転生したらソウブレイズ♀になっていた件について 作:戦魔王ゼロ
ーーーここ、何処だ?
ふと、眼を覚ますと、俺は暗い、暗い、森の中にいた。
確か、夜の連勤明けで疲れきってーーーベッドで寝ようと!!
そう言えば、俺、風呂に入ってなかったっけ!!
まさか、寝落ちしてーーーそのまんま!?
そう思った俺は、そのまま地面に何度も頭を打ち付けた。
『ーーー起きろ、俺!!そのまま寝ると、死ぬぞ!!夢から覚めろ!!!』
この中を夢と判断した俺は、すぐさま起きるため、自身の身体に何度も痛みを与えてみた。
だがーーー
『ーーー痛タァ!何で、何度も刺激を与えているのに夢が醒めないの!?むしろ、痛すぎて、これが現実なんじゃーーー』
そう、痛みで夢から醒めるどころか、ここが現実ではないかと思ってしまった。どうなっているんだと、現在の状況に頭を悩ませているとーーー
ゴソゴソ
ーーー突然、茂みから物音がした。
『誰だ!?』
今の状況にイライラしていた俺は、その物音が起きた茂みに向けて怒鳴りつける。
すると、そこから某国民的アニメに登場する主人公の格好をした中年男性が現れた。
「これは、珍しい。
マダラタウン?マサラタウンじゃなくてーーー
某国民的アニメーーーポケットモンスターの主人公サトシの名乗りをしてきたコスプレのおっさんを目の前に思わず、頭が真っ白になりかけた。
ーーー
???
何か、両腕が鋼鉄のように重い。それに、何か、手というよりかはーーー剣か!?
思わず、立ち上がり、ザトゥージと名乗ったおっさんから逃げるように、森の奥へと走り出していた。
『ーーーここは、夢の中なのか?それともーーー』
しばらく、森の奥へと走っていた俺は、途中で泉を見つけた。喉が渇いたので、泉に手を伸ばして、水を掬おうとした。
その時だったーーー泉に、写っていた。
『な、な、なんじゃこりゃー!!って、この姿ってポケモンのソウブレイズーーーまさか、俺ーーー風呂場で寝落ちした時に死んでーーー』
ポケットモンスター最新作のポケットモンスタースカーレット・バイオレットに登場するポケモンーーーソウブレイズ
どうやらーーー死んだ俺はポケモンに転生してしまったらしい。
う、嘘だ。まだ、ポケモンの新作やってないのに、死んだのかーーーしかも、気になっていたソウブレイズに転生してるし!!!
ようやく、ブラックな連勤が終わり、貯めに貯めた貯金で買ったSwitchとポケモンのバイオレットをプレイしようと思っていたのに、寝落ちで逝ってしまった。
『これは、夢だ。そうだーーー目の前に泉があるし、飛び込めば目が醒めるかもしれないーーー』
そう言って、ソウブレイズ姿になった俺は、泉に飛び込む。
だが、その時有ることを思い出した。そう言えば、ソウブレイズってゴースト・ほのおタイプーーーみずって弱点じゃなかったけ?
気づくのが遅かったーーー勢いよく泉に飛び込んだ俺は、案の定、タイプ弱点というポケモンの洗礼を、その身で受けることになる。
痛てぇえええええ!!!身体のダメージが半端なく襲ってくる!!!
ダメージを受けた部分が光を帯びているーーーまるで、聖属性の魔法を受けたような感覚でじわじわと身体に痛みが生じる。
やがて、全身が光に包まれる。流石に、消滅すると思った俺は、急いでーーー泉から出た。
「はぁはぁはぁー死ぬかと思った。というか死んでるのかーーー?声が少し高くなってる。それに、先程感じていた甲冑の重みもーーー」
何か変だと感じた俺は、泉に再度顔を覗き込むーーー
「何だ、この美人はーーーえ、まさか、俺?もしかしてーーー胸もでけぇしーーー無い、男の相棒がーーーいやぁーーー!!!」
ソウブレイズのコスプレをしたような紫の髪をした美人の顔が泉に、写り込んでいた。発育の取れたスタイルーーーそして、男の相棒とも呼べる存在が消失していた。
拝啓、母さんーーー俺は、死んでソウブレイズ♀に転生したようです。
そのまま俺はショックで、その場に倒れ込んでしまうのだった。
この物語はブラック企業に勤めていたポケモン好きの会社員が、ソウブレイズ(♀)に転生し、愉快な異形達と共に笑いあい、時には、シリアスに戦ったりするが、エロやギャグが満載なコメディ的なファンタジーである。
オリ主は、ブラック企業に努めていた元会社員で、現ソウブレイズ(♀)
能力としては、ソウブレイズの技や特性は勿論のこと、D×D世界特有の神器も宿しています。その為、正確にはポケモンになったというよりかは、ポケモンのソウブレイズの能力を得たオリ主という形です。話が進むうちに、詳細も明らかにします。
息抜き投稿なので、不定期ですが、個人的には面白くなりそうなので、続ける予定です。ソウブレイズ♀となったオリ主の未来はどうなる!?
お楽しみに!