転生男子生徒の貞操観念逆転キヴォトス   作:チキ・ヨンハ

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アンケートへの協力ありがとうございました。とりあえず1番票が多かったやつから進めます

感想や評価等励みになってますので、今回も下さい!(強欲)

因みに何話か続きます。あと、時系列とか関係ないパターンになります。ご理解頂ければ……


何やってんだァ!!ミカァ!!!! その1

 

 

 何の変哲もない昼下がり。授業も終わり、そろそろ帰ろうかと思っていた頃、ふいに後ろから声をかけられた

 

「ね、ねぇ。ラセツ君」

 

「ん?」

 

 ミカだ。……ミカなんだが、少し様子がおかしい。経験則だが、こういう時のミカは何か変な事を企んでいる。……マジで何だ? 

 

「ど、どうした?」

 

「ちょっとお茶しない? 美味しいやつ買ったんだ!」

 

「……お前が? 珍しいな」

 

「そっ、そうかなぁ〜?」

 

 ……怪しい。怪しすぎる。ナギサが茶葉を買い込んでるのは知っているが、ミカはそういった話は初めて聞いた。……いや、仮にもお嬢様なんだがら、買っている時は買っているかもしれないが。何にせよ怪しい……

 

 まあけど、別に死ぬ訳じゃないんだ。ここはお誘いに乗ってやろう……

 

「……分かった。貰おう」

 

「う、うん! じゃ、いつもの所で待ってて! ナギちゃんとセイアちゃんも待ってるから!」

 

「お、そうなのか」

 

 あの2人も居るのか。なら杞憂だったかもしれないな。そう思いながらミカと別れて、いつも4人でお茶会をしてる所に来た

 

「よう」

 

「あ……こ、こんにちはラセツさん」

 

「うむ。待っていたよ」

 

「……おう」

 

 はー? こいつらも変なんだが? ナギサは動揺しすぎて目が行ったり来たりてるし、セイアは耳がヤバい動きしてる。……絶対何かあるよ

 

「お待たせー!」

 

 あ、来た。……うーん、見た目に変な所は無いな。普通の紅茶って感じ。マジで何したいんだ? 

 

 ……まあ、付き合ってやるか。特に変な事にはならないだろ

 

「さ、飲んで飲んで!」

 

「……はぁ。いただきます」

 

 とりあえず1口。……おん? 普通に美味いぞ? ちょっと甘みが強い普通の紅茶だ。……やっぱ杞憂か? 良かった良かった

 

「何だ、ただの紅茶か」

 

「え? 何だと思ってたの?」

 

「いやー、今日のお前ら変だったから紅茶に何か入れてるんじゃないかって思ってたけど、杞憂だったみたいだな」

 

「「「…………」」」

 

「あ?」

 

「そ、そんな事するわけないよー」

 

「そ、そうですよー」

 

「あ、当たり前じゃないかー」

 

「……」

 

 やっぱ何か盛ってるじゃねぇか! クソが! 

 

「おい! 言え! 何盛りやがった! 事と次第によってはボコボコにするぞ! 俺は男女平等主義だからなぁ!」

 

「……そのー……試作品として貰った、若返る薬を……」

 

「何やってんだァ! ミカァ!!! あ、おい……何か体光ってんだけど?! お前マジで変な薬盛ったな!」

 

 クソが! 優しさを見せた俺がバカだったぜ……戻ったらシバく。てかこれ記憶どうな…………

 

 ……

 …………

 ………………

 

 ようやく光が収まった頃、3人は目を開けた。すると、周りにラセツはいない

 

「うーん……はっ?! ど、どうなった?!」

 

「分かりません! 眩しくて……」

 

「っ! 2人とも、あれを見ろ!」

 

 セイアの言葉に、2人は前を向く。見れば、小さな人影があった

 

「あれは……」

 

 光が収まった後に立っていたのは、顔にラセツの面影があるが、それ以外は今のラセツとは完全に変わってしまった少年の姿のラセツだった

 

 ……因みに、ここの女性はもちろん少年何て見たことは無い。故に……

 

「「「ブフッ!」」」

 

 耐性などある筈が無かった。何回目だよこいつら……

 

「ぐっ……これが小さい頃のラセツ君……! 中々……クるね……!」

 

「うっ……これは……! 私には……!」

 

「ふふふ……ふふふふふふ……ゴハァッ!」

 

「セイアちゃん!」 「セイアさん!」

 

 どうやら、このキヴォトスの生徒に、少年版ラセツはキツかった様だ

 

「……ふう。いやぁ……ゴメンね? ラセツ君。ちょっと出来心でさ」

 

「……はぁ。す、すいませんラセツさん……つい気になってしまって」

 

「ふっ……すまないな。だが抑えきれなかったんだ。分かってくれ」

 

「……」

 

 それぞれ謝罪と言えるか不明な謝罪をするが、ラセツから反応は無い

 

「あれー? ら、ラセツ君怒っちゃった?」

 

 故に、怒ってしまったと考えてしまうのも仕方がないだろう。しかし、そうでは無かった

 

「……誰?」

 

「「「……は?」」」

 

 残念ながら、彼は記憶をなくしてしまっていた

 

 ……

 …………

 ………………

 

「ど、どうでしょう? 美味しいですか?」

 

「うん! 美味しい!」

 

「ンフッ……そ、そうですか。良かったです」

 

 記憶をなくしていると気づいた彼女達は、とりあえずナギサ特製のロールケーキを食べさせていた。昔から甘いものは好きだった様だ

 

「ては、ここにあるものは全て食べていいので、少し待っていて下さいね」

 

「分かった!」

 

 一先ずどうにかなったのを確認すると、3人で集まり、会議を始める

 

「どうするんですかミカさん!」

 

「えー……いや……予想外だったよ……まさか記憶もなくなるとは」

 

「……『体が縮む』ではなく、『若返る薬』だったから、記憶も昔に戻ったんじゃないか?」

 

「「なるほど……」」

 

「……確か、薬の効果は半日程だったね?」

 

「確かそのくらいだった筈」

 

「……なら、とりあえずは安心ですね。戻るという事で」

 

「そうだね……はあ。ビックリしたぁ」

 

 とりあえずの懸念は無くなったので、一旦ラセツの元に戻る3人だが……

 

(半日で戻る……つまりは……)

 

(何の心配も無く今のラセツさんと喋れるということ……)

 

(で、あるならば……)

 

(((最初に懐かれた者が……勝つ!)))

 

 その心は同じだった。しかし……

 

「ケーキは美味しかったですか?」

 

「うん! 美味しかった!」

 

「そうですか……実はそれ、私が作ったんですよ。お口にあった様で良かったです」

 

「そうなの? 凄いね! ……あ、そうだ、お姉さん名前は? 僕はラセツ!」

 

「私、桐藤ナギサと言います。よろしくお願いしますね、ラセツ君」

 

「うん! よろしく! ナギサお姉ちゃん!」

 

「ッ!」

 

「ナギちゃん!」 「ナギサ!」

 

 ラセツの感謝の言葉を聞いたナギサは、あまりの破壊力に、鼻血を出しながら後ろに倒れてしまった。……そう、年下の男の子という存在に慣れていない彼女達が、今のラセツに耐えられるのか、という問題があるのだ

 

「ちょ、大丈夫?」

 

「……私は……どうやら、ラセツ君の姉だった様ですね……」

 

「何馬鹿なこと言ってるんだい? 存在しない記憶じゃないか」

 

「ナギサお姉ちゃん、大丈夫?」

 

「グフッ……え、ええ。大丈夫ですよ。ラセツ君」

 

「そっか……良かった。ナギサお姉ちゃんに何かあったかと思って心配だったんだ!」

 

「あ…………」

 

「ナギちゃん!」

 

「マズイ……ナギサはもう堕ちた!」

 

 果たして、今から半日、彼女達に加えこのキヴォトスに居るもの達は、今のラセツに耐えられるのだろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






次回に続く!あと何話かやるよ!

……まだ、原作にも入ってないのに何をしてるんだ俺は……。

感想・誤字報告お待ちしてます

高評価くれるともうすっごいやる気でるから!お願い!

シチュエーション募集もしてるので良かったら……!

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=305505&uid=434359
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