術式:ブロリーmad   作:フドル

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誤字脱字報告と感想ありがとうございます!

炬燵に入って昼寝すると気持ちがいいぞ!(そして投稿が遅れる)




お約束。

「──というわけだぁ!」

「へ〜、そうなんですか。」

 

 あの後結局ツギハギ呪霊は見つからず、既に遠くへ逃げただろうと七海さんは判断。今回の事件の犯人が分かったということでひとまず任務は完了扱いとなり、私たちは高専へと帰ってきました。

 

 そして数日後の現在、私はパラガスにあの時逃してしまった重力装置さん……もとい羂索(けんじゃく)さんの解説を聞いています。

 

 しかし解説対象がパラガスの感知範囲内にいないということで解説能力が少し弱くなる上に、羂索さんはとっても長生きしているみたいなので解説が長いのです。

 

 正直に言うと呪胎九相図辺りから聞く気が無くなっているのですが、物理的に黙らせない限り解説モードに入ったパラガスは止まりません。

 

 少年院で出会った両面宿儺の時みたいにその対象が行った主な活動などをピックアップすることが出来たら楽ですし嬉しかったのですが、残念なことにそんな便利な機能は対象がパラガスの感知内にいないと使用不可能です。なので今の私は共用の休憩部屋に置いてあったソファでゴロゴロしながら解説を聞き流しつつ、漫画を読んでいるわけですね。解説を頼んでおいてそれは酷いんじゃないかと思う気持ちも過去にはあり、昔は長い解説の時もしっかり聞いていましたが長年過ごしているとこんなものです。人は変わる生き物なのです。

 

「おっ、いたいた。舞戸、ちょっとお願いがあるんだけど……今時間大丈夫?」

「ん〜、虎杖くん。大丈夫ですけど何かありましたか? 五条さんが言っていた東京校の皆さんとの合流時間にはまだ余裕がありますよ?」

 

 そんな感じでポテチが欲しいなと考えながらゴロゴロしていたら私を探している様子の虎杖くんがやってきました。『働きたくない』と書かれたTシャツ一枚でだらだらスタイルの姿を見られるのは年頃の女性としてどうなのかと思いますが、ラフな格好のこのスタイルが楽なので直すつもりはありません。それに無いとは思いますが、もし仮にこの姿を見て虎杖くんが興奮して襲いかかってきても私なら秒で撃退出来る自信があります。例え色々な要因が重なってそれが無理だとしても、今度はブロリー辺りが背後から強襲してくるのでどのみち無理です。

 

 まぁ、虎杖くんは既に私のこの格好をツギハギ呪霊捜索終了から今日までの間に数回見ているのですっかり慣れた様子。私の格好や部屋の隅でご飯を掻き込む悟空にブロリーとゲームをしているベジータ、未だに羂索の解説をしているパラガスなどを全てスルーしながら率直にお願いがあると言ってきました。

 

「良かったらだけど……俺と模擬戦してくれない?」

「模擬戦、ですか。」

 

 目をパチクリとさせる私を見て何を思ったのか、虎杖くんはこの考えに至った経緯を話し始めました。と言ってもごちゃごちゃした理由は無く、もっと自分が強かったらツギハギ呪霊をあの場で祓えたかもしれないという後悔が理由みたいです。それに……と話した後でバツが悪そうに何でもないと誤魔化したのは気になりますが、恐らくそれは校舎の中にいた改造人間に関することでしょう。七海さん情報ではあの改造人間は吉野順平の成れ果てとのことです。虎杖くんは彼と仲良くなっていたので、助けられなかったことで気を病んでいるのでしょう。

 

 それでなぜ模擬戦の相手に私が選ばれたのかというと、七海さんには普通に断られ、五条さんは海外出張から帰ってきたばかりで何やら忙しそう。そこまで考えたところで私がいるじゃないかと少年院でぶっ飛ばされた記憶と共に閃いたみたいです。

 

「いいですよ。やりましょうか。」

「うし!ありがとう!」

 

 強くなりたいという気持ちはとても良く分かります。なのでここは一つ、私も胸を貸してあげるとしましょう。でも一つ問題があってですね……。

 

 ぶっちゃけ何処まで手加減したらいいのか全くもって判りません‼︎

 

 ま、まぁ、虎杖くんはとっても頑丈のようですし?取り敢えず青年期クリリンさんの耐久と仮定しておきましょう。でも少年院の時に私がフルパワー形態というのも加味しても手加減に手加減して最早ちょん触り程度の力でも嘔吐した上で吹き飛びましたから正直私からすると虎杖くんの頑丈さは信用性がないです。

 

 ……この際気にしないでおきましょうか。最悪虎杖くんの身体を拳でぶち抜いても死んでいなければ仙豆でどうにかなります。私の時もそうでした。

 

 

 

 

 

 

「じゃあ始めますか。虎杖くんは準備良いですか?」

「俺は大丈夫だけど……本当にその格好でやるの?」

 

 場所は変わって現在地は高専のそこそこ狭い広場。虎杖くんは公には死亡しているので目立たないこの場所を選ぶしか無かったようですが、模擬戦ならこの程度でも十分でしょう。

 

 お互いに距離を離し、ゆるく構えをとった私を虎杖くんが微妙そうな顔で見てきます。それもそのはず、虎杖くんが運動に適した格好をしているにも関わらず、私は先程と同じTシャツ一枚のゴロゴロスタイルのままなのです。

 

「はい、何か問題でもありますか?」

「いや、問題というか……、まぁいっか。」

 

 私の格好に何か言いたげな表情でしたが、最終的には納得したようです。虎杖くんはキョロキョロと辺りを見渡した後、あるものを指差しました。

 

「じゃあアレ……えっと、鹿威(ししおど)しだっけ? アレがお互いに構えをとってから2回鳴ったら模擬戦開始ね。」

「ふむ、問題ありません。」

 

 虎杖くんが指差した先にあるのは小さな池にある竹の筒。中にちょろちょろと水が入り、ある程度入ると重みで竹の先端が下を向きます。そして筒の中に入った水をある程度排出すると竹が元の位置に戻り、その拍子に石を叩いてカコーンと音が響きます。

 

 その音は問題なくここまで響き渡り、開始の合図としては申し分ないです。なので私はそれを合図とすることに了承すると、虎杖くんはニカッと笑った後ですぐに真剣な表情になって構えを取りました。

 

 お互いに無言のまま時間が進みます。カコーンと1度目の音が鳴りました。そよ風によって周りの木々が騒めきます。こんな良い天気なら瞑想のトレーニングでもすれば良かったですね。

 

 そんな感じで思考が模擬戦から少しズレ始めた時、2度目の音が鳴りました。その音が耳に入るなり私は虎杖くんの眼前に即座に移動します。

 

 そして腰を落としながら腕を引き絞り、拳を構えます。虎杖くんは未だに先程まで私が立っていた場所を眺めているようで、まだ私の移動に気付いていません。

 

 やがて虎杖くんの思考が追いついてすぐ近くにいる私に気付き、驚愕で瞳孔を収縮させながらヒュッと息を吐いた時には私の拳は彼の胴体に突き刺さっていました。

 

「ゴッ⁉︎」

 

 私が放った拳は私の想像以上に虎杖くんの胴体に沈み込みます。そのせいか虎杖くんは胃液どころか血を吐き出しました。この様子から想定クリリンさんより耐久が下だと分かるのでもっと力を弱めないといけないようですね。

 

 腹部を殴られたことで虎杖くんの身体がくの字に曲がり、下がってきた顎を肘打ちでカチアゲながら私はドラゴンボール世界では必須級の舞空術で浮かびます。

 

 ここで私の持論なのですが、私は模擬戦のことを殺しが禁止なだけの殺し合いだと思っています。なので1発1発お前を殺すという殺意を込めて打ち込むのが大切でしょう。誰が聞いても矛盾した持論ですが、私の知っている模擬戦はコレでした。なので異論は無しでお願いします。

 

 さて、舞空術で浮かび上がって何をするかですが、当然やることは殴って蹴るです。既に虎杖くんは白目を剥いて意識を明後日の方角へ飛ばしかけていますが、まだ立っているので続行の意思はあるのでしょう。

 

 両腕両脚に加えて頭部まで使って虎杖くんを攻撃します。攻撃するたびに衝撃で虎杖くんは後ろに退がっていきますが、すぐに間合いを調整して攻撃を続けます。しかしこのままだと広場が狭いこともあってすぐに場外です。壁を突き破って続行でも良いのですが、模擬戦のためにモノを壊すのはいけないでしょう。

 

 なので岩盤を虎杖くんの背後に出現させます。数多のサイヤ人を受け止めてきたある意味最硬の岩盤は私の信頼に応えて問題なく虎杖くんを受け止めてくれました。

 

「もうオラ我慢出来ねぇ!」

「カカロット!なら俺が相手してやる。」

「えっ?いやぁ、オラちょっと用事を思い出しちまった!じゃあな!」

「どこへ行くんだぁ?」

 

 私達の模擬戦を見ていつもの発作を起こした悟空が乱入してこようとしましたが、ブロリーがすぐに止めるファインプレー。悟空は用事を思い出したとすぐにその場から消え、ブロリーもそれに続くように姿を消してしばらくした後で遠くの方から悟空と思われる叫び声が聞こえてきました。

 

 しかしいくら何でもこれは一方的ですね。一度攻め手を譲った方がいいかもしれません。そう考えて後ろへ退がると、虎杖くんは力無く地面に倒れ込んでしまいました。

 

 ……もしかしてやっちゃいました?お腹をぶち抜いていないのでまだ生きているとは思いますし、最初の一撃以降はかなり力を弱めたので大丈夫だと思いたいのですが……。

 

「仙豆だ、喰え。」

 

 最悪隠蔽しなきゃと虎杖くんを介抱しながら埋めてもバレなさそうな土地の候補を絞り出していると、ピッコロが仙豆を虎杖くんの口に捻じ込ませて無理矢理食べさせました。いやぁ、あの食べさせ方は懐かしいですね。私も初めの方は何度もお世話になりました。

 

 そんな懐かしい気持ちに浸っていると、仙豆の効果で全快した虎杖くんが閉じていた目を開くと同時に私から飛び退きました。そして警戒心マシマシな表情で私を見てきます。

 

「虎杖くんは防御が少しお粗末ですね。自分の頑丈さに自信があるようですが、それを貫いてくる者がいることを忘れてはいけません。」

「あっれぇ⁉︎ ここでアドバイスするの⁉︎」

「……? 当たり前です。これは模擬戦なのですよ?」

「舞戸の中では模擬戦ってどう思われてんの?」

「殺し禁止の殺し合いですが?」

「すっごい納得いった。そして俺が考える模擬戦と違うこともわかった!」

「そうですか。では続きといきましょう。」

 

 何やら虎杖くんが納得したので再び構えをとります。しかし私が虎杖くんの前へ移動するよりも早く虎杖くんは慌てた様子で両手を突き出し、待ったをかけてきました。

 

「ごめん!模擬戦じゃなくて稽古にしよ!稽古!」

「稽古、ですか。別に構いませんが……。」

「……一応聞いとくけどさ、舞戸の中で稽古ってどう考えてる?」

「先生役が生徒役に色々教えるものと思っています。」

「よし!稽古でいこう!舞戸は先生で俺は生徒ね!」

「わかりました。ではビシバシといきましょう。」

 

 構えを取り直した私に対し、虎杖くんは顔を引き攣らせましたが、すぐに引き締まって拳を構えました。流石は主人公ですね。そんな顔をされては手加減をするのはむしろ失礼でしょう。

 

 身体から呪力が漏れ始めた私を見て虎杖くんは冷や汗を流していますが表情は覚悟が決まった男の顔です。そんな彼の覚悟に応えるために、私は虎杖くんの方へと踏み出しました。

 

 

 

 

 

 

「で、悠仁がこうなったと。」

「ごめんなさい。少しやり過ぎました。」

 

 そろそろ時間だと準備を整えた後でグッタリした虎杖くんをお姫様抱っこしながら五条さん達と合流し、こうなった経緯を話せば五条さんは恥ずかしそうに両手で顔を隠す虎杖くんの姿をスマホで撮り始めました。

 

 担がれた方が良かったなんて呟く虎杖くんを無視して椅子に座らせると、真面目モードになった五条さんが姉妹校交流会の話を始めます。その話を聞くなり虎杖くんは復活。仲間との再会や2年生との初対面、そして交流会のことでわくわくが止まらないのか途端にソワソワし始めます。なんなら言葉でわくわくって言ってます。

 

 しかし五条さんはそれに待ったをかけました。そして死んでた仲間が生きていたなんて滅多にないからサプライズをしようと持ちかけます。

 

 何故サプライズで地球温暖化などが解決するのかと思わず私は五条さんをジト目で見てしまいますが、虎杖くんは乗り気の様子。まぁ、虎杖くんの性格ならやるでしょうねと呆れながらも私は我関せずといった風に新聞を読み進める七海さんの横にあった椅子に座ります。

 

「先に言っておきますが、私はサプライズをしませんからね。」

「ダニィ⁉︎」「いぃ⁉︎そりゃないぜ!」「ゑゑっ⁉︎」

 

 そして五条さんにではなく、背後でせっせとサプライズの準備を始めたいつものメンバーに宣言すれば、驚愕の言葉が返ってきました。

 

「いや、当たり前でしょう。」

「オラぜってぇお前を許さねぇ‼︎」

「ぶっ殺してやる!」

「……ブロリー。」

「はい。」

「フォオオ!?」「ちょっ、おま──」

 

 放たれる文句に流石にイラっときたので岩盤を生成しながらブロリーを呼べば、ブロリーはすぐさまベジータと悟空を岩盤に叩きつけてくれました。

 

「あまり部屋を汚さないでください。」

「ご心配なく、あの岩盤は呪力製なので解除すれば飛び散った破片諸共消えますから。さて……。」

 

 七海さんの小言に答えながらも座ったばかりの椅子から立ち上がり、私はとある人物のもとに向かいます。

 

「パラガスさん。何処へ行くつもりですか?」

「お、お前と一緒にサプライズをする準備だぁ‼︎」

「……しないって言いましたよね?」

「シュワット⁉︎」

 

 ポッドに乗り込んだパラガスへ眼前まで行って窓越しに笑顔で問いかけると、彼はいつもの言い訳を繰り出しました。言葉次第では今回のパラガスは驚いていただけなので見逃すつもりでしたが、結果はダウトです。

 

 ポッドを掴み上げて呪力で強化した腕で力尽くで押し潰していきます。いつもはブロリーがやっていますが、別に私にだって出来るんですよ?パラガスが必死に静止の声をあげていますが、関係ありません。

 

「おおおおおおおお‼︎‼︎」

 

 完成したひしゃげたポッドを外へ向かって放り投げます。ガラスを割って空へと飛んでいったパラガスを見送った後、私は一仕事を終えてスッキリとした晴れやかな気持ちで再び椅子に座ります。

 

「ガラスも術式を解けば直るのですか?」

「……あっ。」

 

 しかし確かめるような七海さんの声に自分が今さっき衝動的にやってしまったことを思い出し、思わず声を出してしまいました。弁償代っていくらなのでしょうか?

 

 

─────────────────────

 

 

 

 ──全っ然嬉しそうじゃない‼︎‼︎

 

 結局五条の言った通り、流されるがままサプライズを実行した虎杖だったが、結果はご覧の通り。京都校の生徒達にすら何の反応も貰えず、登場ポーズを取ったまま硬直したままの虎杖を遠方から見ていた舞戸はやっぱりこうなったと呆れながらも虎杖くんらしいと微笑む。

 

 しかし楽厳寺学長へ何かを話していた五条が夜蛾学長に何かを言われ、こちらへ手を振ってきたため舞戸は悟空を呼んで瞬間移動の準備を行う。

 

 これから舞戸がするのは気配無く突然現れるドッキリ。そう、舞戸も結局は五条のノリに乗せられることとなったのだ。お前さっきそういう系はしないって言ってただろうがとツッコミが来そうだが、勿論舞戸にも理由がある。

 

 その理由とは先程舞戸が割ってしまったガラスだ。それをネタに五条は舞戸もサプライズに参加することを迫り、舞戸は徹底抗戦の構え。その攻防で五条サイドに加担しようとしたサイヤ人親子が何度か岩盤送りとなったが、最終的にガラスを割った負い目があった舞戸が折れた。

 

 しかし五条案のサプライズを実行することは断固として反対した。絶対にウケないと確信したからだ。その代わりとしてサプライズではなくドッキリを提案し、それはそれで面白そうと五条が納得したので実行という流れとなった。

 

「夜蛾学長、私をお探しですか?」

「……あぁ、姿が見えなかったものでな。それと今後緊急事態を除いていきなり目の前に現れることは禁止とする。」

「了解しました。ちなみにこれは五条さんのせいです。」

「そうか……、悟。ちょっと来い。」

 

 夜蛾学長の目の前に瞬間移動で現れる舞戸。舞戸がそういう術式を持っているとは知らない夜蛾学長は返答が遅れたものの厳つい顔には何一つ変化が無い。その反応にドッキリは失敗したという判断を下し、怒られそうな気配を感じた舞戸は流れるように五条を夜蛾学長へ差し出すことを決行した。

 

 その結果、五条が夜蛾学長に捕まり、舞戸はお咎め無しとなった。しかしいつ自分へ飛び火が来るのかわからないため、そそくさと舞戸は虎杖へ絡む伏黒と釘崎の方へと移動(避難)する。

 

「お前は……‼︎」

「ん?誰よこの人、伏黒の知り合い?」

「初めまして、伏黒さんに釘崎さん。そして2年生の皆さん。私は舞戸砕と申します。少し前から書類上では入学していたのですが、五条さん関係でしばらく虎杖くんと共に行動していました。」

 

 警戒を露わにする伏黒に怪訝な表情を向ける釘崎。2年生は誰コイツといったような表情をしているなか、舞戸はペコリと頭を下げて挨拶を行う。

 

 その礼儀正しい挨拶と自己紹介に、周りも軽く自身の自己紹介を行う。とはいえ伏黒が舞戸を見るなり警戒態勢に入ったというのに他の誰も警戒することなく自己紹介が済んだのは、舞戸が自身の自己紹介の後に付け加えた魔法の言葉(五条関係)のお陰だろう。現にあんなに警戒していたにもかかわらず伏黒も警戒を解きかけている。

 

 そうやって舞戸が彼ら彼女らと親睦を深めていると、五条に何かの技をキメながら夜蛾学長から今回行う対抗戦のルール説明が行われた。そして開始時刻の正午まで解散と号令が下され、各々がミーティングを行うために移動を始めた時、待ってましたと言わんばかりに今まで大人しくしていた者達が動き出す。

 

「見ろぉ、ブロリー。大人のお姉さんだぞ。」

「カワイイ‼︎」

 

「ずっと気になってたんだけど、コイツらは何?」

「彼らは私の術式で勝手に出てくる式神です。やられても勝手に復活するのでウザいなら攻撃してもいいですし、話しかけられても無視していいですよ。」

「へぇ?強そうじゃねぇか。」

 

 そう、ブロリー達である。彼らの視線はとある大人のお姉さん。今回の場合は歌姫に一直線だ。後ろでは舞戸がなかなか酷いことを釘崎と真希に言っているが、大人のお姉さんに夢中なブロリー達には聞こえなかった。

 

「はぁ、はぁ、気が高まるぅ、溢れるぅ……!」

「んん?まさか⁉︎ やめろブロリー‼︎落ち着けぇ‼︎ 今までこんな感じのシチュエーションで何人の大人のお姉さんにフラれてきた⁉︎ここは我慢だ‼︎」

「出来ぬぅ‼︎」

 

 パラガスの静止を振り切り、ブロリーは歩き始める。その先にいるのは勿論歌姫。彼女は自身に近寄ってくる大男に気付くなり警戒を含んだ視線を向けていつでも動けるように構えるが、隣にいた五条から耳打ちされたことでその表情は困惑へと変化する。そして術式保持者の舞戸へ視線を向ければ、申し訳なさそうに頭を下げられた後で適当にあしらって欲しいとジェスチャーされた。

 

 それを見た歌姫は悩む素振りを見せたが、ゴホンと軽く咳払いをした後にスッと背筋を伸ばし、優しげな表情を作り出した。その様子からとりあえず大人のお姉さんとして振る舞うようだ。すぐ隣で口を手で隠しながら爆笑している五条がいるせいで額には青筋が浮かんでいるがそれは言わぬが花だろう。

 

「歌姫さん。」

「はい、何でしょうか?」

「俺と一緒にお茶しませんかぁ?」

 

 

「ブ、ブロリー、一体どぉしたというのだ。いつもなら直接彼女になってくださいというのに……。まさか!?……確実に獲るつもりなのか⁉︎」

「ブロリーさん、いつもなら既に無視されて砕け散っているのに……。成長しましたね……。」

「どうしよう。今どうしようもなく私はコイツらにツッコミをいれたい。誰かハリセン持ってない?」

 

 デートに誘うという手段を獲得したブロリーにパラガスは驚愕しつつもニヒルと笑い、舞戸はハンカチを目元にやって感動して泣いている振りを始める。その光景を見た釘崎は周りにハリセンを要求するが、流石に誰も持っていなかったようだ。ちなみにブロリーがいつも話しかけているのは非術師のお姉さんなので当然ブロリーのことなど見えていない。なのでブロリーが声をかけても聞こえているわけがなく、素通りする。それをブロリー達はフラれたと捉えているようだ。なんだこれ?

 

「ごめんなさい。タイプじゃないです。」

「馬ぁぁぁぁ鹿ぁぁぁぁなぁぁぁぁ‼︎⁉︎」

 

 

「まぁ、こうなりますよね。」

「あんた変わり身早くない?」

 

 しかしブロリーのお誘いはタイプではないという個人ではどうしようもない最強レベルの断り文句で玉砕。劇場版の最期と同じように緑の光を撒き散らしながら砕け散って姿を消したブロリーを見た舞戸はやっぱりこうなったと呆れた表情をし、その変わり身の早さに再び釘崎はツッコミをいれる。

 

「ブロリー、可哀想だが大人のお姉さんにフラれるお前の姿はお笑いだったぜ。そうは思わんか?ベジータにカカロットよ。」

「へへっ、ブロリーの奴、盛大に砕け散ったぜ。無様なもんだ。」

「ふん、歌姫たんにフラれる軟弱者はこのベジータが見つけ次第ぶっ殺してやる! まぁ、すぐに逃げる臆病者がこの俺様の前に現れるとは思わんがな!」

「「「はっはっはっはっは‼︎」」」

 

 

「はーい、皆さんちょっと後ろに下がっててくださいね。」

「なになに?いつもの始まるの?」

「はい、いつもの始まります。」

 

 ブロリーの玉砕を大声で笑うパラガス達。そんな彼らを尻目に舞戸は周りの避難誘導を始める。避難者一行はその行動をあまり理解出来ていなさそうだったが、唯一理解していそうな虎杖がすぐに距離を取り始めたのでひとまず従うことにしたようだ。

 

「……生きて帰れるといいなぁ?」

「「「……あっ。」」」

 

 そうして避難が完了するとほぼ同時に、パラガス達の背後に気が漲っている状態でブロリーが再出現する。明らかにキレているとわかるブロリーの問いかけにパラガス達の笑い声はピタリと止み、油の切れたネジのようにブロリーの方へ振り向いた。しかしブロリーの顔を見るなり説得は無理だと判断したのか即座に散開し、生存するための逃走を試みる。

 

「歌姫ぇ、駄目だよ? 男の告白を即切りするのは。」

 「カカロット!まずお前から血祭りにあげてやる‼︎」

 「悟飯!お前の出番だ!行け‼︎」

 「父さん!それは無理ですよぉ〜。」

 「悟飯!さっさと……ぎゃぁぁぁぁぁ‼︎」

 「クズがぁ……。」

 「人って殴られてあんなに飛ぶものなのね。」

 「私もあの距離は数える程しか見てませんね。」

「はぁ?そもそもアレは式神でしょ?付き合う以前の問題よ。」

 「フォオオ⁉︎」

 「ブロリー!今度はこの超ウルトラハイパー──」

 「無視☆」

 「ハァッ☆」

「わかってない、わかってないなぁ歌姫は。あれは式神でも男だよ?それを公衆の面前でバッサリなんて……。」

 「親父ィ、潔いなァ。」

 「明日まで!明日までお待ち──」

 「出来ぬぅ‼︎」

「それ以前にあんな自意識があって自由に動く式神なんて初めて見たわよ。」

 「うぉぉぉぉぉおおおお‼︎‼︎」

 「実の息子に殺されるとは──」

 「すごいパワーじゃねぇか。面白くなってきやがった。」

 「しゃけしゃけ。」

「凄いでしょ?でも歌姫にはあげないよ?」

「別に欲しいってわけじゃないわよ。あとそれと──。」

 

「ぉおおおおおおおおおお‼︎‼︎」

「外野ァ‼︎ちょっともう少し静かにしてもらえないかしら‼︎‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で?2人は何が出来るんだ?」

 

 歌姫の一喝をもって各自解散。姉妹校はそれぞれ分かれ、交流会のミーティングを開始する。

 

 しかし京都校側はまだしも、東京校側は直前で2人も参加者が増えたのだ。なので事前に決めた作戦や編成の何やらまで早急に決め直す必要があった。

 

 まずは2人が何を出来るか。どの距離が得意なのか。それによってポジションを考えようと虎杖と舞戸に問いかけたパンダだったが、同タイミングで2人とも拳を掲げた時点で聞くまでもなくおおよその判断が出来た。

 

「殴る蹴る……とか?」

「私は虎杖くんのに加えて遠距離攻撃も出来ます。ブロリー達も大体同じです。」

「ふーん、舞戸は数ある上に虎杖の上位互換か。でも近距離は間に合ってんだよな。」

「えぇ……。」

 

 パンダの容赦ない一言に虎杖が事実なので言い返すことが出来ずに傷心している姿を見ながらも真希は編成を考えるが、大まかなポジションが決める前におずおずと舞戸が手を上げる。

 

「ですがすみません皆さん、私は序盤参加出来ないかもしれません。」

「ほぉ?何故だ?」

「これってよーいドンで始まるのですよね?なら私の術式の関係上、絶対に騒ぎ始めるのでまずはその鎮圧から始めないと駄目なんです。」

「舞戸の術式って式神だろ?事前に言い聞かせるとか出来ないのか?」

「いつもなら聞いてくれるのですが、今回は無理です。所謂お約束というものですね。」

 

 そう話しながら舞戸は顔ごと視線を横に向ける。それに釣られるように真希達も視線を横に向けると──。

 

「虎杖!俺はカワイイか?」

「えっ?あぁうん可愛い可愛い。」

「ふははは!褒められちゃった!」

 

 何故か女装したブロリーが虎杖に今の格好を褒められて喜んでいた。

某ポッドの中からシュワット登場するインチキ親父ィが速攻で退場する歌madの女装をしたブロリーが褒められたことで喜びを露わにしている姿に「あぁ、コイツは悟と同じタイプだわ」と2年生達は舞戸の言葉に納得した。女装も五条は面白そうと思えば普通にするので余計に納得した。

 

 むしろ離脱するのは序盤だけで後から合流出来るのなら上出来だろう。なら舞戸は鎮圧が終わり次第自由に動く遊撃のポジションにしようと真希達は決定し、次は微妙に扱いが困る虎杖の番だと頭を悩ませる。

 

 が、それは伏黒の援護によって解決した。全員が呪力無しで戦えば虎杖が勝つ。そう京都校にいる東堂とやり合った伏黒が言ったことによって信憑性が生まれ、面白いと真希は笑みを浮かべる。

 

 少し気になるのは伏黒がそう言った後で判断に困っていそうな顔で舞戸を見ていたことだが、それでも虎杖の評価は変わることはない。そのため虎杖は東堂の相手をすることになり、パンダや真希が予定外の戦力だからリタイアしてもあんまり困らん。勝たなくてもいいから粘って時間を潰せなどとしれっと酷いこと言ったりしたが、それにトランクスが便乗したことで舞戸から気弾を放たれて空へと飛んでいったりブロリーの女装をベジータが笑ったことにより岩盤送りとなった以外は特に何も無く、恙無くミーティングは終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

『開始1分前で〜す。ではここで(いおり) 歌姫先生にありがた〜い激励のお言葉をいただきま〜す。』

『はぁ⁉︎え、えー、と。あー、ある程度の怪我は仕方ないですが──』

「皆さん、いきなりで悪いですがもう少し私から離れるか近寄るかしてもらっていいですか?」

 

 時間は流れ、始まる団体戦。その1分前でいきなり五条によって予定していない激励を要求された歌姫が必死に言葉を捻り出しているなか、虎杖達の位置を確認していた舞戸がもっと距離を離すか詰めるかをお願いする。

 

「何でだ?」

「皆さんの今の位置だとこの後の始まるお約束に巻き込まれます。距離を離せば巻き込まれませんし、近寄ってくれるなら私が皆さんを守ります。」

 

 真希の短い問いかけに舞戸は素直に答えた。言い方が不穏だったのか、舞戸を除く全員がお互いに顔を見合わせたが、ひとまず舞戸を信じることにしたのか舞戸を中心としてぎゅうぎゅうに詰め寄り始める。

 

 みんな距離を離すと舞戸は考えていたのか、このおしくらまんじゅう状態に思わず目をパチクリとさせる。しかし真希の口角が上がった表情を見たことで真希達はこの状況を楽しんでいることを理解する。きっとこれは悪ノリみたいなものだし、これから行われることを知っていたのなら出会って数時間ということも加味して絶対に距離を離すはず。でもこれはこれでこの人達なりの親交を深める行動かもしれないと舞戸は考え、ならいつも以上に頑張ってみますかと呪力を漲らせた。

 

『時間でーす。』

『ちょっと五条!アンタねぇ‼︎』

 

 そうしている間に開始時間となったことにより、五条によって歌姫の激励は打ち切られた。それに対して歌姫が抗議しているのを聞きつつも舞戸は自身の近くに勝手に出現したブロリーとは別に離れた位置で出現している悟空達の居場所を確認し、今回のお約束参加者は全員かと内心でため息を吐こうとしたが──

 

『それでは姉妹校交流会……スターー』

「死ねぇ‼︎‼︎」

「ヘェアァ⁉︎」

 

 五条の交流会開始の合図と同時に放たれた悟空の叫び声によって吐こうとしたため息は中断された。

 

 最早清々しさすら感じられるほど真っ直ぐな殺意と共に放たれた悟空のかめはめ波はブロリーが驚愕の声を出したと同時に命中。それによって発生した爆発にブロリーの近くにいた舞戸達も当然のように巻き込まれ、その姿を爆発によって巻き上げられた土煙が覆い隠す。

 

 そしてそこへベジータや悟飯、トランクスの追撃が襲いかかる。気弾直撃による爆発でさらに煙が追加され、爆風でカメラの役割を担っていたカラスは吹き飛ばされた。それによって東京校側の映像が無くなり、各校の様子を見ていた教師側からでは既に生徒の様子を確かめることは出来ない。

 

 この事態に慌てて椅子から立ち上がる歌姫。あれで生徒が無事なわけが無いと一刻も早く救助に向かおうとするが、それを五条が止める。

 

「五条!なんで止めるのよ⁉︎」

「心配しなくていいよ歌姫。砕からは自分が参加すれば確実にこうなるって事前に説明を受けてたし、それを踏まえた上で僕は参加の許可を出した。」

「なっ⁉︎」

「それにキチンと周りを守れるかのテストも説明を聞いた時点でしている。心配することは何もないさ。」

 

 ほら、あれを見なよと五条に言われ、歌姫が視線を追加で派遣されたカラスが映す東京校の映像へと向ければ、煙が晴れ始めてちょうど隠されていた中の様子が確認出来るところだった。

 

 最初に映ったのはブロリーと呼ばれた大男。彼は怒り心頭な様子で最初に攻撃を始めた悟空と呼ばれた男を木々を薙ぎ倒しながら追いかけ始めてあっという間に映像から姿を消した。

 

 次に映ったのは東京校の生徒達。彼ら彼女らは青白い呪力の球体に包まれており、パッと見た限りでは怪我は見当たらない。

 

 それを見た歌姫は取り敢えず椅子に座り直した。隣では五条が何故か自慢げな様子で歌姫を見ているが、それより早く後ろを見たほうがいいわよと歌姫は五条の背後に立つ夜蛾を見ながら思う。日頃のことがあるために決して口には出さないが。

 

 夜蛾はゆっくりと拳を掲げる。そこでようやく五条は後ろを振り返り、拳を掲げた夜蛾の姿を見て白々しくたった今気付いたかのように声をあげた。五条のことだから夜蛾が椅子から立った時点で気付いていたのだろうが、逃げる様子が無かったことから何かしらの負い目は感じていたのだろう。その証拠に指導の名目で放たれたであろうゲンコツを無下限で防ぐこともなく、甘んじて受け止めている。

 

 ゲンコツを受けて痛がる五条の姿を見ながらそんなことを考え、意外だと思った歌姫だったが直後脳内に浮かび上がった普段の五条の姿を思い返し、コイツに限ってそれは無いと自身の考えを即座に捨て去って試合の方へ集中するために視線を映像に向けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大変お騒がせしました。」

「いや、確かにキモは冷えたが気にするなよ。」

「しゃけ。」

 

 展開したバリアを解除し、申し訳なさそうな表情をする舞戸を即座にパンダと狗巻がフォローする。式神が放った攻撃の威力にキモを冷やしたのは確かだが、それを顔色一つ変えずに防ぎ切った後の舞戸の表情が五条に散々振り回された後の伊地知と似ていたからだ。

 

 色々と聞きたいことはあるが、今は団体戦の真っ最中。既に京都校は行動しているだろうし、遅れを取っている以上こちらも早く動かなければならない。

 

「じゃあ私たちは予定通り先に行く。それでいいな?」

「はい、私もこの馬鹿どもを鎮圧したら行動します。」

 

 顔はニコニコと笑っているのに一切笑っていない目をした舞戸を尻目に真希が走り出し、それを残りのメンバーが追う。

 

 そしてある程度距離を離したところで舞戸がいるであろう場所から膨大な呪力が吹き荒れる。それと同時に明らかにキレているとわかる声も真希達の耳に届いた。

 

「まだ仲良くなれた訳でもないのにいきなり馬鹿やらかしてるんじゃねぇぞこの馬鹿野郎どもがァ‼︎‼︎」

「舞戸ォ!落ち着けぇ‼︎」

「五月蝿ぇパラガス‼︎どけ!」

「どぅぅわ‼︎」

「まずは悟飯!テメェからだ‼︎」

「うわぁぁぁ‼︎」

「ひとつ! ……チッ‼︎邪魔すんなピッコロォ‼︎」

「ふん、化け物め……行くぞ!じゅうえぇん‼︎  クソマァ‼︎」

「歌姫たんは俺のものだぁ!チャァァァァァ‼︎‼︎」

「私に言うな!っていうかそもそもお前にはブルマがいるだろうがぁ‼︎」

「ぐぅほぉお⁉︎」

 

 

「なぁ、真希と釘崎。」

「何だパンダ?」「何よ?」

「もしかして2人も本気でキレたらあんなのになるのか?」

「「んなわけねぇだろ‼︎」」

 

 後ろから吹き荒れる呪力に響く打撃音と爆発音を聞きながらパンダが冷や汗を流しつつも恐れ多そうに問いかけてきた質問に対し、真希と釘崎は自分達が走る方向へと錐揉み回転をしながら吹き飛んでいく緑色の男とM字ハゲの男を見届けながら、心外だと言わんばかりに全力で否定するのであった。




オリ主……長い解説は興味があればそこそこ聞くが、それでも長すぎると途端に聞く気を無くすタイプ。虎杖との模擬戦では宿儺に見られている可能性があるにも関わらず舞空術を使用したが、本人的には別に見られても問題ない。実際にお腹を拳でぶち抜かれた経験があり、それでも生きていたので人間って意外としぶといと知っている。
 お約束の件については事前にしっかり五条へ説明していたが、他のメンバーには五条さんが説明するでしょうと説明を放棄した。しかし当たり前のように五条は周りへ説明することは無かった。
 伏黒の式神を壊してしまった件で謝罪するチャンスを密かに窺っている。

虎杖……強くなりたい一心でオリ主に模擬戦を頼んだら解釈違いのせいで殺意マシマシの目付きと攻撃でボコボコにされた。その後の稽古で原作より微強化。東堂の最初の一撃は何とか躱すぐらいは出来るようになる。だってオリ主の攻撃のほうが速いもんとのこと。
 オリ主のダラダラスタイルとブロリー達のノリに最初は困惑したものの今ではすっかり慣れており、ゲームに誘われれば普通に参加する。

伏黒……呪力無しだと虎杖が勝つと言ったものの、オリ主の呪力無しの実力がわからないため少し困ってた。オリ主の式神が死んでも復活することを知り、自分の大蛇も復活するだろうとオリ主は考えて破壊したのだと理解した。

釘崎……なんか色々と濃い面子が来た。後からハリセンじゃなくてもピコピコハンマーでも良かったのでは?などと考え始める。

歌姫……これからブロリー達に出会うたびに大人のお姉さんとして絡まれることをまだ知らない。

五条……オリ主の説明を聞いて周りへの説明は任せて!っと言ったにも関わらずお約束が発生するまで説明はしなかった。本人的には発生してからだけど説明はしたからオッケーと思っている。

2年生ズ……悪ノリしたはいいものの、お約束の内容が式神による一斉攻撃とは思っていなかった。

京都校……解散号令が出てすぐにミーティングをするために離れたので大人のお姉さん辺りのことを知らない。

宿儺……舞空術を再現しようとしているし、オリ主の舞空術を絡めた戦闘スタイルを見てニヤニヤしている。




投稿前にこの後書きをここまで書いていた時にページの再ロードが入ったせいで一度全部消えて割と本気で呆然としました。はい。






おまけ。とある次回予告風に次回予告がしたくなったので作成。次回のネタバレがそこそこあるので見たくない人はここでブラウザバックだ‼︎

ではどうぞ。








やめて!ブロリーに捕まっちゃったら非力な重面は逃げられない!

お願い、死なないで重面!あんたが今ここで死んじゃったら、渋谷事変で魔虚羅の出番はどうなっちゃうの?

残機はまだ残ってる。ここで逃げ切れれば、渋谷事変のコメントがまこーらいつもありがとうで埋まるんだから‼︎

次回『重面 死す』何処へ行くんだぁ?
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