オタク文化の創造神と呼ばれた俺がVtuberになった訳 作:ユリガスキー
「あ、あああぁぁぁ!!! り、凛のエメラルドが!?」
「はい、じゃあ時間的にもいい感じですし、無事森の洋館の探索も終わってダイヤモンドブロックも手に入れました」
「全然無事じゃないにゃ!」
「それでは皆さん、また次の配信で〜」
「まだの奴らは凛ちゃんと彗月ちゃんのチャンネル登録しとくんだぞ? んじゃ、おつかれー」
「んにゃーーー!!!」
おつにゃー
おつにゃー
今日も凛ちゃんの悲鳴が聞けて大満足です
しかし、ちゃんと返済できるんだろうか
彼女はもう終わりですね
「うぅ〜、凛のぉ……凛のエメラルドぉ〜……」
「まぁまぁ、そんな落ち込むなって」
「つらい気持ちもわかるけどね」
ん?
これって……
凛ちゃん配信切り忘れてるやんけ!
前回の切り忘れ事件から1ヶ月も経ってませんよ
あの切り忘れ以降、指差し確認するようになったんだけど……
エメラルド喪失のショックが大きすぎて確認作業が頭から飛んだか
「まぁいいにゃ。200個、じゃなくて210個なんてすぐ返せる量にゃ。凛は過去を振り返らないのにゃ!」
「……」「……」
「んにゃ? 2人ともどうかしたかにゃ?」
「いや別に」「なんでもないわよ」
切り替えができてる(+114514点)
なんで210個と思ったけど、5%増えてるのか
あっ、だから200個一気に借りたのか
↑どういうこと?
↑返済の際に小数点は切り下げない……どんなに小さくても切り上げるって借用書に記載されとるんよ
エメラルド1個借りて即日返せば利子込みで1.05個、つまり返す数は2個になるから一気に借りる方がお得ってこと?
あぁ……一応凛ちゃんなりに考えた結果なのか
「さて、それじゃあ私はこの辺で抜けようかしら」
「え〜〜、もう抜けるのかにゃ〜〜」
「私も名残惜しいのだけどね。今夜の配信で使う材料を買わなくちゃいけないの。ごめんなさいね」
って、そんなこと話している場合じゃねぇ
誰かに声かけて3人に切り忘れを伝えてもらわないと!
でも今誰も配信してないんだよな
みんな用事あるって言ってたし……
用事なかったらマイクリしてるはずだもんな
一応トゥイッターで呼びかけとくか。運営が見るかもしれないし
「おっなべ〜、おっなべ〜」
かわいい
ご機嫌で草
今日の彗月ちゃんはテンション高いな
やっぱり今晩の鍋でテンションが上がってたのか
「さて……これで2人っきりになったのにゃ」
「フフフ……決別の時来たれり、我らは幾度となく相まみえる ──」
!?
いったい何が始まるんだ
無駄にイケボを使うな定期
「スラブラやるにゃーー!!」
「おぉーー!!」
草
仲良しかこいつら
渚のプレイが見れるって貴重だな
「今度こそ、今度こそ憎きポルノハグを倒してやるのにゃ!」
「ははは、前回のスラブラ配信でPornhugにいいようにやられていたもんな」
Pornhug兄貴!
あの闘いはかなり惜しかったよね
マジで僅差だったしな
「凛ちゃんは名前の由来に気づいていない」に100ペリカかけるぜ
↑みんなそっちにベットするから賭けが成立しないぞ
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
「おっ、いい感じじゃねーか。「常に一手先を読んで技を置く」ができる相手に対しては、今みたいに考えることが倍以上に増えるから、ある程度のパターンは頭に叩き込んでおいた方がいいぞ」
「うぅー……頭がパンクしそうにゃー……」
マジで参考になるな
わかっていたけど、プレイも指南もめちゃくちゃ上手いわ
タダで聞いててなんだか申し訳ない
問題は俺のレベルが凛ちゃんの遥か下だから参考にならないこと
↑草
「凛ちゃんは感覚派だもんな。けど感覚派だからこそ、ある程度の理論は頭に叩き込んでいた方がいいぜ。それを自分の価値観に落とし込むことができれば今よりもっと進化すると思うぞ。
そういう意味ではルフナ先輩よりも金剛先輩を見習った方がいいかもな」
「にゃ? 金剛先輩に?」
「あぁ、あの人って直感を理屈で埋めるタイプだからな。なにかと参考になることもあるんじゃないか?」
はぇ〜、そうだったんか
確かに未来ちゃんってスイカップとか上達早かったよな
師が良いだけじゃなくて未来ちゃん自身の素質もあったんやね
未来ちゃんの古参ガチ恋勢ワイ、未来ちゃんが理屈派だと初めて知る
↑あんまりゲームとかやらんからしゃーない
↑↑渚の眼の良さが異常なだけだから気にすんな
「……金剛先輩といえば、渚ちゃんをお嬢様って勘違いしていた、よにゃ?」
急にどうした?
渚をお嬢様って……w
対極の存在やな
何処をどう見たらお嬢様と勘違いするんだろうな
「ふふっ、いったい私の何を見てお嬢様だと思ったんでしょうか」
!?
!?!?
は?
えっ、これ渚の声?
何この守ってあげたくなるような声……すき
「んにゃー! やっぱりかにゃ!
渚ちゃん、ものすごーーーく綺麗だから、実はそうなんじゃないのかってずっと疑っていたんだにゃ!
……実はそっちの方が素の渚ちゃんだったり……?」
「さぁ、どうでしょう♪」
アッ…………スキ
初めて渚を可愛いと思ったかもしれん
これは、この声はヤバい
というかこれ大丈夫か……?
↑この可愛さは大丈夫じゃないだろ
↑いやそうじゃなくて、声バレからの身バレとか危険だろって話し
そういやそうじゃん
運営は気づいたようだけど……2人とも連絡に気づいてなさそうっすね
「そんなことより、そろそろ指導の見返りが欲しいかなーって」
「うっ……本当に喋らなきゃダメかにゃ?」
「当然です♪」
ヴッ(心肺停止)
これは本当に死傷者が出るぞ
↑上を見るんだ、既に出ている
「…………これは凛が小学生になった時の話しにゃ。凛が通っていた幼稚園は人数が少なくて、小学生になって人が急に増えてびっくりしたことは今でも覚えているにゃ」
「だから、幼稚園の時にはいなかった凛と同じ名字の人もちらほら増えたのにゃ」
「話しは少し逸れるんだけど……凛は当時、名字というのは一家庭に1つ、それぞれが別のものを持っているって思っていたのにゃ。被っている名字なんて存在してないって感じでにゃ。それもこれも幼稚園にいた人が少なかったのが原因にゃ」
「だから、小学生になった時に凛と同じ名字を名乗っている人を見て言ってしまったのにゃ。
『なんで凛の名字名乗っているの! もしかして私と結婚したいの!?』って」
草
ロリ凛ちゃん可愛い
確かに猫道って珍しい名字だよな()
名前バレしそうでヒヤヒヤする……
「結婚したら名字が一緒になることだけは知っていたんですね」
「うぅ……そうなのにゃ……」
「でも、それなら同じ名字の人がいても不思議じゃないって気づきそうなもんですけど……」
「ふっ……かつてはこの凛にもおバカだった時期があったのにゃ……」
「今もそうだとおもいますけど」
「んにゃーー!! 言ってはいけないことをいってしまったにゃーー!!」
辛辣ゥ!
真顔でなんてことを言うの渚
でもこっちの渚なら何言われても許せるわ
「それにしても……ふふっw」
「あぁーー!! 今笑ったにゃ!」
「しょうがないじゃないですか。こんなの誰だって笑っちゃいますよ……ふふっ。
これで次回のリーク配信も楽しくなりそうです」
楽しそうで何より
でももう俺たち聞いちゃったから、そのネタ使えないんだよね……
これもすべて凛ってやつの仕業なんだ
↑なんだって! それは本当かい!?
「…………」
「えっ、あっ、ごめんなさい……」
「え? どうしたのにゃ、急に謝って」
「いえ、その……急に黙り込んじゃったので、気分を害したのかと……
不愉快に感じたのなら、今回の話はリーク配信で使わないようにしますよ……?」
「いやいや! 全然ぜんぜん気にしてないのにゃ! 普通に話しちゃっても構わないのにゃ!」
切り忘れのせいでどのみち使えないんだよな()
塩らしい渚なんて違和感しかないぞ
↑何を言っているんだ? 渚ちゃんは元からそうだっただろ?
↑存在しない記憶を作るな
「…………その、少しだけ凛の話を聞いてもらってもいいかな」
「? えぇ、構いませんが」
「実は、今スランプに陥っていて……配信で何をしていいのかわからなくなっちゃったんだよね」
「やりたいゲームはやり尽くしちゃったか未発売のどっちかで。
適当に今人気のゲームにあやかるのが手っ取り早いんだけど、それはちょっと違うかなーって……新人が何様だよって話なんだけどね」
「そのせいで、ここ最近は雑談ばっかだったんだけど、話のネタも尽きちゃって……だから、アスライテ先輩がクリスマスはみんなでマイクリしようって提案してくれてホッとしたんだよね」
「私はこんな有り様だっていうのに、渚ちゃんや彗月ちゃんは自分から動いて配信のネタを集めていて……配信の頻度が下がってる私とは大違いだなって思っちゃってさ」
お、重い……
温度差がエグいっす
言われてみれば配信頻度下がってたな
配信者あるある……って一言で片付けちゃ駄目だよな
凛ちゃんが猫語使ってないのに、誰もそこに触れないくらいには内容が重い
「……ありがとうございます」
「え?」
「誰かに悩みを打ち明けるって、とても勇気がいることだと思うんです。
それなのに、一歩踏み出して私を相談相手に選んでくれた。だから、ありがとうなんです」
「ぅ……お、大袈裟だって!」
「ふふっ♪ では、凛ちゃんの配信のネタを一緒に考えていきましょうか」
…………だ、誰だこいつ
はぇ〜、この子がエトワールの新人さんですか
↑そうだよ(便乗)
渚が三期生の清楚枠(ガチ)とは、このリハクの(ry
「1番手っ取り早いのは……私のように先輩方とコラボするというのはどうでしょう。皆さん個性的な方たちですし、きっといい刺激になりますよ」
「で、でも、先輩たちを利用するようなこと……」
「皆さんそんなこと気にしませんよ。むしろ、もっと自分達を頼りにしてほしい……そう思うはずです」
「それはきっと、凛ちゃんが推しているノワール先輩も同じだと思いますよ?」
「うぇっ! な、なんでそのことを!?」
「ふふっ、私は凛ちゃんのファンでもあるんですよ? ずーっと凛ちゃんを見ているんですから気づきますよ」
「わ、私、そんな素振り見せてたっけ……?」
「最初の頃、私と凛ちゃんと彗月ちゃん、あとアスライテ先輩とノワール先輩の5人でコラボした時、ずーっとノワール先輩の肩を持っていましたよね?
あとは……ノワール先輩の誕生日配信の時に凸することが出来なくて、その後はしばらくの間落ち込んでいましたっけ」
「うっ」
「あの時は、凛ちゃんのためにと思って長居せずにすぐ退出したというのに……私の気遣いが無駄になっちゃいました」
凛ちゃんの古参ガチ恋勢ワイ、凛ちゃんが爺やだと初めて知る
↑うーん、なんだかデジャヴ
ってことは渚は最初期から気づいていたってこと?
↑観察眼えっぐ
後でアーカイブ確認しなきゃ……
「それは、そのー……先輩の誰々が好きーってアピールするのって、営業なんじゃって思われるかもって不安になったら言い出せなくて……そのままズルズルと、ね」
「ふーん、凛ちゃんは私のエトワール好きを営業だと思っていたんですか」
「ち、違うよ!? 決してそんなことは思ってないって!」
「つーーん」
「あわ、あわわ」
「……うふふっ、冗談です♪」
アッ……
あかん、普通に可愛くてヤバい
くそっ! それはずるいだろ!
渚のくせに、渚のくせに……!
コメント欄、抗ってるやつ多くて草生えるわ
「でも、凛ちゃんの言葉に傷ついたのも事実なんですよね……けど、凛ちゃんが先輩とコラボするって約束してくれたら、治るかもしれないですね」
「う、うぅ〜……コラボするよ、先輩と。それで良いんでしょ?」
「ふふっ、はいっ! それなら、早速コラボの約束を取り付けちゃいましょう! もちろん、お相手は凛ちゃんの推しであるノワール先輩です。いいですね?」
「わ、わかったよ。渚ちゃんの言うとおりにするよ」
「……渚」
「え?」
「もし、今回の件でありがたいなーって思ったのなら、親しみを込めてそう呼んでいただけませんか?」
「え、えっと、その………………あ、ありがとね、渚」
「! はいっ!」
「あの、さ。もしよかったら、私のことも凛って呼んでも、いいよ……?」
「うーん、提案はものすごーく有り難いのですが……凛ちゃんは凛ちゃんかなーって思う自分がいるんですよね」
「ひ、人がせっかく勇気だしたのに! いつか絶対に「凛」って言わせてみせるんだからね!
私、ノワールさんに連絡するから!」
カハッ……
この切り忘れでリスナーとリスニャーに数えきれないほどの犠牲者が出てそう
けど、これ以上の犠牲者はでないだろうな
↑凛ちゃんもDs-コード抜けたっぽいしね
なんとか、なんとか生き残ったぞ……!
「渚……渚…………えへへ」
アッ……
(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..
追い討ち、は、卑ky
↑南無……
「あっ、そうだ。ノワールさんにコラボの打診をしないと。や、やっぱり緊張し──
──あっ」
おっ?
ようやく気づいたか
いぇーい、凛ちゃんみてるーw?
反省文じゃすまないくらいには怒られそうだね
猫じゃない凛ちゃんも可愛いかったよー
「あああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
うるさっ!
あれ? 無音になった?
↑南無定期っと
渚もそろそろ気づくかな
「そ、そうだっ! 渚にも教えてあげないと!」
「な、渚!」
「? どうしたんですか? 凛ちゃん」
「そ、そのぉー……にゃんと言いますか、とても言いにくいことにゃんだけど……」
「実は配信を切り忘れていたのにゃ! ほんっっっとうに申し訳ないにゃ!」
「………………はい?」
渚も気づいちゃったか
いぇーい、渚ちゃん見てるーw?
とりあえずプライバシーがバレなくて良かったよ
↑それと同じくらいにヤバいことがバレた気もするけどな
お嬢様設定の伏線がここにきて回収されると言うのか……
切り抜きに期待
これってアーカイブ残るんかね
「このお詫びは後日、何かで埋め合わせするのにゃ! そ、そういうわけで……さよならにゃー!」
「………………りぃぃぃんっっっ!!!」
草
凛って言わせることに成功しましたね(笑)
スゥーッ……りんなぎはいいぞぉ
てぇてぇ
やっぱ、りんなぎなんっすわ
いや、りんなぎてぇてぇ