ヘスティア達はギルドで依頼を出した後ミアハと言う神のファミリアにいた、そこではミアハ・ファミリアの主神ミアハとヘファイストスとヴェルフ、ヘスティアとベルとリリルカ、そしてタケミカヅチとそのファミリアメンバーが話をしていた
タケミカヅチ「すまんヘスティア、お前の子が帰ってきてないのは俺達に原因があるかもしれない、うちの連中が中層でお前の子らしき者達にモンスターを押し付けてしまったと」
タケミカヅチは申し訳無さそうにそう言う
ヴェルフ「押し付けてしまっただぁ!?、ありゃあどう見てもわざとだろう!!、大体謝って済む話じゃあねえ、此方は危うく死ぬところで現にまだ1人その死地に取り残されてんだ!!」
ヘファイストス「よせヴェルフ、今はその取り残された彼女をどう救出するかを考えなければ」
ヘスティア「ヘファイストスの言う通りだ、サラが戻って来なかったら僕は君達を恨む、けど憎みはしない、今はどうか僕達に力を貸してくれ」
ヘスティアがそう言うとタケミカヅチ・ファミリアは協力を約束した
ミアハ「良し、では話を進めよう、ヘファイストスの所の子は協力出来ないか?」
ヘファイストス「実はロキの所の遠征に預けてるの、今動かせそうな子じゃあ中層は心許ないのよ」
リリ「あの、それより問題があります」
ヘスティア「何かな?、サポーター君」
リリ「はい、サラさんは私達が離脱する時カーネイジと変わると」
それを聞いた瞬間全員の顔色が変わる
リリ「恐らくですが、今彼女はカーネイジに変わっているかと、リリを助けてくれた時もベル様の介入が無ければリリは食べられていたでしょう、それに町で暴れた時は50人以上の被害を出したとか」
ヘファイストス「実際どうなのヘスティア、彼女は善人なのは分かるけどカーネイジって奴は私も知らないから」
ヘスティア「うん、カーネイジははっきり言ってかなりヤバイ奴だよ、怪物祭の時、ヴァレン某を圧倒したらしいからね」
その事実に驚きつつも話を先に進める
リリ「となるとカーネイジの戦闘力に関しては下層、下手をすれば深層のモンスターレベルと言う事ですね」
ベル「あ、でも炎が弱点って、それなら僕の魔法を使えば」
リリ「ええ、それに関してはロキ・ファミリアからの情報でリリも把握しています、なので……」
???「やぁやぁ!!、俺にも何か協力させて貰えるかな?」
突如背後から声が聞こえ皆が振り向く、そこには羽の付いた防止を被った男と眼鏡をかけた女性が立っていた
ベル「???、あの貴方は?」
ヘスティア「へ、ヘルメス!?、どうしてここに!!」
ヘルメス「困ってるんだろう?、心友の為ならいくらでも手を貸すぜ」
ヘスティアにヘルメスと呼ばれた男は懐から1枚の紙を取り出しそう言うが周りの神から何やら言われていたがヘルメスは気にせずベルを見る
ヘルメス「ほほう、君がベル君か、うん彼の言った通り良い男だ」
ベル「???、あ、ありがとうございます?」
リリ「良いんですかヘスティア様」
ヘスティア「今はサラの救出が最優先だ、仕方無い」
ヘルメス「おっと、紹介しておこう、此方うちのエースのアスフィ、この子を連れていくよ」
アスフィ「???、ヘルメス様、今連れていくとおっしゃいました?」
ヘルメス「無論僕も行くよ、そのカーネイジと言うのに興味が湧いた」
アスフィ「はぁ!?、神がダンジョンに潜るのは禁止されているのでは無いですか!?」
ヘルメス「それは迂闊なことをするなと言うだけさ、コソッと行けば問題ない」
ベル「………………」(それはそれで不味い事なんじゃ!?)
ヘスティア「ベル君」
ベル「神様?」
ヘスティア「僕も連れていって」
ベル「えええええええええ!?」
ヘスティアはその言葉に驚く
ヘスティア「もう待ってるだけなんて嫌なんだ、僕も付いていくぞ、良いね!!」
ベル「神様、…………分かりました、絶対離れないで下さいね」
ヘスティア「無論、君から離れたりしないさ」
ヘルメス「じゃあ決行は夜、準備して集合ってことで、僕はちょっと行くところがあるから、じゃあねえ」
ヘルメスはそう言うと何処かへ向かってしまった
同時刻 ダンジョン16階層
冒険者「クソクソクソ!!、何だよあの化け物!!、あんなのが居るなんて聞いてないぞ!!」
1人の冒険者が走っていた、武器も荷物も持たずその顔は恐怖に染まっていた
カーネイジ『グオオオオオオ!!!!』
冒険者「ヒッ!!、やめ、やめろ!!!!、うわああああああああ!!!!」
周りに鮮血が飛び冒険者だったものを放り出す
カーネイジ『スンスン』
鼻を鳴らしカーネイジは導かれる様に何処かへ向かっていた