13階層攻略から少し時間が経ちサラ達は
サラ「………………ウサギですね、角生えてますけど」
ヴェルフ「まじでこれ相手にすんのかよ、俺嫌なんだけど」
リリ「リリもそう思います、ですが借りにも中層のモンスター、油断は出来ません、…………可愛い」
ベル「うん、やりにくいね」
4人の前には4匹の角の生えたウサギがいた
サラ「取り敢えずローテーションは決めた通りに」
サラが言うと3人は頷き隊列を組む、前にサラとベルが立ちリリルカの後ろにヴェルフが立った
角の生えたウサギ、アルミラージは素早い動きで翻弄しようとしてくるがベルの方が早くあっという間に殲滅される
ヴェルフ「ん?、おい、あれなんだ?」
不意にヴェルフがそう言いながらダンジョンの奥を指差す、見ると奥から4人に向かって走ってくる一団が見えた
サラ「パーティが撤退するのでしょうか?、道を開けておきましょ……!?、団長我々も撤退しましょう!!」
ベル「へ?」
その時パーティと思わしき一団が4人の間を駆け抜ける
するとダンジョンの奥から大量のモンスターが走りよって来る
リリ「まずい!!、
あっという間に4人はモンスターに囲まれ戦闘を余儀なくされる、殺しても殺しても湧いてくるモンスターに4人は徐々に削られていった
ベル「はぁ、はぁ、数が多すぎる!!、何とかしないと!!」
ヴェルフ「何とかって言ってもよ!!この数じゃどうしようも」
サラ「はぁ、はぁ、はぁ、フッ!!」
サラは黙々と槍を振るいモンスターを退ける
リリ「はぁ、はぁ、皆様、リリは『逃げる』を上策とします、一度息をついて体勢を立て直さなければ」
ヴェルフ「そうは言ってもこんだけ囲まれてたら逃げるも何も無いだろ」
サラ「………………皆さんは逃げてください」
ベル「サラさん、何を」
サラ「カーネイジと変わります、聞こえてるんでしょう」
カーネイジ『何だ?』
サラ「最近退屈してたんでしょう?、好きに殺して良いですよ」
カーネイジ『ほう、言ったな?』
ベル「サラさん駄目です!!、皆で生きて帰るんです!!」
サラ「もうこれしか方法がありません、ヴェルフさん、引き摺ってでも団長を地上に返して下さい」
ヴェルフ「お、おう」
サラはヴェルフにそう言われるとカーネイジの体の一部を使い上層への道を阻むモンスターを凪払い道を作る
サラ「走って!!」
サラに言われリリルカは飛び出しそれに続く様にヴェルフと彼に引き摺られる様にベルが飛び出す
ベル「そんな!!、サラさん!!、サラさ~ん!!!!」
ベルは姿が見えなくなるまで、いや、見えなくなっても尚サラの名を呼び続けた
サラ「………………すぅ~、はぁ~、良いよ」
サラはそう言うとサラの体はみるみる変化していく、その口には鋭い牙が生え、背中には大量の触手、その姿はこの階層にいるどんな怪物よりも怪物だった
カーネイジ『グオオオオオオ!!!!』