あの後、俺達は洞窟の出口を探していた。
「ねぇティオ?」
「どうした?」
「私も戦ってみたいから、ちょっと実験していい?」
「別にいいけどどうやるかとか考えてるのか?」
「うん!私水を撃ち出せるから、ウォーターカッターみたいなのならできるんじゃないかな?って思ってる。」
「じゃあ地底湖に行くか」
「ありがとう!」
そうして俺達は地底湖に来た。
「よし!まずは水鉄砲をイメージしてやってみよう!」
そういうとリムルは口から水を出し、岩を濡らした。
「いい感じ!そしてちょっとずつ圧力を高くして...」
よし、リムルも頑張ってるみたいだし、俺も実験するか。
なぁ
《説。変化者では物質の見た目などを変化できます。》
じゃあそこら辺の石を鏡にして...
できた!
これでマン・イン・ザ・ミラーが使える!
ビシュン!!!
「うおっ!」
急に大きな音がでてきて変な声が出てしまった。
「ティオ!水操作っていうエクストラスキルをゲットできた!」
「え?俺も欲しい。どうやってゲットした?」
「えーと...確か水圧推進と水流移動と水刃を手に入れたらできたよ」
「わかった!やってくる!」
まぁ普通じゃ泳げないからスタンドは使うけどね
「ダークブルームーン!」
じゃあまず水流移動だな....
ダークブルームーンで水流をつくって...
あとは流れに身を任せれば....
《スキル『水流移動』を獲得しました 》
よし次はゲブ神で水を使って進めば...
《スキル『水圧推進』を獲得しました 》
最後はゲブ神を刃物のようにして飛ばせば...
《スキル『水刃』を獲得しました 》
《スキル『水圧推進』『水流移動』『水刃』を獲得した事により、エクストラスキル『水操作』へと進化しました》
よしゲット!
「リムル!俺もできた!」
「やったね!」
「おう!じゃあ行くか」
地底湖を出て進んで行くと大きな門があった。
「でかいな」
「うん。水刃で切り刻めるかな?」
「やめとけ」
俺がリムルと話していると....
ギギギィィィッーーー!!!
と軋む音を立てながら扉が開いていく。
俺は慌てて、リムルを抱えて道の端に隠れた。
「やっと開いたか。錆付いてしまって、鍵穴もボロボロじゃねーか…」
「まあ仕方ないさ。300年、誰も中に入った事がないんだろ?」
「入ったという記録は残っていません。それよりも、本当に大丈夫なんでしょうか?いきなり襲われたりしないですよね…?」
「がはははっ! 安心しろ。300年前は無敵だったかどうか知らんが、所詮大きなトカゲだろう!俺はバジリスクをソロで討伐した事もあるんだっ。任せろ!!!」
「それ、前から思ってましたが、嘘ですよね?バジリスクってカテゴリーB+ランクの魔物ですよ?カバルさんにはソロ討伐なんて無理ですよね?」
「馬鹿野郎!俺だってBランクだぞ!でかいだけのトカゲなんざ、敵じゃねーんだよ!」
「はいはい。解りましたから、油断しないで下さいよ?まあ、いざという時は私の"強制離脱"で逃げますけど…」
「二人が仲いいのは分かったから、そろそろ静にお願いしますよ。あっしの"隠密スキル"を発動させやすんで!」
冒険者かな?めっちゃ仲良さそう...
そう思ってるうちに3人の姿はいなくなっていた。
一応いるかもしれないので解説者に聞いておく。
もういない?
《説。三人組の気配は近くにはありません。》
ありがとね
「もう大丈夫だ」
「よかった...じゃあ行こう!」
「そうだな」
扉を抜け暫く進むと、道が複雑に分岐している地点に到達した。
「どれだ?」
「考えたってわからないでしょ」
「それがわかるんだな」
「そうなの?」
「あぁ。お前には見えないが。
ペイズリーパーク!」
「どういう能力なの?」
「行くべき方向を教えてくれる」
「そうなんだ」
「あぁ。えーと...こっちだって」
そこへ進むとそこには大きな蛇がいた。
「黒蛇か...」
するとリムルが慌てて水刃を飛ばした。
「わーお...」
「あはは...」
リムルが飛ばした水刃はあっけなく黒蛇の首を刎ねた。
「最初に使ったのが魔物でよかったな....」
「使うときは気をつけなきゃね...」
「間違っても人には使うなよ...」
「うん」
俺も気をつけなきゃな
「ねぇこれ捕食していい?」
「ん?別にいいがなんで?」
「捕食して解析すれば捕食した対象の能力を奪えるんだ」
「強くね?」
「ティオには言われたくない」
そう言ってリムルは黒蛇を食べ始めた。
「ゲットできた?」
「うん。熱源感知と毒霧吐息が手に入ったよ」
「そうか。そろそろ行くか」
「あと黒蛇に擬態できるようになったよ」
「俺もしたいなー」
「できないの?」
「ジョジョキャラ以外はできないんだよね。物に変身したり人の顔に変えたりはできるけど」
「十分じゃない?」
「蛇とかかっこいいじゃん」
「そういうものなのかなぁ?」
「まぁできないものはしょうがないか」
そうして進んで行くとリムルがいろいろな魔物を食べていた。
道中色々あったが...
「やっと着いたね!」
「長かった」
そして俺達2人はようやく洞窟内から外へと出れた。
「ここからどうする?」
「取り敢えずは森に行こう!」
そうして進むと
「グガッ、強き者よ…。この先に、何か用事がおありですか?」