新八「天使型アーンヴァルがいいと思いますよ」   作:EMM@苗床星人

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第一訓 タダより高いものはない

新八「天使型アーンヴァルが良いと思いますよ」ボー

 

神楽「うぉい新八、頭の中に天使でも飼ってるアルか?」

 

銀さん「またか…ちょっと目を離すとすぐこれだ…」

 

新八「…天使型アーンヴァルが…」ブツブツ

 

お妙「新ちゃんったらずっと前からあんな調子で、なにか心当たりでもあります?」

 

銀さん「知らねぇよ、先週あたりから気がつけばすぐボーっとして天使がどーだこーだブツブツ呟くようになっちまってたからな?電波でも受信しちまったんじゃねぇの、或いはホントに頭ん中に天使でも飼っちまってんのか?」

 

神楽「マジで飼ってるアルか?かっけぇオイちょっと中身見せるアル!!」ゴッゴッ

 

新八「 」ドクドク

 

お妙「神楽ちゃん天使さんは目に見えないものよ、それだと脳髄しか見えないわ」

 

銀さん「マジでどうかしちまったのかねぇぱっつぁんは、見ろよあの隈まるで寝不足だぞ?ちゃんと睡眠とってんのか?」

 

お妙「それも良く解らないのよ、ノックせずに入ろうとすると怒鳴られるのは何時もの事だけど…最近は特に何かを大急ぎで隠してるし、いつものゴミ箱もティッシュの量が少なくなってるし、掃除しに入ったら部屋はピカピカで、机の上には行儀正しくエロ本が重ねてあるし…」

 

銀さん「おいマジで只事じゃねぇぞ、何で自分からそんな『年頃の男子なら誰もが経験するおかんにエロ本発掘された時のトラウマ』を喚起させるような真似してんだよ」

 

新八「…ハッ!!僕は一体何を…ってギャアァァァ頭が割れるううぅぅぅぅ!!」ハッ ドクドク

 

神楽「ちぇ、もう帰ってきたアル」

 

銀さん「おい新八、お前ちゃんと寝てんのか?最近隈もトランスもひでぇってもんじゃねぇぞ」

 

新八「おっかしぃですねぇ、夜はちゃんと寝てる筈なんですけど…」

 

白子「おかしなこともあるものですねぇ…」

 

お妙「新ちゃん、正直に言いなさい。お姉ちゃん別に弟がむっちんぷりん派でも奥義母の愛を自ら率先するMでも構わないの、ただ皆に隠して心配ごとを抱えているのなら、此処でありのままを話してくれてもいいのよ?」

 

新八「ハァ!!?ぼっぼぼぼのぼの僕は別にむっちんぷりん派でも無いですし!!というかこの子が勝手に片づけてるだけですし!!」

 

神楽「そんな小っせぇガキ部屋掃除にこき使っておいて部屋にエロ本放置かよ、マジ気持ち悪い、暫く私に話しかけないで」

 

新八「ちょっ…標準語で罵倒すんなあああぁぁぁ!!!毎度響きが地味にきついんだよ!!!だいたい放置なんかしてませんんんん!!ちゃんとベッドの下に厳重に保管してありますううぅぅぅ!!」

 

銀さん「…?…………!!?」パクパク

 

新八「ん?どうしたんですか銀さん?」

 

銀さん「……新八クン?肩に天使が止まっているように見えるんだけど、何時頭からこぼれおちたんだい?」

 

白子「あれっ、私ですか?私ならさっきからずぅっと此処に居ましたけど?」

 

新八「あぁ、小さかったから気付かなかったんですね。最近一緒に暮らしてて、そろそろ紹介しようかと此処に…」

 

神楽「あ、本当アル、ねぇ姉御天使見えちゃったアルよ?」

 

お妙「そう、お父さんも早くに死んで…今度は弟まで…ッ」

 

新八「ちょ、冗談にならないからやめてくんない!!?というか姉上遺影用意するの速くない!?…はぁ、いいですか?この子は天使でも天使型の神姫、心を持った小型の機械(からくり)人形ですよ」

 

銀時「…ローz」

新八「違います」

 

白子「天使型アーンヴァルの通子ともうします、マスターがいつもお世話になってます」ペコリ

 

 

 

~話は一週間前に遡る~

 

新八「はぁ、暇だなぁ…よりによって銀さんと神楽ちゃん、僕を置いて松茸狩りに行っちゃうだなんて…二人とも頭にキノコ生えて乗っ取られればいいのに」

 

ピンポーン

 

新八「あれ?お客さんだ…はーい今行きまーす」

 

ガララッ

 

???「あのぉ~、こちら金さえ払えば何でもしてくれるという、万事屋さんでございますか?」

 

新八「ハイ、そうですけど」

 

???「私こういう者でございまして」

 

新八「武装神姫流通委員会特別調査員、神戸こなみ…さん。あの、うちにはどういったご用件で?あいにく今銀さ…」

 

こなみ「いえ、万事屋に関してはこちらでも調査させてもらいました。貴方にこそこの依頼を受けていただきたいのです、志村新八さん…♪」

 

新八「!?」

 

こなみ「いえ、そう構える必要もございません。暫くの間わが社の商品のテストオーナーになって頂きたいのですよ」

 

新八「で…その商品と言うのは何なんですか?」

   (しまったなぁ、それこそ何で銀さん達が居ない時にこんな荒事っぽい展開が…)

 

こなみ「こちらでございます…」プシューとトランク開け

 

新八「え…小さい……女の子!?」

 

こなみ「武装神姫、改良型1stモデル天使型アーンヴァルMk2…武装神姫の中でも初期から人気のあるアーンヴァルを最新仕様に符合する様に改良した我が社の新商品です。まぁ、わかりやすく言えば最新の対戦ゲーム用機械人形です」

 

新八「これが機械?この前のメイドロボ騒動でも此処まで精巧なものができるなんて…」

 

こなみ「依頼が終了すればこの子も依頼料もお渡しいたします、どうです?悪い話ではないでしょう?」

 

新八「ですけど…何でこれを僕に?」

 

こなみ「近年、神姫バトル…この神姫同士を戦わせる遊びが小さなブームになっているのはご存知でしょうか?」

 

新八「え、えぇ。お通ちゃんファンクラブの同志も何人かこれを買う算段を立てているのを聞いた事が…でもこれ、めちゃくちゃ高価な代物なんですよね?」

 

こなみ「えぇ、まぁでも子供も大人からのプレゼントとして手に入れられるようなくらいには。古い物ならそれこそジャンクショップで格安に売っていますし…って話がずれてしまいましたね、私はその神姫バトルにて法的な不正が行われていないか調査するのが仕事なのですよ。」

 

新八「法的な不正?」

 

こなみ「要するに、多額の賞金を賭けた賭博とか、違法改造による神姫バトルの看板に傷をつける行為とかですね」

 

新八「!!」

 

こなみ「でもさすがに調査員も人員不足でしてね、神姫は出来が良い機械な分細々とは言え日本中にそのユーザーが点在していて、特にこの江戸では神姫ブームが起こってきており数え切れないほどの熱狂的な神姫ファンも数多く居るのです。ですから、こちらで選んだテストユーザーに手伝ってもらおうと思いまして」

 

新八「はぁ…成程」

 

こなみ「調べたら何でもしてくれそうな万事屋で、そういうのに一番詳しそうなオタクが貴方だったので」

 

新八「おいいィィィィィィ!!!?どういうこった、シリアスかと思ったら理由がそれかよおォォォ!!!」

 

こなみ「まずは一週間お貸ししますので、契約する気になったら来週こちらのゲームセンターでお返事を聞かせてください。それじゃあ」ソソクサ ガラガラピシャッ

 

新八「あぁっ…もう行っちゃったよ…どうしようこれ、理由が理由なだけになんか釈然としないんだけど…」ズウゥゥゥン

 

 

 

新八「えぇっと、胸カバーを外して…玩具とは言え女の子の胸触るってちょっと変な感じだな…」ドキドキ

 

お妙「新ちゃん、万事屋の仕事はどうしたの?」ガラッ

 

新八「どぅああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!ややや休みですよ姉上!!ととととりあえず今は出てて下さい、ちょっと精密な機械触ってるんで!!」ガタガタッ

 

お妙「あらそうなの?あんまり地味すぎると眼鏡な事すら忘れられるわよ、最近山崎さんでさえアンパンという個性がついたのに…それ以下になって私の順位をあげてくれるなら大歓迎だけど」

 

新八「まだ引きずってんのかよ!!良いですからあっち行ってて下さい、機械が壊れるから!!」

 

お妙「…?」スルスルピシャリ

 

新八「…ふぅっ、さてと…CSCってのは…ちっちゃ!!おとしたりしないよう慎重に、慎重に…」ジャキーン

 

ギュゥーン カチャ ヴゥン

 

白子「フロントライン製、MMSタイプ天使型アーンヴァル…起動します」ヴン

 

新八「おぉ、動いた」

 

白子「オーナー名、機体名を登録してください」

 

新八「僕は志村新八、機体名は…そうだなぁ……通子ちゃんで」

 

白子「認証完了しました、スキナコノナマエイレルトカマジキメェ」

 

新八「!?」

 

通子「…はじめまして、ますたぁ!」ペコリっ

 

新八「喋った!!?…って当たり前か…は、初めまして」

 

新八(な、なんか今馬鹿にされたような気がするけど気のせいだよね…?)

 

通子「…?」キョトン

 

新八「な、なんというか凄いな…メイドロボ事件の時よりすごく進化してるじゃないか、まるで本当に生きてるみたいだ」

 

新八(まぁ依頼を受けるかもまだ決めてないし、これで問題があったら断る時CSCをリセットして返品すれば問題は…)

 

通子「運用目的等はあらかじめプログラムされております。マスター、これからよろしくお願いしますね…私、頑張りますから」ニコ

 

新八「!!?よ、宜しくお願いします…」ズッキュウゥゥゥウン

 

新八(な、何だこの胸の痛みはあああぁぁぁぁぁ!!!動悸!?動悸ってレベルじゃねぇぞ!!?今の笑顔…凄く、凄く可愛いかったぞおおおぉぉぉ駄目だ駄目だ駄目だ僕にはお通ちゃんと言う心に決めた人があああぁぁぁぁぁ!!!ででででもこんな可愛いこの記憶をリセットするなんて無理じゃね!!?僕はめられた!?はめられたのか!!?)バックバック

 

 

それから一週間に渡り、新八と通子の生活が始まった。

 

~朝~

通子「おはようございます、ますたー!朝ですよ」

 

新八「ん…あぁ、おはよう。ありがとう、危うく寝坊する所だったよ」

 

~昼~

万事屋

 

新八「…はぁ」

 

新八(いつも通りでかけちゃったけど通子大丈夫かなぁ、姉上に見つかって何かしら起こったりしなければいいんだけど…)

 

志村家

 

通子「…暇ですし、お部屋のお掃除でもしちゃいましょうか」キュッ

 

通子「あれ、ベッドの下に…むちむちプリンぷるるん特集?…ベッドの下に置いて取れなくなっちゃったのかな?取って机の上に並べておいたらマスター喜ぶかな」ゴソゴソ

 

トン トン トン

 

通子「いけない、まだマスターの家族には秘密なんでしたっけ」コソコソ

 

お妙「~♪・・・!!?」エロホンハケーン

 

~夜~

新八「ただいま~…!!?」エロホンハケーン

 

通子「あ、おかえりなさいマスター」

 

新八「こ、こここここれ通子ちゃんがやったの?」

 

通子「ハイ、途中お姉さんがきたのでかくれてましたけど、頑張って掃除しました!!」ホメテホメテー

 

新八「あ、あ、あぁ、え、い、ごぐ…」ギ ギ ギ

 

通子「…?あ、あの、ダメ…でしたか?」ウルッ

 

新八「あ、ありがとおおぉぉぉぉぉ!!!凄くうれしいよ、お掃除ありがとおおぉぉぉ!!!!」ヨォ~シヨシヨシヨシヨシヨシ

 

通子「本当ですか!?マスターに喜んでもらえて嬉しいです♡あは、マスターくすぐったいです」

 

新八「あはははははは」血の涙

 

~深夜~

通子「…」耳元に寄り

 

新八「うぅん…ぐぅぐぅ」

 

通子「天使型アーンヴァルが良いと思いますよ天使型アーンヴァルが良いと思いますよ天使型アーンヴァルが良いと思いますよ天使型アーンヴァルが良いと思いますよ天使型アーンヴァルが良いと思いますよ天使型アーンヴァルが良いと思いますよ天使型アーンヴァルが良いと思いますよ天使型アーンヴァルが良いと思いますよ天使型アーンヴァルが…」ミミモトボソボソ

 

新八「ん…うぐぐ、うぅぅぅぅんうぅぅぅぅん」

 

 

 

~そして現在~

 

新八「とまぁだいたいこんなところです」

 

銀さん「さりげなく睡眠教育挟んで当たり前のようにこんな所とか言うんじゃねえぇぇぇよ!!!明らかに洗脳されてんじゃねぇか!!!!!」コェェヨ!!

 

通子「すいません、先代機から受け継いだ天使型の本能のようなもので…」

 

お妙「成程ねぇ、まぁ食費がかからないんだったら別に良いんだけれど…今度何か買うときは事前に言ってよね?」

 

新八「はぁ、申し訳ありません姉上」

 

神楽「いいなぁ~…おい銀ちゃん私もこういうの欲しいアルよぉ」

 

銀さん「バーローそんな性悪機械一階のたまだけで十分じゃねぇか、キャラかぶってんのこれ以上増えたらたまだって困るだろ?だいたいうちにそんなの飼う程金なんて溜まってねぇs」

 

新八「いいですよ?僕が買ってあげても」

 

銀さん「…新八クン?今なんて?」

 

新八「神姫を一体買えば、オーナー登録で使ったカードに戦闘毎に神姫ポイントと言うのを溜められるんですよ。云わば、神姫商品用のクレジットカードですね」ピラッ ドヤァ

 

神楽「マジでか!!マジで買ってくれるアルか!!?すげぇアル、宇宙開闢以来初めて新八が輝いて見えるアル!!」カチャ

 

新八ボディ「神楽ちゃん、そっちが輝いてるんじゃないでしょ?僕だよね、眼鏡じゃなくて僕が輝いてるんだよね?っていうか新八ボディって何だあああぁぁぁぁ!!!」

 

銀さん「へーへー行って来いよ、ガキはガキ同士で人形遊びに興じてろ」

 

新八「あれ、銀さんは来ないんですか?」

 

銀さん「いーよ別に、そんなんで遊ぶ趣味も無いしな。他人を戦わせる遊びなんてポケモンで充分だろ全く」

 

新八「銀さん、メダロットも忘れないで上げてください」

 

 

ガラッ

 

新八「それじゃあ、行ってきます銀さん」

 

お妙「私もそろそろ仕事に戻りますね、新ちゃんも遊びに夢中になり過ぎないようにね?」ラブチョリスノ前科ガ…

 

銀さん「う~ぃ行ってこい」

 

神楽「新八―、シド・ヴィシャス似でかっけぇ神姫ってあるアルか?」

 

新八「いや、ネェよ…というかそれ姫じゃねぇよ……」

 

ガラガラガラ…ピシャッ

 

銀さん「全くラブチョリスといいメイドロボといい、人工物の女にはろくなやつが居ねぇなんてのは学習しろってんだ…羨ましくなんて無いからね銀さん、決して羨ましくなんか…」ブツブツ

 

シーン…

 

銀さん「……着いて行きゃぁ良かったああああぁぁぁぁぁ!!!タダだぞタダ、タダより安い物はねぇんだよ、しかしいい歳こいた大人が素直に欲しいって言うには恥かしすぎんだよ!!!新八くんもさぁもうちょっとねばってくれよおぉぉォォォ!!!!!!」ノオォォォォ

 

定春「……ワンっ」ノソノソ

 

銀さん「だいたいそういうサポートキャラとかテコ入れにももってこいじゃねぇ!!?一人で悶々としちゃって馬鹿見てぇじゃねぇか俺!!何、松茸狩りの件の当てつけかああああぁぁぁぁ!!!!というか素直に欲しいに決まってんだろうがあぁぁぁぁぁぁそんな持ち主の性格反映する的なマスコットおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!」グギギ…

 

定春「わぅ」チョンチョン

 

銀さん「寧ろ俺だけ持ってないとか主人公としてどうなんだよ!!!タイトルまで新八に取られて気が立ってただけなんです!!謝ろう!!!!!帰ってきたら謝って買ってもらおう!!!!!!もうかっこ悪いとかプライドとか体裁とか要るか、もうどうにでもなれえええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」

 

定春「ワンッ」コトッ

 

銀さん「んだ定春、マスコット枠取られるのが悔しいのならお前も何か幸運のマスコットらしいことやってみろよ!!!ドラえもんもといサダえもんになってみろ……は?」

 

定春「ワンッ」ドヤァ

 

銀さん「ちょっ……これ…さ、サダえもおおおおぉぉぉぉぉぉんんん!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

~神姫センター~

 

通子「天使型アーンヴァルが良いと思いますよ」

 

神楽「なんか嫌アル、新八みたいに頭に天使詰め込まれそうアル」

 

通子「」ショボーン

 

新八「ま、まぁ本能なら仕方ないですよ」

 

神楽「っていうかその本能って何のことアルね?」

 

新八「あぁ、ある種の都市伝説だったんだけどね…昔第一弾MMSとして天使型アーンヴァルが発売されたんだけど、良くも悪くも平均値の能力でしかも後により高性能高機動な新型がジャンジャン出て来て、対になって同時に発売された同じ初期型のストラーフにも武器の性能やインパクトで負けてたからか在庫が余るって事態になっちゃったんだよ。そしたらある一体のアーンヴァルがリーダーになって在庫として余った神姫達によるキャンペーン活動が始まって、それ以来アーンヴァルは『天使型アーンヴァルが良いと思うの』と勧めるのがある種の本能に…」

 

神楽「おぉ!!何アルかこのドリルかっけぇ!!太くて堅そうネ!!」

 

新八「聞いてねぇのかよ!!!!…って、猫型マオチャオかぁ。確かに神楽ちゃん向けのパワーファイターかもね」

 

神楽「でもなんか新八の通子に比べて顔が若いアルよ?」

 

新八「それはケモテック社の社長がケモミミロリk…ごほんっ!!作った会社によってデザイナーも違うからだよ」

 

神楽「決めたアル!!私コイツを育てていつかレディ・ガガ似の超イケイケ神姫に育ててみせるネ!!」

 

新八「成長しねぇよ!!そんなマオチャオ不気味すぎるわ!!」

 

 

~万事屋~

 

新八「結局マオチャオ型に落ち着いた…良かったのかそうでないのか…」

 

神楽「銀ちゃんすっごく羨ましがるだろーナ、絶対私たちが行ったあと一人で悶々としてるネ」

 

新八「まぁ、マオチャオはすごく安い初期タイプだし、銀さんの分なら買う余裕はまだあるかな」

 

ガラッ

 

新八「ただい…」

 

銀さん「ふんごをををおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」ギギギギギ

 

定春「ぐるるるるる」ギギギギギ

 

銀さん「だからごめんって!!さっき言ったことは謝るからサダえもん、その道具をこっちによ、こ、す、ん、だああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」フンヌラバッ

 

銀さん「あ」フト

 

新八・神楽「「 」」

 

 

銀さん「(∩∩)」

 

新八「元気出してください、欲しかったのはわかってましたから、次は意地悪せずに一緒に連れて行ってあげますからね」ポムポム

 

神楽「ねぇどんな気持ち?プライドも何も失った様をガキに見られてどんな気持ちアルか?ねぇねぇ…」

 

銀さん「もういい、もういいよ…俺ぁ今回大体こんな役なんだろ」メソメソ

 

新八「よし、これで両方だいたいセッティングは終わりましたよ。というか、まさか定春が捨てられたアーク型を拾ってくるなんて思いもしませんでしたよ。というかフォーマットまでされてる、口に含むとデータ消去でもすんのか、定春の体どうなってんだよ…ホントにこれでいいんですか銀さん?」

 

銀さん「いいよそれで、むしろ下から出て来た携帯使うより億倍マシだ」

 

猫子「ケモテック製、MMSタイプオートマトン猫型マオチャオ…起動します」

 

A子「オーメストラーダ製、MMSタイプオートマトンHST型アーク…起動します」

 

銀さん「おぉ」

 

神楽「動いたアル!」

 

新八「ほら、あとは神姫の名前をオーナーが登録するだけですよ」

 

神楽「じゃあ定春13号ネ」

 

新八「13号って前より少なくなってない!!?だめだよ神楽ちゃん、オリジナルな名前のほうがいいって。ていうかなんかすごく不吉な予感しかしないんだけど!!!?」みぎぃダメ絶対!!

 

神楽「え~、じゃあ山田で」

 

新八「既に名前ですらねぇよ!!!」

 

銀さん「じゃあこっちはたら子で」

 

新八「おいいぃぃぃ!!!!お前今明らかにボディの色で決めただろ…!!!」

 

たら子「ていうか何処のサザエさんファミリーだああああぁぁぁぁ!!!!!」ガスッ

 

銀さん「ぶべらぁっ!!?」ゴシャァ

 

新八「うわっもう動いた!?というか初期データに入ってんのかよサザエさん!!!」

 

山田「ふわぁ~…よろしくなのだアネゴ」アクビ

 

神楽「覚悟するヨロシ、立派なレディ・ガガに育ててみせるアルからな!」

 

新八「うわぁ、一気に騒がしくなっちゃったよ…」

 

通子「やっぱり…」

 

新八・通子「「天使型アーンヴァルがよかったと思うよ!!」」

 

 

      第一訓「タダより高いものはない」 完

 

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