年齢詐欺じゃなくて本当に子供なエルフが魔法を極めるのは間違っているだろうか 作:ぺんたこん
ルフィリア君は普段、誰に対しても丁寧な口調ですが心の声や、ハイになっている時は普通に言葉遣いLvが落ちます。
つまり、いつもは猫被りまくってます。
『黄昏の館』
「ほなーステイタス刻もか」
「わかりました」
その言葉を最後に、ロキが背中に【神聖文字】を刻み始めると少しずつロキの表情がひきつる。「(これはまた・・・・・・)」
ルフィリア・リヨス・アールヴ
Lv.1
力 :I 0
耐久:I 0
器用:I 0
敏捷:I 0
魔力:I 0
《魔法》
【アルコイリス】
・攻撃、防御、回復魔法
・詠唱連結
・第一階位〈スターレイン〉
【焼き尽くせ 撃滅の星】
・第二階位〈アルブ・ルミナ〉
【今は届かぬ過去の
・第三階位〈◼️◼️◼️▪◼️◼️◼️◼️〉
【不明】
《スキル》
【
・『魔力』ステイタスの常時限界解除
・魔法効果増幅
・魔法射程拡大
・精神力の自動回復(回復量はLvに依存)
【
・
・発動中精神力の限界解除及び永続回復
・発動中獲得経験値の超強化
・発動中『毒』『麻痺』『機能障害』を初めとした複数の『状態異常』
の併発
・発動後精神力の全消費
「ほい、これがルフィたんのステイタスや」
「・・・・・・・・・」
「わかってると思うけど2つ目のスキルは使用禁止や」
「嫌です(^~^)」
「(嘘でも使わへんって言わんとは・・・)」
ロキは、ルフィリアが自分のステイタスを見てにやけてるのを見て、「(忠告しても絶対使うやろなぁー)」と思いながらも、一応注意してみたが、案の定全く聞かないことに深くため息をついていた。
「(それにしても、ホンマにリヴェリアの弟って感じやなー・・・・・スキルも問題やけど、一つだけとはいえ魔法名と詠唱式がわからんなんてなぁ・・・これはもう、うちじゃ無理やな)」
「というわけで、後は任せたでぇママ」
「誰がママだ」
「はぁ・・・」
ルフィリアのことについて、ロキに全投げされたリヴェリアはため息をつきつつ、ニコニコしながらステイタスを眺めている
「ルフィリア」
「ハイッ」
「2つ目のスキルは・・・」
「使いません」
「よろしい」
「とりあえず、明日からはダンジョンについての勉強だ。今日はもう遅いからもう寝ろ」
「了解しました」
リヴェリアの忠告に素直に、ルフィリアが頷き部屋から出ていくと、その部屋ではロキとリヴェリアが、また新たに増えた悩みの種に頭を痛めるのだった。
夜
ロキファミリアの団員が全員寝静まった頃、ベットから起き上がり、部屋から抜け出そうとする影があった。
「(よし、ダンジョン行くか)」
ロキファミリアの団員が寝静まるまで待っていたルフィリアは、冒険者登録をしてないにもかかわらず、ダンジョンに潜ろうとしていた。
「(まぁ、隠れていけば大丈夫!)」
「(最悪ダンジョンじゃなくても人気のないところを探せば・・・)」
魔法大好きにして、魔法至上主義者なルフィリアは、自分の魔法がどうなものなのか明日まで待つことが出来ず、初日から脱走を図ろうとしていた。
「(それにしても、本当に魔法を使うためだけのステイタスみたいな感じだなー)」
「(それに、2つ目のスキルッ(*´∀`*))」
「(まぁもちろん使いますとも)」
「(魔法の威力、すなわち『魔力』のステイタスを効率よくあげられるのに使わないわけないだろ!)」
「(魔法のためなら、どんな苦痛も余裕だぜ!)」と、そんなことを考えながら部屋の扉を開けると・・・
「こんな時間にどこへ行くんだ(^_^ꐦ)」
「あっ・・・・・・」
「スゥーー」
「スミマセンデシタ」
ドッ
「うぐぅ」
ドサッ
ルフィリアに無言で拳を振り下ろし、一瞬で気絶させたリヴェリアは本日何度目か分からない深いため息をつくのだった。
✗✗✗✗✗✗✗✗✗✗✗✗✗✗
ダンジョン10階層
「──ふッ!」
「ギィェーー!?」
地面一帯は緑が広がり、各通路、各広間がこれまでの階層よりも一段と広い上に、どこから出ているのかも分からない白い霧。
視界が邪魔され戦いづらく、駆け出し冒険者には厳しいと思われる階層において冒険者になって1ヶ月しか経っていないルーキーがモンスターの群れを一人で無双していた。
「はぁっ!!」
「グギィィーー!」
一人でモンスターの群れに突撃する少年の手に握られているのは一本の剣。飾り気は無く、無骨な印象を受ける剣だが、その刀身は手入れが行き届いており、微かに輝きを放っていた。
そんな剣を握る少年は、オークの持つ、少年の身の丈程もある棍棒に似た武器による攻撃を難なく躱しながら、走り抜け、インプを纏めて剣で切り伏せると、
「焼き尽くせ 撃滅の星」
「──〈スターレイン〉」
「グギィャャャャ!!!」
ひとつの魔法で三段階の階位の魔法、つまり三種類の魔法を使うことの出来る詠唱連結、現在のオラリオで、二人のハイエルフのみに許された特殊魔法。
ルフィリアが使う【アルコイリス】の第一階位スターレインは、詠唱後30秒間自由に、赤く輝く星を生み出し、砲撃することができる。
星の数、威力により
そんな、新時代からの数ある魔法の中でもトップクラスの性能と言える魔法が、ルフィリアのもつ
オラリオの上級冒険者でも、使えるものの方が圧倒的に少ない高等技術である平行詠唱を駆使し、戦う姿に第一級冒険者であるリヴェリアでさえも戦慄が隠せない。
「終わりましたー」
「
「キツいです。あ、でも
「却下だ」
「はぁい」
ルフィリアの魔法バカすぎる提案をリヴェリアが即座に切り捨てる。
「それにしても、なんかモンスター少なくなかったですか?」
「それもそうだな・・・ほかの冒険者もほとんど居ないのだから、もっといてもおかしくはないのがだな・・・・・・」
「とりあえず今日はもう帰るぞ」
「分かりました」
「ブグルアァッ!!」
「ギィィ・・・ッ」「ギィュューッ」
ルフィリアとリヴェリアが地上へ着いた頃、ダンジョン11階層のとある『ルーム』では、モンスターの絶叫が轟いていた。
「グルゥゥァッ」
「ブギッ」
それも、冒険者がモンスターを狩っているのではなく、
襲いかかっている個体はライガーファングで、本来の出現階層は15階層である。一目見ただけで「違う」と感じられるほどの威圧感は明らかに上層にいるモンスターとは違う。
そして最も目を引くのは深紅の毛並みである。通常のライガーファングは白い虎の姿が特徴的なモンスターであり、そのモンスターの異質さが現れていた
その紅い獅子とも言うべきモンスターは、他のモンスターをものともせず、倒したモンスターの魔石を食らっていた。
そのとき、
「───オオオオオオオオオ」
│琥珀《こはく》色の鱗をもち、長い尻尾に鋭利な爪、無数の牙を光らせながら、体高は約一五〇C、体長およそ4
11、12階層に出現する絶対数の少ない
「グゥァァァァァッ!」
他のモンスターをから興味を移したライガーファングは、有象無象の他のモンスターへの攻撃の手を止め、新たに現れた『
そして────
インファントドラゴンが反応すら出来ぬほどの速度で自身の爪をを振り下ろし、
「──ッッ!」
全身を斜めに両断されたインファントドラゴンは、短い雄叫びを残し、灰になって消えていく。
上層最強のモンスターを瞬殺したライガーファングは、新たに魔石を取り込み、感じる全能感に突き動かされながら、新たな
第三階位魔法についてはご容赦ください┏〇゛
魔法構想はできているんですが・・・・・・
まぁ暫くは使わないはずなので大丈夫だろうということにしました。
・・・・・・・・・大丈夫か?