あのー……申し訳ないんですが、またアンケート取らせてください。マジで多くて申し訳ない。
感想・評価等励みになります。ありがとうございます。なのでもっと下さい。
今回はハスミがラセツをシスターフッドから引き取った所から
「では失礼します」
「ばいばーい」
「ええ、また今度」
「……大丈夫ですか?」
「ん……眠ぃ」
聖堂からの帰り道、ラセツは随分と眠そうにしている。それも仕方がないだろう。ハスミが見た限りでも、大分はしゃぎまわっていた。あれをずっとやっていたならば眠くなるのも仕方がないだろう
「ふむ……では私が背負いましょう。寝ていても構いませんよ」
「んん……ありがとう……」
「ふふっ……」
いつもの彼とはかけ離れた態度に、“彼も昔はこの様だったのか“と思い、ハスミは笑みを浮かべる。
背負いながら歩き出すが、数分経った時、既に寝てしまっていた
……
…………
………………
「……という訳でして」
「なるほどねー」
正実の拠点に戻ってきた際、既にミカが起きており、ハスミの背中で寝ているラセツを見て不思議そうな顔をしていた為、事情を説明した
「うーん……寝ちゃってるし、もう家まで送ってあげた方が良いかな? 今日はもう何も無かったはずだし」
「そうですね……その方が良いでしょう。……では、お願いしても? 私は彼の家を知らないので」
「りょーかい!」
元気良く返事をしたミカを尻目に、ハスミは部屋から出ていく。残されたのはミカとラセツだが……
「……流石に連れ回す訳にもいかないかな。家まで送ろう」
自重はできたようだ。未だにすやすやと寝ているラセツを抱え、ミカはラセツの家へと向かう
……
…………
………………
「着いたけど……鍵どうしようか」
もちろん、ミカはラセツの家の鍵を持っていない。肝心のラセツも、服自体を変えてしまった為に、鍵は持っていなさそうだ
「どうしよっかなー……」
どうするべきか考え、とりあえず一途の望みにかけて、ドアノブを引くと……
「え……開いてる」
開いていた。とりあえず助かったが、元に戻ったら注意をしなければ。とミカは考えながら、家に入っていく。そして、リビングの扉を開ければ……
「おかえりなさいませ。貴方さ……ま……」
「え……誰?」
見知らぬ女性が居た。ワカモはミカを認識した途端、警戒し、臨戦態勢をとる。対してミカも、初めて見る女性に警戒を露わにする
「……何者ですか」
「そっちこそ。何でラセツ君の家に居るのかな? この前来た時は居なかったけど」
「……なるほど。あのお方の知り合いですか。しかし、何故家に? あのお方は学園へ行かれている筈ですが……」
「それは……その……」
「……? ……いえ、待ちなさい。まさか……貴女が背負っているのは……」
「あー……うん。ラセツ君」
流石というべきか、ミカが背負っている子供がラセツだと気づいたワカモ。それに対してミカは少し気まずそうに頷く
「何故そんな事に……?」
「あのー……」
両者とも警戒は解かず、ミカが経緯を話し始める。……その話しを聞いたワカモは、呆れた様に
「何をしているんです……?」
「うぐっ……」
とミカに言う。正直正論な為、ミカも気まずそうに聞く
「はぁ……まあ分かりました。貴女は害意を持ってここに来た訳ではなさそうですね」
「まあそうだね。……で、貴女はどうしてここに?」
「それは……」
ワカモはミカの話を聞き、敵では無いと警戒を解くが、ミカからしたらまだワカモの事を知らないため、まだ警戒は解かない。そんなミカの様子に、ワカモは、まあそうだろうな。と考え、今度はワカモの経緯を話す
「……なるほどね。一目惚れって訳」
「……まあ俗的な言い方をすれば」
「そっか……」
話を聞いたミカも警戒を解く。同時に、背負っていたラセツを腕に抱え、近くにあったソファに近づく
「じゃあ、ラセツ君は頼んで良いかな?」
「ええ。任せて下さい」
そうして、ラセツをソファに寝かせようとした際に、またラセツの体が光る。
「ぐっ……これは?!」
「これは……あの時の!」
ワカモはラセツの急な変化に戸惑うが、ミカにとっては見覚えのある光景だった
「眩しすぎます……」
「ちょ……目が開けられない……」
目を開けられない程の強い光を放つラセツだが、段々と光が治まってくる。そして、ようやく光が治まったかと思えば、聞き覚えのある声が聞こえる
「ようやく戻ったか……」
その声に、ミカとワカモは目を開けながら、声のした方を向く。……しかし
「ラセツく……ブフッ!」
「貴方さ……グフッ!」
ラセツの姿を見た瞬間に、鼻血を出して倒れてしまう。……ミカに至っては今日何度も血を流している。大丈夫なのだろうか。しかし、それも仕方ないだろう。なぜなら……
「おい! どうし……ええ……なんか全裸なんだけど」
先程まで来ていた幼児用の服は急に成長した体に耐えきれず、周りに散らばっている。つまり、ラセツは今全裸なのだ
「早く……」
「服を……」
「あ、すまん」
……
…………
………………
なんか久しぶりな気がするな……まあ実際小さくなってたからこの体は久しぶりなんだが。……え? 記憶があるのかって? そりゃもうバッチリ! クソ恥ずかしい!
はぁ……まあ良いか。気にしてもしょうがない。とりあえず、今日はこの前のお詫びって事でティーパーティーの3人と普通のお茶会をしている
「いやー本当にゴメンね?」
「シバく」
「ちょ……ごめんって」
「私からも、すまなかった。ミカに悪ノリしてしまってね」
「……はぁ。マジで恥ずかしい」
「えー? 可愛かったよ? ちっちゃいラセツ君!」
「そうだね……今も良いが、あっちは可愛らしい感じだったね。新鮮だったよ」
「……反省してないな?」
「まさか」
「そんな訳ないじゃないか」
「はぁ……」
ミカとセイアが反省してないのが分かった頃に、お茶をいれていたナギサが戻ってきた
「その……申し訳ありませんでした」
「……もう良いよ」
ナギサは反省しているようで、申し訳なさそうにいれてきたお茶を渡してきた。……はあ。でもなんか色んな所に迷惑かけたし、今度詫びに行かなきゃな……
「ナギちゃん。これどこの茶葉?」
「……? 確か……以前ミカさんに貰ったものを」
「? 渡したっけ? 私が渡したのって、最近だと処理を頼んだ昨日の薬位だけど……あれ茶葉に似てるけど、使ってないよね?」
「………………」
「ナギちゃん?」
「おい! また体光ってんだけど! ふざけてんじゃねぇ!」
何回やれば気が済むんだ! クソが! ……うわ! なんかどんどん目線が低くなってく! ……あれ? 何で俺意識があるんだ? 前回は無かった筈なんだが……耐性がついたのか?
「ナギちゃん……」
「ナギサ……」
「いえ……悪気があったわけでは……本当に勘違いでして……」
「……なあ」
「あ……。えっと……こんにちはラセツ君。また会ったね。私のこと分かる?」
「やあ。ラセツ。私は分かるかな?」
「その……私の事は覚えていますか?」
「いや……今度は記憶が残ったままだ……」
「「「え?」」」
そのまま次回も小さくなるぜ!記憶は持ったままな!因みにトリニティは終わり!次は別の学校!
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