エンジョイ系二十七祖につき   作:はむらび

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エンジョイ系二十七祖in第五次聖杯戦争②

 

アイアスが召喚された直後。冬木市。アレセイアの本拠となっている住宅。

 

 

「早速で悪いんだけどアイア……」

「シールダー」

「シールダー。君の()()は何?」

 

これを聞いておかねば、話にならない。

サーヴァントとマスターの齟齬が発生した場合、基本的には勝利できないのが聖杯戦争だ。

そして、その齟齬の最も大きなものは「願い」。すなわち「なんのために聖杯戦争に参加するか」だ。

 

アレセイアに、聖杯戦争で勝利する気はない。そも、何故令呪に選ばれたかもあいまいだ。

だが、シールダーは聖杯に託す願いがあるからこそ聖杯戦争に呼ばれたはずだ。

 

「わからない」

「わから……え?記憶の混濁とか?」

「いやいや、そういうんじゃなくてさ……うまく言語化できないんだよ」

 

聖杯戦争において、召喚事故は度々起こる。

召喚がイレギュラーな場合、記憶の混濁や記憶喪失が起こる頻度は高い。例えばこの聖杯戦争のアーチャーがそうだし。

 

「英雄になりたい気もするし、怪物になりたかった気もする。アキレウスを殺したかった気もするし、アキレウスに死んでほしくなかった気もする。神の子に生まれたかった気もすれば、もっと凡人に生まれたかった気もする」

 

そんな、言語化すらできない願い。簡単に言うのであれば「英雄へのコンプレックス」。

 

「要するに、生まれてきた意味が分からなくて、この空虚さを埋める手段が分からないんだ。だから、聖杯があれば。こんな私の、「答えの出ない願い」も叶えてくれるんじゃないかって」

 

それは、Fate/Zeroで衛宮切嗣が叶えようとした願いに近い。

彼は、「世界平和」を願った。世界の平和など、「過程」も「結果」も想像すらできないのに、それでも聖杯であれば叶うと信じた。

 

そして、彼の願いは叶わなかった。たとえ、その聖杯が汚染されていなかったとしても。

当然だ。聖杯は願いを叶えるものであって、願いを見つけるための物ではない。

願いすら抽象的なままでは、抽象的なまま的外れな叶い方をするだろう。

 

「酷だけど、それは無理だ」

「え」

 

当然、シールダーの願いもそうだ。なんなら、切嗣の「世界平和」のような、漠然とした結果すら想像できてすらいない。

 

「万能の願望器は、万能だからこそ『具体性のない願い』を叶えられない。特に今回の聖杯は汚染されてるから、絶対にろくでもない叶い方をする」

「そんな」

 

本来のFateシリーズの物語においては、このような問題を抱えるサーヴァントはほぼいない。

それでも。『具体的に一本筋の通った願い』など、持っている人間の方が珍しい。

 

だってそうだろう。「人生の目的」、あるいは「人生の悔い」を一つに絞って総括することなど、只人にはできたことではない。

そして、このシールダーという女は、英雄の技量と怪物の肉体を持ち合わせたこの女の精神は、どうしようもなく「凡人」寄りであった。

 

「でも。なら。この聖杯戦争を、願いを見つける場にすればいい」

 

ならば、此処で見つければいい。聖杯になど頼らずとも、短い第二の生を「そう」使えばよい。

 

「ここには、あの時代にはなかった営みがあり、あの時代にはなかった視点があり、そして、あの時代を超える戦いがあるよ。そうした平穏と戦乱の中で、きっと君は願いを見つけられる」

 

そうして願いを見つけたなら、その後聖杯を取りに行けばいい。あるいは、願いがあいまいなままでも、聖杯だけ先に取っておいてもいい。

アレセイアに願いはないが、それでも旧友に、死徒としての「親」に、どうしても叶えたい願いがあるとすれば、ともに戦う気くらいはあった。

 

「この聖杯戦争は破綻してるけど……まあ……『錬金術』ベースだし、()()の方式に近いからね。現物の聖杯、中身入りの小聖杯さえあれば、それなり程度の願いなら叶えられるはずだ」

 

汚染された聖杯は、通常願望器として機能しない。だが、優れた魔術師であればそうではない。

例えばこの聖杯戦争でキャスターとして召喚された神代の魔術師メディアであれば、この聖杯でも多少の手間はかかるが問題なく願いを叶えられるという。

 

アレセイアの技量はメディアには遠く及ばないが、それでも「神代の錬金術師」だ。多少時間をかけて研究すれば、汚染を無視してある程度の願いを叶えることはできる、はずだ。

 

 

「アレセイア……!!!」

「なに?いい友達を持って感涙でもしたかい?」

「違う!!!後ろ!!!」

 

 

シールダーが動くよりもなお迅く。

背後より、朱い槍がアレセイアの胸元を貫いた。

その槍は、因果逆転、心臓潰しの魔槍。

それでも、死徒は何事もなかったかのように、首を、人体では曲がらない角度まで捻った。

「チッ、やっぱ効かねえか」

「久しぶりだねクー・フーリン。その「魔槍」なら効いてるよ。ただ、僕は心臓が5つと背脈管が2本あるからね。1つ潰されても生きていられるってだけで」

 

気配もなく、姿すら気取られず、背後から現れたその男は、この聖杯戦争に召喚されたランサー、クランの猛犬クー・フーリン。

 

本来。クー・フーリンという大英雄は、『物語の都合』を抜きにすれば単身で即時に聖杯戦争を終わらせられる英雄だ。

その魔槍、刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルグ)の効果は非常にシンプル。「心臓に必ず当たる」。

 

極端に単純な効果ゆえに魔力消費は尋常でなく低く、かつ、ほとんど対処不能。

さらに心臓を破壊するだけでなく回復阻害に内部破壊までおまけ付きの「必中にして必殺」というシンプル・イズ・ベストの宝具。

 

「物語の都合で当たらない槍」とも称されるこの槍が当たらない所以は、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()強さゆえだ。

 

そして、その戦士としての精神性ゆえにあまり行わないが、魔術師としてのルーンの扱いにも長ける。

また、矜持ゆえにほぼあり得ないが、暗殺者としての気配遮断も修めている。

 

その結果がこれだ。

戦士相手の闘争ではなく、強大な怪物相手の暗殺ゆえに。原初のルーンと気配遮断を併用し、不意打ちで放たれた必中必殺の魔槍。

 

問題があるとすれば、この魔槍の効果は「心臓を潰し」「体内から棘を生やし全身を内部破壊し」「治癒を阻害する」()()であったこと。そして、高位の死徒に対しては、これは「有効打」にこそなれ「必殺」にはなり得ないことだ。

 

 

 

ただし、それは、ランサーが1人であればの話。

 

 

瞬間、アレセイアの生存本能が、防護魔術を全力で展開した。

壁をバターのように切り裂いて、黄金の武器が4丁、アレセイアとシールダーの元に迫った。

 

力屠る祝福の剣(アスカロン)」「鉄鎚蛇潰(ネイリング)」「憤怒の波濤(モラ・ルタ)」「悉く打ち砕く雷神の槌(ミョルニル)」。

そのひとつひとつが、英雄譚や神話の本質とも言える武装。

 

防御してなおアレセイアの腕を消し飛ばしたその4丁は、「攻撃」ですらなく、ただの「壁を破壊するため」の無造作な投擲であった。

 

 

壁をぶち抜いて現れたのは、30代半ばほどの神父と、黄金の王。

 

「ふむ。こんな住宅街に祖が潜んでいるとは」

 

神父の名を、言峰綺礼。この聖杯戦争の監督役となる聖堂教会の司祭にして、『黒幕』。

かつての第四次聖杯戦争において、裏切りによって生き残り、アーチャーのサーヴァント、黄金の王、ギルガメッシュの契約を保持し続けた男。

そして、この第五次聖杯戦争において、時計塔から送られたマスター、バゼット・フラガ・マクレミッツを背後から刺し、ランサーのクー・フーリンの令呪を強奪した男。

 

本来公平な監督役でありながら、誰よりもルール違反を重ねた黒幕であった。

 

悪性の塊(ラスボス)みたいな性質(タチ)しておいて、人の事言えたものかね、不良神父」

「あいにくこれでも人類種(ヒト)でね。怪物(モンスター)よりはマシだと自負している」

 

言峰綺礼は動かない。当人もひとかどの代行者、吸血鬼退治のエキスパートではあるが、流石に死徒二十七祖と正面から戦ってでは、防戦すらできない。

時間をかけた洗礼詠唱は妨害されないはずもなく、仮に機能しても有効打になるかすら危うい。

サーヴァントたちにとっても足手纏いになることを自覚し、故に後方支援と魔力供給に徹するために、安全な位置に立っている。

 

「にしても貧相な小屋よな。(オレ)が訪れるには矮小すぎる掘立小屋よ」

 

アレセイアの現在の拠点は、深山町にある閑静な住宅だ。

それなりの邸宅ではあるが、豪邸ではなく。

霊地としても、土地の支配者(セカンドオーナー)である遠坂家に近すぎるがゆえに、霊脈が掌握されていてまともに魔術を使うことすらままならない。

 

そも、聖杯戦争に参加する気などなく、ただ「衛宮家と遠坂家と間桐家に近くて、一番住み心地がよさそうだったから」という、雑な理由で選んだ仮宿だ。魔術工房すら、アイアス召喚に伴いやっと仮作成したほど。

 

「そりゃ聖杯戦争をやる気なんてなかったからね。もし仮に今から辞退しますって言ったら見逃してくれる?聖杯戦争の監督役ってそういう仕事でしょ?」

「生憎、これでも信仰は確かでね。少なくとも、自分の管轄地で祖を見逃せるほど曇ってはいないつもりだが?」

「そこは曇っててほしかったかなあ!!」

 

言峰綺礼という男は、「人類が苦しむことでしか幸福を得られない」筋金入りの外道として生まれついている。

故に悪人であり、多くの悪事を行ってきた者でもある。

 

それでも、言峰綺礼という男は矛盾するように敬虔な男だった。

否、「だからこそ」なのかもしれない。

自分が破綻者であることを誰よりも自覚し、「一般的な良識」を痛いほどに理解しているがゆえに、神に祈らざるを得ない男であった。

故に、異端である死徒を見逃すことなど、ない。

 

「にしても、このタイミングでギルガメッシュ王が襲撃してくるとは思わなかったよ。もう何年も冬木で暮らしてたし、『すべてを見た者(シャ・ナクパ・イルム)』たるギルガメッシュ王が気付かないわけないしさぁ、見逃されたのかと思ってたよ」

「たわけ。それは『幼いころの(オレ)』が見逃しただけだろう。今は違う。傍観者気取りでありながら、その程度のこともわからぬか、雑種め」

 

ギルガメッシュ王は、10年前、第四次聖杯戦争にて召喚されたアーチャーのサーヴァントだ。

だが、ここ10年間、このギルガメッシュという覇王は居なかったし、問題も起こさなかった。

その矛盾は、若返りの霊薬によって、温厚であった幼少期の頃まで戻っていたが故。

 

人格と気性が違うが故に、アレセイアへの対応も異なる。若い頃の彼が見逃したとしても、聖杯戦争に参戦するために成長した神経質な彼が見逃す理由にはならない。

 

「いかに貴様が人類種の癌であろうとも、観客に留まるならば(オレ)も関知はせん。この現代の小汚い雑種がいくら貴様に食われようともな。だが、令呪を得て舞台に上がり、雑種の分際で(オレ)宝物(せいはい)に不遜にも手を伸ばそうとするのであれば、別だ。」

 

そして、このタイミングでの襲撃は、アレセイアという死徒の『聖杯戦争への参戦』が確定したためでもある。

世界を見通すギルガメッシュの目は、その未来を観測したが故に、活動を開始した。即ち、ランサーと言峰を引き連れての、初手全力での暗殺。

 

 

「いや、貴様らは最早『雑種』ですらない」

 

王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)

バビロンの宝物庫。あらゆる伝承の原典となったが故、あらゆる英雄の武器の源流を有する武器庫。

あらゆる宝具の中でも究極の一つが、大気を黄金に波打たせながら展開する。

 

「ただの、純粋な『害虫』だ」

 

 

亜空間より引き出された、数々の武具。それらのひとつひとつが、英雄物語の源流となった原初宝具。

 

不死殺しの鎌(ハルペー)金剛杵(ヴァジュラ)侵刃黄金(イロウシェン)……古今東西の不死身殺しのオンパレードじゃないか」

「当然よ。(オレ)の蔵には、貴様らを殺しきれる武器などごまんと存在するわ」

死徒は、血が尽きぬ限り不死だ。だが、その前提すら英雄王の前では覆る。

 

世界の、あらゆる「不死を殺した」逸話の源流となった武器、正しくは源流となった原典概念そのものが、湯水のごとく斉射される。それらは不死殺しであるがゆえに、当然死徒に対しても癒えない傷を残し、魂さえ不可逆に切り裂く。

 

 

アレセイアだけであれば。

 

「うん。()()()()なら」

シールダーの左手から、音もなく赤い光が放たれる。

そのビームシールドは、真名を解放することすらなく、ただの手持ちのラウンドシールドとして、あらゆる宝具の斉射を凌いでいく。

 

それが、純正のアーチャーの英霊、担い手による超絶技量の射撃であれば別だったろう。

しかし、ギルガメッシュという英霊はアーチャーではあるが射手としては英雄の水準にない。

ただ、無造作に強い弾を飛ばすだけ。それではシールダーの命には届かない。

生前の敵(ヘクトール)の方が強かったよ」

「ほう」

 

 

だが、ギルガメッシュ王の射撃は、小手調べであり、ブラフだ。

 

その背後に、全力で身体を引き絞ったランサーが立っている。

英雄の中の英雄の技量で放たれる、究極の投槍のひとつ。

心臓への必中効果を失った代わりに、無数に分裂し軍をも殲滅する「破壊力」を生み出す、ゲイ・ボルクという槍のもう一つの使い道。

 

突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)!!!」

熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)!!!」

 

その、英雄の必殺とも言える一撃に、即座にシールダーも宝具を展開する。手盾にすぎなかった朱の光が、全身を覆い隠す花弁の大盾となって巨大化・展開される。

それは、Fate/stay night本編で、ランサーとアーチャーの間で行われた応酬。

 

「まさか、このマッチアップが見られるとはね」

 

本編においても、ランサーはゲイ・ボルクを投擲し、周囲ごとアーチャーを殲滅しようとした。

そしてそれに対しアーチャーが投影した、「射撃に対して無敵の盾」こそが熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)、即ちトロイア戦争における大アイアスの盾である。

その話では、7枚の花弁のうち6枚を使い切り、腕が反動でずたずたに切り裂かれながらも、なんとか魔槍ゲイ・ボルクを耐えきった。

 

「だけど。アイアスの盾は無敵だ。正しくは、『アイアスが』無敵なんだ。」

「ふむ、アイアスの盾。真名は叙事詩(イーリアス)に名高き大アイアスか。」

 

今回はどうか。

投影によって再現された、ランクの落ちた模造品でなく。

本来の、盾使いとして伝承に名を遺す。かのアキレウスに次ぐ大英雄が。

死徒の超抜再生能力と、大英雄と怪物の筋力を以て攻撃を抑え込んだなら。

 

「おいおい、マジかよ」

 

そこにあったのは、7枚の花弁が完全に残った、朱色のビームシールド。

投擲に対し完全無敵とされ、かの兜輝くヘクトールの投槍さえ防ぎ切った、究極の盾。

 

「ふはははは!!7重の盾の1枚も貫けぬとは、駄犬の槍も知れたものよな!!」

「どっちの味方だよテメェ……」

 

 

だが、その瞬間。

「令呪を以て命じる。僕を連れて転移しろ、シールダー」

 

宝具の衝突により起きた土埃の中で、声がした。

一瞬の隙をついて令呪を切り、拠点まで放棄しての逃走。

明らかに手慣れた『生き汚さ』であった。

 

「令呪による空間転移で逃げた、か。拠点を放棄してまでとは、潔いというべきか……」

「不遜なようでいて、身の程はわきまえた虫よな」

 

一見シールダー陣営優位に進んでいた戦闘ではあるものの、それはこのギルガメッシュ王の慢心によるものに過ぎない。

 

天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)

その、ギルガメッシュ王の持つ最強の宝具を、住宅地の一角であることを無視して放った場合。

シールダーもアレセイアも、盾の宝具を以ってしても、深山町を巻き込んで蒸発していただろう。

 

その前提を、ギルガメッシュは自負で、アレセイアは知識で、シールダーは戦士の勘で理解していたが故の攻防であり、逃走だった。

 

「どうする?追うか?」

「たわけ、方々を這いずり回り害虫を駆除するのは、(オレ)の仕事ではない」

(お前)の仕事だ、とでも言う気か?癪だが良いぜ。アイツとは因縁があるし、殺れるうちに殺っておければなおいい」

「殊勝な心掛けよなランサー。貴様らしくもない。だが、その上でなお()()()だ」

 

そして、ギルガメッシュ王はそれを追わない。王の財宝や世界を見通す瞳を以てすれば、逃げた2人を追うことなどたやすい。

しかし、そうした細やかな徒労を行う男ではない。

そこまであの死徒を重要視すらしていないのだ。

 

「この国には「犬死に」という言葉があるそうだが。まさにそれよ。正面から戦う気のある害虫1匹ならいざ知らず、害虫2匹が逃げの手を打つ。しぶとい害虫だ。貴様1人で殺しきるのは万に一つも不可能だろうよ」

 

さらに言えば、ランサー1人ではあの2人を狩ることはできない、と断じていた。

死徒二十七祖の戦闘力は単独でサーヴァントに匹敵し、シールダーもかのアキレウスに次ぐ大英雄だ。

 

ランサーの運が良ければ、上位サーヴァント級2人を相手にしてなお「勝つ」可能性はあるだろう。

それでも、死徒ゆえの「不死性」を突破し、さらに逃走、令呪による転移の可能性まで考えるなら。「殺しきる」可能性は0だ。少なくとも、ギルガメッシュはそう判断した。

 

「じゃあどうするよ」

「静観でよかろう。奴らもマスターとサーヴァント。いずれは争いに出ねばなるまい。その上、死徒でありながら陽の光を浴びたい矛盾した性分の虫どもよ」

 

それ以上に。この聖杯戦争の歪みと、それがもたらす未来を、ギルガメッシュという王が見通していた。

 

(オレ)が手を下さずとも。この聖杯戦争において、奴らの罪こそが奴らに牙を剥くであろうからな」

 

 

 




初手本気言峰陣営。

そら(教会の敵の死徒が、クー・フーリンにも昔ちょっかいかけてて、ギルガメッシュの宝物に手を伸ばしたなら)そうよ。
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