日本国召喚2037   作:山城時雨

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お久しぶりです。前回にも申しましたとおり、受験勉強のためなかなか時間が無く、とても間隔があいてしまってこと、お詫び申し上げます。今年度はこの様なペースになることが予想される為、御理解の程よろしくお願いします。
現在はコロナで休養中の為、その時間を使って死ぬ気で書き上げました(笑)。ですので誤字や矛盾等があるかもしれませんが暖かい目で見守っていただけると幸いです。
さて、リアルの方では色々動きがありましたね。海上自衛隊の次期汎用護衛艦の要求性能や見た目の開示に始まり、FFM2隻の就役、IPDの参加艦艇や39型潜水艦の謎の浮上など…
やはりミリタリー界隈は今年も賑やかになりそうです(白目)


パーパルディア編
第9話 最悪の軍祭(1)


中央歴1639年  9月2日 11:00 神奈川県新杉田町 ジャパンマリンユニオン(JMU)磯子事業所

 

空にはめいいっぱいの青が広がり、潮風なびく中つい最近出来たばかり桟橋に、一人の男が立っていた。

秋津「...ようやく、だな」

思い返せば長い時間がかかった。

2010年代後半に中国から何とかバレずに得た情報によって、中国軍が2025年に台湾並びに日本の南西諸島に侵攻することが判明し、大急ぎで始まったいずも型の空母化改修を含めた陸海空全自衛隊増強計画。

ウクライナから撤退したロシアが発表した軍備再編並びに増強計画により本格的且つ急ピッチで勧められることとなった航空機搭載護衛艦建造計画。

いずも型の空母化改修に約5年、東亜有事と同タイミングで建造が開始されたながと型。

東亜有事後、来るべき対ロシア戦に備え早急に戦力の立て直しを図らなければならなかった為進水早々売却になりそうになったながと型一番艦ながとと2番艦わかさ、立ち消えかけた新型航空機搭載護衛艦建造計画。

それでも何とか予算がおりて建造が開始された新型航空機搭載護衛艦。

そして遂にようやく進水したと思った矢先、今度は北海道有事が発生。これにより一番艦は進水早々またもや売却の危機に晒された。

しかし東亜有事が停戦まで2年かかったのに対し、この北海道有事は1年も経たないうちに終わった。それがほぼ売却確定だった一番艦と、数週間後に建造中止&解体となるはずだった2番艦の運命を変えた。

予想より早く停戦できたこと、そして完全にロシア軍をつぶせた訳ではなく、なんならこれからもっと早いスピードでロシア含む東側諸国による脅威が増大していくことが確定している以上、この2隻は就役させるべきとの判断となった。

 

そして秋津の目の前には今日から彼の新たな愛艦となる、その新型航空機搭載護衛艦が居た。

艦首に書かれている番号を見る。

秋津「CVM-187、とさ...」

それが、これから秋津たちと共に日本を護る為に広大な海を駆け回る新たな相棒の名前だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸輝「で、早速この状況ですよっと...

  ハァ......

  ど う し て こ う な っ た」

護衛艦あきづきは現在、計22隻の敵艦隊に対して単艦で接近していた。

何故か。

それは数週間前まで遡ることとなる。

 

 

 

 

中央歴1639年  9月16日 午後7時頃 長崎県 佐世保市 赤崎町

 

 

恵「このフェンって所、なんだか昔の日本みたいだね」

家族全員が食卓に座り、ご飯を食べながらテレビを見ている。

画面にはつい最近国交が樹立したフェン王国についての特集がなされていた。

幸輝「そやなぁ、マジで時代劇の中やね」

少し笑ってそう言いながら、グラタンを口に運びつつ、フェン派遣をどのタイミングで言うか考えていると

恵「そういえばお昼のニュースで今度海自が派遣されるって言ってたけど誰が行くの?」

話題を出された。本来こういうのは自分のことである以上、自分から言う様にしていたのだが、まあ仕方がない。

幸輝「あー、それなんやけど俺らが第一護衛隊群行くことになったんよ」

恵「あ、そうなんや。ロウリアの時より短いでしょ?」

幸輝「そやね、今回はただ演習と観艦式に行くだけやし、すぐ帰って来れると思う」

今回は5ヶ月間出航していたロウリアの時とは違い何もトラブルがなければ、2~3週間で帰ってこられる。

ト ラ ブ ル が な け れ ば 。

 

 

 

 

 

 

 

 

中央歴1639年 9月25日 9時42分 フェン王国沖

 

 

風竜「眩しいな」

突然相棒がそう言った。

スサノウ「そうだな、今日はいい天気だ。」

ガハラ神国の風竜騎士団長であるスサノウは相棒である風竜にそう返した。

風竜「日差しでは無い、線状の光があらゆる方向にとてつもない速さで照射されている。」

そう言われスサノウは自分の下にいる計8席にも及ぶ灰色の大きな軍艦を見たものの、何も見えなかった。

あの旗は……日本のものだ。

スサノウ「何も見えないぞ?」

風竜「阿呆、我々風竜には人間には見えない、遠くの同胞と会話をしたり、遠くを飛んでいる物体を確認できたりする光を出すことが出来るだろう。」

そこまで言われてスサノウも気づく。

スサノウ「まさか……あの船も」

風竜「そうだ。しかもワシは120km程まではわかるが、あの船たちの光はワシより圧倒的に強く、そして収束している。」

スサノウ「……待て、今あの船たちと言ったか?」

風竜「ああ、あの9隻の内8隻全てがワシと同じ光を出しておる……」

スサノウは唖然とした。

風竜と言えば全ての竜の中でも一番強いと言っても過言ではないほどの強さを誇る竜だ。

その強さの所以は竜本体の高い機動性と、前述した光による敵の早期発見、味方間の通信能力による。

それを超える探知能力となると、迎撃も簡単にされてしまうだろうし、当然味方間の通信連携もできるということになる。

風竜「それだけでは無い。」

スサノウ「まだ何かあるのか……?」

風竜「少し前にあのいちばん大きい船から飛び立った飛行物体があった。」

スサノウ「それかどうした?」

スサノウが尋ねると風竜は少し迷いながらも話した。

風竜「わしよりも何倍も強い光の発信源が5つもあるのだ。それもわしの何倍も強く、速い。」

スサノウ「なっ?!?!」

驚愕するスサノウ。しかしこれでは終わらない。

風竜「しかしだ、ワシには一つの物体しか捉えれていない。これがどういうことかわかるな?」

スサノウ「まさか……日本は既にその光を対処する方法を知っているというのか?!」

風竜が頷く。絶句するスサノウ。無理もない、いきなり現れた新興国(異世界比)が世界最強と歌われる風竜よりも圧倒的に優れた航空戦力をもっているのだ。

その衝撃は我々でいう「F-22が空戦タイマンにおいて撃墜されました」に等しい。

そして何より、出撃前に渡された資料と、先程のフライパスでスサノウたちは知ってしまっていた。

日本国の航空戦力はほぼ間違いなく竜ではなく、機械であるということを。

スサノウ「日本国…なんという国なんだ……」

 

上空ではその様な会話がなされていた。

 

 

 

 

 

 

護衛艦あきづき CIC

 

幸輝「なんで竜からレーダー波が出てるんだよ!教えはどうなってんだ教えは!!!」

護衛艦あきづきの、いや、第一護衛隊群の構成艦のCICは混乱に包まれていた。

先程こちらに近づいてきて、たった今上空をフライパスした竜騎士団の編隊の竜から、レーダー波が検知されたのだ。

それも一騎だけでは無い。その竜騎士団を構成する竜の数と同じ数が探知されたのだ。

優斗「まずいなんてもんじゃないですねこれ………」

優斗も顔を青くしている。無理もない。まさか竜にレーダー、もしくはそれに類似したことが出来るとなれば、それは我が国の戦術、戦略的優位性が崩れかねないのだ。

後にこの事件は[ドラゴン・ショック]と呼ばれ、ガハラ神国が戦火に包まれるとは、まだ誰も知るよしもなかった。

 

 

護衛艦とさ CIC

 

副長「艦長、これは……」

秋津「……」

秋津はディスプレイに表示されているデータを見ていた。

先程フライパスして行ったガハラの風竜たち。

その風竜たちのレーダー波のデータが映し出されていた。

秋津(レーダー最大探知距離はおそらく120km、私の知る空自の機体だとF-4EJ改が近いな……そして何より、F-15とF-2の退役が早まるかもな、これは)

そう、本世界ではロシアの脅威が増大したのと、武器輸出解禁の影響でF-2がまさかの再生産&大幅改修、アメリカからのF-15CXの日本向け大幅改造版半額譲渡などがあったおかげでむしろ保有数が東亜有事前より増加しているのである。え、戦闘機定数?とうの昔に無くなりました☆

 

閑話休題。

これ以上のレーダー探知能力を持つ竜がこの世には存在している可能性が高い為、直ちに詳細がまとめられた報告書が統合幕僚監部や内閣に挙げられ、異世界転移によって少し軍縮の機運が上がっていた議会や財務省の心意気を完膚なきまでにぶち壊した。

これにより取り敢えずは現状維持の意思が議会では通ることとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

シハン「あれが日本の軍艦…まるで城だな。」

嘘偽りない感想を漏らす。

マグレブ「ガハラから聞いてはいましたが、まさかここまでとは……パーパルディアにもこれほどの船はありますまい。」

騎士団長であるマグレブが同意する。

その他にも沢山の部下がそれぞれに目線の先の第一護衛隊群に対する感想を言っていた。

部下「剣王様、まもなく始まるとの事です。」

自分が直々に日本の使者に頼み込んだ「貴国の力がみたい」への回答が出る。

その事に胸がさらに踊りだす。

剣王シハンはムー国から輸入した双眼鏡を覗く。

そこには今回攻撃を行う「あきづき型護衛艦」と呼ばれるものが映し出されていた。

シハン「さあ、どうするのだ?日本の船よ。」

 

 

 

 

 

 

 

護衛艦あきづき CIC

 

 

優斗「……艦長。」

幸輝「わかってる、それに判断するのは秋津さんと統合司令部だ。俺らじゃない。」

第一護衛隊群は緊張に包まれていた。既に主催者と統合司令部に対して確認を取りつつある。

幸輝(たぶん、最悪の事態が実際に起こった場合、統合司令部からの許可は間に合わない。

ってなると誰がか貧乏くじを引くことになる……!)

優斗「艦長、判断は貴艦に任せるとの事です。それと、例のヤツらにはCAP中のスパロー隊を向かわせるとの事です!」

幸輝「わかった…対艦戦闘用意!」

CIC隊員「た、対艦戦闘用意用意よし!!」

幸輝「対艦戦闘、CIC指示の目標!」

優斗「艦長…!」

優斗が少し勢いのある声で言う。

幸輝「こっちをパパっと終わらせてあっちに対処する準備をするぞ!」

優斗「…了解!」

各配置から「射撃用意よし」と報告が上がってくる。

幸輝(クソ…!!)

心の中で毒づく。別に仲間を信用していない訳では無い。ただ、どうしても不安で仕方がないのだ。

幸輝「主砲、撃ちィ方始め!!」

その不安を少しでも無くすように、主砲が火を吹いた。

 

 

 

 

圧倒的だった。

4回、日本の軍艦から音がしたかと思うと、直後に標的艦が爆散、跡形もなくなり消し飛んだ。

シハン「これは……凄まじいな………」

それが今、シハンがやっとの思いで出した言葉だった。

これほどの連続攻撃で、あの精度。そんな事はパーパルディアですら不可能だ。

シハン「日本との国交を開設する。勿論、不可侵条約と安全保障条約付きでだ。」

しかしここで、雰囲気をぶち壊す発言が飛び込んでくる。

部下「剣王様!日本国からパーパルディアの竜騎士団が接近中との報告が!!」

 

 

 

 

 

 

 

スパロー1「クソ!今回は何事もなく帰れると思ったのに!!」

正体不明の竜騎士団に接近するスパロー隊。

間もなく対象編隊に到着し、1番機と2番機がすぐさま対領空侵犯措置の時と同じポジションをとる。

スパロー2「Skyeye!Target 国籍パーパルディア!」

スカイアイ「了解、対象編隊に対する退避勧告は恐らく不可能と判断。よって空中戦闘機動による退避勧告を行え!」

その指示に対して、思わずスパロー1は自分の耳を疑った。

スパロー1「それってまさか…」

スカイアイ「北中国がよくやってきた危険飛行をするんだよ!」

思わず苦虫を噛み潰したような顔になるスパロー1。あれは下手をすれば自機も落ちる可能性がある危険な行為。まさかあれを自分たちがする事になろうとは思ってもいなかった。

スパロー1「…スパロー1了解。スパロー1と2は対象編隊に対して空中戦闘機動による退避勧告を行う!スパロー3と4は待機!!」

スパロー隊「了解!」

かくして、決死の接近阻止が始まった。

 

 

 

 

パーパルディアの皇国監査軍東洋艦隊所属のワイバーンロード20騎で構成された編隊はフェン王国と、その軍祭に参加する愚かな国々に対し、皇国に逆らう国に関わるだけでどれほどの被害が出るか知らしめる為にフェンに向かって悠々と飛行していた。

否、はずだった。

竜騎士団長「なんだあれは?!」

悲鳴の様な声が響く。何かが近づいて来たと思えば、直ぐに右手に謎の飛行物体が2つ轟音と共に到来した。

国旗のようなものも着いておらず、国の班別のしようがない。

不意に2つの正体不明の飛行物体が動き出す。

ひとつは半回転し上下逆になりながら団長である自分のすぐ真上につく。

中には何かがいる。

よく見るとそれは鎧を着た人のようにも見えた。

いや、あれは人だ。となるとこれは…

団長「まさか…飛行機械なのか!?」

すると後ろから凄まじい衝撃と共にとてつもないスピードでもうひとつの飛行機械が通過した。

団長「うおおおおぉ?!」

思わず情けない声が出る。

それはほかの団員も同じだった。

団員「なんてスピードなんだ!」

団員「化け物め!」

もう一度上を見上げる、よく見るとやつは、ムーの飛行機械では無いことがよくわかった。国旗もなければプロペラもないし形も違う。そもそもムーの飛行機械はあそこまでスピードは出ない。

団長「一体どこの国なんだ、貴様らはッ…!!」

一人そうつぶやく団長。すると上にいた飛行機械が上下を元に戻し、離れていく。

団長「一体なんだったんだ…」

そういった次の瞬間、先程上にいたやつが向きを変えてこちらに高速で突っ込んできた。

ソイツは変態のど真ん中を猛スピードで抜けて、下の方向に消える。

団員「ははは馬鹿め!あのスピードだと海にボチャンだ!」

団員のひとりが笑っていう。それにつられ全員が笑いだす。

 

しかし。

先程の飛行機械はくるりと向きを変えもう一度したからこちらへ突っ込んでくる。

今度もまた同じ位置を通り抜け空へと消えていった。

唖然とする騎士団。しかしこれで終わりでは無い。

また轟音と共に別の飛行機械が右斜め後ろから向かってくる。

そのまま素通りするのかと思いきや目の前で背面をこちらに見せつつ白い煙を大量に出しながらUターン。

一気に左斜め後ろまで下がって行った。

そのあの高速からはありえない機動に全員が戦慄する。

団長「一体これはいつ終わるんだ……?」

今にも消え入りそうな声で団長がそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

護衛艦あきづきCIC

 

CIC隊員「艦長!統合司令部からです!!」

幸輝「まじか!結果は?!」

既にほぼ艦隊の上空と言っても過言では無い位置に対象編隊が居るが、予想外の判断の速さに驚く幸輝。しかし結果は…

CIC隊員「ダメです!明確に攻撃或いはその準備に入ってからではないと許可しないとの事です!!」

悲痛な声で部下が告げる。

途端に机に拳を叩きつける幸輝。

瞬時にCICは怒りに満ちた。

凛「上だってドラゴンの最大射程がどんだけ近いか知ってるでしょ?!私たちを殺す気なの?!」

凛がブチ切れながら言う。

優斗「そのつもりなんですよ上は。自分らが責任を負わなければいいんですからね。」

明らかに怒気を孕んだ声ね優斗が返す。

しかし怒りながらも全員がしっかりとその職務を全うしていたおかげで、瞬時に対象編隊の変化を報告できた。

CIC隊員「艦長!対象編隊が二手に分かれました!以降本艦隊直上の編隊をグループα、本艦隊から10時方向に向かった編隊をグループβと呼称します!それと、とさから対空戦闘用意の発令が!!」

幸輝「対空戦闘用意!!」

すかさず指示を出す幸輝。

しかし、時すでに遅く。

優斗「アルファが急降下を開始!あの下は…巡視船ひだです!!」

幸輝「あかん!!スパロー1と2を全速で退避させろ!!」

すぐに全力で退避し出すスパロー1と2。

そして口内で火球を形成し出すドラゴンたち。

幸輝「CIWSや!オート!!!」

すぐさまファランクスがドラゴンたちの方を向き、弾幕を展開する。

しかし

CIC隊員「火球がひだに向けて8発発射されました!!」

悲鳴にも似た声がCICに響き渡る。

幸輝「避けろぉぉぉぉ!!」

優斗「避けてくれ…!!」

凛「避けて!!」

CIC隊員「寄れてくれ!!」

CIC隊員「あかん避けろ!!」

CICにいる全員が祈る。しかし…

CIC隊員「ひだが1発被弾!」

祈り虚しく一撃を貰う。

幸輝「被害は?!」

CIC隊員「分かりません!ですか…エンジン付近です!!」

 

 

 

 

 

 

 

ようやくフェンの軍祭に到着した騎士団。

未だに謎の飛行機械は邪魔をして来るが関係ない。

団長「これより行動を開始する!副団長と私の班ふたつにわかれろ!」

そう言って狙いを定める。

団長「我々はあの白い船を狙うぞ!!続けぇー!!!!」

そう言って白い船に急降下を開始し、同時に導力火炎弾の発射体制に入る。

すると、先程まで邪魔をしてきた飛行機械がとてつもないスピードで離れていく。

団長「恐れをなして逃げたか…導力火炎弾、放てぇ!!」

そして次の瞬間、他から発射された導力火炎弾を見ることなく、彼の意識は永遠の闇へと消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

護衛艦はるな CIC

 

CIC隊員「艦長!ひだが!!」

浮舟「くッ!CIC指示の目標!攻撃始め!!」

砲雷長「主砲撃ちィ方始め!!」

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

護衛艦はるなと護衛艦まやからそれぞれ砲弾が5発づつ放たれ、その全てが王城を攻撃していた竜に命中した。醜い肉塊へと変貌した竜が市街地へと落ちていく。

浮舟「撃ち方控え!」

各配置から報告を受ける中、浮舟は燃えるひだを見ていた。

その姿はまるで、これから何か不吉な事が起こるような不気味さを醸し出していた。

 





という訳で第9話でした。書いてて思ったのが、やはり空軍系の描写は難しいという事です。空き時間にDCS実況動画や他の方の解説動画等を見ているのですがなかなかわかりません(笑)。
ですのでおかしな点も見受けられるかもしれませんが、そこはご容赦ください。
それでは、また次回もお楽しみに。
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