜け出ている男子生徒2人に合掌していると、俺の番が回ってきた。どうやら俺のお相手はアキさんのようだ。アキさんとはあまりデュエルしないから、新鮮な気分が味わえていいな。
「よろしく頼むぜ、アキさん」
「ええ、こちらこそよろしく」
移動しつつ、軽く手を上げながら試合前のアイサツをすれば、アキさんもニコリと微笑みながら返事をしてくれる。
……かつてはサイコデュエリストとしての力を制御できず、恐れられていたアキさんだったが、いざ制御できるようになると評価は一転。
まあ、ここら辺はネオドミノ民の超速手のひら返しの光の面とでも言うべきか。未来に起こるだろうチーム太陽のズシンの件のように、結果を出したらあっさり評価を改めるからな。
「それでは開始してください。決して、無様なデュエルは行わないよう」
「デュエル!」
「デュエル!」
一言多い先生からデュエル開始を促された俺とアキさんは、同時にデュエルディスクを起動してデッキからカードを5枚引く。さあて先攻は……アキさんか。
「私のターン、ドロー! 私はローンファイア・ブロッサムを通常召喚!」
ローンファイア・ブロッサム
ATK/500 DEF/1400 星3
「ローンファイア・ブロッサムの効果。自分フィールドの植物族……つまりこのカード自身をリリースすることで、デッキから植物族モンスター、
紅姫チルビメ
ATK/1800 DEF/2800 星8
アキさんがロンファの効果で植物族が誇る四季姫の一角、チルビメを呼び出したのを見て、生徒たちから『最上級モンスターをこうも簡単に……』といった感じの声がチラホラと上がってくる。しかし肝心の龍牙先生は軽く鼻を鳴らすのみで、特に驚いた様子は見せなかったが。
それにしてもチルビメかぁ……フフフ、どんな効果だったか全く覚えてねえわ(ガバ記憶)
「さらに永続魔法、世界樹を発動するわ。カードを1枚伏せて、ターンエンドよ」
アキLP4000 伏せカード1枚 手札3枚
アキさんが世界樹のカードを発動すると、その背後に一本の巨大な木が生えてきた。それにしても厄介な永続魔法を使ってくれるな。速いうちに除去しとかないと、大変な事になるのは目に見えているので、さっさと処理しておきたいところだ。
「俺のターン! ドロー!」
さて、俺のデッキを知っているアキさんが、わざわざ1ターン目に出してきた最上級モンスター。守備よりのステータスから考えるに、恐らくは耐性持ちの強固な壁って感じのモンスターだと思うのだが……。
「俺は手札からフィールド魔法、スタンドアップ・センチュリオン!を発動し、効果発動! 手札1枚をコストに、デッキから
まあ考えていたところで仕方がないし、実質初見のカードだからと尻込みするのも勿体無い。何しろこのデュエルは“負けても何も失わない”気楽なデュエルなのだから。罠を踏みに行くのもまた一興ってな。未知のカードを相手に戦う、ワクワクを思い出すんだ!
「センチュリオンたちは魔法&罠ゾーンにいる時、自身の効果で特殊召喚できる! 俺はプリメラを攻撃表示で特殊召喚!」
重騎士プリメラ
ATK/1600 DEF/1600 星4 チューナー
「来たわね、あなたのデッキの要が。そして、その召喚を待っていた! 罠カード発動、奈落の落とし穴! 重騎士プリメラを破壊して除外する!」
俺のフィールドに降り立ったプリメラが、ドヤ顔でポーズを決めた次の瞬間。プリメラの立っていた地面にぽっかりと穴が開き、それに一拍遅れて気付いたプリメラが驚愕に目を見開くのだが、時既に遅し。プリメラは『ひーん!』と泣きながら奈落の底へと落ちていく──だがそんなこと、この俺が認めるわけがないだろう! プリメラは俺が守護る!
「速攻魔法、禁じられた聖衣! プリメラの攻撃力を600ダウンさせることで、ターン終了時までプリメラは効果の対象に選択されず、また破壊されない!」
涙目のプリメラの周囲を薄い光の幕が覆ったかと思えば、地に空いた穴が掻き消えていき、それと同時にアキさんのフィールドで表になっていた奈落の落とし穴のカードが砕け散る。
自慢気に胸を張りながら満面の笑みを浮かべるプリメラと、ほんの少し悔し気に眉を顰めるアキさんが対照的だ。
「奈落の落とし穴は、相手を破壊できなければ除外できない……。上手く回避したわね」
「どうもどうも。そしてプリメラの特殊召喚成功時の効果で、デッキから
従騎士トゥルーデア
ATK/1000 DEF/2000 星4
「従騎士トゥルーデアの効果! トゥルーデア自身とデッキの
重騎兵エメトⅥ
ATK/2000 DEF/3000 星8
「俺はレベル8のエメトⅥに、レベル4のプリメラをチューニング! 今こそ頂点の誓いを果たす時! 熱き絆を力に変えて、起動せよ! シンクロ召喚──
騎士皇レガーティア
ATK/3500 DEF/2000 星12
プリメラの放った4つの光の輪を、エメトⅥとその搭乗者であるプリメラが通り抜けると同時に、デュエルフィールドに光が満ち。その眩い光の中から、純白の装甲をした大型のロボットが現れる。
いきなりレガーティアを出すのはどうかと、俺も少しは思ったのだが……俺のデッキじゃ、こうでもしないと紅姫チルビメを超えられないのだ。罠モンスターは1度伏せなきゃいけないので、1ターン遅れてしまうからな。
「来たわね、騎士皇レガーティア!」
「こーしなきゃ
レガーティアの放った魔力砲が、紅姫チルビメを呑み込み爆散させる。
紅姫チルビメ、てっきり破壊耐性持ちかと思ってたけど違ったんだな……。まあいい、これでアキさんのフィールドはがら空き。リミッター解除や装備魔法は引いていないため、残念ながらワンショットは不可能だが……それでも十分以上の大ダメージだ。
しかしアキさんのフィールドを覆う煙が晴れ次第、バトルフェイズへと移行しようとした俺の目に飛び込んできたのは──。
フェニキシアン・クラスター・アマリリス
ATK/2200 DEF/0 星8
「フェニキシアン・クラスター・アマリリス!?」
「紅姫チルビメは相手によって墓地に送られた時、デッキから同名以外の植物族モンスターを特殊召喚できる。私はこの効果で、フェニキシアン・クラスター・アマリリスを守備表示で特殊召喚したのよ」
「そんな効果だったのか……」
最上級モンスターなんだから場に居座る効果だと思ってたんだけどな。いやはや、まさかのリクルーターだったとは。まあ言い方的に効果破壊や墓地送りにも対応していたり、デッキから呼び出すモンスターに制限がなさそうってのは便利だが……それでもあのステータスでリクルーターとは読めなかったなあ。
「ええ。最上級モンスターをこちらが呼び出せば、あなたはそれを突破するために、必ず騎士皇レガーティアを出してくる。そこまでは読めていた。そして紅姫チルビメが破壊されたことにより、世界樹にフラワーカウンターが1つ乗ったわ!」
世界樹 フラワーカウンター0→1
なるほどな。俺がレガーティアを呼び出して、紅姫チルビメを破壊することまで、アキさんはお見通しだったということか。俺のデッキ、取れる手段が少ないからな。こりゃ本格的にプリメラたちからメインデッキも解放してもらう必要がありそうだ。
まあ俺のデッキ事情はさておき、あのアマリリス……紅姫チルビメの効果で呼び出されたということは、ノーコストで無限に蘇る原作効果の方だな? いやあ、アキさんもシレっとヤバいカード使ってくるよな。
「戦闘破壊してもいいけど……それをしたところで、フェニキシアン・クラスター・アマリリスはすぐ蘇るしなあ」
「でも私のターンでその騎士皇レガーティアを突破されたら、今は盾となっているフェニキシアン・クラスター・アマリリスが、今度は矛となって襲い掛かる……。さあデュエルアカデミアが誇る名デュエリスト、白騎士さんはどうするのかしら?」
アキさんが俺に攻撃をさせようと煽りを入れてくる。まあここでアマリリスを戦闘破壊してもらえれば、次のターンでいきなり世界樹の破壊効果が使えるしな。そんな見え見えの誘いには乗らん……というかそれよりもだな。
「その小恥ずかしいニックネームはやめてくれ……」
「あら? いいじゃないの。騎士皇レガーティアを操るあなたに、ピッタリの称号じゃない。私なんて黒薔薇の魔女よ?」
苦笑するアキさんから、香ばしい異名を着けられた者同士のシンパシーを感じつつ、俺は攻撃すべきか否かを手短に考える。いやテンション上がってくるとね、ついノリで自分から名乗っちゃうけどさ、ふと冷静になると急に恥ずかしくなってくるのよね。
「攻撃は……しない。俺はカードを3枚伏せて、エンドフェイズにレガーティアの効果を発動。墓地のプリメラを魔法&罠ゾーンに呼び戻して、ターンエンドだ!」
雄二LP4000 伏せカード3枚 手札1枚
「じゃあ私のターンね、ドロー! 私は手札から魔法カード、ワン・フォー・ワンを発動。手札のモンスターカード1枚を墓地に送ることで、デッキからレベル1のモンスター、グローアップ・バルブを特殊召喚する!」
グローアップ・バルブ
ATK/100 DEF/100 星1 チューナー
うわでた。個人的にアキさんの使用カードの中でも、極悪度ナンバーワンのぶっ壊れカード。こいつの効果は衝撃的だからよく覚えてるわ。OCG版と違ってデュエル中1度どころか、ターン1制限すらないんだよな。まあきっと、この世界では使用者が少ない&たまたま悪用する人がいなかったって事で、あの効果でも許されてるんだろうけどさあ……。
「さらに手札から魔法カード、フレグランス・ストームを発動! フェニキシアン・クラスター・アマリリスを破壊して、デッキからカードを1枚ドローする。そのドローしたカードが植物族モンスターだった場合、そのカードをお互いに確認することで、もう1枚追加でドローできる!」
アキさんのフィールドに花吹雪が吹き荒れ、それに巻き込まれたフェニキシアン・クラスター・アマリリスが破壊される。攻撃じゃなくてドロー加速のコストに使ってきたか。まあアキさんだし、当然追加ドローまでしてくるだろうな。そしてこれでフラワーカウンターも2個と。
「フレグランス・ストームの効果でドロー! 私が引いたのは植物族モンスター、ロードポイズン。よってもう1枚ドローできる! そしてフェニキシアン・クラスター・アマリリスは破壊され墓地に送られた時、相手に800ダメージを与える! スキャッター・フレイム!」
雄二LP4000-800=3200
炎を纏った種子の爆撃が俺へと降り注ぎ、ライフポイントを奪っていく。たかが800、されど800。初期ライフ4000のこの世界では地味に効いてくるダメージだ。単発なら全く怖くはないのだが、このアマリリスはノーコストで蘇ってこの効果を連発してくるってんだから普通にヤバい。
「植物族モンスターが破壊されたことにより、世界樹にフラワーカウンターが乗るわ。そして墓地にいる
返り咲く薔薇の大輪
ATK/1300 DEF/1300 星4
世界樹 フラワーカウンター1→2
今のワン・フォー・ワンの効果で墓地に送っていたか。さてチューナーと非チューナーが並んだが、まだ合計レベルは5だし、アキさんは通常召喚権を残している。だけど世界樹のフラワーカウンターが2個貯まったし、このままだと破壊効果を使われてしまう。動くなら今しかないか。
「この瞬間、俺は永続罠扱いのプリメラとトゥルーデアの効果を発動! そしてそれにチェーンして永続罠、苦紋様の土像も発動だ!」
「出たわね……!」
「チェーンの逆順処理により、まず苦紋様の土像が守備表示で特殊召喚され、次にプリメラが守備表示で特殊召喚。そして最後にトゥルーデアが守備表示で特殊召喚される」
苦紋様の土像
ATK/0 DEF/2500 星7
重騎士プリメラ
ATK/1600 DEF/1600 星4 チューナー
従騎士トゥルーデア
ATK/1000 DEF/2000 星4
俺のフィールドに続けて現れた苦紋様の土像とプリメラ&トゥルーデアを見て、アキさんが嫌そうに目を細める。アキさん本人にこのカードを使ったことはないが、俺がこのカードを使う姿は何度も見られているからな。当然、効果も知られている。
「そして俺はプリメラの効果にチェーンして、苦紋様の土像の効果を2回発動! 苦紋様の土像は魔法&罠ゾーンのカードがモンスターゾーンに特殊召喚された場合、フィールドのカード1枚を破壊できる! 世界樹と返り咲く薔薇の大輪を破壊だ!」
よし、これでとりあえず世界樹の破壊効果とシンクロ召喚は妨害できたな。あとはアキさんの通常召喚したモンスターをこの最後の伏せカード、調星のドラッグスターと苦紋様の土像のコンボで破壊すれば──。
「させないわ! 私はその効果にチェーンして速攻魔法、禁じられた聖杯を発動! 苦紋様の土像の攻撃力を400アップさせる代わりに、ターン終了時まで効果を無効にする!」
アキさんが使用したカードを見て、俺はギョッと目を見開く。苦紋様の土像の破壊効果は誘発効果。今から罠モンスターを特殊召喚したところで間に合わないじゃないか……!
「ぐぬぬ……だがプリメラの効果で、俺はデッキから
俺とアキさんの攻防を見て、ギャラリーの生徒たちからおおー、と感心の声が上がる。まあ完全に理解してる生徒はそこまでいなさそうだけど。でも龍牙先生は『意外とやるじゃん』的な目線をアキさんに向けてるな。
い、いいもん……! プリメラが蘇生札を持ってきてくれたから、俺は別にいいもん……! 最後に勝つのはこの俺だし……!
しかし本来ならここでスタンドアップ・センチュリオン!の効果でシンクロ召喚を行える場面なのだが、俺のエクストラデッキにいる星12のシンクロはレガーティア1機のみ。そして星8シンクロもスクラップ・ドラゴンのみと、わざわざ相手ターンに出す意味がないカードしか持っていないので、ここはスルーだな。
「私は永続魔法、世界樹の効果発動。フラワーカウンターを2個取り除き、苦紋様の土像を破壊する!」
世界樹 フラワーカウンター2→0
大地から急に生えてきた鋭い根に貫かれ、苦紋様の土像が破壊される。
まあ当然と言えば当然だが、真っ先に土像を狙ってくるか。……ということは、アキさんはブラロでの全破壊を狙ってはこない感じかこれ?
「私は手札から
黒薔薇の魔女
ATK/1700 DEF/1200 星4 チューナー
アキさんのフィールドに、人形のようなデフォルメが施された紫髪の魔女が現れる。こいつも確か原作版とOCG版とで効果が違ったよな。まあどう違うかは覚えてないけど。
「黒薔薇の魔女は召喚に成功した時、デッキからカードを1枚ドローできる。ただし、ドローしたカードがモンスターカード以外だった場合、このカードは破壊される!」
アキさんがデッキからカードをドローするが、まあ当然……。
「私がドローしたのは薔薇の妖精。このカードが他のカード効果によってデッキから手札に加わった時、フィールドに特殊召喚することができる!」
薔薇の妖精
ATK/600 DEF/1200 星3
当然モンスターカード! アキさんって黒薔薇の魔女を召喚すると、間違いなく薔薇の妖精を引き当てるからなあ。読みは違うけど異名と同じ名前のカードだし、精霊とか憑いてるのかねえ。
「私はレベル4の返り咲く薔薇の大輪に、レベル1のグローアップ・バルブをチューニング! シンクロ召喚──来たれ、ガーデン・ローズ・メイデン!」
ガーデン・ローズ・メイデン
ATK/1600 DEF/2400 星5
あ、効果は知らないけどコイツは知ってるぞ。なんかOCGで一時期高騰していたカードだ。
「ガーデン・ローズ・メイデンが特殊召喚に成功した時、デッキ及び墓地から、ブラック・ガーデンを手札に加えることができる」
うわ、面倒なカードを持ってくる……。これじゃあ俺の伏せカード、シンクロ・バックが封じられたようなものじゃないか。レガーティアの効果を起動するために、俺の使う一時退避系の罠は、帰還時に特殊召喚するタイプのカードしか入ってねえんだよな。
「そして私は墓地のグローアップ・バルブの効果を発動! このカードのレベルと同じ枚数のカードをデッキの上から墓地に送ることで、このカードを復活させる!」
グローアップ・バルブ
ATK/100 DEF/100 星1 チューナー
「私はレベル5のガーデン・ローズ・メイデンに、レベル1のグローアップ・バルブをチューニング! シンクロ召喚! スプレンティッド・ローズ!」
スプレンディッド・ローズ
ATK/2200 DEF/2000 星6
「まだよ! 私はさらに、レベル3の薔薇の妖精に、レベル4の黒薔薇の魔女をチューニング! 冷たい炎が世界の全てを包み込む。漆黒の花よ、開け! シンクロ召喚──ブラック・ローズ・ドラゴン!」
ブラック・ローズ・ドラゴン
ATK/2400 DEF/1800 星7
3連続のシンクロ召喚を経て、アキさんのフィールドに2体のシンクロモンスターが並び立つ。そのどちらもがレガーティアには及ばない攻撃力だが……まあ、わざわざ攻撃表示で出してきたということは、何かそれをひっくり返す効果でも持っているのだろう。
それでも、いつもなら空気を読んで『攻撃力2200と2400じゃ俺のレガーティアには及ばないぜ!』と言うところだが、今日は口うるさい龍牙先生が見ているのでキャンセルだ。ネタ発言で減点されたらたまったもんじゃねえ。
「私は墓地からローンファイア・ブロッサムを除外し、スプレンディッド・ローズの効果を発動! 騎士皇レガーティアの攻撃力を、ターン終了時まで半減させる!」
騎士皇レガーティア
ATK/3500→1750 DEF/2000 星12
オイオイマジかよ、もうブラック・ガーデンがどうのこうの言ってる場合じゃねえな。伏せカードを使うしかねえじゃん。
「さらに墓地の紅姫チルビメを除外して、ブラック・ローズ・ドラゴンの効果も発動! 従騎士トゥルーデアを攻撃表示にして、その攻撃力を0にする! ローズ・リストリクション!」
従騎士トゥルーデア
ATK/1000→0 DEF/2000 星4
そしてブラックローズでプリメラではなく、トゥルーデアを狙ってくるか。うーむ、いやらしい。墓地のエメトⅥでプリメラを魔法&罠ゾーンに逃がして、次のターン以降の布石にしたい……ってこちらの思惑の邪魔をする動きだな。だが……即座にフィールド魔法の張り替えをしなかったのは失敗だったな! まあこの効果を知ってるのは、ツァンとゆまの二人だけだから当然か!
「ならば俺もこの瞬間、リバースカードオープン! 調星のドラッグスター!」
調星のドラッグスター
ATK/0 DEF/1800 星1 チューナー
「調星のドラッグスターは発動後、フィールドに特殊召喚される罠モンスターのチューナーさ」
「このタイミングで罠モンスターを!? いやそれよりも、チューナーということは……!」
アキさんが驚いた様子で、俺の伏せカードへと目線を向ける。まあたぶん俺の伏せを緊急同調だと予想しているんだろうが……残念、
「俺はフィールド魔法、スタンドアップ・センチュリオン!の効果発動! モンスターが特殊召喚された時に、センチュリオンを素材に含むことを条件として、シンクロ召喚を行える!」
「緊急同調を内蔵したフィールド魔法……!?」
「俺はレベル4のトゥルーデアに、レベル4のプリメラをチューニング! シンクロ召喚──スクラップ・ドラゴン!」
スクラップ・ドラゴン
ATK/2800 DEF/2000 星8
アキさんの手札は2枚だが、両方とも公開されていたタイミングがあるので、内容は把握済みだ。まず1枚目は被戦闘破壊時に墓地の植物族を蘇生するロードポイズンで、2枚目はついさっき手札に加えたブラック・ガーデン。つまりアキさんの手札には、このスクラップ・ドラゴンを突破する手段がないわけだな。ああ、それにしてもアキさんの驚愕の声が心地いいぜ!
「く……私はブラック・ローズ・ドラゴンで、騎士皇レガーティアに攻撃!」
「おおっと! この瞬間、罠発動だ! シンクロ・バック! レガーティアを1度エクストラデッキに戻し、次の俺のターンのスタンバイフェイズに、シンクロ召喚扱いで再び特殊召喚する!」
「……ならば、ブラック・ローズ・ドラゴンで調星のドラッグスターを攻撃! ブラック・ローズ・フレア!」
かつてフォーチュンカップでアキさんも使用していたことのある罠カードなだけに、その効果はよく知っているのだろう。俺の発動したカードを見たアキさんは悔し気に歯噛みすると、仕方なく余っていた調星のドラッグスターへと攻撃を仕掛けてきた。
ブラック・ローズ・ドラゴン ATK/2400 VS 調星のドラッグスター DEF/1800
ブラック・ローズ・ドラゴンの吐いた黒炎の直撃を受け、調星のドラッグスターが爆散する。悪いなドラッグスター。今回はスタンドアップ・センチュリオン!の起動トリガーとしてしか使えなかったが、次はきちんとシンクロ召喚に使ってやるから勘弁してくれ。
「私はフィールド魔法、ブラック・ガーデンを発動。そしてエンドフェイズにフェニキシアン・クラスター・アマリリスは墓地から蘇るわ」
フェニキシアン・クラスター・アマリリス
ATK/2200 DEF/0 星8
「でもこの瞬間、ブラック・ガーデンの効果によりフェニキシアン・クラスター・アマリリスの攻撃力は半分となり、あなたのフィールドにローズ・トークンが特殊召喚される」
フェニキシアン・クラスター・アマリリス
ATK/2200→1100 DEF/0 星8
ローズ・トークン(雄二側)
ATK/800 DEF/800 星2
「これで私はターンエンドよ」
アキLP4000 伏せカード0枚 手札1枚
「俺のターン、ドロー! このスタンバイフェイズ、シンクロ・バックの効果でエクストラデッキに戻っていたレガーティアが、俺の元へと舞い戻る!」
騎士皇レガーティア
ATK/3500 DEF/2000 星12
俺のフィールドに巨大な光の柱が立ち上ったかと思えば、その中からレガーティアが姿を現す。
「でもフィールド魔法、ブラック・ガーデンの効果により、騎士皇レガーティアの攻撃力は半分となる! そしてその後、私のフィールドにローズ・トークンが特殊召喚される!」
騎士皇レガーティア
ATK3500→1750 DEF/2000 星12
ローズ・トークン(アキ側)
ATK/800 DEF/800 星2
しかしブラック・ガーデンから伸びてきた蔦にエネルギーを吸収され、せっかく戻ってきてくれたレガーティアの攻撃力が半減してしまった。俺は高い攻撃力に興奮するタイプだから、このフィールド魔法は苦手なんだよな……。処理も特殊で面倒臭いし。
「だがレガーティアの効果までは止められない! デッキからカードを1枚ドローし、その後相手フィールドで最も攻撃力の高いモンスター……ブラック・ローズ・ドラゴンを破壊する! その力を示せ、レガーティア!」
「くっ……!」
レガーティアの放った魔力砲撃の直撃を受け、ブラック・ローズ・ドラゴンが砕け散る。さて、これでアキさんのフィールドには攻撃表示のスプレンディッド・ローズとローズ・トークンに、守備表示のアマリリスの計3体が残ったわけか。妨害札は無いし、これはイケるな。このデュエル、俺の勝ちだ!
「俺はスクラップ・ドラゴンの効果発動。俺のフィールドのローズ・トークンと、アキさんのフィールド魔法、ブラック・ガーデンを破壊する!」
廃材で構成された竜が雄叫びを上げ、その口から炎を吐き出して、ブラック・ガーデンを焼き払う。もっともその際にパイプから噴き出た蒸気により、俺のフィールドのローズ・トークンまで破壊されてしまうが……特に問題はない。
「あなたのフィールドのローズ・トークンが破壊されたことにより、世界樹にフラワーカウンターが1つ乗る!」
世界樹 フラワーカウンター0→1
「だがこれでもう、攻撃力を吸われることはない。そして手札から速攻魔法、騎士の絆を発動! 墓地で休憩中のプリメラを、魔法&罠ゾーンに永続罠扱いで呼び戻し──自身の効果で特殊召喚! 頼んだぜプリメラ!」
重騎士プリメラ
ATK/1600 DEF/1600 星4 チューナー
そうして俺のすぐ側に現れたプリメラが、俺に何かを期待するような目を向けながら、クイクイと制服の袖を引いてアピールをしてきた。どうやらこのお姫様は、このデュエルにおけるフィニッシャーを務めたいらしい。全くもう、そんなこと──いいに決まってるだろ! 俺に任せな!
「俺はプリメラの効果で、デッキから騎士魔防陣を手札に加え……カードを2枚セット! そして装備魔法、魔導師の力をプリメラに装備! 攻撃力を1500ポイント上昇させる!」
重騎士プリメラ
ATK/1600→3100 DEF/1600 星4 チューナー
バチバチと全身に魔力を漲らせたプリメラが、喜色満面の笑みを俺へと向けてくる。ふふふ、喜んでくれているようで何よりだが──プリメラよ。喜ぶのは、まだ、はやい!
「さらに墓地からスキル・サクセサーの効果も発動! プリメラの攻撃力を800アップさせ……最後に魔法カード、受け継がれる力を発動! レガーティアを墓地に送り、その攻撃力分プリメラの攻撃力をアップさせる!」
重騎士プリメラ
ATK/3100→3900→7400 DEF/1600 星4 チューナー
「攻撃力……7400ですって!?」
「受け継がれる力は墓地で攻撃力を判定するカード。例えフィールド上での攻撃力が半減されていようと、コイツには関係ない!」
攻撃力5000の壁を軽々と越えたプリメラを見て、アキさんやギャラリーの生徒たちが信じられないといった感じの声を上げ。そしてプリメラ自身もまた、限界を超えて高まった己の力を前に、恍惚の表情を浮かべていた。ふふふ、喜んでくれているようで何よりだぜ……。
「さあ、これでフィニッシュだ! 俺はプリメラでスプレンディッド・ローズを攻撃だ! プリメラよ、その力を解き放てッ!」
重騎士プリメラ ATK/7400 VS スプレンディッド・ローズ ATK2200
俺の指示を受けたプリメラは、ふわりと中空へと浮き上がり……そのまま両の手で握った槍へと、魔力を注ぎ込み始めた。プリメラが魔力を込めるに従い、グングンと伸びていく魔力の刃はまさにラ⚪︎ザーソード。そうして巨大な光刃を形成したプリメラは、その刃を一息に振り下ろした。
「きゃあああーっ!?」
アキLP4000-5200=0 Lose
迎撃のために飛び上がったスプレンディッド・ローズを、振り下ろされた光刃が、あっけなく蒸発させ。その勢いのまま光刃はアキさんへと襲いかかり──これまで無傷だったはずのアキさんのライフを一撃で消し飛ばした。
「そこまで。勝者、相川雄二君」
プリメラによるワンショットキルにシーンとするデュエル場に、龍牙先生の冷静な声が響き渡る。その声を聞いて我に返った生徒たちが、ザワザワと騒がしくなっていく。
「ふーむ。苦紋様の土像の発動タイミングはともかく、紅姫チルビメを迂闊に破壊したのはマイナスですね。カードへの知識が足りていない証拠です」
「アッハイ……」
「知は力なりとも言います。実技の腕を磨くのも結構ですが、あなたは座学の時間を増やすべきでは? そして十六夜さんの方は──」
軽く説教じみたアドバイスを受けた後。俺と同じように一言多いアドバイスを受けながら、しゅんと肩を落としているアキさんを尻目に。生徒たちの集団へと混じって、観客その一になろうとしていた俺の左腕に、笑顔のゆまが抱きついてきた。
「えへへ、やりましたねユージさん! あの凄腕のアキさんを相手に、凄いです!」
俺の腕を取りながら、笑顔でそう褒めてくれるゆまはまさしく天使……なんだけど。そのですね、そんなに強く抱き付かれるとですね、腕に素敵な感触が……!
「……ふふふ。ユージさん、どうかしましたか?」
「ナ、ナンデモナイヨ。それよりツァンは……」
「む、むむ……むむむ……!」
なんとか話題を逸らそうと、ツァンの名を出してみれば。噂をすればと言うべきか、当のご本人の声が真後ろから聞こえてきたではないか。俺はツァンに声を掛けるべく、体だけでも振り向こうとしたのだが。
「え、えい……!」
「Oh……」
ゆまが抱きついてきたのとは反対側の腕に、今度はツァンが抱きついてきた。
うおお、ツァンってば──何がとは言わないが──かなりデカいから、腕に感触がモロに……! しかもぐりぐり押し付けてくるから、変形する感触がダイレクトに……!?
「な、なかなかやるじゃないの! さ、さすがはボクのライバルね! 褒めてあげるわ!」
「そ、そうか……! ま、まあ俺だしな……!?」
恥心に顔を真っ赤にし、至近距離で俺を見つめながらそう言ってくれるツァンは最高に可愛くて、思わずしどろもどろになってしまう。ていうか俺はいったい何を言っているんだ! まるで意味が分からんぞ!
そうして龍牙先生のイヤミなアドバイスから解放され。こちらへと感想戦を行うためにやってきていたアキさんが、呆れ顔をしているのにも全く気付かず。後日アキさん本人から、それをネタに滅茶苦茶からかわれたのであった。
◇どうでもいい小ネタ◇
主人公の名前、最初は遊の字を入れようとしてたんですよね。それで適当に歴代メインキャラと被らないようにした結果、遊二に。でも書いてる途中で遊の字は重いな……と思うようになり、土壇場で雄二に変更。ちなみに雑賀さんの相棒の名前と被っている事に気付いたのは投稿後。今更変えられねえということで今に至る。
アキさん→ユージの存在&他にもTF勢がいるので学年トップではなくなった。許せ……
Dホイール→元ネタはデスストのリバース・トライク。Dホイールなので元ネタよりも長く大型で背もたれ付き。ちなみに作者はB★RS THE GAMEのブラックトライクでトライクが好きになりました(隙自語)
プリメラ&トゥルーデア→他の女ならともかく、あの2人(ツァンとゆま)には借りがある……。ま、まあ人間界では好きにさせてやろーじゃん?人間界のテッペン取ったら次は……
PSYフレームロード・Ω→まだ生まれてない
ナッシュ→世界が違います
黒薔薇の魔女→アニメ版。読みもOCGと微妙に違う
〜まとめて感想返し〜
カラミティおじさん逮捕
ジャック「オレのスパノヴァは無傷だし別に……」
絶対王者(友情出演)「き、貴様ーッ!?」
赤き竜「アイツはいつかやらかす奴だと思ってました」
プリメラの検閲→実体化を身に付けて以降はそこまで本気じゃない。プリメラたちが一番という前提で、本気で頼めば折れてくれる。ただ精霊が憑くのだけは絶対に阻止
昆虫族→露骨な虫はアウトだが、なんちゃって昆虫族はセーフ。ちなみにユージも虫は苦手なので気にしてない
妖怪娘(手札誘発)→プリメラ「泡影あるしいいじゃんかよぅ……」
増G→プリメラ「」(Gの群れを見て気絶)
ライディングデュエルにおける通常魔法→原作でもなぜか2000ダメと引き換えに通常魔法使う人がいなかったし、本作では暗黙の了解で実質禁止という形に
〜追記〜
デュエルスフィンクスとはZEXALの主人公、遊馬の覚え間違いから来るネタです。少々古いネタですが、今でも掲示板等で使ってるおじ…お兄さんもいます。誤字報告が多数来たので念のため。