オタク文化の創造神と呼ばれた俺がVtuberになった訳   作:ユリガスキー

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スイカップであそぼ!(前編)

「みんなお待ちかね、アスライテ先輩のゲーム()1()()()で遊んでいくぞー!」

 

 普段はゲーム配信なんてしない俺だが、アスライテ先輩が作ったゲームとあらば、遊ばないという選択肢は当然なかったぜ。

 

あと5分

待機

リークされた情報だけ見ると普通に面白そうなんだよな

 

「俺も事前に情報をいくつか抜きとっ……又聞きしただけだから実際にプレイはしていないんだが、かなり面白いと思うぞ?

パズルゲームとしての完成度が高いというか、何回も繰り返してやりたくなるような中毒性があるというか」

 

けどアスライテの作ったゲームやしなぁ……

限定スキン? ってのもよくわからんし

不安要素しかないぜw

 

「あー、俺もよく知らねーが、何処かしらからリークされたらしいなー。

確か? それによると『エトワール最高』と入力すると限定スキンに切り替わるとか」

 

(リークさせたのは)お前じゃい!

オマエもエトワール最高と叫びなさい!

 

「エトワール最高! エトワール最高!

あっ、そうだそうだ。一昨日の配信のことなんだけどな、色々あって早めに切り上げる羽目になったやん? そのせいで他の情報を流せなかったから来週の日曜にまた枠を取るぜ。場所は追って知らせるから」

 

流石に短過ぎたもんな

情報2つしか流してなかったし

2つとも濃かったけどな

 

「っと、もう始まってるじゃねーか」

 

 雑談と告知をしている間に「スイカップ」はとっくにリリースされていた。

 くそぅ、カウントダウンとろうと思ったのにぃ……

 

「いつもならチュートリアルは飛ばすんだが、今日ばかりはそうもいかねぇ」

 

 そう言ってチュートリアルを読み上げる。

 

 とはいえ、一昨日言ったこととほとんど変わらない。フルーツ、オトス、スコア、アガル、とだけ覚えておけばいい。

 

「フルーツは全部で11種類。フルーツが成長すると、さくらんぼ→いちご→ぶどう→デコポン→かき→りんご→なし→もも→パイナップル→メロン→スイカの順番で大きくなっていく、と。

チュートリアルはこれで終了だな。では早速コードを入力して遊んでいこうか!」

 

 えーと、エトワール最高っと……おっ、メニュー画面も変化してるやん。

 

 

 

 スタートボタンぽちっと。

 

 

 

「おー! ちっこいルフナ先輩じゃん! かわえぇな」

 

 なんと、限定スキンとは各フルーツがエトワールのメンバーに変化することだったのだ!

 まぁ、おおかた予想はついていたけど……なんでルフナ先輩が1番小さい「さくらんぼ」なんだろうなぁ(すっとぼけ)

 

めっちゃ可愛い

かわいいけどジト目なのウケるw

上から落としてるのアスライテやん!

↑ほんまやwww

このアスライテニヤニヤしててムカつくわw

 

「次もルフナ先輩か。じゃあルフナ先輩どうしをくっつけて……ほうほう、お次は凛ちゃんですか」

 

かわいい

ルフナちゃんの次が凛ちゃん……?

あっ(察し)

こーれ、バストサイズです

 

「まぁ、詰められるのはアスライテ先輩だからね、なむなむ。次はカレン先輩か。サイズが一気に飛んだな。

あー、でもボールの大きさは一定に変化するのか。まぁ、ここで急にでっかくなったら困るしな」

 

それは失言やぞ

切り抜け切り抜け

 

「大丈夫だいじょうぶ。全ての矛先はアスライテ先輩に飛ぶから。さぁ皆もアスライテ先輩の為に祈りましょう……ラー・メン」

 

ラーメン

ラーメン

渚もついでに怒られた方がいい

 

「お次はノワール先輩か。なんか心なしか呆れた顔をしてる気がするぜ」

 

 ノワール先輩を角に落としたら、またもやノワール先輩が来たのでそのままくっつけると今度はマリー先輩になった。

 

「ふほほw恥ずかしがってるマリー先輩もいいですなw

確か5番目の「かき」までは上から降ってるくらしいから、このスキンだとマリー先輩まではアスライテ先輩が落としてくれるんだよな……って言ってたらマリー先輩が来たぜ」

 

 運が良いと素直に喜びたいのだが、俺の場合何かの前触れじゃないかと少し怖くなるんだよな……

 

「ちょっwアスライテ先輩満面の笑みでダブルピースしてるやんw」

 

なんて屈託のない笑顔なんだ

ルフナちゃんと凛ちゃんは殴っていいw

 

 その後、少し時間もかかったが、見事アスライテ先輩をくっつけて日菜先輩(名前で呼ぶことを強y……許してもらえたぜ!)にすることができた。ドヤ顔の日菜先輩もかわいいぜ!

 

「これイラストもそうだけど、BGMも中々いいよな。このぽやぽやする音楽が妙に癒されるというか」

 

わかる

なんだかんだで多芸だよね

なんでVtuberやってるか、よーわからんやつ

 

「話している間にダブル日菜先輩が出来上がったな。ここをこう……反対側から押してあげると、あー次は俺か」

 

そういえば渚も大きかったな

ロリ巨乳……イイ

↑でも渚やぞ

うーん……

 

「は? もっと喜べよお前ら。お前らの好きなきょぬーやぞ?」

 

胸ドアップすんなw

画面見えねぇよw

返品しまーす

 

 そんなふうにリスナーと掛け合いをしている間に、俺が2体揃った。

 

「これゆっくり動いてるから放置してれば合体してくれるんじゃね」

 

確かに

待つのも手なのか

物理演算も把握する必要があるのか

なんかマジで競技性があって驚いてるわ

 

「次は彗月ちゃんかな。

ママー、お♡ぱいちょうだ……な、ぬぁにぃぃぃ!!!」

 

三期生は凛ちゃん以外でかいからな

これが格差か……

その声で変なこと言うなw

え?

凛ちゃんが弾け飛んだwww

凛ちゃんの逆襲

 

 あ、ありのまま今起こったことを話すぜ。俺はママに会えると思ってワクワクしていたら、俺の上に乗っていた凛ちゃんが合体した衝撃で弾け飛んで、一気に場外まで行ってしまった。何を言っているのかわからねーと思うが、俺もわからん……というか考えたくないぜ。

 

「なんでや、なんでなんや凛はん。ワテ何かしてしまったでんがな」

 

口調おかしくなってるぞー

東の高校生探偵並みに酷い関西弁

何かしたかと言われれば、まぁしてる

自分の胸に手を置いてみろ

 

「胸に手を……ふーむ、でかいのが2つ付いてるくらいで、他に何もないけどなぁ」

 

それやそれ

 

「まぁいいや、もっかいリベンジするどー!」

 

 

 

 そんなわけで早速リベンジしたのだが……

 

 

 

「な、なにぃ〜! カレン先輩に弾かれて凛ちゃんがあらぬ方向にぃ〜!!」

 

「ル、ルフナ先輩が! 巨乳と巨乳に挟まれて、心なしか顔色が悪くなっているぅ〜!」

 

「くっつかない! アスライテ先輩が、髪の毛一本分の隙間を残してくっつかない! こ、この笑顔が憎たらしいぃ〜!」

 

「おい俺ぇぇぇ!!! どこ転がっとんじゃあああ!!!」

 

「このポヤポヤしたBGMがなんか煽ってるようにしか聞こえねぇ……!」

 

これ出っ張りがいい感じのアクセントになってるのか

つるつる滑るのもヤラシイな

よく考えられてんなぁ

これが十数分前にBGMを褒めてたやつの姿か?




ナニとは言わないけど、大きさ順を
ルフナ(さくらんぼ)→凛(いちご)→カレン(ぶどう)→ノワール(デコポン)→アクアマリー(かき)→アスライテ(りんご)→朝日奈(なし)→渚(もも)→彗月(パイナップル)→金剛(メロン)→???(スイカ)
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