ベル達は全速力で走る、背後から戦闘音が聞こえようが、他の冒険者パーティに声を掛けられようが構わず1分1秒でも早く地上を目指した、サラが道を作り囮になってくれたお陰でモンスター達は追ってこない、しかし新たに生まれたモンスターには対処できない、故にそこは運に頼るしかない
ベル「!!」(早く着け!!、早く!!、早く!!、なんでこんなに長いんだ!!、何で僕はこんなに弱いんだ!!)
普段より長く感じる道に怒りを覚える、自身の弱さに苛立ちを覚える、それでも足を止めず前へ進む、そうしていれば必ず目的地には辿り着けるのだから
ヴェルフ「見えたぞ!!、出口だ!!」
ヴェルフはそう言うとそこには確かにダンジョンの出入り口が見えた、そしてその周りにいるモンスターも気付きベル達へ迫る
ベル「邪魔するなぁ~!!!!」
ベルはナイフでモンスターを切り裂くと魔石も拾わず外へ出る
ベル「僕はギルドに行く!!、リリは神様にこの事を伝えて!!」
リリ「はい!!、ベル様もお気をつけて!!」
リリルカにそう言われベルは頷きすぐにギルドへ向かった
ギルド
ベル「エイナさああああああん!!」
エイナ「べ、ベル君!?、何があったの!?」
ベル「はぁ、はぁ、さ、サラさんが、モンスターの群れに、良く分かんないけど、僕達を囮にして、他のパーティが、それでサラさんだけ残って、兎に角救援を!!!!」
エイナ「!!、囮!?、
ベル「はい!!、お願いします!!、あ、でも依頼料が」
ヘスティア「それなら僕が出すよ」
突然現れたヘスティアがそう言う
ベル「神様!?」
ヘスティア「ベル君、話はサポーター君に聞いたよ、ひとまず君だけでも無事で良かった、アドバイザー君、
エイナ「分かりました!!、ては依頼書を作成してきます」
エイナはそう言うとギルドの奥へ引っ込む、それを2人は心配そうに見ていた
ダンジョン13階層
カーネイジ『グオオオオオオ!!!!』
そこではカーネイジが魔物を殺しに殺しまくっていた
カーネイジ『クハハハハ!!!!、弱い弱い!!!!』
既に押し付けられたモンスターは殆どが姿を消しそれと入れ替わる様に新たに生まれたモンスターもカーネイジに襲い掛かるがまるで歯が立たない、そうして徐々にモンスターは数を減らされ既に殆どが居なくなっていた
カーネイジ『もう居ないのか、つまらん、それにここらのモンスターは不味い上に食うと直ぐ死んで消えちまう、やはり食うなら人間だな』
サラ「そんな事させない!!、もう危険は去ったし散々暴れたでしょう!!、いい加減戻れ!!」
カーネイジ『まだ足りない!!、もっとだ!!、もっと楽しませろ!!』サラ「駄目です!!いい加減戻れ~!!!!」
カーネイジ『断る!!、散々俺様をコケにしやがって!!!!、もう一度俺様が見せてやる、