サラはダンジョンの8階層を走っていた
サラ「カーネイジ!!、団長の場所は!?」
カーネイジ『俺に探索能力何か無い、自分の足と目で探すんだな』
サラ「全く、勝手に暴れるわ人は食うわ役に立たない奴だ!!」
サラはカーネイジに悪態を吐きながら走っていた
サラ「!?、あれは……」
サラの視界に入ったのはボロボロのコートにデカイ背負い袋を背負った人物と背中に剣を背負った見知らぬ冒険者の男、冒険者の男はリリルカ倒れたリリルカを蹴り飛ばしていた
サラ「見つけた!!」
リリ「!!、あ、貴女は……」
冒険者「ひ、【人食いサラ】!!、何でここに!!」
サラ「その子に用があります、食べられたくなければ即刻立ち去りなさい」
冒険者「ッチ!!、覚えとけ!!」
冒険者は捨て台詞を吐いて走って何処かえ消えた
サラ「…………リリルカさん、団長は何処ですか?」
リリ「!!、ベ、ベル様はその……」
???「その辺にして貰おうか?」
現れたのは頭に獣の耳か生えた男
リリ「か、カヌゥ、さん」
サラ「カヌゥ?、ああ、ソーマ・ファミリアか」
カヌゥ「そう言うことだ、悪いがそこ退いてくれ、そいつに用があるんだ」
サラ「奇遇ですね、私もです、すぐ済みますので少々お待ちください」
サラはそう言ってリリルカの方を向く
サラ「それでリリルカさん、団長は何処ですか?」
リリ「え、えっと、それは」
ガキン!!
サラ「何するんですか?」
カヌゥ「ッチ!!」
サラが背後を見るとカヌゥが剣を抜きサラに斬りかかりカーネイジの1部がそれを止めていた
サラ「もう一度聞きます、何するんですか?」
カヌゥ「なぁ~に、此方も時間が無いんでね」
カヌゥがそう言うとカヌゥの後ろにいた奴らが何かを投げる
リリ「ひっ!!」
それは蟻型モンスター、キラーアントの上半身であり、それはまだ辛うじて生きていた
キラーアント、別名は【新人殺し】、発する危険信号で仲間を呼び寄せ数に物を言わせ襲い掛かってくる、つまり今回の様に半殺しに留めてしまえば、永遠に仲間を呼んでしまうのだ
サラ「何のつもりですか?」
カヌゥ「正直言えば俺達はさっさと用事を済ませて帰りたいんだ、あんたの用事何か知ったことじゃない、あんたもそいつのためにこいつらにやられるのは嫌だろう?」
この時、サラとカーネイジ、両方の気持ちが初めてシンクロした、2人が同時に抱いた感情は殺意
サラ「リリルカさん」
リリ「は、はい!!」
サラ「確認です、ここはダンジョンです」
リリ「は、はい」
サラ「ダンジョン内では全て自己責任、そうですね?」
リリ「は、はい、そうですね」
そう確認すると、心中渦巻いている物を解放する
サラ「カーネイジ」
カーネイジ『何だ?』
サラ「特別にあいつらを食べて良いよ」
カーネイジ『ほう?、どういう風の吹き回しだ?』
サラ「何となくですが、あいつらを気に入らない、貴方もなのでは?」
カーネイジ『良く分かってンじゃねえか』
カーネイジは何処か嬉しそうにそう言うと
サラ「リリルカさん、カーネイジの対処法は知ってますね?」
リリ「は、はい、ってまさか!!」
サラ「そのまさかです」
サラのその言葉を合図にサラはカーネイジとなった