シロコとシロッコ   作:メイショウミテイ

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何とか早めに書き上げられました。

次も何とか頑張りたい所です。




エデン条約編 2

 なんとか倒れまいと長い銃身を杖代わりに膝立ちで踏ん張っているヒナ。

 

 その前で生徒を守る様に立っていた先生は腹部に銃弾を受け、耐え難い激痛と共に止め処なく血が流れ出ていた。

 

 満身創痍の2人を守る様に空から降って来た特徴的な耳を持った、2()()()()()()()()()()()()()()を被った正体不明の乱入者。

 

 

 恐らく目の前の乱入者が乗り回していた飛行物体からの攻撃を受け後退を余儀なくされたのは、全員が揃って顔を隠した我らアリウススクワッド。

 

 そしてその件の飛行物体は上空を飛び回っている。

 

 

 外の人間である先生には銃弾の一発が大きなダメージになる……というよりも致命傷だろうな、あの様子では。そんな事は見れば分かる、マダムに教わるでもない常識だ。最早シャーレの先生が倒れるのは時間の問題だ。

 

 覆面がどの程度の実力なのかは不明だが肌に感じているピリピリとした感覚、これを信じるのであれば明らかに強敵だろう。しかし、マダムから課せられた任務はまだ完了できていない。

 空崎ヒナはまだ倒れていない。戦闘が出来ない状態に追い込まなければ、必ず奴は立ち上がりアリウスに仇をなす存在になるだろう。それが分かっていたからこそ、マダムは優先攻撃目標として空崎ヒナや剣先ツルギを設定したのだろう。それ以外は取るに足らない雑兵が揃っているに過ぎない。

 

 

「あなた達は、何者なの?」

 

 

 対面の覆面が口を開く。時間稼ぎか、情報を取るつもりなのか。こちらとしては付き合ってやる必要はない、銃を向ける事で返答にしようと考えたが。

 

 

「まさか、覆面水着団……?」

 

 

 ヒヨリが覆面がどういった奴らなのか知っている口振りで呟く。一足先にランチャーを構えていたミサキが思わずつっこむが、有益な情報があるのならば知っておいた方が良い事は間違いない。

 

 

「……何なの、その……連中は?」

 

「拾った雑誌に載っていました……。ブラックマーケットでも警備が厳重な事で有名な銀行を、たった5人*1で破ったって……。え、へへ、これだけじゃ何も分からないですよね……」

 

「いや。ひとまず油断は出来ない事は分かった」

 

 

 ヒヨリの情報が確かであるなら、あの覆面は相当やり手という事になる。

 

 ──関係ない。例え奴がどれだけの力を持っていようとも。

 

 

「リーダー」

 

「分かってる。ここで余計な時間を食う訳にはいかない」

 

 

 背後の『姫』もハンドサインで了解したと伝えてくれている。

 

 

「……援護する」

 

「私にはそれしか出来ませんから……へへ」

 

 

 二人も得物を構えている。覆面もシールドとライフルを構えて、今にも飛び込んできそうな気迫を感じる。

 

 

「速攻で行く──」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「降りるよ!」

 

『覆面を忘れるなよ』

 

 

 シロッコの言う通りに覆面を被り、援護を受けながら着地したシロコ。当初の狙い通りヒナ達を背後に、ガスマスク達を正面に捉えるポジションを取れている。

 

 

「うぅっ……、誰……なの?」

「無理して喋らないで。ここは私が抑える、ヒナは先生を連れて離脱して」

「私の事……知ってる……」

「今先生を助けられるのはヒナだけだから、もう一度頑張って。これが終わったら、ゲヘナの案内……してくれるんでしょ?」

「──っ、あなた、シロコ……」

「敵を一気に引き離す、その隙に」

 

 

 シロコは顔の向きを変えずに、声を抑えてヒナに伝えるべき言葉を簡潔に話す。彼女としてもヒナの顔は見ておきたかったけれど、離れた位置でこちらを見つめている4つの悪感情は油断ならない相手だ。直接相対してもそれは変わらない、寧ろより強く憎悪と怨念を感じている。何があればあそこまでの強い憎しみを育てる事に繋がってしまうのか。

 

 

 少しだけヒナが立ち上がる為に時間を稼ぎたい。シロコは距離の離れたガスマスク達に呼び掛ける。

 

 

「あなた達は、何者なの?」

 

 

 何か返答を貰えればそこから少しばかり情報を抜き取っておきたい所だったが、シロコの願望とは裏目に彼女達は無視を決め込むつもりらしい。

 

 先頭の青髪帽子が背後を確認し、フードを被ったガスマスクはハンドサインで合図をしている。

 

 

 最早時間は稼げない。直ぐにでも、だろう。

 

 

「仕掛ける……!」

 

『任せる、限界まで援護はしよう』

 

 

 短い会話を挟んで、シロコもシールドを正面に構えて青髪帽子にチャージをぶち当てる算段だ。その彼女を後方まで押し込む事でこちらの狙いをボヤけさせる。攻撃を喰らっている最中に狙いを正確に看破する事は、余程優れた人間でなければ不可能だ。指示が下されない、命令が飛ばない、その一瞬が貰えれば脱出のチャンスになる。

 

 仮に頭じゃなくてもヘイトは取れる、仲間が攻撃を受けている状態で無視を決め込める人間は多くない。

 

 手段はともかく、シロコの中でヒナ達が脱出する為の僅かな隙を作る事が最優先だ。

 

 

「──行くよ」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 両方同じタイミングで駆け出していく。

 

 サオリは盾を構えながら突っ込んでくる覆面に対して、盾で護られていない脚へ狙いを付け──。

 

 

「何ッ!」

 

「ここから、出て行け!」

 

 

 彼我の距離が互いのステップ二回で縮まりきる──遠いとも言えるし、逆に近いとも言える、そんな絶妙な距離感。

 

 互いの駆け引きは、その距離に入った時点でサオリがリードされていたのだ。

 

 

「グッ──」

 

 

 その距離をたった一歩のステップで詰め切ったシロコは、その勢いを殺さずに大きく押し込んで行く。アビドスの先輩であるホシノも偶に取る戦術を見様見真似でやってみた形か。

 

 ブーツの底を擦り減らしながらも、サオリは地面から足が離れない様に必死に踏ん張っている。浮かされたら最後、されるがままになってしまうからだ。全方位から与えられている様に感じる衝撃に耐えながら、サオリは自分を押し込んでいる覆面を見遣って……ハッと気付く。

 

 (アツコ)とヒヨリがこちらを助ける為に発砲、ミサキはサイドアームをホルスターから引き抜いている、この覆面が乗ってきたであろう飛行物体が、ヒナと先生の──。

 

 

「ミサキッ! 後ろだ! コイツの狙いは──」

 

「黙って!」

 

 

 その瞬間大きく吹き飛ばされるサオリ。チャージを喰らわせた所までは良かったが気付かれたのが早過ぎる、シロコは全力でランチャーを構え直したミサキへと突撃していく。

 

 

「──」

 

「邪魔!」

 

 

 その意図を察した姫がその進路に割り込んで来る。接近戦では流石にシロコが有利ではあるが、姫を捌いている時間すらも惜しい。ヒヨリの援護も相まって思うように突破出来ていない間に、ミサキのランチャーは無情にも火を噴いてしまう。放たれたロケット弾は煙を噴射しながら急速にグラシュティンへと向かって行く。

 そのグラシュティンにはちょうど先生を乗せ終えたタイミングのヒナが、彼女らしくもない無防備な姿を晒していた。彼女の特徴的な得物はその手になく、あったとしても今の彼女では満足に扱えないだろう。今のヒナに撃ち込まれたロケット弾に対処する術は、無い。

 

 

「まだッ……!」

 

 

 ビームライフルであれば。

 

 ヒナにロケットが着弾する前に撃ち落とせる。

 

 不利と知りながらも尚食い下がる姫の腹部に強烈な蹴りを浴びせて距離を空ける。一つ深呼吸を挟んでから右手のライフルで狙いを付け──瞬間、シロコの脳内にプラズマが走る。

 

 

「痛いですよね……苦しいですよね……へへへ」

 

 

 思わず反応してしまったシロコは左手のシールドを飛んでくる弾丸に合わせて弾き飛ばす。頭の中心を狙った正確な一撃を防がれたヒヨリだったが、それでもシロコにとっては大きな一撃になった。

 

 

「──しまった」

 

 

 反応しなければ良かった。気付かなければ良かった。アレを喰らっていれば良かった。

 

 一瞬が長く引き延ばされた感覚の中でシロコは悔恨の念を漏らす。

 

 

 彼女が狙ったビームはミサイルを捉える事なく、虚空を切り裂いていった。

 

 シールドで受け切った弾丸は、運の悪い事に対物ライフルのものだった。幾ら完璧に弾き飛ばしたとは言え、それでも衝撃までは殺しきれなかった。一般的なスナイパーライフル以上に威力の高い──そもそも人間を狙う物ではなく、戦車や装甲車などを狙う為の物であるから当然だが──対物ライフルの一撃なのだ。それこそシロコの持っていたのが市販のシールドであったなら、たちまちに貫徹された上にシロコに大きなダメージを与える結果になっていただろう。シロッコが作り上げた多積層型シールドであった事が彼女を救った一因でもあるが、彼女はそれを受け切って()()()()

 

 殺しきれなかった衝撃に影響されたシロコは、それを勘定に入れないままビームを放った。従来の実弾兵器であれば多少空気抵抗や距離減衰も合わさって弾道が左右に振れたり下に落ちる事はあろうが、ビームにおいてその影響が考えられる事は滅多にない。距離減衰自体はビームでも存在しているが、ここまで近い戦闘距離ではあってないような物だ。

 

 放たれたビームは、ヒナを救う為の決死の一撃は、虚しく空を切った。それが結果であった。

 

 

 二射目──撃たなくても分かる、間に合わないのだ、もう。

 

 

 

 

 だから、最後は。彼なら出来ると、信じるしかなかった。

 

 

 

 

「シロッコ!」

 

 

『フフフ……。惜しかったが、そこまでだ』

 

 

 

 グラシュティンから放たれる妖しい光。シロッコの放った思念の波、プレッシャーに中られたロケットの弾頭は、グラシュティンの前に立つヒナに到達する前に地面に激突する。そして不思議な事に激突の衝撃で爆発するハズのロケット弾は、爆発をしないまま遂にはヒナの足元へと転がって行く。

 

 これで全てが終わると確信していたサオリは、目の前の現実が受け入れられなかった。アレが着弾して先生の肉体諸共ヒナを打倒出来るだろうと、それで終わってくれると思っていた。それなのに。

 

 

「バカな!」

 

「チッ……!」

 

 

 ランチャーを再度構え直したミサキだったが、流石に未然にシロコに防がれてしまった。これだけ大きな得物では満足に接近戦など出来ようものか。駆け付けてきたサオリと姫の援護でシロコの蹴撃の応酬から逃れる事が出来たが、狙うべきだった空崎ヒナと先生は既にグラシュティンへと乗り込んでいた。

 そしてその前には、シロコがやはり盾を構えて仁王立ちであった。最早ヒナの打倒は叶わない。

 

 

『直ぐに戻る』

 

「ん、頼むね。二人の事」

 

『任せて貰おう』

 

 

 グラシュティンがあっという間に高度を上げて、彼方の空へと飛び去っていく。

 

 後に残されるのはシロコと、アリウススクワッド。シロコは既にヒナを助けるという目的は完遂した以上、ここで交戦を継続する必要はない。アリウススクワッドも先生とヒナに逃げられてしまった以上、ここでやるべき事は無くなっている。逆にここでしくじった点数分、他の場所で挽回しなければならない必要性が出てきたとも言える。尚の事この場に留まる意味が無いのだ。

 

 

 

「癪だが、撤退だ」

 

「……いいの? リーダー」

 

「他で挽回しなければならない、此処に長居する暇はない」

 

「それは……」

 

「逃す訳無いでしょ、ここまで好き放題やっておいて……!」

 

 

 シロコのライフルから放たれるビームがアリウススクワッドを襲う。これだけの被害を出しておきながらじゃあ帰りますとは許されないのは当然だ。

 

 

「お前には悪いが、私達にもそうするだけの理由がある」

 

「理由があれば、何でもやって良いと!」

 

「そうするだけの憎悪と怨みを私達は持っている! それが私達『アリウス』だ!」

 

「人を殺してまでやる事に何の意味があるって言うの! 寝言を言わないで!」

 

「寝言だと……!? 言うに事欠いて、私達のやって来た事を寝言だとッ!? ふざけるな! 何も知らない貴様が!」

 

 

 互いが互いの圧で動くに動けない、一歩も動けない状況が出来上がっている。ライフルとシールドを握る手に自然と力が込められていくシロコ。分かったように部外者に語られる激昂するサオリ。得物に力を込めつつ成り行きを見守るアリウススクワッド。

 

 

 

 きっとこの均衡が崩れる時は──。

 

 

 

 

 

サオリィィィィ──ッ!!! 

 

 

 

 

 

 ここではない何処かから響く銃声。

 

 目を向ければ、そこには一対の白い翼を持ったトリニティ生徒がこちらへ駆け寄りながら銃を撃ち放っている。

 

 狙いはシロコではなく、どうやらアリウススクワッドに向けられている様だった。

 

 

「チッ、アズサか! 厄介な時に!」

 

「リーダー! 煙幕を張る!」

 

「姫ちゃん、こっちです!」

 

「──!」

 

 

 アズサと呼ばれた生徒は、シロコに目も向けずアリウススクワッドを──サオリを狙っている様に見えた。

 

 これ以上は時間も掛けられない、状況も悪くなるばかりでは不味いと思ったか、ミサキの判断で煙幕が展開された事で周りの視界が失われる。ヒヨリの先導で迅速に退却していくアリウススクワッドを、一寸先も満足に見えない煙幕の中で捕捉することは不可能だった。

 

 

 

 ──ここまでだった。

 

 

 煙幕が晴れた後には無駄に動かずに周囲を警戒していたシロコと、視界不良の中でもまだ近くにいると信じて探し続けていたアズサだけが残された。

 

 アレだけ好き放題やっていたアリウススクワッドは、どういう訳か最初からそこに居なかった様に忽然と姿を消していた。煙幕があった所でそう遠くまで逃げ果せるのは難しいが、シロコがいくら感覚で探してみてもどういう訳か近くには感じられなかった。完全に連中を見失ってしまったのだ。

 

 

「ハァ……ハァ……、サオリッ!」

 

「これ以上は無駄、もう近くには居ない」

 

「ッ! ……貴女は……一体!」

 

「私は、友達を助けに来ただけ」

 

「──! 友、達……」

 

「アズサ、さん。貴女にも助けたい人が居るなら、急いだ方がいい。こんな状況じゃ、次何が起こるか分かった物じゃない」

 

「助けたい、人なんて……」

 

 

 シロコにとっても、既にこの場で屯している意味は無くなってしまった。グラシュティンが戻ってくるまで待っていても良かったが、それならば未だトリニティ内で助けを求めている誰かを助けに行った方が良いだろう。このような緊急時であれば、学校が違うだ何だと言っている暇ではない。

 

 

 歩き去っていくシロコを見送るのは、迷いの色が残るアズサの瞳だけだった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「あ、ありがとうございました!」

 

「早く行って!」

 

 

 ハイレグガスマスクに囲まれて殲滅されそうになっていたトリニティ生徒を助け、自分も急いで離脱していく。

 

 これで4回目だった。毎度毎度トリニティ生徒を助けると懇切丁寧にお礼の言葉を言われるが、流石にうんざりしてきた。そんな事を言っている場合ではないと思うシロコだが、お嬢様が通う学校というだけあって礼儀正しく教育されているのだろうか。*2

 

 

 トリニティの中心地へと向かって走っていれば未だに助けを求める声が聞こえてくるが、そろそろ残弾状況が心許なくなってきた。走りながらシールド裏のEパックを引っ掴んで、ライフルに付いている空のパックと取り換えていく。盾裏に残った後二つのEパックを少し焦った表情で見遣りつつ、出来る限りの人間を助けようと考えていたところで。

 

 ようやっと戻って来れたのか、煙が立ち上っていく曇り空の向こうに高速で接近してくる飛行物体、グラシュティンが見えて来た。

 

 

『む、待たせてしまったようだな』

 

「そうだね、それなりに」

 

『一先ず離脱するぞ』

 

「ヒナと先生は、大丈夫なの?」

 

『移動しながら話すさ』

 

 

 グラシュティンに跨って上空へと飛び去っていくシロコ。

 

 出来る限りのことはやった、離脱するまでは何とか助けられる人は助けた。これ以上は自助すら出来なくなる、救援に来た側が助けられる事態には陥りたくない。

 

 

『空崎ヒナとシャーレの先生は、キミが居た位置から見て対角線上にある救護騎士団に叩き込んで来た』

 

「ミレニアムに行くんじゃ?」

 

『グラシュティンの最高速を出してもミレニアムまでは時間が掛かる上に、二人乗せている時点で過積載状態だ。おまけに先生の容態も加速度的に悪化している、何分血を流し過ぎていた。想定以上に時間が取られると判断し、近場にある救護騎士団を見つけたのだ』

 

「そっか。今は其処に向かってるんだね」

 

『ああ。キミも目立った外傷が無いにせよ休息は必要だ。其処で少し休ませて貰うといい』

 

「ん、分かった」

 

『グラシュティンは戻しておく。少しの間離れる事になる』

 

 

 結局トリニティの医療機関も世話になってしまいそうで少しばかり申し訳なさがあるのだが、椅子の一つでも貸してもらえれば調子も万全になるだろう。委員会のみんなにも連絡は取らなければならないし、ここで一息吐くべきなのだろう。ヒナの様子だって気になっている所だし。

 

 シロコもあの場での戦闘の顛末を話しながら、救護騎士団へと一路向かうのだった。

 

*1
アビドス現地組4人とヒフミ。アヤネは通信サポートであり、先生も銀行内には踏み込んでいない為関係者扱いされていない

*2
未だに学校の外に残っている生徒は比較的に鈍臭かったり、ガチのお嬢様ばかりだったりする。態度が悪かったり助けてもらってもお礼を言わないような連中は、既に避難所にて我が物顔で寛いでいたりする。




色々キャラの口調がおかしかったりは正直申し訳ないです。

色々調べながら書いては居ますが、どうしてもミスは出て来てしまうかもしれません。

普段から誤字報告に感謝しながら、という感じです。
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