あとこの世界のムーの技術水準は、だいたい1943~1950ぐらいです。
にしてもTwitterで見ていた国際航空宇宙展、中々に興味をそそられるものが沢山ありましたね。個人的には三菱の無人機関連は当たり前として、V-BATとかデカい懐中電灯サイズの電波検知装置、Airkamuy社の対潜ドローンやダンボールドローンはかなり魅力的で興味をそそられました。
それでは、どうぞ今回もお楽しみください!!
さて、件の軍事的衝突から約2週間後。
今回の主役は第一護衛隊群…
ではなく
蕪木薫艦長兼群司令の率いるDDH-184かが、DD-103ゆうだち、DDG-163しらねで構成されたtask force249。
彼らの行く先はムー。この世界で1位のミシリアルと凌ぎを削っている超大国だ。
そんな国と国交を結ぶために快晴の下、彼らは未開の海を進んでいく。
雲ひとつない青い空は以前より高くなり、気温は寒くなりだした。街路樹のイチョーは黄色く染まり、その葉で黄金のカーテンを作っている。
そんな景色を見つつ、車に揺られる技術士官マイラスはアイナンク空港に併設されている空軍基地へと向かっていた。
アイナンク空軍基地は、新しく配備され出した機体の運用も行う基地であり、マイラスも何度か任務で来たことがある。
ただ、今回はいつもとは違う。
上からの支持ではなく、外務省からの呼び出しなのだ。
あまりに異例の事態で、なぜ呼び出されたか全く検討がつかない。
そうこうしている内に空軍基地に到着し、指定された部屋に入ると外務用礼服を着た外務省の方2名と軍上層部の幹部がいらっしゃった。
外務省職員A「君がマイラスくんだね、話はアルラハイツ・マイヤー中将から聞いている。来てくれてありがとう。」
外務省職員B「我が国の軍でいちばん優秀で、史上最年少にして第一種総合技将を持つ士官と聞いた。頼りにしているよ。」
アルラハイツ・マイヤー中将、その名を軍で知らない者はいない。海軍においていち早く航空機の有用性に気づき、少将ながら空母戦力の強化を実行させ、更には従来誰も思いつかなかった潜水艦と呼ばれる兵器の開発・配備を提唱するなど、数々のミシリアルへの対抗策を打ち出した人物だ。
そんな海軍のスターとの呼ばれるような人物にここまで褒められた事に内心ガッツポーズをしつつ、表面はニッコリ笑い「ご期待に添えるよう、努力します。」と返す。
外務省職員A「かけたまえ」
そう言われ「失礼します」と言い、椅子に座ると、いくつかの写真が机に置かれる。
外務省職員A「実は今朝、東側の海域に“日本国”と言う正体不明の国家の艦隊が現れたのだよ。その艦隊にはその国の特使がおり、我が国と国交を開きたいと言ってきたのだが…問題はその国の軍艦なのだよ。写真を見て欲しい。」
そう言われ、写真を見る。
そこには、帆がない軍艦が映っていた。
そんなものは、ムーかミシリアルでしか作れない。
それどころかこの外見はミシリアルの艦艇より洗練されている。
外務省職員B「今回君を呼んだのは、この写真に映る軍艦が、どう言ったのもか、技術士官としての意見を聞かせて欲しい。」
幹部「補足すると、魔力探知機に反応はなかった、おそらくだが内燃機関持ちの動力船だ。」
それはまあ見れば何となくわかる。
それよりも気になるのは小口径の砲がたった一門しかついていない上に、マストに着いている謎の機器類。一見すると貧相極まりない軍艦だが…逆に言えることもある。
我が国は現在、艦載用のレーダー式射撃指揮装置を開発したばかりだ。
そして小口径砲というのは連射がきく。
もし、この日本国の軍艦がレーダー式射撃指揮装置を開発、発展させているのならば、一門でも十分事足りる可能性はある。
そうでなければ、こんなものを随伴させることなど不可能だ。
そう考えながら、空母と思しき船の写真を見る。
エレベーターが横についている。これは賢い。エレベーターより大きな機体も運べるだけでなく、被弾時の爆風の逃げ道にもなる。
ただこの艦載機、これに関してはさっぱり分からない。大きいくせにプロペラらしきものが見当たらない。一応ミシリアルはプロペラのない戦闘機を持っているが、あれには魔素がいる。にも関わらず魔力探知機に引っ掛からないということは、ミシリアルのとはまた違うのだろう。
外務省職員B「考えてくれているところ申し訳ないのだが、追加で伝えることがあってね。我々の技術をアピールする為に我々は会談会場をアイナンク空港に指定したのだよ。それを伝達した所、戦闘機2機とヘリコプター?と言ったかな、の飛行許可願い出てきたので許可したそうだ。」
外務省職員A「要はだ、日本国の戦闘機の性能と、ヘリコプターとやらの性能等をさぐって欲しいのだ。それとこの一週間、君に日本の使節団の案内を任せたい。その中で日本から様々なことを聞き出して、技術レベルを見極めて欲しい。頼めるか?」
マイラス「わかりました。」
ヘリコプターとかいう聞いた事のない未知の飛行機械を観察できるのもそうだが、写真に写っていた未知の戦闘機であろう物の観察もできる。久方ぶりに技術者魂が燃えているのに気がついた。
一体どんなものなのか、心の高鳴りが止まらない。
外務省職員A「それと、これは現時点で知り得るのは内閣と外務省、国防省の一部だけが事だが」
外務省職員が真剣な顔で言う。
外務省職員A「かの国は、臨検時に自身の国を転移国家と言ったらしい。」
マイラス「こ、これは一体…?!」
目の前には、出迎え組の目の前の空中で止まっている。
外務省職員A「確か軍にはオートジャイロ開発計画なるものがありましたが…あれがそうですか…?」
少し震えた声で外務省職員の方が聞いてくる。
すかさず顔色の悪い軍幹部が首を横に振り、マイラスが興奮気味に言う。
マイラス「違います!!あんなものは我々の思い描くオートジャイロとは断じて違う!!我々のものと比較することすらおこがましい…一体どうやったらあんなものが作れるんだ!!!」
だが…手の届かない範囲では無い。
目の前のものを超えるものを我々で作る。
この時のマイラスは、まだ日本との隔絶した差を知らなかった。
着陸の小さな衝撃の後、ドアを開けて御園大使たちをヘリからおろし、自分たちも降りる。
降りた先には少し顔色の悪いムーの出迎え組がいた。
御園「はじめまして、日本国外務省からまいりました大使の御園と申します。こちらは補佐の佐伯です。」
紹介され頭を下げる佐伯。
御園「それとこちらが…」
蕪木「はじめまして。今回の派遣艦隊の司令兼、日本国海上自衛隊の第3護衛隊群司令の蕪木薫です。」
そうやって手を出す。そしてその手を握り返してくれたのは意外にも、自分より年下と思える若い軍人だった。
マイラス「技術士官のマイラス・ルクレール中尉です。この一週間、日本からお越しくださいました皆様の案内役をさせていただきます。」
そう言って彼は大使たちの方も見る。
御園「マイラス中尉、約1週間の間ですが、よろしくお願いします。」
手を差し出しながら、にこやかに御園大使が返す。
大使とマイラス中尉が握手をすると、他のムーの出迎え組の方々も自己紹介をしてくれた。
それが終わると、マイラス中尉が口を開く。
マイラス「ところで、日本の戦闘機が2機、空港付近で待機していると聞いたのですがどこでしょうか?できれば飛行している姿を見たいのですが…」
驚いた。会談予定地が官民両用空港に指定された時点でおそらく空軍機の紹介があるとは思っていたので、それが紹介されてから展示飛行をさせようと思っていたのだが…
蕪木「大使、どうされますか?」
うーん、としばらく唸ってから大使が返す。
御園「いいと思います。ムーに我が国の技術を知っていただくいい機会だと思います。」
そう言うと大使は小さな声で付け足した。
御園「これから似たような戦闘機を運用していただく訳ですからね。」
そう、我が国がムーとの国交を持ちたい理由の一つはこれだ。
我が国の兵器を輸入し、配備してもらう。
この世界で、おそらく一番技術力が高い我が国だが、関わりの無い国からすれば「ただのポっと出の国」なのである。
では、その技術を世界に示すにはどうすべきか。
簡単である。
この世界で一二を争う超大国の軍に配備されている兵器、その割合をのほぼ全てをムーの国産兵器でなく、我が国が輸出した兵器で埋める。
そうすることで、「日本とは、ムーが輸入するほどの兵器を作れる技術がある国だ。」
との認識が広まり、必然的に技術力を示せるというものなのだ。
出迎え組の方を見ると、向こうも向こうでなにか話し合っているようだ。
少し様子を見ていると、話が纏まったようなので声をかける。
蕪木「大使の方からも許可が降りましたので、粗雑にはなりますが、これより簡易的な展示飛行を行わさせていただきます。」
マイラス「ありがとうございます。日本側のご厚意に御礼申し上げます!」
目を輝かやかせてマイラス中尉が返す。
蕪木「元々予定にはなかった事ですので、失敗等あるかもしれませんが、大目に見てやってください。」
笑いながらそう言い、無線機を持つ。
蕪木「アウル1と2、聞こえるか?」
アウル1「こちらアウル1、聞こえます。」
アウル2「アウル2、聞こえます。」
蕪木「これからアウル1と2にはアイナンク空港で展示飛行を行ってもらう。」
ここで一旦出迎え組の方を向いて質問をする。
蕪木「マイラスさん、ムー軍機はどこまでつけますか?!」
マイラス「滑走路直前までです!!直前になったら外向きに旋回して1度護衛を解きます!!」
蕪木「ありがとうございます!!」
そう言ってまた無線に向き直す。
蕪木「ムー軍機は滑走路直前で外向きに旋回後散開、展示飛行の内容はこの前のイベントでやった内容だ。」
ただ、蕪木はイベントでやった内容とは言うものの、実際はかがのブリーフィングルームで事前に詰めていた内容だ。
アウル1&2「了解。」
アウル1と2との会話を済ませると、出迎え組の方へ向き直る。
蕪木「それでは、これより簡易的ながら日本国が運用する戦闘機のひとつである、“F-35BJ”による展示飛行をさせていただきます。それではまず、2機のF-35BJが向かって左側から巡航速度で進入してきます。」
そう言って左側を見ると、旋回していくムーの2機の戦闘機と、進入する2機のF-35BJが見える。
マイラス「は?」
真っ先に出た言葉はそれだった。
轟音と共に2機の日本の戦闘機が目の前を通り抜けていく。
速い。
マリンなど比較にならない。
滑走路の端まで行った日本の戦闘機たちは左右に散らばり、姿を消す。
蕪木「続いては、1番機による超音速フライパスです。」
そう言われ、先程戦闘機が抜けていった方向を見ると、点のような大きさの戦闘機が見えた。
煙のようなものを纏っている。
そして次の瞬間、たった一瞬で目の前を通り過ぎた。
少し遅れて、まるで砲撃音の様な音が聞こえた。
唖然としている自分たち出迎え組に、蕪木は説明する。
蕪木「今の音は、航空機が時速約1236km/h、つまり音より速く移動した際に発生する物です。戦闘機の後ろから出ていた白い煙のような物は、ベイパーコーンと呼ばれます。これは飛行する機体の1部が、低圧になる事により発生する円形の水蒸気郡、詰まるところ雲です。」
マイラス「では、決して機体が壊れた等ではなく…」
蕪木「あれがデフォルトです。最も、上空になればなるほど発生具合はマシになりますが。」
軍幹部「ま、待ってください!!」
顔色の悪い軍幹部が割って入る。
軍幹部「に、日本の戦闘機は音速を超えての飛行が可能なのですか?!」
蕪木「ええ、我が国の運用する全て戦闘機は、超音速飛行が可能です。」
途端にふらつく軍幹部。
無理もない、私だって頭が痛い。
音速を超えて飛行が可能?我が国の最新鋭戦闘機ですら最高速度は700km/hが限界なのに!!
だがしかし、ここでひとつ疑問が湧く。
スピードが出るということは、旋回性能等の機動性も落ちるということだ。
戦闘機というものは格闘戦が当たり前。
まさか一撃離脱戦法を極めているのだろうか?
マイラス「質問なのですが、ここまでスピードがあるという事は、当然格闘戦能力も落ちると思うのですが、そこを日本はどう対策しているのですか?」
蕪木「その点に関しては、そもそも我が国の戦闘機に格闘戦を挑める機体は存在しないので御安心を。」
格闘戦が起こりえない?何をバカげた事を。
奇襲を受ければひとたまりのないし、そもそも一体どうやって戦うというのだ。
蕪木「我が国の全ての戦闘機は、最低でも100km以上探知できる多機能レーダーを搭載しています。」
マイラス「なっ!!」
蕪木「そして、その各機が情報を即時に別の味方たちへ共有する機器も標準搭載されています。」
なにをいってるんだ?!レーダーを戦闘機に搭載?!そのサイズも去ることながら、その化け物のような探知距離を生み出せる電力をどう確保しているんだ?!何より、別の機体の探知した情報を瞬時に共有できるだと?!
蕪木「そして我が国の海・空軍に該当する組織の主要兵装は砲弾や弾丸ではありません。」
マイラス「では一体何を!」
思わず声を荒らげてしまう。
ありえない。では一体何を使っているんだ!
ゆっくりと蕪木司令が口を開く。
蕪木「誘導弾、或いはミサイルと呼ばれるものです。」
誘導…弾…まさか。
蕪木「まあ、平たく言えば長射程のロケット弾に高精度誘導装置を搭載したもの、とでも思ってください。」
軍幹部「ま、待ってください!まさかそれは誘導魔光弾のことですか?!」
蕪木「誘導魔光弾とは?」
マイラス「私が説明します。誘導魔光弾とは…」
蕪木は少なからず衝撃を受けていた。
先程の軍幹部の発言からして、誘導弾のようなものがこの世界にも存在しているのだろう。
自分がその誘導魔光弾について質問をすると、険しい顔をしたマイラス中尉が説明してくれた。
マイラス「私が説明します。誘導魔光弾とは1万年ほど前にこの世界に存在していたラヴァナール帝国が主力兵装にしていた兵器です。」
蕪木「かつて?」
かつてとはなんだ、今もう滅亡したのだろうか。
マイラス「はい。神の逆鱗に触れ、超巨大な隕石を幾つも落とされそうになり、空間転移魔法と呼ばれる時空を超える魔法で、一時的に存在を消している。と、されています。」
御園「つまり、ただの言い伝えというわけでしょうか?」
マイラス「いえ、実はかつてラヴァナール帝国の遺物・遺産が今でも世界各地で大量に発見されているのです。何より、かつてラヴァナール帝国があったとされる場所に、文章が書かれた破壊不可の石版が発見されています。他にも、あまりの横暴さと凶悪性のため、エモール王国を初めとする古くから存在する国々には、未だにその頃の文書や記録が残っているほどです。」
なるほど、それなら存在していたことも確定だろう。
そこで一呼吸を置いてマイラス中尉が続ける。
マイラス「何より、ラヴァナール帝国は今後30年以内に必ず復活すると言われています。」
御園「それは何故?」
マイラス「70年前の先進11ヶ国会議にて、エモールの空間占いで、今後100年以内にラヴァナール帝国が復活するとの結果が出たからです。」
御園「占い、ですか…」
怪訝な顔で御園が言う。
マイラス「エモールの空間占いの的中率は98%というデータが出ています。今までに数え切れないほどの災害や災厄を的中させ、世界中の人々を救ってきました。」
なるほど、という様な感じで御園たちは一応納得する。
だがしかしなぜ先程あれほど焦っているだろう。誘導弾の詳細な射程や精度、能力を言った訳でもないのに。
だが、次の一言で蕪木は固まることになる。
マイラス「…おそらくですが、貴国の主力の空対空誘導弾の射程は150kmから200km、或いはそれ以上。ですよね?」
何故それを。いや、まさか。
マイラス「そうなんですね。ラヴァナール帝国の空対空誘導魔光弾の射程は160kmほどだったそうです。それも最新型ではそれ以上だったと。」
AMRAAMのD型と似た射程だ。
いやそれより。
なぜ我が国が最低でもそのラインまでの技術水準があるとわかった?
蕪木「しかしなぜ、我が国の技術水準が最低でもそのラヴァナール帝国ほどあるとわかったのです?」
マイラス「…貴国は、風龍を知っていますか?」
風龍、つい一週間前に第1護衛隊群がフェン軍際にて確認した、レーダー機能を持つ龍。
蕪木「ええ、あのレーダーがついたドラゴンですよね。つい一週間前に確認されてお偉いさん方の頭を悩ませていますよ。」
冗談交じりに蕪木はそう返す。
だが、マイラスの次の発言でそんなことは言えなくなる。
マイラス「あの風龍、1万年以上前から何も進化していないらしいですよ。」
背筋に冷たいものが走る。まさか。
御園「それがどうかされましたか?」
マイラス「貴国の戦闘機を見た瞬間に、まず、我々より技術が何年も、下手をすれば100年ほど進んでいることは理解出来ました。そして先程の誘導弾の説明、これで全て繋がりました。」
一呼吸置く。
マイラス「あのツルペタな戦闘機、おそらく機体内部に誘導弾が格納されていて、“ステルス”というものを意識されていますよね。」
御園「な、何故それを!」
焦った声で御園が叫ぶ。無理もない、この時代の技術では本来“ステルス”と呼ばれる概念すらないはずなのだから。
マイラス「私も知らなかったのです。ラヴァナール帝国に関する極秘資料を見るまでは。」
軍幹部「ま、マイラスくん!!」
焦った声で軍幹部の方が遮ろうとする。
それに対しマイラス中尉は淡々と返す。
マイラス「構いません、どの道この国の技術力はラヴァナール帝国と同等かそれ以上です。それに転移国家で自分たちより技術水準が格下の国しかいないとなれば軍縮は必須。おそらく現状唯一ラヴァナール帝国とまともにやり合える国に弱体化されては困るのです。」
軍幹部「…わかった。アルラハイツ中将達にラヴァナール帝国関連の日本との情報共有ができるよう具申しておこう。」
渋々だが、納得して了承する軍幹部。
マイラス「さて、話は戻りますが、なぜ私がステルスてついて知っているか、ですね。
自慢ではありませんが、私はムー史上最高の技術士官と呼ばれています。ですので当然、ラヴァナール帝国の軍事技術に関する極秘資料にも目を通す機会が多々あります。その中である一文を見かけたのです。“レーダーを保持する龍に対する優位性の確保”という項目を。」
そこまで言われ、御園も蕪木も答えにたどり着く。
御園「まさか…!」
マイラス「はい。ラヴァナール帝国はステルス技術を既に確立、おそらく空間転移時には少数ながらステルス機の生産・配備が始まっていたものと思われます。」
手に持っていた無線を落とす。
肌に刺さるような冷たい風が頬を撫でる。
近づいてくる戦闘機のエンジン音に、マイラスと共に空を見上げる。
青い空の奥に、この時期には似合わない、黒く大きな雲が近づいてきていた。
アウル2「待機命令が長すぎる…何かあったんじゃないのか?」
アウル1「かもな…ちょっと見てくるわ!」
蕪木さんたちが話している頃、上空ではこんな会話が行われていました。
最後の戦闘機はF-35で上記の会話があって接近してきました。
それにしても、シーガーディアン23機ですか…多いな(^^;
13DDXはなんかあきづき型+もがみ型+イージス艦みたいな感じですね、それにしても13DDX、ウチのうみかぜ型とあんまり色々大差なくてよかったw