オタク文化の創造神と呼ばれた俺がVtuberになった訳   作:ユリガスキー

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彗月ちゃんと晩酌配信!

猫道 凛

@neko_rin

渚ちゃーん、コラボしよーにゃー♡

猫道 凛

@neko_rin

渚ちゃーん?

猫道 凛

@neko_rin

無視すんにゃー!

 

 

 

♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎

 

 

 

 ヤーお前ら、昨日ぶりだな。

 今日俺は彗月ちゃんにお呼ばれしているぜ。

 

 俺のリスナーであるお前らにとっては説明する必要もないかもしれないが、彗月ちゃんは……まぁ結構やべー奴なんだが、その配信内容は(革命家の琴線に触れなければ)いたって普通だ。

 あぁいや、普通つっても彗月ちゃんの個性は十分に出てるんだが、何も知らないリスナーは普段の配信もやべーと勘違いしてしまうかもしれないから一応な?

 

 んで今回は彗月ちゃんがよくやってる晩酌配信にお呼ばれしたというわけだな。

 

何気に2人のコラボは初めてな気が

誰だよこの2人のコラボを提案したバカは

やべー奴×やべー奴

ツッコミ不在の恐怖に震えてるよ……

凛:じっ……

 

「コメントでも書かれてるけど、渚ちゃんと2人っきりのコラボってこれが初めてなのよね」

 

「これまで凛ちゃんや凛ちゃん、あと凛ちゃんとかが間に挟まってたからね」

 

間に挟まる?

百合に挟まる白猫

処す? 処す?

↑でも白猫も女の子だよ?

百合に挟まる百合……?

凛:風評被害だにゃ!

 

「昨日の案件の後もそんな話になって今週のどっかでコラボしよーって話になったんだよな」

 

「まさか昨日の今日でコラボすることになるとは思わなかったけどね」

 

「いやー凛ちゃんの誘いをかわすたm……一刻も早く彗月ちゃんとコラボしたかったからね☆」

 

凛:おい

 

 昨日のトレカのせいで俺の運がめちゃくちゃ悪いことがバレてしまい、今度こそ罰ゲームを喰らわしたい凛ちゃんはここぞとばかりにコラボに誘っているのだ。

 

「私にもコラボを誘ってたわね。返り討ちにしちゃったけど」

 

 そう言ってふふふっとお上品に笑う彗月ちゃん。

 こう言うのを見るとマリネカートでの言動が嘘のようだぜ。

 

マリネカートも最高だったわ

彗月ママめっちゃ強かったよね

↑強かったってか……なんか凄かった

革命家は敵に回さない方がいいと理解しました

凛:うっ……頭が

 

「まぁ凛ちゃんとゲームでコラボするにしても、まずは罰ゲームを消化してからだな。あれ以来1個もやってないし」

 

「確か5つくらい残ってたっけ? ……もしよかったら私に1つ罰ゲーム権を譲ってくれないかしら?」

 

「え? まぁ俺は別にいいけど……おーい、凛ちゃーん。そーゆーわけだから1つ譲ってもえーかなー?」

 

凛:おっけーにゃ。何なら渚ちゃんが使うよりマシな気がするにゃ

 

「ふふふふふふ、凛ちゃんにやってもらいたいことがあったのよー、ふふふふふふ」

 

ヒェ

こ、怖い

凛:あ、あれ? もしかしてやらかしたにゃ?

 

「……しーらないっと。凛ちゃんがどんな目にあおうとも俺とは関係のない話。最終的に譲ってもいいと決めたのは向こうだからな、うんうん」

 

 よし、言い訳完了。凛ちゃんがコメント欄でにゃーにゃー言ってるが気にしないぜ!

 

「ふふふ、リスナーのみんなとお話しながらの晩酌も楽しいけど、渚ちゃんと一緒に晩酌するのも楽しいわね」

 

「へへっ! 嬉しいこと言ってくれるぜぃ! まぁまだ"酌"もしてないけどな」

 

 彗月ちゃんの晩酌配信はただ酒を呑むだけじゃなくて、おつまみを自分で作りながら呑む配信となっている。

 配信の前半が料理パートで後半が晩酌パートだ。とは言っても作りながら呑んだり、足りなくなったから後からなんか作ったりと結構ぐだぐだだ。

 でも、そういった普段は配信構成をある程度管理してる彗月ちゃんが見せる隙というか素の部分がこれまたいいんだぜ!

 

「お酒が入るとどうしても適当な性格が出てきちゃうのよね……まぁ今回はお酒は呑まないんだけどね」

 

「ぬ? 俺のことなら気にせずに呑んでいーぞ?」

 

「流石に未成年と一緒には呑まないわよ。たとえオンライン上であってもね」

 

マ?

渚未成年なん?

凛:全然気づかなかったにゃ

↑草

 

「なんとルフナ先輩よりも歳下なんでエトワールの最年少記録を更新しちゃったんすよねー」

 

まじか

ルフナちゃん喜ぶやん

歳下の子入ってほしいって言ってたもんな

 

「確かルフナ先輩は3ヶ月後に20になるんだっけ。その時には一緒にお酒呑みたいわね」

 

「いーなそれ。ルフナ先輩赤ワイン飲みたがってたからお高いやつ贈ろうかな」

 

「赤ワイン? チョイスが渋いわね」

 

「あぁ、こう……足を組んで肘掛けにもたれながらワイングラスを回すのに憧れているだけだから。味とか知らないんじゃないかな」

 

「! ふっ、ふふふ! ご、ごめんなさいっ! ふふっ、ちょっとツボに入っちゃって……!」

 

 え、えぇ……めちゃくちゃ笑うやん。

 

「いえね、ルフナ先輩がドヤ顔でワイングラスを回す姿と、一口呑んでおえってする姿が容易に想像できちゃって……ふふっ」

 

失礼だけどわかる

正直わかる

というかそれを期待してる

 

「さてと、こっちもいい感じに出来上がったわ」

 

 そう言って写真を撮ってトゥイッターにアップする彗月ちゃん。

 え? 反射して顔バレしないかって?

 大丈夫だいじょうぶ、初配信でも被ってた仮面をつけて撮ってるから。

 

「おー! めっちゃ美味そうな肉じゃが! くそっ、晩飯食ったあとだというのに腹が減ってきた」

 

「それじゃあこのちょっとお高めのりんごジュースで乾杯しようかしら」

 

「もしかして俺がりんごジュースを用意するって言ったから……?」

 

「えぇ、これでお揃いね」

 

「彗月ちゃん……!

へへっ、悪いなお前ら。俺らは2人仲良くりんごジュースを嗜むからよ、お前らは画面の前で1人悲しくビールでも飲んでな!」

 

グギギ

こいつ煽りよる

けっ! 酒も飲めねぇガキは黙ってな!

凛:いーなー……

 

「……たっく、そんな入りたければこっち来なって」

 

凛:いやでも

 

「確かに渚ちゃんと2人でやりたいわねって話はしてたけど凛ちゃんとやりたくないわけでもないし、それに2人より3人の方が楽しいからね」

 

凛:渚ちゃん、彗月ちゃん……!

 

「渚ぢゃん、彗月ぢゃん……!」

 

「いや入ってくんのはえーな!」

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