転生特典カーネイジが絶対に間違っている   作:寝心地

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タイトルで察した方、ご想像の通り、あの名言です


大いなる責任

怪物祭から数日後

 

 

 

逃げ出したモンスター達も各ファミリアとギルドの連携もあり倒されモンスター達による被害も最小限に抑えられた、そうモンスターの被害は

 

 

 

ヘスティア「……………………」

 

 

 

ヘファイストス「……………………」

 

 

 

ロキ「………………」

 

 

 

ガネーシャ「……………………」

 

 

 

その他の神々「「「「……………………」」」」

 

 

 

神々は再び話し合う為集まっていた、ただし今回は前回の様に和気あいあいとしたものではなく、重く張り詰めた空気を纏っていた、議題は

 

 

 

ロキ「さて、まぁ皆も分かってると思うけど、どチビん所の嬢ちゃん、サラ・ベルンがやらかした件や、被害者は分かっとるだけで50人強、建物が10件近く、個人的な話をすればうちのアイズたんもボコボコにされとる、ちゃんと調べればもっと多くなるやろな、んで、その責任の所在をちゃんとしとかんといかんっちゅう話や」

 

 

 

ある神「責任も何も、そいつがやったこと何だからそいつに責任を取らせれば良いだろ、或いはヘスティアに責任を取らせるとか」

 

 

 

ロキ「まぁ、ただ暴れたならそうなんやけど、今回嬢ちゃんが暴れた理由は逃げ出したモンスターを倒すためにやむ無く制御出来てない力を使ったからっちゅう訳や、こうなるとガネーシャん所にも全く責任が無いとは言い切れんし何より一番悪いんわ今回の騒動を引き起こした犯人や、かといってお咎め無しってのも示しがつかん、って話や」

 

 

 

女神「まぁ、妥当、と言うか普通なら賠償とか?」

 

 

 

男神「だが、50人以上の被害者と建物10件の被害だぞ?、こいつの所は只でさえ弱小貧乏ファミリアなのにそんなの無理だろ」

 

 

 

ああでもない、こうでもない、と神々の話し合いは続く

 

 

 

ヘスティア・ファミリアホーム

 

 

 

サラは自分のベッドの上でうずくまっていた

 

 

 

サラ「……………………」

 

 

 

ベル「…………えっと、じゃあ僕はダンジョンに行ってきますね」

 

 

 

ベルはそう言うと外へ出る、本来ならサラの側に居るべきだとベル自身も思うのだが、ヘスティアは時々帰ってきてはいるものの会議で現在収入が無くサラも事態が事態の為動けない、結局ベル1人に負担が集中する形となった

 

 

 

ベル「はぁ…………神様、早く帰ってきて下さいね」

 

 

 

ヘスティア・ファミリアのホームは静けさが広がっていた、耳を澄ませば外の喧騒が聞こえる程度だがサラはそんな事を考える余裕もない

 

 

 

カーネイジ『クックック、酷い有り様だな』

 

 

 

カーネイジの憎まれ口にも反応しない

 

 

 

ふと懐からナイフを取り出し手首に当て思い切り斬るもすぐに再生する

 

 

 

カーネイジ『またか、いい加減諦めろ、俺が着いてる限りお前が外的要因で死ぬことは無い、即死は避けられないがな』

 

 

 

サラ「……………………」

 

 

 

カーネイジが嘲笑う様にそう言った時突然玄関の扉が開く

 

 

 

ヘスティア「はぁ、ただいま~」

 

 

 

サラ「…………ヘスティア」

 

 

 

ヘスティア「あ、サラただいま、まだ結果は出てないよ」

 

 

 

サラ「………………そうですか」

 

 

 

ヘスティア「………………まだ気に病んでるのかい?、まぁ、気にするなって方が無理か」

 

 

 

ヘスティアは困ったようにそう言うと不意に何かを思い出す

 

 

 

ヘスティア「はいこれ、本当は2人一緒に渡したかったんだけどね」

 

 

 

渡されたのは漆黒の短槍

 

 

 

ヘスティア「ベル君は短剣、君は何となく槍かなと思って」

 

 

 

サラ「ハハ、何となく何ですか」

 

 

 

ヘスティア「う~ん、上手く言えないんだけど、神様の勘かな?槍の名前は神の槍(ヘスティア スピア)

 

 

 

サラ「……………………ヘスティア」

 

 

 

ヘスティア「ん?」

 

 

 

サラ「私、カーネイジが嫌いです」

 

 

 

ヘスティア「だろうね」

 

 

 

サラ「こんな力、無ければ良いのに」

 

 

 

ヘスティア「そうかもね、でも、その力を得てしまった君には、その力を使う責任があると、僕は思うな」

 

 

 

サラ「え?」

 

 

 

ヘスティア「忘れないでサラ、『大いなる力には、大いなる責任が伴う』、カーネイジの力がどんなものであれ、君が手にしたなら、それは大いなる力だ」

 

 

 

サラ「大いなる力、大いなる責任」

 

 

 

ヘスティア「…………じゃ!!、僕はまた会議に行かないと行けないからまたね!!」

 

 

 

ヘスティアはそう言うと外へ飛び出して行った

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