ヒロアカ世界の知波単学園   作:島田愛里寿

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大変お待たせ致しました!!


第五話

さて、雄英体育祭に参加することとなり前日からいろんな面倒ごとに巻き込まれた知波単学園一行はなんとか会場へ到着したがヒーロー科A組の入場が到着直後に始まっていたらしく、すぐさま準備することとなった。

 

 

「全小隊は直ちに整列!!装甲車隊は国旗と学旗を掲げて入場する!!確認した所、雄英のやつらは満足に整列せずに入場を済ませたらしい。ならば我らが真の入場を見せようではないか!!」

 

 

 

「「「「「オス!!!」」」」

 

 

 

 

 

雄英高校 雄英体育祭

 

 

かつては世界的に注目を集めていたオリンピックもこの個性至上主義の時代では形だけ行われるだけとなっていた。

 

 

しかし、その代わりとなっているのがこの雄英体育祭である。

 

 

基本的に個性持ちでヒーロー科の生徒たちが現職のヒーロー達から色を付けてもらったり職場体験先を決めるのに有利となる。

 

 

その関係で常にヒーロー科が優遇され、他の経営科やサポート科ならまだ有効に機会を活用できるが普通科は不利でしかないので基本やる気がない。

 

 

そのせいか紹介もヒーロー科はしっかり紹介されるが他の科はおざなりになりがちだ。

 

(実際ヒーロー科のA組以外はプレゼント・マイクの紹介が結構適当であった)

 

 

『さて!今日はびっくりイベントもあるぜ!なんとあの知波単学園が特別参加だー!!』

 

 

「知波単学園…?」「あの無個性優遇学校がなぜ??」

 

 

観客やヒーロー達も頭を傾げる。

 

 

上記が知波単学園の世間一般のイメージだ。とてもヒーローの祭典に参加する学校ではない。

 

 

(不名誉甚だしいが…(# ゚Д゚))

 

 

 

『あれ?…おーい!!知波単ズ!!何してんだーー?』

 

 

全体!!進め!!!」

 

 

 

ザッザッザッザッザッザ!!!

 

 

キュラキュラキュラキュラ!!!

 

 

 

プレゼントマイクの呼びかけを気にも留めないほどの大声とともに知波単学園の行進が始まった。

 

 

 

九二式重装甲車と九四式軽装甲車を先頭に旧帝国陸軍の軍服を参考に制作されたであろう学生服を着たかつい体つきの男子生徒と多少は筋肉質であるが基本は細い体つきの女子生徒たちが三八式歩兵銃を肩に背負って行進する光景はかつての大日本帝国陸海軍の面影を示していると言えよう。

 

 

雄英生徒たちがただ歩いてそれから列を作っていたのに対して彼ら彼女らは最初から列を作り、規律を持って行進している。

 

 

どちらがまともに見えるかは一目瞭然であろう。

 

 

おまけに軍歌『歩兵の本領』をうたいながら行進し、言われてもいないのに会場を一周した上で生徒たちは雄英生たちの隣に行進した状態で整列して止まり、さらにその隣に装甲車隊が止まって乗員が下りて装甲車の前で整列した。

 

 

 

まさに軍隊そのものと言えよう。

 

 

 

「「「「「「(唖然…)」」」」」」」

 

 

この光景に雄英生や観客、見物していた現職ヒーローはおろか、雄英教師一同も唖然として開いた口が塞がらない状況であった。

 

 

 

「捧げー筒!!知波単学園生徒会会長、西絹代会長に敬礼ーー!!」

 

 

そして西が全隊の前に躍り出てミッドナイトに

 

 

「大変お待たせ致しました!!知波単学園代表一同整列及び準備完了いたしました!!」

 

 

と報告した。

 

 

ミッドナイトはその報告で正気に戻ったのか

 

 

「え、あ、ああ、分かったわ。じゃあ進めるからしばらくそのままで…」

 

 

「了解しました!!」

 

 

ようやっと雄英体育祭が始まろうとしていた。




次回 出る意味あるのかな…?


雄英生側からの視点とか書いた方がいいですかね??
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