オタク文化の創造神と呼ばれた俺がVtuberになった訳   作:ユリガスキー

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流石にここまで来たらバレないだろ(慢心)

神崎渚@ゲーム会社立ち上げってマ?

@k4nz4k1nagisa

明日の14時に「たジャたたングたル」で待つ

 

ヒント:たぬき

 

 

 

♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎

 

 

 

これはまた例のあれか?

しかし何故ジャングル?

意味がわからねぇってばよ

 

 察しのいい人はもう気付いていることだろう。

 そう! 今回の配信は「情報漏洩回」だ!

 

 今日も今日とて、エトワールの情報をたくさんお届けしていくぜ!

 

 

 

「おや、まさか先に着いているなんてね。前回の反省を活かして早めに着いたというのに。

もしかして、俺に会うのが待ちきれなくて早めに来ちゃった……とか」

 

相変わらず声だけはいいな、声だけは

今日一日この声で喋ってくれねぇかな

じょ、情報が欲しいだけなんだから、勘違いしないでよね!

 

「そんなこと言って……本当は俺に会いたかったんだろ?」

 

く、悔しい! 渚なんかにぃ! ビクンビクン

渚のくせにぃ! 渚のくせにぃぃ!!

 

「しかし、よくあの難解な暗号を解いてここまでこれたな。流石俺のリスナーだと褒めてやりたいところだぁ!」

 

難解……?

めちゃくちゃ簡単だったぞ

あれ解けないやつはいないだろ

彗月:ですね

アスライテ:んだんだ

 

「おいおいお前ら、それはこの場にいない凛ちゃんを侮辱してんのかい?」

 

いやいや、まさかそんなわけ……

……

凛ちゃんが出てこない……だと……?

本当に解けなかったのかよw

彗月:凛ちゃん……

アスライテ:所詮猫は猫なのだ

 

 凛ちゃんは今頃事務所でボイス収録している頃だろうか。

 

 俺ら三期生は新人だからと色々と免除されていることがある。

 そのうちの1つとしてボイス収録があったのだが「もう2ヶ月経つしボイス出しとこっか」とのお達しがあって、俺たちは順番にボイスを録ることになった。

 

 俺と彗月ちゃんは難なく収録を終えたのだが、凛ちゃんは結構苦戦しているらしく、今日の昼12時から3度目の収録を始めるらしい。

 14時のこの配信を見に来れなかったってことは……つまりそういうことなんっすね。

 

 

 

「何故今回はジャングルを選んだのか。

前回の配信ではコンテナターミナルで情報を出して、運営に場所が割れてしまった。

そこで超絶スーパーアルティメット天才である俺はバレた原因が場所である可能性に気付いたのさ!」

 

 だから今の俺の背景は鬱陶しいくらいの緑、緑、緑……しかもよくわかんない鳥の雄叫びが響き渡っている。

 こんな辺境な地なら誰も来ないって寸法よ!

 

お、おう

天才かこいつ()

 

「お前らももうわかっているとは思うが、今回のこれも運営にバレたら大目玉を食らっちまう。運営、そしてエトワールのメンバーにはくれぐれも伝えないでくれよ?」

 

彗月:任せて!

カレン:当然だね

朝日奈:うんうん

アクアマリー:ですわ!

ノワール:えぇ……

アスライテ:ちくわ大明神

ルフナ:誰よ今の

エトワール公式:<⚫︎> <⚫︎>

大集合で草

運営もようみとる

 

「じゃあ早速1つ目といこうか。

なんと、エトワール秋のボイス販売が決定したぜ! しかもエトワール三期生のボイスも一緒に出るぜ!」

 

うおおぉぉ!!

そろそろ出るだろうなと思ってました

ママのボイス楽しみ

渚のボイスどんなもんか想像がつかねぇ

 

「しかもただのボイスじゃねぇぞ? 俺が彗月ちゃんにプレゼントした特製の機材と同じものが使われているんだぜ。臨場感も没入感も、今までのボイスとは段違いだから是非購入してくれよな!」

 

マジかよ

あのマイクかなり凄えよな

今まで買ってなかったけどこれを機に購入してみるか

 

「ふふふ、コレを機に沼にハマるの……デス!」

 

 こうしてファンが目に見えて増える感じ、控えめに言って最高やな!

 

「というわけで2つ目いくぞー。

アスライテ先輩が作ったゲームの発売がいよいよ明後日に迫っているが、今回はその内容をリークしていくぜ」

 

きたわね

とうとう出たね。。。

絶対来ると思ってました

 

「対応機種がステームであることと、名前が『スイカップ』であること以外何も明かされていない謎のゲーム。その謎を解明するため、俺はアマゾンの奥地へと向かった──」

 

ルフナ:いやそこジャングルだから

 

「今何か無粋なツッコミが入った気がするが無視して、はいドーン。こちらが実際のゲーム画面となっております」

 

 そう言って配信上に4枚のゲーム画像を表示させる。

 

「スイカップは見た目からもわかる通りとてもシンプルなゲームだな。色んな種類のフルーツを上から落としていって、箱いっぱいに詰めていくだけ。

同じ種類のフルーツが合わさると違うフルーツに成長してスコアを伸ばしていく。意外と奥が深くてかなり面白いゲームだぜ」

 

 こういうありそうでなかったゲームを作れるってシンプルに凄えぜ。*1

 

普通に面白そうなゲームじゃん

い、意外すぎる

やってみようかな

ルフナ:みんな騙されないで! 絶対何かあるわ!

アスライテ:草

なんで4枚目の画像は黒塗りなん?

 

「ほう、そこに気がつくとはなかなかやるな。このスイカップでは秘密のコードを打ち込むことで限定スキンに切り替えることが出来るのだ。この4枚目の画像がまさにそれを写しているんだが……この先は君自身の目で確かめてくれッ!」

 

はー?

つっかえ

俺達なんの為にこんなジャングルまで来たと思ってんだ

朝日奈:そうだそうだー

カレン:情報流せー

 

「いやこれ以上は許可さr……ちょっと情報を抜き取れなかったって言うか……ぶっちゃけ運営に逆らうより恐ろしいから無理というか」

 

エトワール公式:ほう……

公式にロックオンされちゃったね

 

「と、とにかくお前らみんな笑顔になれるようなスキンってだけ伝えておくぜ!

じゃ、じゃあ今日はちょっと早いがこの辺で! アディオス!」

 

いや早過ぎだろ

情報2個だけ?

凛:来たらもう終わってたにゃ

↑おっ、暗号解けたんか

凛:あんごう?

 

 

 

─────

 

───

 

 

 

 

   この配信は終了しました

 

 

 

エトワール公式

@etoile_official

神崎さん、原稿用紙3枚分の反省文を提出してください

神崎渚@ゲーム会社立ち上げってマ?

@k4nz4k1nagisa

!?

*1
渚はスイ○ゲームが流行る前に亡くなっている




もしかしたら勘違いさせてしまうかもしれないので後書きで補足を
アスライテがスイ○ゲームの類似作品を作ったのは偶然であり、彼女も転生者というわけではありません
今作に主人公以外の異物はいません
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