転生男子生徒の貞操観念逆転キヴォトス   作:チキ・ヨンハ

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7話目です、今回は特に新しい絡み等はなく、所謂日常回……というやつです。……いつもと変わんねぇな!逆転要素はあんまないです。次からはガッツリ出したい……

アンケートをとってます。どの学校に行って欲しいかなんですが、とりあえず何個か出てるので投票して頂ければ嬉しいです

因みに先生は女先生で確定してます。頑張ってねラセツ君。

何かルーキーのランキング載ってました。嬉しいですわね。



違和感

 

 

 唐突だが、やっぱりこの世界はおかしいと思う。本当に唐突ではあるが。銃撃戦があること? まあそれもおかしいが違う。学生が都市の統治をしていること? ……まあよく考えたらおかしいよな。だが違う

 

 俺がおかしいと思うのは……

 

 男女比だよ! 男女比! マジで男が居ない! いやまあ知ってたけどね! 知ってはいたけどここまでとは思わなかった。可愛い子達がいっぱいで嬉しいなと思っていたが、ここまで来るとあのむさ苦しさが恋しくなるんやなって……まあ男子生徒が来年も来ないのは知ってるんですが

 

 だが! 来年になると先生が来る! その先生が男であることに賭けるしかない! 

 

 ……さて、ここまでで本当に男が居ないことは分かってくれたと思う。それゆえ、キヴォトスの女性は男性に対して耐性がない。……まあつまり苦手ということだろう。このことは最近知ったことだ。何か距離感がどうだかってワカモに言われた時に聞いた。

 

 まあ確かに思い返してみればこの都市には、話しかけたら顔を真っ赤にして逃げるやつか、途中で鼻息が荒くなるか、硬直するやつしか居ない

 

 大分クレイジーだろ? だがマジなんだ。……そこで考えたんだ。これは男性が苦手なんじゃなくて、俺が苦手なんじゃないかって。よく思い返したら、初対面で馴れ馴れしく話しかけてくる男に良い印象を持つかって話だよな

 

「……さて、どう思う?」

 

「「はぁ〜……」」

 

 ここまでを先生の部分とかを省いてミカとナギサに聞かせた訳なんだが、なんか溜め息吐かれた。失礼やろが

 

「おい失礼だろ」

 

「いやー……それ本当に言ってる?」

 

「だとしたら重症ですね」

 

「本当に失礼だな」

 

 何だこいつら、俺の考えの何が問題なんや

 

「……ナギちゃん。これ本気だよ……」

 

「みたいですね。……はぁ」

 

「そこまで言う?」

 

「……良いですかラセツさん。まず、この世界ではキヴォトスの外にも男性は少ないです」

 

「……あ? マジで?」

 

「マジマジ。世界全体で少ないの」

 

「うへぇ……」

 

 マジかよ……。気づかんかった。……まあキヴォトスの外なんか行かないし、そりゃそうか

 

「それと……ラセツさんに苦手意識を持っている。というのは杞憂ではないでしょうか?」

 

「あ、そうなの? 何で?」

 

「そりゃあ、こっちからラセツ君に話しかけて良いのか分からないのに、ラセツ君の方から声をかけてくれたなら嬉しい筈だからね」

 

「へー……」

 

 まあそこは安心……かな? とにかく嫌われてる訳じゃ無くて良かったわ

 

「……まあ、ラセツさんは些か距離が近過ぎるというのは思いますが」

 

「え」

 

 マジか。前世の女友達と居る時のノリなんだが

 

「いやぁ……俺って距離近い?」

 

 ミカにも聞いてみましょう! きっと違うと言ってくれる筈! 

 

「んー……まあ近いね! 普通の男の人はラセツ君ほど仲良くはしてくれないと思うよ」

 

「oh.」

 

 マジか。そこまでなのか同士達よ……そりゃキヴォトスには来ねえわ、女の子しか居ないもんな

 

「まあ、されて不快になる人は居ないんじゃないかな? むしろ嬉しいと思うよ」

 

「ほーん。……ミカも嬉しい?」

 

「え?! ……ま、まあ……嬉しい……かな」

 

「ふーん……ナギサは?」

 

「え、ええ。まあ……男性に仲良くして頂けるのは女性側からしたら嬉しい事ではあります」

 

「ほー……」

 

 なるほどね……まあつまりは

 

「今まで通りで良いって事ね」

 

 まあ安心したわ。これで、「いやちょっと馴れ馴れしすぎです」とか言われたら泣いちゃう所だったわ

 

「……まあ初対面の子には私たちにやってる事はあんまりしない方が良いと思うよ」

 

「……刺激が強いですからね」

 

「へー……気をつけるわ」

 

 ……

 …………

 ………………

 

 あの事実を知ってから数日。まあ特に悪い思いを抱かせているわけでは無いらしいので、安心して絡みに行った。……まあまた顔を赤くされたりした訳なんだが、これが照れてるだけだと分かったので、安心した。……まだ慣れないが

 

 ……さて、話は変わるが、今俺の家にはワカモも住んでいる。何か助けてもらったお礼……というか俺に何かしたいんだと。まあ断る理由もないし、作ってくれたご飯はめっちゃ美味かったから、むしろこっちから毎日作ってくれって頼んだ

 

 まあそっから言った通り毎日作ってくれるんだが、流石に悪いじゃん? 最近まで自炊してたから分かることだが、飯を作るのは面倒臭い。片付けも含めて。それを毎日やることの怠さは俺もよく知っている。だから、何かお礼をしようと思ったのが今日

 

 なので、早速何かして欲しい事がないか聞いてみよう

 

「ワカモー」

 

「何でしょうか?」

 

「最近毎日ご飯作ってくれるじゃん? 何かお礼がしたくてさ。欲しい物とかやって欲しい事ない?」

 

「そんな……私が好きでやっていることですので、お気になさらずとも……」

 

「いやぁ……毎日料理することの面倒臭さはよく知ってるからさ、何かお礼がしたいんだ。ダメか?」

 

「いえ……そこまで仰るなら……」

 

「よっし。何をして欲しい? 出来るだけ応えるぞ」

 

「では……その……撫でて……頂きたく」

 

「……? 撫でる? 頭を?」

 

「……ええ……はい」

 

「そんな事で良いのか? 分かった。じゃあこっちこっち」

 

 と言って自分の膝を叩く

 

「えぇと……」

 

「ん? ああ、膝来て膝」

 

「えっ……わ、分かりました」

 

 ……

 …………

 ………………

 

「よしよし……最近助かってるよ、ありがとうな」

 

「は……はい」

 

(自分から頼んだ事ですが……大分恥ずかしいですね……ああ……しかし、安心するような……)

 

 何かして欲しい事。と聞かれたが、ワカモにとってはラセツに尽くす事がやりたい事であったため、咄嗟に出てこず、頭を撫でて欲しいという願いになった。

 

(安心したら……少し、眠く……)

 

「ん……」

 

「眠いなら寝ても良いぞ? 今日はもうやることは終わってるからな。ま、野郎の膝でも良いならだけど」

 

「では……お借りします」

 

「え? あ、そう? ……もう寝てる。……おやすみ」

 

(ああ……何と幸せなのでしょうか……)

 

 この後結局朝まで寝てしまい、起きた時に膝枕されているのを確認したワカモが恥ずかしさで悶えるのは別の話

 

 

 

 






今回ラセツ君が自分が少しおかしい事と、キヴォトスの外に男性が居ない事が分かりましたが、それよりも、別に嫌がられてない事が分かったのでむしろ前より距離感が近くなるかもしれません

次回からはまた新しいキャラと絡んでいきます。やっぱ初対面が1番書いてて面白いよね。

というか、キャラの反応もう少し大きい方が良いてすかね?何か少し反応が薄い気もするんですよね

さて……ラセツ君が襲われる(意味深)のは何時かな……

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