竜種の上の存在がいたら・・・・・   作:ぐーる0707

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【8話】竜の国

 

 

 

 

           ルベリオス

 

 

ルミナス「ロイよ。竜の国は見つけたか?」

 

 

ロイ「いえ!そもそもこの世界に竜神の都以外に竜の国なんて聞いたことありません!」

 

 

ルミナス「妾も聞いたことない・・・・・」(だがゼロはヴェルスの記憶を見たと言っていた・・・・・ゼロとヴェルスの唯一の共通点・・・・・竜神眼!妾もヴェルスから竜神眼を借り受けている!それにこの眼には次元移動がある!もしかしたら!)

 

 

ロイ「どうされましたか?ルミナス様?」

 

 

ルミナス「私の憶測だが・・・・・試してみたいことがある」

 

 

ロイ「なんですか?」

 

 

ルミナス「とりあえずシャドウを連れてきて」

 

 

ロイ「わかりました!」

 

 

 

 

              数分後

 

 

シャドウ「お出かけするのルミナス!」キラキラキラ

 

 

ルミナス「えぇ。楽しみ?」

 

 

シャドウ「うん!」

 

 

ルミナス「じゃあ行くよ!」(竜神眼発動!次元移動!)シャイン

 

 

 

 

 

 

               竜の国

 

 

ルミナス「ここが竜の国」

 

 

シャドウ「ここの空気竜神の都と同じ匂い!」

 

 

ルミナス「本物のようね」

 

 

ロイ「裏の世界なのですか?」

 

 

ルミナス「わからない。でもヴェルスは何か目的があったからここに竜の国を作ったんだと思う」

 

 

竜騎士たち「お前たちは何者だ!」

 

 

ルミナス「私は魔王ルミナスバレンタインだ。そなたたちの王に会いたい」

 

 

竜騎士たち「下賎な魔王如きが我らの王に会うことなど許されぬ!会うことを許されているのは竜神様の眷属たちのみ!即刻この次元から出ていけ!」

 

 

ルミナス「そうか。よくわかった。ヴェルスの恋人の妾はよいだろ?」シャイン

 

 

竜騎士たち「そ、その眼はまさか!?竜神眼!?お前たち!今すぐ王に報告を!」

 

 

アイリス「その必要はありません」スタッ

 

 

竜騎士たち「王よ!」

 

 

アイリス「その眼は間違いなくヴェルス様の眼。あなた奪ったのですか?」シャイン

 

 

ルミナス(竜神眼!?ヴェルスの眼を持つ者はゼロと私だけだ!どうして!?)

 

 

ロイ(なんて殺気だ!?)ビクッ

 

 

シャドウ「争いに来たんじゃないよ!」バッ

 

 

アイリス「子供?ッ!?・・・・・」

 

 

ギュ

 

 

ルミナス「な!?」

 

 

ロイ「!?」

 

 

竜騎士たち「アイリス様!?」

 

 

アイリス「お待ちしておりました!ヴェルス様!」ポロッポロッ

 

 

竜騎士たち「そ、その方が竜神様なのですか!?」

 

 

アイリス「間違いありません!竜眼ではっきりわかります!ヴェルス様だと!完全復活するまで私が命をかけてお守りいたします!」

 

 

ルミナス「妾が守る!引っ込んでいろ!」

 

 

アイリス「あなたには関係ありません。シャドウ様と竜神眼を私たちに返しなさい。もう気づいてるんじゃないんですか?竜神眼の力を扱えなくなってきていることに」

 

 

ルミナス「!?!?」

 

 

アイリス「竜神眼は選ばれた人にしか扱えない。そして竜神様の血を引いていなきゃその力に殺されます。あなたを守る為の提案です」

 

 

ルミナス「私はヴェルスからこの眼を預かっている!だから渡すわけにはいかない!」

 

 

アイリス「なら勝負をしませんか?私が勝てばシャドウ様と竜神眼を返してください。私が負ければ2度とヴェルス様には会わないと誓います」

 

 

ルミナス「いいわ!早速始めるよ!」ピュン

 

 

アイリス「遅いですね」シュ

 

 

ルミナス「はっ!」シュイン

 

 

ゴンッ!!!!!

 

 

竜騎士たち「殿下!!!!!」

 

 

アイリス「問題ありません」チャキンッ

 

 

竜騎士たち「おぉ!竜神様から授かったゴッズ級アイテムの一つ!ゼニス!」

 

 

アイリス「少し本気でやってあげます」

 

 

ルミナス「舐めるな!」チャキンッ

 

 

ロイ「ナイトローズ!?ルミナス様も本気!?」

 

 

ギンッギンッギンッ

 

 

アイリス「それにあの配下は邪魔なので気絶してもらいますか?」ギロッ

 

 

ロイ「!?!?!?」(竜神覇気!?!?)

 

 

ドサッ

 

 

ルミナス「ロイ!?!?!?」

 

 

シャドウ「ロイ!!!!ロイ!!!!」

 

 

アイリス「少しの油断が命取りになるんですよ!!!!」ブンッ

 

 

バキンッ

 

 

ルミナス「嘘!?剣を折られた!?」

 

 

アイリス「その程度とは・・・・・ヴェルス様の恋人を名乗るなんて・・・・・ヴェルス様にはこんな弱者は似合いません。死んでください」チャキンッ

 

 

ルミナス「!?!?」

 

 

シャドウ「待ってくれよ!!!!!」

 

 

アイリス「シャドウ様!?そこをどいてください!その女は殺さなければなりません!」

 

 

シャドウ「ダメだ!ルミナスはヴェルスの恋人なんだ!だから殺さないで!」

 

 

ルミナス「シャドウ・・・・・」

 

 

アイリス「シャドウ様・・・・・わかりました。ですが見逃す代わりにシャドウ様はこちらに来てもらいます。それとあの女から竜神眼を返してもらいます」

 

 

シャドウ「わかった。でも条件がある」

 

 

アイリス「なんですか?」

 

 

シャドウ「竜神眼は本体のヴェルスが与えたものだ。だからあれはルミナスの物だ!それさえ守ればいい!」

 

 

アイリス「わかりました。竜神眼はあの女の物」

 

 

シャドウ「ルミナスを守る為」

 

 

ルミナス「行かないで!!!!シャドウ!!!!!」

 

 

シャドウ「またいつか会えるよルミナス」

 

 

アイリス「ではこの国から出て行ってください」パチンッ

 

 

 

 

 

                ルベリオス

 

 

ルミナス「嘘・・・・・」ポロッポロッ

 

 

ロイ「申し訳ございません・・・・・ルミナス様」

 

 

ルミナス「構わぬ・・・・・竜神眼ではもう2度とあの場所に行けないのか」ポロッポロッ

 

 

ロイ「ですがヴェルス様はルミナス様に黙ってあの国を作ったのですね」

 

 

ルミナス「ヴェルスはきっと竜たちを安全に暮らせる為にあの国を作ったんだよ!」ポロッポロッ

 

 

スタッ

 

 

ゼロ「珍しい魔物を持ってきた!?」

 

 

カレラ「どうしたのルミナス!?」

 

 

ルミナス「私はシャドウを守れなかった!」ポロッポロッ

 

 

ゼロ「竜の国女王か」

 

 

ルミナス「シャドウ!」ポロッポロッ

 

 

カレラ「ゼロ!どうにか出来ない?こんな状態のルミナスを放っておけない!」

 

 

ゼロ「わかってる。竜神眼でもう行けなくなったんだよな?」

 

 

ルミナス「どうしたらいいの!」ポロッポロッ

 

 

ロイ「落ち着いてくださいルミナス様!」

 

 

ゼロ「安心しろルミナス。お前とおれは唯一共有してる物がある」

 

 

ルミナス「どういう事?」

 

 

ゼロ「竜神眼と言えば理滅剣だ」

 

 

一同「!?!?」

 

 

ゼロ「理を破壊すれば道は開く。そいつは下位互換の竜眼だ。簡単に破壊できる。だが理滅剣は強力過ぎる上に危険だ。おれも使えるが魔素をほとんど奪われる。それにあのミリムって奴と戦ってから全然回復していない。だから今のおれじゃ呼び出せない。だからルミナスの仕事は竜の国の扉を破壊しろ。おれが女王を倒してシャドウを取り戻す!」

 

 

ルミナス「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              竜の国

 

 

シャドウ「僕をどこに連れていくの?」

 

 

アイリス「竜神の間です」

 

 

竜騎士たち「あの方がアイリス殿下に名を与えた方なのですね!幼子にしてあれほどの魔素を持っているんだ。あの状態でも相当強いだろう。それに片眼だけとはいえ竜神眼も扱える程の力量。素晴らしいです!アイリス殿下と竜神様は将来結ばれる契約が施されていますからな!」

 

 

 

 

ガチャ!

 

 

 

 

 

                 竜神の間

 

 

シャドウ「ここが王の間」

 

 

アイリス「シャドウ様はこちらにお座りください!」

 

 

シャドウ「すごい椅子だね!」

 

 

アイリス「竜神ヴァルス様の為に作らせてもらいました!玉座です!ではお食事のご用意をいたします!」

 

 

シャドウ「その前に僕に剣術を教えて!」

 

 

アイリス「剣術ですか?」

 

 

シャドウ「うん!剣を使えるようになりたい!」

 

 

アイリス「かしこまりました。では木刀で練習しましょうか」

 

 

シャドウ「お願いします!」

 

 

アイリス「はい!」

 

 

シャドウ「とりゃ!」ブンッ

 

 

カンッカンッカンッ

 

 

アイリス「いい攻めですね!」

 

 

シャドウ「本当!?」

 

 

アイリス「はい!」

 

 

新人竜騎士たち「なんだよあの剣術!めちゃくちゃ弱いじゃないか!かつて最強の竜神様だと笑えてくるな!」

 

 

 

アイリス「お前たち・・・・・」ギロッ

 

 

 

新人竜騎士たち「ア、アイリス様!?」ビクビク

 

 

アイリス「少しお待ちくださいねシャドウ様」

 

 

シャドウ「う、うん」

 

 

チャキンッ

 

 

アイリス「ヴェルス様を侮辱する奴は殺す!」

 

 

新人竜騎士たち「で、ですが!剣術すら出来ないじゃないですか!竜神様なら剣術も完璧なはずです!」

 

 

アイリス「大幅に弱体化してるのがわからないんですか!?」

 

 

シャドウ「アイリス!」

 

 

アイリス「申し訳ございませんヴェルス様!」

 

 

グサッ!

 

 

アイリス「カハッ!」ポタッポタッポタッ

 

 

シャドウ「アイリス!!!!」

 

 

新人竜騎士たち「アイリス様は大人しくしていてください!」

 

 

バリバリバリバリ

 

 

新人竜騎士たち「な、なんだ!?」ビクッ

 

 

アイリス「うぅ・・・・・ヴェルス様・・・・・」ポロッポロッ

 

 

ヴェルス「お前たちは初めておれの威圧を浴びたな」

 

 

新人竜騎士たち(う、動けない!?)

 

 

ヴェルス「竜神覇気は怯えなければ自由に動ける。だがお前たちはおれの大切なものを傷つけた。よって人間に変えてやる」

 

 

新人竜騎士たち「お、お待ちください!竜神様!!!!!」

 

 

ヴェルス「強制転生」パチンッ

 

 

新人竜騎士たち「うわぁぁあぁあぁぁぁあぁぁ!!!!!!」シュゥー

 

 

人間たち「魔素が!?私たちの力が!?」

 

 

ヴェルス「特別だ。人間の国に転送してやる」

 

 

人間たち「お、おやめください!!!!!」

 

 

ヴェルス「じゃあな」パチンッ

 

 

シュン

 

 

 

アイリス「ヴェルス様」ポロッポロッ

 

 

竜騎士たち「こ、この方がヴェルス様!?魔素量が先程よりも遥かに多い!?まだ完全に回復してない状態でここまでとは!?」

 

 

ヴェルス「おれの孫たちか。おれは竜神ヴェルス。この世を作った神の一体だ」

 

 

竜騎士たち「ヴェルス様!」

 

 

アイリス「ヴェルス様!」ギュ

 

 

ヴェルス「久しぶりだなアイリス」

 

 

アイリス「ずっと待っていました!」

 

 

ヴェルス「そうか。ルミナスを追い出したのか?」

 

 

アイリス「当たり前です!あんな弱者はヴェルス様には似合いません!」

 

 

ヴェルス「いいや。ルミナスはおれにとってとても大事な存在だ。だからあまり悪く言わないでくれ」

 

 

アイリス「ヴェルス様・・・・・」

 

 

ヴェルス「それにおれはあいつを愛している。結婚も考えている」

 

 

アイリス「私はどうすればいいですか・・・・・」

 

 

ヴェルス「この世界は一夫多妻制だ。だからお前を第二の妻にする」

 

 

アイリス「本当ですか!?」

 

 

バキンッ

 

 

アイリス「結界を破壊された!?」

 

 

ブンッ!

 

 

ガシッ

 

 

アイリス「誰!?」

 

 

ゼロ「本体か!」グググ

 

 

カレラ「ヴェルス様!?」

 

 

ヴェルス「落ち着けゼロ」グッ

 

 

ルミナス「ヴェルス!」ポロッポロッ

 

 

ヴェルス「やっぱりお前は可愛いな。ルミナス」

 

 

ルミナス「ヴェルス」カァァァ

 

 

ゼロ「本体!その女王を渡せ!そいつはルミナスを泣かせたんだ!殺してやる!」ギロッ

 

 

アイリス「!?!?」ビクッ

 

 

ヴェルス「断る」

 

 

一同「!?!?」

 

 

ルミナス「ヴェルスはその女とどういう関係なの!」

 

 

ヴェルス「おれの女だ」

 

 

一同「なに!?」

 

 

ルミナス「そんな・・・・・」ポロッポロッ

 

 

カレラ「ヴェルス様!ルミナス様を蔑ろになさるおつもりですか!」

 

 

ヴェルス「するつもりはない。ルミナスは第一の妻にしてアイリスは第二の妻する」

 

 

ルミナス「私を第一妻に!?」

 

 

ヴェルス「お前たちも言いたいことはあるだろう。だがこの竜の国では混沌の呪いがある。女王は竜神と結婚できなかった場合女王は死に国は混沌に呑まれるようになっている」

 

 

一同「!?!?!?」

 

 

ゼロ「それなら理滅剣で理を破壊すればいいだろ!」

 

 

ヴェルス「出来たらそうしている。この呪いを女王に付与したのは混沌の神クロノスの仕業だ」

 

 

一同「!?!?!?」

 

 

 

バッ!

 

 

 

カレラ「でもその混沌はヴェルス様に消滅させられたはずです!」

 

 

ヴェルス「クロノスを本気で滅ぼせたとは思っていない。それにおれは奴のゴットスキル混沌はおれでも怖いと思うほどだから」

 

 

ルミナス「どんな効果なの」

 

 

ヴェルス「こことは違う時空。混沌の世界に強制的に連れて行くスキルだ」

 

 

ゼロ「それが何が強い!お前なら時空間移動で戻って来れるだろ!」

 

 

ヴェルス「奴の世界に連れて行かれたら最後二度と出ることも出来ず混沌の神に殺されるだろうな」

 

 

アイリス「でも混沌の世界で混沌の神を殺せばいいのではないですか?」

 

 

ヴェルス「混沌の世界は自分の思い通りにする事が出来る。仮に倒したとしても奴は復活する。そして奴は死ぬ度に成長する」

 

 

アイリス「そんな!?」

 

 

竜騎士たち「そんな恐ろしい神が存在するなんて!?」

 

 

ゼロ「じゃあ何故お前は混沌の世界に連れて行かれても生きている!」

 

 

一同「!?!?!?」

 

 

カレラ「一度混沌の世界に行った発言でしたね!ヴェルス様は何故生きているんですか!」

 

 

ヴェルス「防ぐ方法は・・・・・」

 

 

ゼロ「答えろよ!」

 

 

ヴェルス「全盛期のおれだ」

 

 

カレラ「まさか・・・・ゼロは竜神様と元々1つだったという事は!?」

 

 

ヴェルス「お前を取り込む必要がある」

 

 

ゼロ「シャドウはどうなんだよ!」

 

 

ヴェルス「シャドウは元からおれと一つだ。それにお前を取り込めばお前自身はいなくなる。だからおれはお前を取り込む気はない」

 

 

ルミナス「だったら混沌をどうするの!」

 

 

ヴェルス「それは今から考える」

 

 

アイリス「セシリア様に頼むのはいかがですか?」

 

 

ヴェルス「妹にそんな重たい任務は任せられない。それにまだリアは綺麗な手だ。妹には誰も殺させはしない」

 

 

ゼロ「だがおれたちを取り込まなければクロノスを殺せないだろ!」

 

 

ヴェルス「そうだな。だがクロノスをこの世界に干渉できないようにする」

 

 

ゼロ「どうやってだよ!」

 

 

ヴェルス「竜神大結界」

 

 

一同「!?!?!?」

 

 

ルミナス「ダメ!そんな事させない!ヴェルスは私が守る!だから貼らなくてもいい!私がクロノスを倒すから!」ポロッポロッ

 

 

アイリス「私も反対です!もうヴェルス様は休んでください!あとは私たちで何とかなります!だから!」ポロッポロッ

 

 

ヴェルス「竜神大結界を張っても死なない。それにこれは決定した事だ」

 

 

ルミナス「でも!」

 

 

ヴェルス「それに強力な助っ人がいる」

 

 

ゼロ「誰だよ!」

 

 

ヴェルス「来い。ヴェヌズトノア」

 

 

ガシッ

 

 

カレラ「理滅剣を呼び出してどうするんですか?」

 

 

ヴェルス「目覚めろ破壊神セレナ」

 

 

一同「!?!?!?」

 

 

ピカーーーーーーーン!!!!!

 

 

ゼロ「お前何やってるんだよ!」

 

 

スタッ

 

 

ヴェルス「支配は解けたか?」

 

 

セレナ「ありがとうヴェルス」

 

 

ルミナス「支配ってどういう事なの!?」

 

 

ヴェルス「クロノスの力はおれに匹敵する。だがもう一つ恐ろしい能力がある。それが完全支配」

 

 

アイリス「そんな恐ろしい力を!?」

 

 

セレナ「私とセラはずっとクロノスに支配されてたの・・・・・ヴェルスはあの時私たちを助ける為に本気で戦えなかった・・・・・」

 

 

カレラ「本当なんですかヴェルス様!」

 

 

ゼロ「自分の命をかけてこいつらを助けたって事か!」

 

 

ヴェルス「だがセラは助けられなかった。クロノスに吸収された」

 

 

ゼロ「手加減したって事か!!!!」ガシッ

 

 

ヴェルス「おれと同格の存在だ」

 

 

ルミナス「ヴェルス・・・・・」

 

 

ヴェルス「なんだ?」

 

 

ルミナス「戦わないで!」ポロッポロッ

 

 

ギュ

 

 

ヴェルス「!」

 

 

ルミナス「一万年私は我慢した!もう耐えられないよ!だから私たちと逃げてよ!」ポロッポロッ

 

 

ヴェルス「ルミナス・・・・・」

 

 

セレナ「ヴェルス・・・・・私が1人で戦う」

 

 

ヴェルス「危険だ。クロノスがどれだけ強いか分かっているだろ?」

 

 

セレナ「そんなの分かってるよ。でもたった1人の妹を見殺しにできないよ!」ポロッポロッ

 

 

ヴェルス「お前の気持ちはわかる。おれは弟を助けられなかった。だがお前の妹は助かる可能性がある。だからおれに協力させてくれ」

 

 

セレナ「ヴェルス・・・・・ありがとう」

 

 

ヴェルス「今日は疲れただろ。みなゆっくり休め」スタッスタッスタッ

 

 

ルミナス「ヴェルス!」タッタッタッタッ

 

 

 

 

    

               通路

 

 

ルミナス「ヴェルス!!!!」ギュ

 

 

ヴェルス「ルミナス」

 

 

ルミナス「私を強くして!」

 

 

ヴェルス「何故?」

 

 

ルミナス「ヴェルスを守りたい!」

 

 

ヴェルス「おれはずっとルミナスに守られてきた」

 

 

ルミナス「私はヴェルスを一度も守れた事がない!」

 

 

ナデナデ

 

 

ヴェルス「ルミナス。お前のおかげでおれは転生出来た。お前の神の力のおかげだ」

 

 

ルミナス「そんな事ないよ・・・・・」

 

 

ヴェルス「そうか。今夜は一緒に過ごさないか?ルミナスが嫌じゃなければだが」

 

 

ルミナス「私がヴェルスの事嫌になるわけないじゃない」ギュ

 

 

ヴェルス「そうか」

 

 

 

 

                 寝室

 

 

ルミナス「ヴェルス起きてる?」

 

 

ヴェルス「あぁ。眠れないのか?」

 

 

ルミナス「うん・・・・・ヴェルスがまたいなくなっちゃいそうで怖くて・・・・・」

 

 

ヴェルス「安心しろルミナス。仮におれが消滅したとしてもおれはずっとお前の中にいる。悲しまなくていい」

 

 

ルミナス「そんなのもう耐えられないって言ったでしょ・・・・・私はヴェルスと幸せになりたい!結魂して子供も作って幸せに暮らしたいの!だからいなくならないで!」

 

 

ヴェルス「仮にって言っただろ?おれは消滅するつもりはない。だから安心してくれ」ナデナデ

 

 

ルミナス「うん。愛してるよヴェルス」

 

 

ヴェルス「おれもだルミナス。愛してる」

 

 

 

 

 

 

                朝

 

 

ルミナス「はう・・・・おはようヴェルス」

 

 

シャドウ「ヴェルスは眠ってるよ!」

 

 

ルミナス「そうなのね。おはようシャドウ」ギュ

 

 

シャドウ「おはようルミナス!お腹すいた!何か食べたい!」

 

 

ルミナス「そうね。昨日は色々あって何も食べてないもんね。食べに行きましょう!」

 

 

シャドウ「はーい!」

 

 

 

 

 

                 廊下

 

 

シャドウ「ご飯!ご飯!早く食べたいなー!」

 

 

ルミナス「楽しそうねシャドウ」

 

 

ゼロ「おはようルミナスとシャドウ」

 

 

カレラ「おはようございます!ルミナス様!シャドウ様!」ペコッ

 

 

ルミナス「おはようゼロにカレラ」

 

 

シャドウ「おはよー!ゼロ!カレラ!」

 

 

アイリス「みなさんおはようございます!朝食の準備が出来ています!」

 

 

シャドウ「わーい!ご飯だ!」

 

 

竜騎士たち「おはようございます!竜神様!」ペコッ

 

 

シャドウ「おはようみんな!」

 

 

シャドウ「これ食べていいの!?」

 

 

アイリス「お好きなだけお食べください!」

 

 

シャドウ「やったー!いただきます!」ガブッガブッ

 

 

アイリス「ルミナス。昨日はごめんなさい」

 

 

ルミナス「気にしなくてもいい。事情もわかった事だし気にするなアイリス」

 

 

アイリス「えぇ。ありがとう」

 

 

 

 

 

               1時間後

 

 

 

シャドウ「お腹いっぱい食べたし剣術教えてよ!」

 

 

アイリス「わかりました!では修練場に行きましょう!」

 

 

シャドウ「ルミナスもゼロもカレラも来てよ!僕少しだけ剣術上手くなったんだよ!」

 

 

ルミナス「それは楽しみね」

 

 

ゼロ「しかたねーな」

 

 

カレラ「素直じゃないんですからゼロ様は」

 

 

ゼロ「う、うるせ!」

 

 

 

 

 

               修練場

 

 

シャドウ「とりゃ!」ブンッ

 

 

カンッカンッ

 

 

アイリス「いい攻めです!」

 

 

シャドウ「わーい!褒めてもらえた!」

 

 

ルミナス「強くなったねシャドウ」

 

 

カレラ「シャドウ様流石です!」

 

 

ゼロ「アイリス殿下に頼みがある」

 

 

アイリス「アイリスと呼び捨てで構いません。頼みたい事は何ですか?」

 

 

ゼロ「おれと剣術で勝負しないか?」

 

 

一同「!?!?」

 

 

竜騎士たち「何を言っている!貴様如きがアイリス様に敵うはずがないだろ!」

 

 

アイリス「無礼者!この方は竜神ヴェルス様です!魂を半分の存在です!」

 

 

竜騎士たち「申し訳ございません!」

 

 

ゼロ「知らなかったんだ。別にいいさ。それよりもどうだ?」

 

 

アイリス「わかりました」

 

 

ゼロ「本気でこい。お前の実力を見てみたい」チャキンッ

 

 

アイリス「行きます!」

 

 

ゼロ(ゴッズ級の剣か。大方ヴェルスが与えたんだろうな。それにあの剣かなり強いな)

 

 

チャキンッ

 

 

アイリス(あの剣・・・・・ヴェルス様の力を感じる・・・・・)

 

 

ゼロ「いつでも来い!」

 

 

アイリス「!!!!」ビュン

 

 

ギンッ

 

 

ギンッギンッギンッギンッギンッ

 

 

ルミナス「なんて速さなの!?」

 

 

カレラ「ルミナス様見てください!」

 

 

ルミナス「アイリスの速度が上がってる!?」

 

 

シャドウ「アイリスすごいよ!」

 

 

ギンッ!!!!!

 

 

ゼロ「グッ!!!!」

 

 

アイリス「くっ!!!!」

 

 

ギギギギギギギ

 

 

ギンッ

 

 

ゼロ「中々やるなアイリス!」

 

 

アイリス「大幅に弱体化してるはずなのに全く勝てる気がしませんよ。ゼロ様!」

 

 

ギンッギンッギンッギンッギンッ

 

 

 

 

 

                創造神の世界

 

 

セレナ「セラ。ヴェルスは私たちが操られてた事を知ってたよ」

 

 

スタッ

 

 

セレナ「ヴェルス・・・・・」

 

 

ヴェルス「魔素で体を構築した。5分が限界だがな」

 

 

セレナ「そっか・・・・・話を聞いて欲しい・・・・・」

 

 

ヴェルス「セラの事か?」

 

 

セレナ「うん・・・・・妹はねヴェルスの事を愛してたの」

 

 

ヴェルス「そうか」

 

 

セレナ「でもヴェルスはあのルミナスって子の事を愛してるんでしょ?」

 

 

ヴェルス「そうだ。ルミナスはおれにとって命そのものだ。あいつが悲しんでる顔を見たくない」

 

 

セレナ「でもヴェルスもわかってるんじゃない?本来の力で戦わないとクロノスとは渡り合えない事に。あの時別の方法を考えるって言ってたけど不可能なのはわかってるでしょ?」

 

 

ヴェルス「わかっている。みんなには悪いがあの方法でクロノスを止める」

 

 

セレナ「まさか・・・・・・死ぬつもりなの・・・・・?」

 

 

ヴェルス「あぁ。おれの存在を完全に消滅。みんなの中からヴェルスという存在は完全に消える。そしてクロノスは100万年封印される」

 

 

セレナ「それじゃあヴェルスは無駄死にするだけだよ!」

 

 

ヴェルス「無駄死にじゃない。忘れたのか?おれたち神は4人存在する。仮に1人が消滅したとしても別の人格としてこの世に復活する」

 

 

セレナ「ダメ!!!!」ギュ

 

 

ヴェルス「セレナ。必ずお前の妹を救ってやる。そしておれはクロノスを次の竜神に託す」

 

 

セレナ「ダメだよ!私は今のあなたが好きなの!愛してる!!!!」ポロッポロッ

 

 

ヴェルス「おれはこんなにも愛されていたんだな・・・・・セレナ。クロノスを倒す方法はある」

 

 

セレナ「なに!」

 

 

ヴェルス「お前をもう一度封印する」

 

 

セレナ「理滅剣の力を使うのね」

 

 

ヴェルス「あぁ。お前は自分の力を100%使いこなせていない。おれが使えば完全にお前の力を扱える。そして竜神眼をルミナスから返してもらう」

 

 

セレナ「そうすれば勝てるの?」

 

 

ヴェルス「わからない。だが勝てる可能性はある」

 

 

セレナ「わかった。いつ私を封印する?」

 

 

ヴェルス「おれの魔素が完全回復してシャドウと分離した後だ」

 

 

セレナ「わかった。でもクロノスを倒したとしてもまた転生してくるんでしょ?」

 

 

ヴェルス「そうだな。だが奴の力を取り込めばおれは竜神の力と混沌の力の両方を待つ事になる」

 

 

セレナ「そうすれば混沌は生まれないって事!?」

 

 

ヴェルス「そうだ」

 

 

 

 

 

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