ベル「はぁ、はぁ、はぁ」
アイズ「大丈夫?」
ベル「は、はい!!」
ベル達は戦闘音が響く場所へ急ぐ、その音の響く場所では時折火柱が上がり遠くからでも見える程の土煙が上がっている
リリ「見えました!!」
リリがそう言い草林を抜ける、そこにはカーネイジを相手に苦戦しボロボロのロキ・ファミリアがいた、アイズは直ぐ様ロキ・ファミリアの元へ駆け寄る
アイズ「遅れました」
フィン「アイズ!!、良く来てくれた」
アイズ「戦況は?」
リヴェリア「見ての通り、あまり良くない、前回より明らかに強くなっている、他の冒険者の話では10人以上の人を食べたらしいけどそれが原因だろうね」
アイズ「弱点の炎は?」
リヴェリア「詠唱を唱える隙が無い、回復と援護で手一杯だ、それに向こうも警戒しているのか私に対してえらく攻撃の頻度が多い、それに何度かダメージ覚悟で無理矢理攻撃してるんだが全部避けられる、前の戦いで学んだと言うことなのだろう、全く厄介な相手だ」
アイズ「分かった、…………彼に頼むのは?」
アイズがそう言い目を向けたのはベル
フィン「彼?、レベルアップはしたそうだがまだレベル2だ!!、あいつはどう少なく見積もってもレベル4以上だ!!、彼には荷が重…………いや、そうか彼は!!」
フィンが何かに気付くと同時にアイズが頷く
アイズ「彼は速攻魔法が使える、しかも炎、私達で奴を押さえて彼に打たせる」
リヴェリア「分かった、支援しよう、アイズは彼に直ぐ準備するよう言って」
リヴェリアがそう言いアイズは再びベルの元へ来る
ベル「あ、アイズさん」
アイズ「貴方の力が必要、魔法を使って、リヴェリアは警戒されて魔法が撃てない」
ベル「ぼ、僕が!?」
アイズ「時間がない、急いで」
ベル「で、でも、駄目なんです、前にカーネイジに魔法を使ったら倒れなくて、何回も当てないと」
ヘスティア「大丈夫さ」
ベル「神様?」
ヘスティア「君ならきっと出来る、それに、サラを助けたいんだろう?」
ベル「!!」
ヘスティア「カーネイジに勝って、2人で僕の元に帰っておいで」
ベル「神様、はい!!、アイズさん!!お願いします!!、カーネイジは僕が倒します、少しだけ時間を稼いで下さい、2分、いや1分、そうすれば必ず」
アイズ「分かった、皆に伝えてくる」
アイズはそう言うとロキ・ファミリアの元へ向かった
ベル「…………!!」(あの時と同じ、いやそれ以上の力を!!
ロキ・ファミリア サイド
アイズ「って彼が」
フィン「成る程、なら彼の為に命がけで時間を稼ぐとしよう、皆!!、話は聞いたね!!、そう言うことだ!!」
ベート「ッチ、あの雑魚の為に時間を稼ぐだぁ!?、それならリヴェリアの魔法の方がマシだろうが!?」
リヴェリア「忘れたのかベート、私は奴に警戒されて詠唱どころではない、支援はしてやる」
ティオナ「こんな化け物相手に1分とか嫌なんですけどぉ~!?」
ティオネ「そうは言うけどそれしか方法は無いでしょ!?、それにしても1分って」
カーネイジ『グオオオオオオ!!』
カーネイジ、必勝の為の命がけの1分間が始まった