オタク文化の創造神と呼ばれた俺がVtuberになった訳   作:ユリガスキー

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3連続キル!

「マスター、事務所前に到着しました」

 

「いやぁアイさん、いつもすまないねぇ」

 

「それは言わない約束でしょ……茶番はさておき、近場で待機していますので帰宅の際には連絡を入れてください」

 

「あいよー、いつもありがとな。夕方までかかるはずだからそこいらで適当に休んでいていいからー」

 

 アルビノである俺は肌が普通の人よりも弱い。そのためこうした移動の時は送迎が必須だし、車道から事務所があるビルまでの短い距離ですら日傘が必要だ。

 いや別に症状がそこまで酷いってわけではないんだが、アイはそこんとこ本当に煩いんだ。まぁ気を遣われてるわけだし悪い気はしないんだが。

 

 かつてアニメやゲームで見ていたアルビノ美少女たちも裏ではこうしたケアをしていたのだろうか。何気なしに思い描いていた理想の裏側を知るとなんとも言えない気持ちになるぜ。

 

 

 

 そんな感じでどうでもいいことを考えながらビルの中を歩いていると、向こう側から1人の少女が歩いてきた。

 

 

 

 ──間違いない、彼女は金剛未来(こんごうみらい)先輩だ!

 

 

 

 めっちゃでかいおっぱい、それをスラッシュしてるカバンの紐、そしてそれを両手で掴んで猫背になって、あとなんか凄いキョドっている。

 

 あの見るからにコミュ症といった幸薄そうな美少女は金剛先輩に違いないッ!

 

 

 

 と、めちゃくちゃ失礼なことを考えていたら金剛先輩と目があった。

 なんかフリーズしてて草。追加で美少女スマイルもお見舞いしてやるか。

 

 

   キラーン☆

 

 

 って、うぉ! 危ねぇなおい!

 フリーズしたまま後ろに倒れそうになった金剛先輩を慌てて支えながら顔を覗き込むと、完全に気絶していた。

 

 

 ……うん、これは完全に俺が悪いし、ちょっと救護室まで連れていくか。

 

 

 

♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎

 

 

 

 金剛先輩を空き部屋(救護室はなかった)に連れて行き、近くを通りかかった社員に後を託して俺は急いで目的の部屋へと向かった。

 

 金剛先輩のあれやこれやで20分くらい時間を無駄にしてしまったが、俺は基本的に1時間前行動をしているのでまだまだ時間に余裕はある。

 なぜこんなに早く行動するのかといえば、それは俺の美貌のせいだ。会う人みんなフリーズするから前もって行動しとかないとその後の予定に響いちゃうからな(響かないとは言っていない)

 

 

 

 というわけで目的の部屋へと到着した俺はちゃーんとノックをして入室、部屋の中央にはこっちを振り返ったままポカーンと口を開けたロリがいた。

 

 この小ちゃくて生意気そうなロリっ子は間違いなくルフナ先輩だな。

 とりあえずその柔らかそうなほっぺを堪能するとしようか。

 

「…………って、いつまでほっぺ弄ってんのよー!」

 

「あっ気がついた。おっすおっす、オラ渚。仲良くしてくれっと嬉しぃぞ!」

 

「なんでアイツといい奇人変人は美形揃いなのよ……」

 

「ん? なんか言いました?」

 

「なんでもないわよ! それよりあんたは準備大丈夫なの?」

 

「こっちは特に準備することもないんで大丈夫ですよ。全部社員の方がやってくれてますしね」

 

 そう言ってあたりを見回すとアーペックスが出来る端末が5つ用意されておりいつでもゲームを始められる準備が整っていた。

 

 なんでアーペックスやるのに端末が5台も用意されてるんだって?

 まぁそこは後のお楽しみってことで。

 

 

 

「おーほっほっほっ! 皆様ご機嫌よう! アクアマリー・カイナーのご到着ですわ〜!」

 

「うっさ! 相変わらずアンタは挨拶がうるさいのよ!」

 

「えへへ、ルフナちゃんお久しぶり! 相変わらず可愛いなぁ」

 

「ちょっ、頭撫でてくんな。ってか1週間前にコラボしたばっかじゃない」

 

「でもリアルで会うのって2ヶ月ぶりじゃない。今のうちにルフナ成分を接種しなくちゃ」

 

「アスライテみたいなこと言うな!」

 

 

 

 あ……ありのまま今起こったことを話すぜ!

 アクアマリー先輩がやってきたと思ったらルフナ先輩とのてぇてぇが始まった。

 な……何を言っているのかわからねーかと思うが、俺の脳もてぇてぇでやられてよくわかんなくなってるぜ。てぇてぇばんじゃい!

 

 

 

「………………………はっ!」

 

 おっ、復帰までめちゃくちゃ早い。こっち見てフリーズしたと思ったら数秒で戻ってきた。

 フリーズから戻ってきた時間ランキングの5位が更新されたぜ!

 

「ちょちょちょちょ、ルルルルフナちゃん、誰ですかあの美少女は! なんか高貴なオーラ撒き散らしてますけど! どこかのお偉いさんですか!?」

 

「マリー落ち着いて聞きなさい。その高貴な美少女はあの2代目アスライテこと渚よ」

 

「え」

 

 凄い勢いで首を振り、こちらとルフナ先輩を交互に見てくるアクアマリー先輩。ってか2代目アスライテって色々と失礼やな。

 

 あーらら、またフリーズしちまったよ。今度は戻ってくるまで時間かかりそうだな。

 

「まったくもう、ルフナ先輩のせいですよ?」

 

「なんでアタシのせいになんのよー!」




アクアマリーはルフナがいつも早く現場入りすることを知っているため、今回も早く来ていちゃいちゃしようとしていたという情報を投下します。
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