更に数日後
ダンジョン6階層
サラ「ふぅ、良し、準備運動終わり!!今日はちょっと深いところに行ってみようかな」
カーネイジ『俺様の出番も作れ』
サラ「作りません」
カーネイジ『ッチ、ん?、おい、あれなんだ?、誰か来るぞ』
カーネイジに言われ周りを見るとかなりの人数が隊列を組み歩いているのが見える
サラ「ああ、ロキ・ファミリアの遠征でしょう、それにしてもかなり人数が多いですね、相当本気何でしょう」
サラとカーネイジがそんな話をしているとだんだんロキ・ファミリアの姿がはっきりしてくる
ベート「ああ?、てめぇはあん時の」
サラ「どうも」
狼の耳の生えた男、ベートがサラに気付き声をかけその後後ろから2人の少女が現れる
???「あ~!!、ベートを食べようとした人!!」
???「ちょっ!?、ティオナ!!」
片方は黒髪が短いはつらつとした色黒の少女、もう片方は黒髪は同じだが此方は髪が長く前者より何処か落ち着いた雰囲気を纏っている、サラは3人に挨拶する
サラ「どうも、その節はお世話になりました」
ベート「ッチ」
サラ「…………遠征ですか?」
ベート「見りゃ分かんだろ」
ティオナ「あ、私達まだ自己紹介してなかったね、私ティオナ、ティオナ・ヒリュテ!!」
???「私はティオネ、ティオナ・ヒリュテです」
サラ「どうも、サラ、サラ・ベルンです、大所帯ですね」
ティオネ「今回はヘファイストス・ファミリアの人達も着て貰ってるの」
サラ「合同遠征ですか」
ティオナ「そんな堅苦しい物じゃないよ、単にうちが手伝って貰ってるだけ」
サラ「そうですか」
ベート「てめぇはここで何してる、もっと下に行けるだろうが」
サラ「ちょっと軽く運動を、今から下に行く所です」
その時ダンジョンの奥からバタバタと走る音が聞こえる、現れたのはボロボロになった4人組の冒険者、息を切らせそれでも走る辺りかなり急いでいるようだ
ベート「ああ?」
サラ「???、どうかしたんですか?」
冒険者「!!、ロキ・ファミリア!!、良かった、ミノタウロスが出たんだ!!、9階層に!!、しかも大剣を持って!!、白髪のガキを襲ってた!!」
アイズ「!!、先に行く」
サラ「はい!!、お願いします!!」
それを聞いたアイズとサラは走りだす、アイズが先行しその後に続くようにサラも後を追う、しかし2人のレベルに差があり徐々にサラが引き離されていく
サラ「クッ!!、やっぱり早い!!」
カーネイジ『俺の力を貸してやろうか?』
サラ「!!、カーネイジ!!、今度は何を企んでるの!?」
カーネイジ『別に、ただ暇だったんで少し遊ぼうかと思っただけだ』
サラ「冗談じゃない!!、また勝手に暴れて団長を困らせるんでしょう!!、その手には乗らないからね!!」
カーネイジ『そうか、なら好きにしろ』
カーネイジはそう言うと黙りこんだ、その後も必死に走りとうとう9階層、とっくにアイズの背中は見えずひたすらに走り回るとアイズが片方の角が折れたミノタウロスと相対していた
サラ「見つけた!!」
近くにベルの姿を見つけサラは更に加速しベルの手を掴もうとした、その時
サラ「団長!!」
ベル「…………ないんだ!!」
サラ「へ?」
ベル「アイズ・ヴァレンシュタインにもう助けられる訳にはいかないんだ!!」
ベルはそう言うとナイフを取りミノタウロスに勝負を仕掛けた