翌日、ベルとサラは中層挑戦に向けて準備を整えていた、まず第一歩としてベルはミノタウロスに砕かれた鎧の代わりを、サラはそもそも今までまともな装備を付けていなかったので取り敢えず必要だと思うものを買う
サラ「すいません、ナイフを1本と軽い鎧をお願いします、あ、予算はこれくらいで」
サラはそう言って紙を渡すと店員は笑顔で
店員「かしこまりました、申し訳ありません、その前に戦闘方法をお聞きしてよろしいですか?」
と言った、何故戦闘スタイルを聞かれたのか疑問に思ったがサラは質問に答える
サラ「え?、はぁ、戦闘は武器は基本槍で動き回って仕留めます」
店員「それですと、此方の鎧が大変相性が宜しいかと」
店員が進めてきたのは黒い革生地に鉄の胸当てが付けられた鎧
サラ「へぇ~試着とかって出来ます?」
店員「あ、はい、構いませんよ、此方です」
そうしてサラは鎧に着替え鏡を見たり軽く素振りをしてみたりして状態を確かめる
店員「いかがですか?」
サラ「これ、とても良い品ですね、これにします」
店員「かしこまりました」
サラ「後、ナイフ何ですけど」
店員「用途の方をお伺いしてよろしいですか?」
サラ「懐に入られた時とか槍を投げて手元に武器が無い時の予備ですね」
店員「となりますと、此方等いかがでしょう?、両刃になりますが軽くかなり頑丈何ですよ」
サラは受け取り軽く素振りをするが手に違和感を感じる
サラ「う~ん、私にはちょっと合わないみたいです、軽すぎて手応えを感じにくいです」
店員「左様ですか、では此方はいかがでしょう?、先程同様両刃ではありますが先程の物より重量があります、ただ此方の方は少しご要望に沿うか微妙な所なのですが一応此方も作者曰く短剣とのことなのでお出ししたのですが」
再び渡されたのは同じ両刃の短剣、しかし今度は刀身が若干厚く長い短剣ではないがかといって片手剣程長くもないまさに中途半端な武器だ、サラはそれを受け取り何回か素振りする、止めたいところで止まりイメージ通りに剣が動く、その上初めて手に取ったにも関わらず、まるでずっと前から持っていた物の様だ
サラ「これにします」
サラはそれを気に入り即購入した
そしてダンジョン中層(11階層)
???「やってきたぜ!!11階層!!」
サラとベル、そしてリリルカの他にもう一人かなり大きな剣を持った男が1人立ちそう叫んでいた
サラ「団長、あの方は?」
ベル「あ、うん!!、この人はヴェルフ・クロッゾ、この鎧を作ってくれたヘファイストス・ファミリアの鍛治師だよ」
クロッゾ「おう、あんたがベルの言ってた奴か、宜しくな!!ヴェルフで良いぜ、家名は嫌いなんだ」
サラ「サラ・ベルンです、宜しく」
2人はそう言うと握手を交わした
リリ「どうでも良いですがベル様、私は反対です、鍛治アビリティを得るまでの間何て、どう考えても都合良く利用されてるだけではないですか」
リリルカはベルにそう抗議するがベルは誤解だとリリルカを説得しようとする
サラ「お二人とも落ち着いて下さい、ここはダンジョン、いつ何が起こるのか分からないんですよ?」
サラがそう言うと2人は取り敢えず落ち着き先へ進むのだった