カーネイジ『ハッハッハッハ!!!!』
リューの友、かつて共に過ごし散っていった冒険者の墓を足蹴に高笑いを続けるカーネイジ
リュー「………………けろ」
カーネイジ『ハッハッハッハ!!!!』
リュー「その足を退けろ!!!!」
リューは彼女達を侮辱するその行為が許せず、駆け出しカーネイジに迫る、カーネイジも針を飛ばし応戦するがリューの速度を捉える事が出来ず当たらない、リューはグングンとその差を縮め遂にカーネイジを剣の射程圏内に納める
リュー「うわああああああああ!!!!」
普段の冷静な彼女ならばその時、それが心を揺さぶる為の罠だと気付けたかもしれない、或いはそれよりもっと前、その時から自分に何かを仕掛けるつもりだと、だが18階層と言う空間、そして友を助けたいと思う優しさ、そして何よりカーネイジをモンスターと同類だと見誤った事、そのどれか或いは全てのミスが今彼女に押し寄せる
カーネイジ?『助ケテ」
リュー「!!、ベルンさ、ガッ!?」
カーネイジはサラの半身を解放しリュー達の隙を誘った、それは結果としてリュー・リオンの心に躊躇いを生み、そしてそれが大きな隙と言うカーネイジにとっての大きなチャンスを作った
リューはカーネイジの手を鈍器に変えた攻撃を食らい遠くにふっ飛び動かなくなる
ヴェルフ「!!、おい!!、大丈夫か!?」
ヴェルフは慌ててリューに駆け寄ろうとするがカーネイジが割って入りリューを起こす事が出来なくなる
カーネイジ『グオオオオオオ!!!!』
ヴェルフ「くそ!!、次は俺の番ってか!?」
ヴェルフは大剣を構えながらそう呟く
カーネイジ『グオオオオオオ!!!!』
ヴェルフ「くそ!!、やるしかねぇ!!」
ヴェルフが覚悟を決めカーネイジがヴェルフに飛びかかったその時
???「オラァアアアアア!!!!」
カーネイジ『グオ!?』
突然何かが飛び出しカーネイジを吹き飛ばす
???「へ、あの時の仕返しだ!!、見たかヌルヌルのクソヤロウ!!」
現れたのは白い毛並みの獣耳を生やした青年、その顔には何処か怒りが滲んでいる、更にそれに続く様に5人の人物が現れる
???「ベート、先走るな、奴に気付かれて食われたら終わっていたぞ」
ベート「うるせぇぞリヴェリア!!、あいつには借りがあんだ、ここで返さなきゃ俺の機嫌が収まらねぇ」
フィン「そうだとしても僕達に一言くらい言って欲しかったな、あいつは今までのモンスターとは違うんだ、今度から気を付けてくれよベート」
???「ハッハッハッ!!、まぁ良いじゃないか、これがこいつの強みだろう、時々やりすぎるがな」
???「ほんと、ほんと、此方の身にもなって欲しいよね~」
???「ま、別に良いんじゃない?、今回はベートが飛び出したお陰で助かった人もいるみたいだし、もう被害がとんでもないことになってるけど」
ヴェルフ「あんた達は」
ヴェルフにそう言われた面々から代表するように1人が前へ出て宣言する
フィン「遅くなってすまない、ここからは僕達も戦うよ」
かつてカーネイジを1度退けたロキ・ファミリアが再びカーネイジの前に立ちはだかる