転生特典カーネイジが絶対に間違っている   作:寝心地

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ベル・クラネル

ヘスティアに使いを頼まれサラはオラリオの町を歩く

 

 

 

サラ「白髪の少年、白髪の少年」

 

 

 

サラは町を歩きながら探すが一向に見つからない

 

 

 

サラ「う~ん、カーネイジ起きてる?」

 

 

 

カーネイジ『何だ?』

 

 

 

サラ「白髪の少年を探したいんだけど見つからなくて」

 

 

 

カーネイジ『知らん、飯でも食ってるんじゃないのか?』

 

 

 

サラ「飯って、ご飯って事?ん~、かもね、って言ってもご飯何て何処でも食べられるしな~」

 

 

 

カーネイジ『おい、あそこはどうだ、いかにも男が好きそうな店だぞ』

 

 

 

サラ「え~?何処~?」

 

 

 

カーネイジ『左だ、左』

 

 

 

サラはそう言われ左を見ると『豊穣の女主人』と書かれた看板が掛けられた酒場を見る、中は酒場特有の騒がしさがあるがそれはどちらかと言うより喧騒というよりは賑わいの類いだ、サラは中に入った

 

 

 

???「ようこそ、豊穣の女主人へ」

 

 

 

現れたのは金髪のエルフ

 

 

 

サラ「あ、えっと、ここにベル・クラネルって言う白髪の冒険者居ませんか?、年は私と同じくらい何ですけど」

 

 

 

???「クラネルさんですか?、貴女は?」

 

 

 

サラ「あ、同じファミリアのサラ・ベルンです」

 

 

 

???「そうですか、失礼、直ぐご案内します」

 

 

 

サラはエルフに案内される、そこにはヘスティアの情報通り白髪の同年代くらいの少年が1人いた

 

 

 

???「クラネルさん、貴方に会いたいと言う人が」

 

 

 

ベル「へ?、僕に?、誰だろう?」

 

 

 

サラ「初めまして、サラ・ベルンです」

 

 

 

ベル「どうも、ベル・クラネルです」

 

 

 

サラ「………………」

 

 

 

ベル「………………えっと、僕に何かご用ですか?」

 

 

 

サラ「あ、失礼、ヘスティアが貴方を探してました、早く帰って来てって」

 

 

 

ベル「え!?神様が!!」

 

 

 

サラ「と言っても食事中でしたか、私もご一緒してもよろしいですか?団長」

 

 

 

ベル「え、ええ、構いませんよ………………へ?団長?」

 

 

 

サラ「失礼、改めまして、本日からヘスティア・ファミリアでお世話になります、サラ・ベルンです」

 

 

 

ベル「ええええええ!?、神様の新しい眷属!?」

 

 

 

サラ「ええ、それで食事ですが、ご一緒してよろしいですか?」

 

 

 

ベル「あ!!、ど、どうぞ!!」

 

 

 

サラはベルの向かいに座ると適当に注文し食事を取るが

 

 

 

サラ「どうしたんですか?、団長?」

 

 

 

ベル「う、ううん何でもない」

 

 

 

ベルは先程からチラチラとある席を見ながら顔を曇らせている、サラが目をやると様々な種族がいる席を見ていた、どうやら宴会の様だが、酒が回っているのか誰かを陥れる様な発現が見られた

 

 

 

サラ「彼らの話は団長の事ですか?」

 

 

 

ベルはビクンッ!!と魚のように1度体を震わせる

 

 

 

ベル「う、うん、多分」

 

 

 

???「雑魚じゃアイズ・ヴァレンシュタインに釣り合わねえ!!」

 

 

 

ベル「ッ!!、お金ここに置いておきます!!」

 

 

 

そこでベルの羞恥が限界に達したのか金を置いて逃げるように去っていった

 

 

 

サラ「あ、団長!!」

 

 

 

ドカン!!

 

 

 

サラが立ち上がると同時にでかい音が聞こえ振り返ると先程ベルを貶して男が壁にめり込んでいた、その先には赤い血の様な触手、そしてそれはサラ自身に繋がっていた

 

 

 

サラ「何やってんですか?カーネイジ」

 

 

 

カーネイジ『あの犬ッコロがキャンキャン喚いていたから黙らせただけだ、後暴れたい』

 

 

 

サラ「絶対後半が本音ですよね?」

 

 

 

???「てめぇ、いきなり何しやがる!!」

 

 

 

サラ「あ~、何と言いますか、やったのは私じゃないと言いますか」

 

 

 

???「ああ!?、明らかにてめぇの仕業だろうが!!」

 

 

 

その言葉を最後に男の姿が消える

 

 

 

ドカン!!

 

 

 

再び男は壁にめり込んだ

 

 

 

カーネイジ『キャンキャン喚くな負け犬が』

 

 

 

カーネイジは今度は触手を顔に変え喋る

 

 

 

その場にいる男の仲間と思わしき人物全員がその声を聞いた瞬間剣を抜いた

 

 

 

カーネイジ『ヤる気か?』

 

 

 

カーネイジは触手を戻すとサラの体に変化が訪れる

 

 

 

サラ「へ?」

 

 

 

体が変形し身長は2mを優に越え背中からは大量の触手が生える、肌は皮膚が爛れたようになり瞼は消えギザギザの鋭い歯に変わる

 

 

 

オラリオにカーネイジが誕生した

 

 

 

カーネイジ『グオオオオオオオ!!』

 

 

 

???「ッチ、上等だ化けもんが!!、死ねぇ!!」

 

 

 

男が拳を繰り出す、本来なら圧倒的レベル差によってサラには見えない程の速度で繰り出されたそれは、体の主導権がカーネイジに移った今ただのストレートでしかない

 

 

 

???「あ?」

 

 

 

カーネイジは自身の体の真ん中を文字通り空ける、そこに吸い込まれるようにして飛んできた拳は中を通り体が元に戻る時拘束の役割を果たす

 

 

 

???「が!?、この!!、離しやがれ!!」

 

 

 

カーネイジ『SO yammy(いただきます)

 

 

 

カーネイジは口を開け男の顔に近付く

 

 

 

???「な!?」

 

 

 

???「ベート!!」

 

 

 

男の名前が叫ばれる、誰もがその先の結末を予測した、その時

 

 

 

???「そこまでです!!」

 

 

 

カーネイジの周りにウェイター達が集まっていた

 

 

 

カーネイジ『何だ?』

 

 

 

???「これ以上暴れる様でしたら、出禁にしますよ、ロキ・ファミリアの皆さんも同様です」

 

 

 

カーネイジ『だがここは飯を食う所だろう?、なら俺が飯を食っても問題ない訳だ』

 

 

 

カーネイジはそう言うと拘束されたベートの頭をかぶり付くが

 

 

 

???「ここはあくまで人間が食事を取る場所です、貴方は人とは思えませんが?」

 

 

 

カーネイジ『………………』

 

 

 

カーネイジの口にナイフが挟まり口が閉じれなくなる、カーネイジは何も言わずベートを吹き飛ばすとサラの中へ戻った、その際ナイフが落ちカチャンと音がした

 

 

 

サラ「………………失礼」

 

 

 

???「あ~、待ってくれへんか?」

 

 

 

声をかけてきたのは糸目に緋色の髪の人物

 

 

 

???「あれはベートのアホが悪かった、ほんまに申し訳無い」

 

 

 

サラ「謝罪は団長にお願いします、私は今回何もしてませんから」

 

 

 

サラはそう言うと勘定を払い豊穣の女主人を出ていった

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