???「ここは?」
何もない真っ白な空間、そこにいつの間にか立っていた男、進士はそう声を漏らす
???「おめでとうございます、厳正なる審査の結果貴方は選ばれました」
そう声が響き男が振り返ると翼の生えた少女がいた
進士「もしかして理想の世界を叶えるための命がけのゲームに参加させられます?」
???「いえ、貴方は既に死んでますので賭ける命はありません」
そんなとんでもない事を言われ男は一瞬思考が消える
男「えっと、なら貴女は神ですか?、後ここは天国ですか?」
少女「いえ、私は天使です、そしてここは天界と冥界の間、転生の間です!!、おめでとうございます!!、神々の会議の結果、貴方は転生する権利を手に入れました!!」
進士「はぁ、えっと転生と言うと?」
天使「貴方に分かりやすく言えば『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』略してダンまちの世界に行って貰います」
進士「え?ダンまちの世界に?、行ってどうしたら良いんですか?」
天使「それは貴方がこれから決めることです」
進士「え?」
天使はいつの間にか少し大きな箱を持っておりその上の面の真ん中に穴が空いていた
天使「どうぞ、1枚選んで下さい」
天使が箱を差し出しそう言う
進士「はぁ、分かりました」
進士は言われた通り穴に手を入れ中から1枚の紙を取り開く、そこには感じで『大虐殺』と書かれていた
進士「大虐殺?なんて物騒な」
天使「おめでとうございます!!、貴方の転生特典は『
そう言われ進士は慌てる
進士「は!?カーネイジ!?、冗談じゃないよ!!、あんなやつと一緒にオラリオに行けるか!!」
カーネイジ 地球外寄生生物シンビオートの1体、アメリカを代表するヒーローの1人スパイダーマンの天敵、その強さは犬猿の仲であるスパイダーマンとヴェノムが手を組む程で1度暴れ始めると被害は百人規模にまでなるまさに
進士「冗談じゃない!!、やり直しを要求する!!」
天使「残念ながら1回限りとなります、それではダンまちの世界をお楽しみ下さい!!」
天使が指を鳴らすと進士の真下に位置する場所に穴が空き進士は落ちる
進士「嘘だろ~~~~!!!!」
そうして進士は転生した
進士は目を覚ます、視界には木造の屋根が映り体を起こそうとするが何故か動けない
進士『あれ?動けない?』
???「ん?、おかーさん今何か言った?」
何処からかそんな声が聞こえると共に視界が意思に反して動く、目の前には茶髪の女性がトントンと包丁を動かしていた
???「いいえ、どうして?」
???「う~ん、何か聞こえたと思ったんだけど」
???「寝ぼけてたんじゃないの?、それより早く顔洗ってらっしゃい」
???「分かった~」
再び視界が動き何処かえ向かう
???「う~ん、やっぱり冷たい、火で暖められれば良いけどお母さんに薪を無駄遣いするなって怒られるもんな~」
進出『火はやめろ』
???「え?、誰?」
進士はとっさに出た自分の声に驚く
???「???、気のせいか」
進士は自分の状況を考える、そして再び体を動かそうとする、今度は先程よりも強めに、すると
???「え?、何これ!?、嫌!!助けて!!」
進士『!?』
悲鳴を聞き進士はすぐに体を動かそうとするのを止める
進士【これはもしかして、いや、もしかしなくても】
そこまで来て漸く自分の体が見えてくる、人間の者ではない赤黒くスライムのように流動する体
進士【転生特典カーネイジって俺がカーネイジかよ!?】
数時間後
進士【はぁ、はぁ、はぁ、まぁ良いや、取り敢えずカーネイジ本人が来るより俺がカーネイジなら俺のやりたいようにヤれるってことだ】
その時チリンと鈴の音が聞こえ意識を戻すと目の前に
カーネイジミッション
1ヶ月以内に人を1人殺して下さい
0/1
進士【は?何だこれ?】
尚、達成されない場合貴方は死亡し冥界行きが確定します
進士【マジかよ!!、グッ!?】
その瞬間進士は頭痛(流動体の体で何処が頭か分からないが)を覚え頭を抑える
カーネイジ『来やがったな、死にやがれfather』
カーネイジ『power up』
カーネイジ『Let There Be Carnage!!』
流れ込んでくるのはカーネイジの記憶、違う世界、違う次元、
進士『………………』
進士『Let There Be Carnage』
この日進士はカーネイジとなった