なんかミレニアムの人達って催眠アプリ作ってきそう(偏見)
ゲマトリアといつ絡ませるか悩んでる……特に黒服とかヘイロー持ちの男子生徒なんて放って置かなそうだからそろそろ絡ませないと……()
あ、アンケート取ります。投票よろしくお願いします
「あー……やっちまった」
昼時。今日は普通に学校に来たため、学食を食べていたら、水を零してしまった。……あーあ、せっかくの昼飯が憂鬱な時間になっちまったぜ……あ、服にもかかってんじゃん
(気持ち悪い……着替えたいなぁ……でもトリニティに更衣室とかねぇんだよな。……まあ適当な所で着替えたら良いか)
周囲からの視線を受けながら、使われていない部屋を探す
「わっ! 透けてる……! ブハッ!」
「あばばばば」
「落ち着きなさい! こういう時は素数を数えるのよ! 1、3、5、7……!」
「それただの奇数じゃない?」
あの人達また変なことやってる……楽しそうだね……()
んー……あ、この部屋何もない。使われてないのかな。ここで良いや
「はぁ……最近疲れるなぁ……」
なんか気分が下がると作業スピード遅くなるよね……。もう転生して1年経ったのかぁ。早いもんだなぁ……理解はしててもここと前世じゃ常識とか価値観が違いすぎて慣れるのに苦労したな
……寒っ。そういえば着替え途中だったわ。上裸で草
「ちょ……ミカ、押さないでくれ」
「いや私じゃ……ナギちゃん!」
「はぁ……はぁ……!」
「ちょ、セイアちゃん、ナギちゃんがヤバい!」
「ナギサ、落ち着くんだ!」
……騒がしいなぁ。何してんのよ。
「ナギサ、ダメだ! その一線は!」
「ナギちゃん! 流石に不味いよ!」
「はぁ……はっ?! ……うぐっ!」
「あ、鼻血だして倒れた」
「まったく人騒がせな……」
「人のこと言えないだろお前ら2人も」
「「……」」
俺が近づいた事に気づかなかったのか、俺の声に肩を震わせながら2人はギギギッと音がなりそうな程ぎこちなく振り向き……そして固まった
「おい。どうした」
「「ブッ!」」
あ、2人とも鼻血出して倒れた。マジで何なん……あ、そういえば着替え中だったわ。また忘れてた。うっかりうっかり
「着替えよ」
……
…………
………………
「んで、何してたのお前ら」
「いやぁ……」
「その……」
「えぇと……」
鼻血だして気絶してた3人をとりあえず着替えに使ってた部屋に運んだ。まあ流石に廊下に鼻血垂れ流して倒れてるの放っておく訳には行かんでしょ
……それにしてもくだんねぇなぁ。こいつらがティーパーティーとかマジ?
「お前ら……仮にもティーパーティーだろ? マジで何してんのよ」
「すまない……」
「ごめんなさい……」
「すみませんでした……」
「はぁ……まあ良いや。……セイア、お前久しぶりに会った奴に覗きされた時の心情を考えてくれ……」
「……それは申し訳なかった。だが、そもそも着替えるのなら鍵をかけるべきではないか?」
「……まあ、それもあるか」
確かに鍵をかけておくべきだったか……それは失敗だな。
「そうだそうだー」
「セイアさん! 頑張って下さい!」
こいつら……良い性格してるぜ
「任せてくれ……そもそも、着替えるのなら君以外入らない所でやれば良いじゃないか。何でここで着替えるんだ、君はもう少し危機感をだね……」
「でも覗いた方が悪くね?」
「すまない……」
「セイアちゃん?!」
「セイアさん?!」
「いやだって……その通りじゃないか……私たちが悪いよ」
「それは……」
「そうですね……」
はぁ。野郎の着替えなんて覗いて楽し……いや俺からしたら女子の着替え覗くみたいなもんか……じゃあ仕方ないか
「……まあ良い。じゃ、代わりに茶でも飲ませてくれよ」
俺がそういえば、言い合っていた3人は黙り込み、顔を見合わせ、ふっと笑った
「……それなら、お任せ下さい。最高級の茶葉をご用意致します」
……
…………
………………
「あ、俺トイレ行ってくるから先に茶ぁシバいといて」
「ん? そうかい? 分かった」
「では準備しておきます」
「行ってらっしゃーい……さて、セイアちゃん。ちょっと聞きたい事があってさ」
「……どうしたんだい?」
いつものふざけた様子を見せず、真剣な様子のミカに、私は向き直る。……ミカがこんな表情をするとは……一体何を
「セイアちゃんとラセツ君ってどうやって出会ったの?」
……はぁ。真剣な表情で何を聞いてくるかと思えば……だが、確かに2人には話したことがなかったな。2人の出会いは聞いたことがあるし、まあ話しても良いだろう
「……そうだね……」
未来の事象を予知夢として見る事ができる私にとって、未来は全て決まっている事であり、避けようがない事であった
その為、私は全ての事柄に対して消極的であった。それに加え、一般の者にとっては難解である発言も相まって、友人である君からはよくからかわれていたね
未来は全て決まっている。私が何もしなくても、その未来に行き着くのだから何もしなくてもいい。そんな事を私が考えてしまうのは、仕方のない事だと思わないか?
まあともかく、私は前まで何に対してもやる気が出なかったんだよ。未来は変えられないと思っていたからね
まあ、そんな考えは彼に全て一蹴される事になるんだがね
あの日もそうだった。何も変わらない、憂鬱な日々。その頃は学園が騒がしかったけど、特に気にしてなかった。うちはいつも騒がしいからね
けれど、その日は彼に会った。君達も分かるだろう? ラセツだ
その時の私は驚いたよ。なんていったって、今までの予知で1度も見た事のない人間がいたのだから。……? ああ、何故気づけたのか、か。そりゃあ分かるだろう。だって、彼は男性だよ? 1度見たら忘れないさ
私は戸惑ってしまってね。まあ、初めてのことだったから、仕方の無い事だろう。そんな私に、彼は話しかけてきたんだ
「俺を見て反応にあまり出なかったのはお前が初めてだ。なんか嬉しいよ」
そこから彼はこちらに質問を繰り返してきたんだ。初めて見るが、一体何をしていたのか? 趣味は? 好きな物は……等、色々聞いてきたよ
その頃の私はこう……趣味とかに興味は無かったんだ。だから、特に答えることは出来なかったがね。けれど、彼は喋りかけてくれた。大体の人は、私の反応を見たら、すぐに去ってしまうからね。意外と嬉しかったよ
まあ、その嬉しさも、彼の質問でかき消されたんだが
「未来が分かるのは辛いか?」
と聞いてきたんだ。当時の私は、それはもう驚いたさ。何故知っているのか……とね
それ程顔に出ていたのか、私の顔を見て、彼は笑っていたよ。……今考えるとイラッとするな
まあ、そんな私を置いて、彼は話し始めた
「俺も未来が分かるんだよ。……ああ、分かる分かる。信用出来るかって話だよな。じゃ、今から俺が見た未来の話をしよう」
そこから彼が語った未来は、私が見てしまったものと同じだった。
けれど、私は疑問に思ったんだ。何故未来を知っているなら、諦めてしまわないのか。未来を変えることはできないのに……とね。それを彼に聞いたら、不思議そうな顔をしながら
「いや、だって、変えられるだろ」
と言ってきたんだ。私は鼻で嗤ったよ。コイツはまだ希望を持っているのか、とね。だけど彼は
「うーん……じゃあさ、お前は俺の事を未来で見たか?」
と聞いてきた。それに、私は答えることができなかった。それはそうだ、だって、今まで彼を見た事は1度も見た事が無かったからね。黙り込んだ私を見て、彼は
「分かったか? 言うなれば、俺はイレギュラー。俺の見た未来にも、俺は居なかった。俺達が見た未来は、俺が居ないことが前提として成り立っている未来なんだよ。なら、俺が居ることで、その前提は崩れる。だって、居ないはずの人物が居るんだからな」
その言葉を聞いて、私は、希望を持てたんだ。これまでで失ってしまった希望をね。昔の私は、自分が思っているより顔に出ていたらしいね。私を見ながら、彼は楽しそうに笑っていたよ
「どうだ? イレギュラーな俺と過ごす日常。面白そうじゃないか? 少なくとも、今よりは」
そう言いながら、彼は手を差し伸べてきた。私は、迷わず手を取ったさ。なんていったって、今までの絶望が、塗り変わるような気がしたからね。
「……さて、これで満足かな?」
私は、一息つくと、目の前に居る2人を見る
「……なるほどねぇ……ま、それならセイアちゃんが惚れるのも無理は無いかな……」
「ええ。これなら仕方ないでしょう。ラセツさんは人を誑し込むのが上手いですから」
「……ちょっと待ちたまえ。いつ私が彼に惚れていると?」
まるで決定事項の様に言う2人に、少し不満を持つ。まるで私がチョロいみたいではないか
「いやぁ……だって。ねぇ?」
「ええ……セイアさんの彼を見る目。あれ完全に女の目でしたからね?」
……どうやら、今も昔も、私は自分が思っているより顔に出るらしい
「おーっす。待ったー?」
「お、来たね。待っていたよ」
「いやぁ、悪い悪い。やっぱこの学校広すぎ……」
ミカ、ナギサ、ラセツ、私の4人で話していると、あっという間に時間が過ぎていく。昔の私が見たら信じられないだろう
(私がこうして今を楽しんで居られるのも君のお陰さ。これでも感謝しているんだ。……まあ、時に暴走しているかもしれないが。それでも、感謝しているよ。……ありがとう、ラセツ)
後半逆転要素あんま無いねぇ……。
後、セイアちゃんが病弱なのは精神状態も関係してると思う訳よ。ティーパーティーにバカ騒ぎして欲しいからちょっとセイアちゃんを元気にさせたって訳。
……さて、そろそろ次の学園へ行きましょうかね……。まあ、次回はまだ行かないんですが……
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シチュエーション募集もしてます。書く時に非常に助かるのでどうか……!
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