ヒロアカ世界の知波単学園   作:島田愛里寿

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第四話 

さて、雄英体育祭に参加することになった知波単であったが問題があった。

 

 

距離である。

 

雄英は静岡県で知波単学園は千葉県。

 

 

結構離れているのだ。この距離間をどうやって移動するか?

 

 

「というわけで自動貨車を使うぞ。使える車両は全部動員しろ」

 

「全部でありますか!?」

 

 

そう、車を使うのである。(自動貨車とはトラックのこと)

 

 

知波単学園には専用列車があるのだが線路の軸が狭い小型SLな上に静岡まで路線を引けないし当日は雄英高校体育祭の見学目的で列車を使用する一般人が多いと思われることから却下された。

 

 

ならレンタルでバスを借りろと言いたいだろうが千葉県ならともかく他の地域のバス会社は知波単学園を毛嫌いしているせいで借りられない。

 

 

これに関しては先代の先輩方がやらかしたからなのが原因であるが‥‥

 

 

 

なので学園内にある九四式六輪自動貨車や73式大型トラックを総動員して荷台に生徒を乗せて移動させることになってしまった。

 

 

 

「総員降車!整列!」

 

 

なんだかんだで選抜生徒を動員した知波単学園であったがさすがに距離があるのと当日の混乱が予想されたので近くのホテルに泊まる前提で前日に雄英高校体育祭会場近くに来ていた。

 

 

ところが‥‥

 

 

 

「どういうことでありますか!!」

 

 

「ですから~予約を受けた覚えはないっていうか~。というかあなた方ヴィランっぽいですから泊まられてトラブル起こされると迷惑っていうか~」

 

 

「んなことするかーー!!」

 

 

なんとホテル側の嫌がらせに近いボイコット行為によって会場駐車場に車両を駐車させて全員車中泊する羽目になってしまった。

 

(当然ホテル側の都合でのキャンセルされたと判断して代金は払わなかった)

 

 

そして当日‥‥

 

 

「えーそれでは雄英体育祭会場まで行進する!全体、進め!!」

 

脳内BGM 直進行軍

 

 

そうして知波単男女混合選抜班は同行してきた九二式重装甲車と九四式軽装甲車とともに行進していった。

 

 

まぁとはいえそんな状態で行進していれば目立つわけで…

 

 

「おいー!貴様ら何をやっておるか!」

 

 

「ヴィランじゃないの?あの子たち」

 

 

「ヴィランだー!石なげろ石ー!」

 

 

まぁ三八式歩兵銃を全員肩にかけて行進しているので万が一の場合処理できるが下手に発砲して市民を処理した場合、問答無用でヴィラン扱いで刑務所に送られかねないので反撃できない。

 

 

そのため生徒たちのストレスは限界を超えようとしていたが…

 

 

「全員…こらえろ、いいな!」

 

 

「お、オス…!」「くっ‥‥!」「さっさと帰りたい‥‥!」

 

 

西の必死の制止のおかげで誰も独断先行しなかったおかげで市街地が地で染まらずになんとか会場前に到着した。

 

 

「さて、これから私は雄英の教師と調整をしてくるから各自この場で待機!」

 

 

「「「「はい!!」」」」」

 

 

 

そう言ったものの…

 

 

「はぁ!?もうA組の入場が始まったから今すぐに入場準備をしてくれだぁ!?」

 

 

前途多難なようである。




次回 入場
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