時間が無い中に書いたので所々文がおかしくなっていると思います。
「え...」
そんな声を上げるのはプレアデスの長女である。ユリ・アルファである。ユリは困惑の表情を浮かべる。さっきまでプレアデスはナザリック地下大墳墓の第九階層の円卓の間に控えていた。隣にいたセバスの姿もない。
周囲を見渡すが見渡す限りの草原である。今わかる事は此処はナザリックではないと言うことだけだ。しかし、慌てても仕方がない。そう判断したユリは妹達を呼び集める。
「みんな一旦集合しましょう」
ユリの呼びかけに応じ姉妹達がユリのもとに集まる。
「これはどう言うことなのユリ姉様これは何が起こっているの?」
そうユリに問うたのは妹の一人、ナーベラル・ガンマである。
ナーベラルにそう問われユリは少し困った顔をする。
「わからないはでも此処がナザリックではない事は確実でしょうね」
ユリがそう返答するとまた妹達は騒がしくなる。
「一旦落ち着きなさい」
そうユリが言うと妹達は静まる。ユリはため息を吐くと話し始める。
「では何故私たちは此処にいるのか、それとナザリックは今どうなっているのかについて話していくわよ」
その問いかけに妹達は顔を縦に振る。
そこから話し合うと様々な可能性が出てきた。
一つ目は今ナザリックは襲撃を受けていてこれは敵の〈マジック・キャスター/魔法詠唱者〉の魔法により起こったと言う可能性、そう考えるとプレアデス達の顔色は瞬く間に悪くなっていく。襲撃者がいると言う事は至高の御方であるモモンガ様にもしもの事があった場合自分たちは盾になれないからである。
二つ目は至高の御方あるモモンガ様に捨てられたという可能性、そう考えるとプレアデス達は一つ目の可能性の時の話より顔色を悪くする。が、話していく間にその可能性は一番低いと言うことになった。今まで自分たちを見捨てずに自分たちを守るために他の至高の御方々がさられても一人だけ残ってくれたあの慈悲深い支配者がそんなことをするわけがない、ということだ。
他にも様々な可能性が出てきてが今は情報が足りないということで一旦話し合いは終わりということになった。
「さてこれから、これからどうするかだけど」
「とりあえず情報収集するために人がいるところに行くべきじゃないかしら」
そう返答したのはソリュシャン・イプシロンである。その返答にナーベラルが露骨に嫌そうな顔する。
「〈ウジムシ/下等生物〉が大量にいるところになんて行きたくないわ」
「.........我慢、大事....」
ナーベラルの苦言に返答したのはシズ・デルタである。
「分かってるはそれぐらい」
「ナザリックに帰る為だと思うっすよ」
そう軽快に言うのはルプスレギナ・ベータである。
「じゃあ、いくわよ」
そう言うユリの背中を妹達は追いかける。
帝都アーウェンタール――
歩き続けること2時間。プレアデス達は見たことがない都市に到着。都市の入り口の近くで座っていた老人に話を聞くと、この国はバハルス帝国と言う国名らしいそんな国名を知っているか妹達に聞いたが誰も聞き覚えが内容だ。そして老人にナザリック地下大墳墓のことやギルド『アインズ・ウール・ゴウン』についてきてみたが「なんじゃそれは聞いたことがないな」と言われてしまった。この時にプレアデス達はこの世界がユグドラシルとは違う世界だという仮説が生まれた。ユグドラシルの世界にいる者だったらギルド『アインズ・ウール・ゴウン』のことを知らないわけがない。それだけこのギルドはその名を轟かせているのだ。
話してくれた老人にプレアデス達が謝意を述べると。「はっはっは、こんな若くて美人な子達と話せてこっちも嬉しいよ」っと返答していた。それを聞いたナーベラルが「〈ウジムシ/下等生物〉が...」と小さい声で呟いていた様な気がしたが気のせいだろう。
「さてこの世界が異世界である可能性が出てきたけど、もしかしたら私達だけでなくモモンガ様や他のナザリックのもの達がいる可能性があることが分かったわね」
そうユリがさっきの会話の内容で分かったことを簡潔にまとめる。
そしてこれからどうするべきかについて話していく。
「モモンガ様や他のナザリックの者達がいる可能性があるなら見つけてもらうためにもこの世界で名声を高めることが優先事項じゃないかしら」
「それがいいと思いますぅ」
ソリュシャンの提案にいち早く反応したのはエントマ・ヴァシリッサ・ゼータである。
他の者達も顔を縦に振り同意している。
「では、どの様に名声を高めるかって話っすけど。さっきのおじいちゃんが言っていた冒険者になるのが一番じゃないっすか」
「誰か異論のあるものは」
ルプスレギナの提案に異論があるかユリが妹達に問う。無論、それが最善策ということを理解しているので異論が出る事はなかった。
「じゃあ、冒険者ギルドに登録の行きましょうか」
「分かったっす!」
「はい」
「わかりました」
「了解」
「はいぃ」
全員の返事を聞いたユリは妹達を連れて冒険者ギルドに向かった。向かっている途中周囲からの視線が多かった気がする。
帝都 冒険者ギルド――
プレアデス達が冒険者ギルドに入ると騒がしかったのが嘘みたいに静かになる。冒険者ギルドにいる者達の視線がどこに向いているかなんていうまでもないだろう。
「急に静かになったっすね」
「そうね何かあったのかしら」
そんなことを会話していると。
ヘラヘラした六人組の男達がプレアデス達に近づいてくる。
「おい、お前ら」
男の一人が話しかけてくるがプレアデス達は何もないかの様に無視して受付へと進んでいく。その態度にむかついたのだろう男達の一人がナーベラルの腕を掴み止める。
「おいおい、無視すんなよ、ぐふっ!」
腕を掴んできた男の溝うちに常人では目で追えない速さで拳を叩き込む。すると殴られた男は10メートルほど吹っ飛ばされる。吹っ飛んでいく様を眺めながらナーベラルが忠告する。
「調子に乗らないで〈ウジムシ/下等生物〉が、殺すわよ」
「「「「「ひ、ひぃぃぃぃ」」」」」
ナーベラルがそういうと男達は吹っ飛ばされた男を担いでその場を去っていく。
そんな様子を見てユリがため息を吐くがこればっかりは相手が悪いので仕方がない。やりすぎではあるが。
「ナーちゃんやりすぎっすよ」
ルプスレギナが注意するがその顔は怒っているのではなく笑っていた。
注意されたナーベラルの顔には一切の反省も見えない。
「仕方ないじゃない〈ウジムシ/下等生物〉に触られたんですもの」
ユリがまたもやため息を吐いた。が、周りからの視線が痛いため早く此処から去りたいユリは二人に声をかける。
「二人とも早く冒険者登録を済ませるわよ、この後もやることがあるんだから」
「分かってるっすよ」
「わかりました」
二人はそう返事するがユリは本当にわかっているの?という気持ちもあったがそれよりも早くこの場から去りたいため考えるのをやめた。
帝都 図書館――
冒険者登録を終え銅のプレートを首からぶら下げ、プレアデス達は帝都の図書館に来ていた。来た理由としては一つ目はこの世界のついて調べるためで二つ目はナザリック地下大墳墓のことやギルド『アインズ・ウール・ゴウン』について調べるためだ。
調べていく中でこの世界はユグドラシルとは別の世界だという事が仮説から確信へと変わった。
そして六大神や八欲王、十三英雄のことについても調べていたソリュシャンが全員を呼び集める。
「ちょっとみんな、これ見てくれるかしら」
そうソリュシャンが言うと他の姉妹達が視線がソリュシャンの見ている本へと向けられる。
そも本は六大神について記されている。そして今ソリュシャンが開いているのは。
六大神の一柱である。死の神。スルシャーナについて書かれたページである。何故そのページを見てソリュシャンが他の姉妹達を読んだのかそれは――。
「似てる」
そうシズが言ったじゃあそれは誰に似ているのかという話になる。それは――。
「モモンガ様にそっくりっす」
そう言うルプスレギナと同じ反応を全員見せる。そうスルシャーナの姿はモモンガ様にそっくりなのである。此処でまた一つの可能性が生まれたそれはモモンガ様は何故かはわからないが名をスルシャーナに変えた。という可能性が生まれたがその可能性はプレアデス達にとって最もあって欲しくない可能性出会った。何故か、それはスルシャーナは過去の人だからである。もし本当にスルシャーナがモモンガ様であった場合はプレアデス達は役目を果たすことができなかったということになる。なのでプレアデス達にとってこの可能性が一番最悪なのである。
「モモンガ様だった場合死ぬわけないっす」
そういいルプスレギナは姉妹達を励ます。
「そうね。きっとスルシャーナはモモンガ様と同じ種族なだけよ」
そうユリが言うと他の妹達も顔色が幾分かマシになる。
(早くお会いしたい)
ここで全員が思っていることが同じだった事は言うまでもない。
帝都 宿屋――
帝都に来る道中に狩ったモンスターの死体を冒険者ギルドに売った金で帝都で一番良い宿屋に止まる。六人部屋があったら良かったのだがなかったので三人部屋を2部屋借りた。部屋割りはナザリックの時と同じである。
今日あったことを話し合う為にプレアデス達は一つの部屋に集まる。
「では今日会ったことについて話し合いましょうか」
そうユリが言うとプレアデスは話し合う。この世界がユグドラシルとは別の世界だという事。モモンガ様や別のナザリックの者達が来ていると言う可能性など様々なことについて話し合ったが。あえて誰もスルシャーナのことについては触れなかった。
「じゃあ今日あった事の話し合いは終わりにして次は今後どうするかについて話し合いましょう」
そうユリが言うと今後の方針について話し合う。
「まず名声だよねぇ」
「冒険者の最高位のアダマンタイトになるのはどうっすか」
「...それが、最善...」
「じゃあアダマンタイトになった後はどうするのかしら」
「別の国に行くのもいいと思うわ」
そこから話し合いは朝になるまで続いたという。普通の人だったら寝不足になったりするのだろうが彼女達は彼女達は元々睡眠を取らなくていい体質だったり睡眠と食事を取らなくていい指輪を装備しているため平気なのである。
次回はモモンガサイドについて書きますねー