ある日
サラは半裸でベッドにうつ伏せで横になり、ヘスティアがその背に指を動かしていた、ステイタスの更新だ
ヘスティア「…………はい!!、これで完了だよ」
ヘスティアがそう言うとサラは上を着る、その間にヘスティアが神にステイタスを書き記す
サラ・ベルン
12歳
所属 ヘスティア・ファミリア
種族 人間
力 B790
耐久 B790
器用 B790
俊敏 B790
魔力 I0
サラ「おお~??、何かあんまり延びてない?」
ヘスティア「まぁ、君は今回ベル君程ダンジョンに行けなかったからね、カーネイジのせいで」
サラ「あ、そうだった、因みに団長のステイタスは?」
ヘスティア「それは本人に聞いてくれ、他人のステイタスを勝手に見るのはいけない事だからね、当然君も不用意に誰かに見せるんじゃないぞ」
サラ「はぁ、分かりました、じゃあ私はそろそろ」
ヘスティア「またダンジョンに行くのかい?、ここ最近ずっとダンジョンに行ってばかりじゃないか、たまには違うことをしてみたらどうだい?」
サラ「…………違うこと」
ヘスティア「例えば女の子何だから服を買ったり、何処かお出かけとかしてみたり、君、僕の所に来てからずっと同じ服だろう?それじゃあ男も寄り付かないぜ」
ヘスティアはサラの服を見ながらそう言う、所々小さな穴が空き袖は解れボロボロになっている
サラ「これ、気に入ってるんですけど、それにカーネイジの件で私は嫌われてますから」
ヘスティア「バイトに行く時の市民の様子を見る限りもうカーネイジの件も完全に過去のものになってるみたいだし市民との交流を持つのも大事な事だぜ、それにたまには気分転換してみるのも良いんじゃないかい?」
サラ「そう言うものですか?」
ヘスティア「そう言うものさ」
サラ「…………分かりました」
サラはそう言うと外へ出ていった
ヘスティア「本当、ベル君もだけど、2人とももうちょっと自分を大事にしてくれればなぁ~」
ヘスティアは誰もいないホームで1人そう呟いた
サラ「……………………気分転換」
サラはポツリと呟き町を歩く、ヘスティアが言っていた事は強ち間違いでは無い様で以前のような憎悪のこもった目で見られる事は無くカーネイジに付けられた心の爪痕は一見誰にも見られない
サラはふと自分の着ている服を見る
サラ「…………そんなに酷いかな~?」
サラは服を見ながらそう言いつつも足は服屋へ向かっている、やがて服屋に着くと中に入る
店員「いらっしゃいませ~、!!、【人食いサラ】!!、帰って!!、今日はもう閉店です!!」
サラ「え?、でもまだ昼…………」
店員「帰って!!、帰れ!!」
サラは店員に無理矢理押し出されサラが店の外へ出ると鍵を掛けられる
サラ「…………………………どうしよう?」
カーネイジ『クックック、ヘスティアの目も案外使えないな』
サラ「………………ご飯でも食べて帰ろう」
サラはそう言うと豊穣の女主人へ向かい歩き出す
サラ「すいませ~ん」
サラは扉を開くと中に声をかける
リュー「!!、ベルンさん、いらっしゃい」
サラ「リューさん、お邪魔します、絆創膏取れたんですね、良かった」
リュー「元々大した怪我でもない上にロキ・ファミリアのリヴェリア様が癒して下さいましたので」
サラ「そうですか」
リュー「そう言うベルンさんも何かありました?」
サラ「え?」
リュー「いえ、大した事では無いのですが少々元気が無いようですので」
サラ「そう見えます?」
リュー「ええ、実にそう見えます」
サラ「そうですか、実は」
サラは先程の話をリューに打ち明けた
リュー「そうですか、そんなことが」
サラ「ええまぁ、自業自得何ですがね、あ、この肉の蒸し焼きとサラダのセットお願いします」
リュー「かしこまりました」
こうしてサラは食事を取ると金を払い店を出た
???「リュー、ボーッとしてどうしたの?」
サラが店を出た後リューに声をかけたのは人間の女性、リューは声に反応し振り返る
リュー「シル、丁度良かった、貴女にお願いが」
シルと呼ばれた女性は興味深そうに続ける
シル「へぇ、リューが私にお願いなんて珍しいね」
リュー「実は…………」
シル「な~んだ!!、そんなことなら私に任せて!!」
シルはニッコリ笑うとそう言った