ネバーランドから帰ってきた....と思ったらモラリアに飛ばされていたウェンディが気づいたこと 作:留年生リズ
第一話「見慣れない」
見慣れない景色
ここは私のいた故郷じゃない?
ここはどこなの?
少し歩いたらお爺さんがいた
ここがどこか聞いてみよう
「こんにちは」
「こんなところにお嬢ちゃん一人でどうしたんだい?」
「ここはどこなの?」
「随分とおかしなことを聞くんだね。ここはモラリアだよ」
モラリア.....????
ロンドンじゃないの?
「お嬢ちゃん、名前はなんて言うんだい?」
「ウェンディ。ウェンディ・ダーリング」
そうだ。名前は思い出せる
苗字まで言えばお父さんとお母さんのことがわかるかも
「はて、ダーリングさんなんておったかのお」
....え?
言っちゃあ難だけど、私の家はお金持ちだから覚えられてないと言うことはないはず
やっぱりここは私のいた故郷じゃない
周りを見渡してみる
あれは...飛行機?
「あれは何?」
「あれはモビルスーツじゃよ。
お嬢さん、モラリアの人間じゃないだろうから知らないだろうが、
モラリアは軍需産業で栄えた国なんじゃ」
「戦争をしているってこと?」
「まあそう言うことじゃ」
この国では戦争が起こっているの?
お父さんはそんなこと教えてくれなかったわ
まあ戦争ならどこでも起こっていそうなものだけど
戦争にモビルスーツ?なんて使うのかしら?
「おじいさん」
「なんだね」
「モビルスーツって何?」
「お嬢さん、モビルスーツを知らんのかね?
この国の人間なら誰でも知っていおると思うんじゃけどのう...」
そしておじいさんはこの世界とモビルスーツについて教えてくれた。
この世界の国々はユニオン、AEU、人類革新連盟の3つの国家群が牛耳っていて、それぞれが戦争をしているということ。
モラリアはAEUという国家群が戦争をするのを手伝っているということ。
モビルスーツは人型の巨大兵器のことで、この世界の人間はみなモビルスーツに乗って戦っていると言うこと。
ちょっと前にガンダム?が現れて、AEUの軍隊は大変な状況にあるということ。
「ガンダムはそれはそれは強いモビルスーツでなあ、新型をことごとく倒してしまったそうなんじゃ」
「新型が弱かっただけなんじゃないの?
っていうか、ううう寒い!」
「ここで立ち話も、わしの体に良くない。
わしの家においで。暖かいミルクを出そう」
「ありがとう、おじいさん」
こうして私はおじいさんの家にお邪魔することになった。
この世界には弟たちもいないみたい。ちゃんと家に帰れていると良いんだけれど。
ちなみにおじいさんの名前はミハイル・チェーグノフというのだと教えてくれた。まあおじいさんを名前で呼ぶことはないと思うけれど。
おじいさんの家について、ミルクはちゃんとくれた。ついでに使っていなかった娘さんの部屋を貸してくれるらしい。
ありがたい。元いた世界に帰る目処がつくまで、ここでお世話になろう。
明日は少しあたりを探索してみようかな。おやすみなさい。
夕方に目を覚ましたのとガンダムが現れたのが10月ごろという設定にしています。(1stシーズンは年を跨いでいる描写があったので)
ご容赦ください。