キヴォトスに転生した俺、とりあえず逃げ回る。   作:旅する野良猫

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大変長らくお待たせ致しました。
ギルティギアとTRPGにかまけていましたが、
切りの良いところを作ったので勢い任せで数ヶ月ぶりの投稿です。



vol.1補習授業部編 後編『これから崩れる物語』
第十一話 どうにも類は友を呼ぶらしい


廃墟が乱立するゲヘナ郊外地区。

そもそもの、生徒の自由を尊重する校風からして犯罪行為に及ぶ生徒の多いゲヘナにおいて、こういった場所は戦闘被害等絶好の隠れスポットにされていた。

そんな廃ビルの一棟に倒れ伏せる傭兵共を尻目に鎖で拘束されたゲヘナ生を逃がしていた。

「もう捕まんなよー……」

土煙が舞う中、半泣きで逃げていくゲヘナ生を見ながら地に伏せたコイツ等をどうすべきか頭を悩ませる。

 

そもそもの発端は、外食をしようと出かけた矢先PMCらによる生徒の拉致現場を目撃してしまったせいである。

俺の知らない所で拉致されてくれるならともかく、何故俺の視界の中で拉致が起こるのか。知らんぷりが出来るほどできた人間ではないので、一般キヴォトス人としてワルキューレに連絡しようとした所を襲われ、今の今まで戦闘中だった。

 

 

「異次元の神秘、ですか。ふむ……内包が主となれば私には不要ではありますが、他の者からしたら価値があるかもしれません。面白いモノを見せていただきました、〝福音の旅鴉〟」

それでもいつものこと。

そんなふうに対応しつつあったトラブルのささやかな逆襲だったのだろう。

ゾッとする声とその主がいつの間にか背後にいた。

 

それが誰なのか、ほとんど確信を持ちながらも違ったらいいと思い振り返れば――

 

黒いスーツ。影のように黎い身体に、白い亀裂の走った顔。

そしてどこか下手に出ているかのようにも思えるしたたかな口調。

 

――――ゲマトリアの黒服。

ブルーアーカイブにおけるプレイヤーの分身でもある先生に対しての敵役とされる集団。

様々な考察が挙げられる中、確証に至るものが一切ない〝大人〟で構成された組織、ゲマトリアに所属する墨色の異形。

 

「何処から湧いたのか知らないけど、のしたほうがいい?」

「クックック、それはご勘弁願います。そうですね……少し異質な神秘の調査をさせていただいていたところでして」

何が言いたいのか分からないが、眼の前で生徒が拉致されてたのはコイツが原因らしい。

取りあえず、嫌な予感がするのだけは分かった。

「調査が終わったんなら帰ればいいじゃん」

「えぇ、ですがアナタに面白いモノを見せていただいた謝礼をしようと思いまして」

 

嫌な予感のうえ、胡散臭さを作中で描写されまくっている黒服が謝礼?

明らかな嘘に決まってる。

 

「胡散臭過ぎて聞きたくない。それよりかは手っ取り早くオマエをコレで消し飛ばせば話が終わるだろ」

右手に持っている相棒を掲げ、黒服へお前をミンチに出来ると意思を示す。

「クックック……本当に使うというのなら私は止めませんよ。ですが旅鴉。私をここで消そうとその痕跡は残る。それは避けたいのでは?」

コツン。コツンとゆっくりとしたテンポで革靴特有の足音を廃墟に響かせながら、先ほどゲヘナ生が逃げていった出入り口に移動していく黒服に警戒しつつ、話の続きを促す。

「何が言いたい」

「ククッ、簡単な忠告ですよ。アナタをアナタ足らしめているソレを使わないようにした方が良いという只、善意からの忠告です。きっとそれは私を除くゲマトリアのモノにとって有意義なものでしょう」

出入り口を通り去ろうとする黒服が、後を追おうとした俺に去り際で告げる。

「ソレをまた使えばいずれアナタは逃げることが出来なくなるでしょう。それでは良い旅を」

 

 

 


雨の音が聞こえ、嫌な夢からゆっくりと意識が覚める。

 

「……やっべぇ。寝過ごした」

ボサボサの髪、据わった目、寝不足状態で微妙にジトッとしてむくんだ肌。

ジンジンと偏頭痛のする頭を押さえながら左手で抑え、ベッドから出る。

着替えのためにキャリーケースを開けるが……

「服がない……」

多く持ち込んでいたはずの下着もない。

仕方がないのでそのまま寝間着で顔を洗っているとドアが開けて、部屋に人が入る音がする。

「とりあえずこれで全部か」

「見事に濡れてしまいましたね……泥も跳ねちゃってますし、洗い直しが必要そうですね」

「体操着もひどいことに……うわ、中までビチャビチャ……」

「それはコハルが途中で転んだからだ」

ガヤガヤと洗濯していた衣類が濡れていることを悔やむ声が聞こえ、ストーリーの一場面だったのをぼんやりと思い出す。

「すいません、失念していました」

「いや、ハナコのせいじゃない。もう一度洗い直せばいいし、今濡れている服は着替えればいい話だ」

「そうですよ。それに、濡れたままだと風邪をひいてしまいますし、まずは着替えましょう」

 

そろそろキリのいい所だろうと思い、洗い終えた顔をタオルで拭きながら全員に聞く。

「着替えようとしてるとこ悪いんだけど、私の下着がなくってさ……誰か知らない?」

おずおずとヒフミが手を上げる。

「す、すいません……昨日まとめて洗濯をしてしまって……」

「まぁ結果、再洗濯が必要になったのは良いんだけど、予備の下着とかが有った筈なんだけど知らない?」

 

やや間があってから、ヒフミは意を決したかのような表情で言葉を紡ぐ。

「……その、それも洗濯しました」

「え、なんで……?」

「いやルカちゃん、服とか2日着回したりするので……そのそ、それに、下着をそもそも洗っていないんじゃないかと……

「それ予備の意味がないし、流石に合宿で着回さないよ!?」

「でもルカちゃん、部屋汚いですし……!!

部屋が汚いのは関係ないでしょうが!? というか反省する側はヒフミだからね!?」

 

 

 

「んで、服も下着も全滅と」

「はい……」

服をまとめ洗いしといてくれたのはありがたいが、流石に予備まで洗われてはどうしようもない。

「まぁ今日はこのまま寝間着で夜までに間に合えば良いか……」

「……そ、その着替えても?」

「あぁ……ごめん。流石にずぶ濡れのままだと寒いよな」

ストーリーじゃ全員ずぶ濡れで水着パーティーが始まったが、俺は濡れてはいないし問題ない。

「ふふ、ルカちゃんはヒフミちゃんの濡れた制服からしか見えない秘められた姿を見てい「お前もう黙れよ……」」

隠し事ばかりしているルカちゃんが今何か言いましたか?

「スンマセンでしたハナコ様ぁ!!!!!!」

「うふふ……ちょっと気持ちが良過ぎて癖になってしまいそうですね♡」

にっこりと笑いながらハナコが笑みを浮かべて恐ろしいことを口走る。

 

じわりじわりとすり足でにじり寄ってくるハナコにおびえていると――……

「……もう着るものがない」

コハルがそうぽつりと漏らした。

いつもの(エッチなのは駄目!! 死刑!!)がなかなか出ないと思ったら着替える為にカバンを漁っていたらしい。

「私もだ。制服もこの体操着もびしょ濡れで予備の服はない」

「そ、そういえば私も、あうぅ……」

そのコハルの一言に追従するようにアズサとヒフミだが、絶好のチャンスと見たのか淫ピ(ハナコ)が自身の趣味を押し出す。

「……あらあら♡ ですがまぁ、下着姿で勉強というのもすごくアリだと思いますよ?」

「な、何言ってるの!? そんなハレンチなのダメっ!! どうしてそういう方向になるの!?」

「確かに合理的だ。私も下着なら予備のを持ち合わせているし、靴下も履けば最低限動ける」

「まぁ私以外が下着姿になるだけだし良いんじゃない?」

いつものドスケベ宣言(ドスケベを撲滅する宣言)をせっかく出したコハルには悪いが、余りハナコに反抗したくないのでとりあえず同意。

しかし、参加する気は無い。

そう、何故なら衣類全部洗濯にいつの間にか出されていたという、切り札があるからだ。

「何を言ってるんですか? ルカちゃんも「いや、ほら私下着無いし、洗濯されちゃったから……」

「ふふふ、では今そのシャツの下にはルカちゃんが一糸纏わぬ生まれたままの姿でいると言うことですね♡」

「……!?」

そういえばそうである。

普通に寝起きの頭ですっぽ抜けていたが、俺は別にずぶ濡れな訳ではない。そして下着も普通につけているし、お気に入りの靴下も履いてる。

コイツ俺がどう足掻いても恥ずかしくなるように仕向けて来やがった!!

「……♡ おや、まさかそのTシャツとズボンの下に下着を着けていらっしゃるのでしたら、さ・ん・か♡ 出来ますよね?」

非常に恐ろしい笑みを浮かべハナコ様はそう俺に言った。

 

 

「……勘弁して頂けないでしょうか?」

ダメです♡

必死の上目遣いと全力の萌声。

羞恥心もプライドも投げ出して俺が出せる最大限媚びへつらった懇願は呆気なく薙ぎ払われた。

 

 

結果、俺も水着パーティーのメンバー入りである。

え、下着パーティーは? と思われるかもだが、先生いるしここは水着で手打ちにと頼み込んだヒフミのお陰で助かった。

いや事実だけを見れば何も助かってはいないんだけどさ。

 

 

「うぅ、寒い……なんで私まで水着に……」

「あはは……で、でも、ルカちゃんだけ仲間はずれというのもどうかと思いますし」

「本当の友達なら仲間はずれとか言って道連れにしないと思う……」

……単体で座ってる皆より胡座の上に収まってるアズサがいる分、寒さはマシなんだろうけどさ。

 

「……まぁ、仕方ない気もする」

先生が“ルカ、諦めよう……”と副音声を込めた苦笑いを向ける。

「そうですよ、こうとなってはパジャマパーティーならぬ水着パーティーくらいしかすることはありません♡」

「断言すんなよ……他にも有ったろ、予備電源だったり緊急用の発電機を回したりとか」

「えぇっ!? そんな設備あったんですか!?」

「うん、ハナコがゴリ「ルカちゃんは全裸パーティーの方がお好みでしたか♡ でしたら今度ルカちゃんのお家にお邪魔させて「すいません、それだけは本っ当に勘弁して下さい……!!」

「あら……それは残念です……」

素直に土下座をした。

それはもう、誠心誠意心を込めて土下座をした。

アズサを一度退かして、立ち上がって、膝を折り、手を地面に着け、頭を深々と下げ額を地に着ける。

こんなド変態、自宅に連れてったらヴァルキューレのお世話になる。

……昨日の一件で本気でハナコに詰められて以降、いいように遊ばれているというか、尻に敷かれている気がする。

「あはは……で、でも、ルカちゃんの部屋でパーティーするにはまず掃除が必要ですね。女の子として、本当にどうかしている部屋なので……」

今、私刺される必要あった!?

「……ルカ」

先生が慈悲深いオーラを纏って、助け舟を出そうとしてくれる。

ルカちゃんの部屋を3日に渡って掃除をしたので!!

とりあえずヒフミに謝って?

裏切られた!?教職に就いている人がしちゃダメでは!!?」

 

 

「ルカ、うるさい……寝れない」

「寒いのは分かるんだけどなんでアズサは今、私の背中に乗っかって寝ようとしてるの……? ちょっとキツいから辞めてくれない……?」

土下座をした体勢のままな俺の背中で、丸まって横になろうとしているのを注意する。

「……やだ」

やだ!?

一瞬の間が開いて出てきた言葉は拒否であった。

 

え、俺このまま土下座したまま会話に参加しなきゃいけないの……?

アズサさん、随分とわがままに育ってませんか……?

どういう教育してんだ錠前サオリぃ……!!!!

 

「さて、ルカちゃんはこのままでいいとして、休み時間なんですし楽しみましょう♡」

何も良くないよ!?

「ルカちゃん。アズサちゃんが寝ようとしてますので、大きい声は控えてあげて下さい」

「ヒフミさんッ!?」

「ルカ……アンタそのうち良いことあるわよ」

散々ボコボコに言葉の暴力でリンチにされているとコハルが優しい言葉をくれる。

「こ、コハル……ありがとう、今まで淫乱ピンクとか言ってゴメン……」

「死刑」

いつになく本気の死刑宣告!?

心の底から謝ったのに……

 

「ルカの背中は暖かいけど上手く寝れないな」

「そりゃあ悪ぅございましたね……いや、そもそも土下座してる人の上で寝るのが可笑しいけどね?」

アズサが背中から下り、重さから開放され体をやっと起こせた。

「ハナコは楽しそうだね」

「分かりますか先生♡ 私こういうことを、ずっとしてみたかったんですよよね。なので、ちょっとテンションが上がっていると言いますか……」

傍から見ても分かるくらいにはキラキラ……というよりはつやつやしているハナコからは楽しいのがハッキリ伝わってくる。

「気持ちは分かる。私も何なら補習授業部に来てからずっとそういう気持ちだ」

「あら、そうなんですか?」

「うん。何かを学ぶことも、みんなでご飯を食べることも、洗濯も掃除も。その一つ一つが楽しい」

少し意外そうな顔をしてハナコから相槌が漏れ出た。

「水着に関してもそうだ。泳ぐ時にだけ着用するものだと思っていたが、こういった活用方法があることを初めて知った。知らなかったを知れるのは、とても楽しいことだ」

「み、水着の件はちょっと違うというか……」

どう指摘すべきか悩んであうあうしながら俺の顔を見るヒフミ。

でもゴメン、ちょっと助けられそうにない。

「でも動きやすいし通気性もいい。ハナコが学校でコレを着て歩いていたというのも納得がいく」

なおも続くアズサの言論に笑顔でハナコが加勢する。

「そうですよね、だから言ったじゃないですかコハルちゃん。ほら、アズサちゃんも髪を同じ色に染めましょう♪」

「いやそれで外を歩くのは犯罪だから!! 納得しちゃダメ!! それに公然猥褻罪だよ!?」

同族(淫乱ピンク族)を増やそうと染髪を勧めるハナコに反応するがピンク髪に染めるのは公然猥褻罪ではない。というか、それだとお前も公然猥褻罪だし、ミカもそうなるだろ。

 

「コハルと勉強するのも楽しい」

「きゅ、急に何っ!? なんでいきなりそんな恥ずかしいことを!?」

「あらあら……♡」

「ま、まぁ、私みたいな? エリートと一緒に勉強すればためになることも多いと思うけど?」

「うん、本当にそうだ」

天狗になっているコハルを全肯定しだすアズサ。

「アズサちゃん……ルカちゃん以外に対して感情が余り表に出ないので色々と心配でしたが、良かったです」

「勿論ヒフミもだ。ヒフミにはいつも世話になっている。本当にありがとう」

優しく微笑むその一言で涙腺といい、感情といい色々とヒフミが内に溜めていたものが爆発したのだろう。

あ、アズサちゃんーーーっ!!!!

ぎゅっとヒフミがアズサに抱きつく。

 

「ヒフミ……少し息苦しい」

感涙のあまりにこれでもかと力いっぱい抱きしめているヒフミの背中をタップしているが、本人は気づいていないのか頬ずりしている。

「ぐ、ぅっ……ひ、ヒフミ……っ」

「ヒフミ、アズサが苦しんでるからそろそろ離してあげて」

アズサがマジで苦しそうにしているので切り離そうと二人の肩を掴むが――。

「いや、力つよいなっ……!? すっごい力で抱きしめてない!? どんだけ離れたくないんだッ!? ホントにアズサを絞め殺しちゃうからそろそろ離したげて!!?」

 

ヒフミにとってアズサはモモフレと同じカテゴリーの愛くるしい枠に入ったのか、離れようとしないヒフミを何とか引き剥がしたものの、アズサが俺の後ろから離れなくなった。

……まぁヒフミが悪い。

アズサの顔色が赤から青に変わりつつあるので本気で焦った。

そんなトラブルはあったものの、なんだかんだで話に花が咲く。

 

「そういえば合宿前に食べてたバーガーだけど、あれゲヘナで新規発掘した店なんだよ。美味いし、ステレオタイプなトリニティ差別も無いしめちゃくちゃいい店でさ……」

「ルカちゃんって引きこもりがちですけど、食べ物に関しては色んなお店知ってますよね」

「引きこもりじゃないから。インドア派なだけだからね? キヴォトス各地のバーガーキングを巡ってる内に色んなお店行くようになったね」

俺が引きこもりならきっと授業だってドローンとかで受けてるし、デリバリーサービスを馬鹿みたいに多用してると思う。

「……言っとくけど、あっちこっちのトラブルに首を突っ込みに行くからって、委員会内で出先で会ったらまず周囲を確認して連行するように言われてるからね?」

「私そんな扱いなの!?」

ひょっとしてイチカと遭遇する度に茶をシバきに連れてかれるのって連行準備してたのか。大体どっかからトラブルが飛んできてそのまま逃げてたからわからなかった。

「はぁ……呆れた」

呆れたようにため息をついてコハルは説明を放棄する。

 

「でしたら他の話でもしませんか?」

不意にハナコが話題を変えるために切り出す。

「今トリニティのアクアリウムでゴールドマグロという珍しい魚が展示されているらしく……」

「嫌な予感するから行きたくない」

ごめんハナコ、そこに今度行こうって話するんだろうけど勘弁して欲しい。

ただでさえ今夜美食會こと美食研究会が出てくることが分かりきっているのに更にその後も巻き込まれるのが確定するなんて冗談じゃない。

まぁジュンコとイズミはまだ適当に対処出来なくもない。

そして百歩譲ってハルナも……うん、まだいい。勝手に人の家に来る奴ではあるが、丁寧にぶぶ漬けを出して食わせれば帰る女だ。

だが、鰐淵テメェはダメだ。

居留守を使えば玄関扉を剥がそうとするし、窓ぶち破って入室するし、眼の前でパンツ履き替えるし、ぶぶ漬けを出したらおかわりを無限に要求してくるパワー系ファッキンガールなのである。

なんでコイツ透き通る世界感で送るRPGに出演してんだ、ジャンプに帰れよ。

しかも何が嫌ってハルナがフウカを拉致するようにアカリは俺を拉致しようとして来るのが最も嫌だ。

別に料理が特別に上手い訳でもなくそこらで外食を良くするだけなのに何故拉致されなければならないのかがマジで分からない。

そんな苦手なヤベー女と遭遇する回数もリスクも減らせるならとことん減らしたいのだ。

後、無駄に戦闘したくない。

「では今度行きましょう♡」

「話聞いてた?」

目の前のやべー女Part2には通じないようだったが。

「ふふ、そんなこと言っても結局ルカちゃんはみんなに付き合って行ってくれますよね♡」

「行かない。絶対に行かないからね!?」

出来るなら今夜の外出だってしたくないし!!

 

 

 

 

「準備は出来た。いつでも出発出来る」

「さあ皆で行きましょう!! 楽しくなってきましたね、深夜に裸の散歩♪」

いや服は着ろ!!

……うん、知ってた。




One PointTopic:本作品は異種流離譚とヒーローズジャーニーをベースにプロットを組んでいますが良く脱線します。



いつも誤字脱字報告、感想、評価ありがとうございます!!
作者は承認欲求モンスターなのでいつもガソリンになってます!
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