第2話 出会い
第二話 出会い
時は遡り、第一水上戦群出航の前夜………
幸輝「じゃあ、行ってくる。」
恵「気をつけてね、何があるかわからないから。」
幸輝「大丈夫、ちゃんと帰ってくるよ。優太、母さんを頼むよ。」
優太「うん!仮面ライダーと一緒に守るんだ!」
幸輝「ははは。頼もしいな。頼んだよ。」
優太「うん!」
幸輝「じゃあ、行ってきます。」
恵&優太「いってらっしゃい。」
あきづき型護衛艦一番あきづきの艦長、西山幸輝は6:00に家を出発した。
そして翌朝9時頃、他の第一水上戦群を構成する、第一水上戦隊と第四水上戦隊と合流。群司令である秋津竜太艦長の訓示が始まる。
秋津「全艦に次ぐ、本水上戦群は日本とまだ見ぬ新しい国との架け橋となる。そのことを自覚し行動せよ。そして、地球と同じよう、本水上戦群の目標は新世界最強だ。この世界の平和を守れなければ日本は守れない。各員奮励努力せよ。」
秋津群司令から訓示が入る。
幸輝「さすがだなぁ秋津群司令。あの台湾・尖閣有事で山東に勝ち、さまざまな伝説を残しただけはあるな。」
優斗「そうですね。しかしこうやって群司令の言葉を聞けるのも岸羽内閣が自衛隊を65歳までにしてくれたからですな。」
幸輝「全くだよ。あの人のおかげで俺はこの道に進む決心ができたからな。」
優斗「わたしもですよ。」
幸輝「そうだったな。………よし。総員に次ぐ!本艦の仕事は僚艦防空だ。それはこの世界でも変わらない!ながとやはるな嬢、対空番長その他全艦には指一本触れさせるな!そして、必ず全艦全員無事に帰る!必ず守りきれ!以上!あと異世界の可愛い子に手ェだすなよ!」
CIC隊員「了解!」
〜2日後〜
幸輝「さて、俺は少しブリッジに上がるよ。」
優斗「了解」
〜ブリッジ〜
幸輝「綺麗な海だな。それに快晴。最高だ。」
ウォッチャー「そうですね。私もです。」
幸輝「お、この良さがわかるんか。」
放送「西山艦長、至急CICにお戻りください。繰り返します…」
幸輝「おっと呼び出しだ。どうしたかな?」
〜CIC〜
幸輝「どうした?」
CIC隊員「は!先程、本水上戦群に接近する所属不明艦を確認、現在、レーダーに写っているあの光点です。」
そういうとレーダー員は艦隊から艦隊から約190km離れた小さい光点を指す。
幸輝「ん〜、秋津群司令は多分ギリギリまで近づきたいと思うけど、3kmまでにするよう意見具申する?」
優斗「いえ、既に秋津司令が5kmまで接近すると仰っています。」
幸輝「まじ?1kmとか500mとかいうと思ったんだけどな」
優斗「わたしもてっきりそうかと」
幸輝「………多分、まだ何も知らない相手だから警戒して、とかじゃないか?
実際、相手の礼儀を知らず、誤って無礼なことしてしまったらダメだろ。それに相手が大砲持ってたら危ないし。」
優斗「確かに、その危険性はありますね。」
幸輝「よし、総員に次ぐ、今から、目標国とはじめてのコンタクトになる。ロシアみたくぶち壊さないように。それとさっきも言ったが可愛い子いても手ェだすなよ!」
CIC隊員「もう、俺らそんなことしませんってWWW」
CIC隊員「いやー、でも案外バインバインの女の子いたりして」
CIC隊員「それならやむおえん」
幸輝「まじでやめろWW」
CIC隊員「考えときます」
CIC隊員「微乳派なんですが…」
CIC隊員「あーあ。多分いるなら微乳だなこりゃ」
そんなくだらない話をすること約1時間………
CIC隊員「艦長、目標船舶、約800mまで接近します。」
各員に緊張が走る。
幸輝「………奴さんながとに乗ってくれるかな?」
優斗「………さぁ。しかし、一番近いところに停めているので大丈夫かと。」
帆船が徐々に近くなってくる。もう少しで止まる。てか止まるならここ。あれ?止まらない、とさフルスルーだ。
幸輝「あ、ながとスルーした。」
優斗「あれ、やばないすかこれ」
CIC隊員「帆船の人員が何か言っています。」
幸輝「よし、音量上げろ。」
⁇「そこの所属不明艦!直ちに臨検を行う!繰り返す!ここはクワトイネ…」
なんか某ゴールデンなカムイに出てきそうなキロから始まってンケで終わる人の顔に海賊船の船長が被ってるような帽子を被った人が言っている。
幸輝「ワーオ。ゴールデ●カムイのキロラ●ケじゃん。」
砲雷長「てことは尾形百●助や白石●竹もいるんですかね。だったら顔芸と下ネタに注意しないと。」
CIC内の某ゴールデンなカムイ読んだことある人たちがが笑いに包まれる。
CIC隊員「ちょWW、や↑め↓て↑く↑だ↓さ↑い↓よっWWW」
CIC隊員「まじでWWWこれから交渉する人らがWWあのネタ出すんはきついてWWW」
優斗「おまえなんだよWW『や↑め↓て↑く↑だ↓さ↑い↓よっ』ってWWW」
さらに優斗の発言で全員が大爆笑している。艦長に至っては笑いすぎて机バンバン叩いてる。間違って変なとこ押すなよ。ちなみに某帆船にはキロラ●ケ似の人以外に宇佐●時重似の人がいる。あ、脳汁ブッシャーおじさんはいないしでないのでご安心ください。
ていうかいないでください。お願いです。物語が壊れてしまいます。
ちなみに作者は主人公とロシア人砂、白石●竹、アシ●パさんが好きです。
幸輝「よしWW、ウォッチャーWにW『乗るならWあのWでっかい船Wで』と伝えろWWW」バンバンバン ←(机叩く音)
それを聞いていたウォッチャーは
ウォッチャーA「CICで何が起こってるんだ?」
ウォッチャーB「さあね、でも私たちは今、艦長から言われたことをするだけよ。」
そういうとウォッチャーBはジェスチャーでとさに向かうよう伝えた。
その頃CICでは
CIC内全員「あれ、言葉わかったんだケド。なんで?(゚ω゚)」
で、その後とさに向かったミドリたちはというと
船員「なんだこの大きさ………」
船員「何か降りてきました!」
ミドリ「人が手を振っている。のれ、ということか。よし4人ついてこい!」
で、デッキサイドエレベーターに乗って飛行甲板についた。
ミドリ「なんだこの広さは…これでは騎馬戦ができてしまうではないか‼︎それになんだあの黒いのは‼︎」
黒いのとはF-35CJとF-3C/Dのこと。騎馬戦に関しては現実世界で米空母でバスケの試合したことがあったそうなので行けるかと。現にながとでも、(観艦式中、隊員同士のイベントの一部で)フットサルの試合が行われたこともある。まあこんなとこで騎馬戦しようもんなら駐機してある機体から撃たれるわ、着艦しようとした機体に轢き殺されるわ、中から隊員出てきてたちまち肉レンコンになるかだ。良い子のみんなは絶対真似しないようにね!
ミドリ「我が国は今ロウリアと緊張状態にある。貴艦の所属と航行目的を答えよ」
田中「‼︎言葉の壁がないのですね。」
ないです。
ミドリ「?」
田中「失礼。私は日本国外交官の田中です。」
ミドリ「日本?聞かぬ名だな」
田中「それもそのはずです。なぜなら我が国は突如としてこの世界に転移させられたのですから」
ミドリ「(国ごと転移だと⁈そんなもの神話でしか聞いたことがない‼︎)………すると、この前の領空侵犯は…」
田中「あれは転移直後、周辺の哨戒活動の中で貴国の領空に侵入してしまいました。我が国に敵意なしです。」
その後、マイハークで会談を行う予定になったので第一水上戦群はマイハーク沖に停泊。並びに護衛艦こんごうとあきづき、むらさめの艦長、外交官の護衛数人がマイハークに上陸。艦長達は街を散策し、その際
子供「パパー。ママー.°(ಗдಗ。)°.」
艦長ズ「………」
周りの現地人も見て見ぬふりをしている。こりゃもう助けるしかないよね!みんなに愛される自衛隊なら!
幸輝「君どうしたんだい?親とはぐれちゃった?」
子供「うぅ…。グスッ はい。」
日高「そっか。じゃあおじさん達に任せとけ!絶対パパとママ見つけるから、な!」
幸輝「俺今年でまだ32なんですが…」
彰二「気にするなってWW」
幸輝「(´ω`)ソンナァー」
彰二「どれ、肩車するから、周りに家族がいないか探しな。」
幸輝「家族の人はどんな服装かな?」
そんなわけで捜索開始。柊は子供を肩車して。西山と日高はスマホで子供の写真を撮ってそれで捜索。で、40分後。
日高「すいません。この子知りませんか?」
女性「‼︎私の息子です!」
日高「‼︎お母様ですか!息子さんを今保護しています。ついてきてください。」
そんな訳でスマホで位置を共有しつつ合流。
男性•女性「「シシル‼︎」」
子供「パパ!ママ!」
男性「ありがとうございます!ありがとうございます!」
幸輝「気にしないでください。私たちは自衛官ですので。」
彰二「人を守るのが仕事ですので。」
日高「じゃあ、俺たちも戻るか。」
幸輝「ええ。」
で、5日後。
護衛艦あきづき艦内
幸輝「まだぁ〜?」
優斗「まだです。」
幸輝「……まだぁ?」
優斗「まだです。」
幸輝「…まだぁ?」
優斗「………okです。」
幸輝「シャアァァァァァァァァァ‼︎やっと、やっとチキ●ラーメン食えりゅぅぅぅぅぅぅ!!!」
そう、幸輝と優斗は絶賛もぐもぐTimeに突入しようとしていた。
CIC隊員「艦長、お取り込み中申し訳ないのですが、お客さんが到着しました。」
幸輝&優斗「「あ゛⁉︎ んで今なんだよ⁉︎」」
CIC隊員「なんでも、本来混むはずだった海域をクワトイネの首相が封鎖してくれたらしくて。」
幸輝&優斗「「い゛ら゛ん゛こ゛と゛し゛よ゛っ て゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛‼︎‼︎‼︎」」
CIC隊員「え?!えぇ………(困惑)」
で、艦長達はCIC隊員からは見えにくい角度を向いていたため、振り向いた艦長達の顔はそれはそれはもう面白怖かったという。
実際、
CIC隊員「ヒエェェェェェェェWWW」
CIC隊員「やべえ怖いのに面白いWWW」
CIC隊員「すごい顔芸WWW」
CIC隊員 バンバンバン ←机叩く音
こんな感じで大爆笑だったのである。鳥肌立たせながら笑ってる隊員とか、泣きながら笑ってる隊員とかがアホほどいた。
幸輝「もう知らんからな!ラーメン食いながら指揮してやる!」ズルズル
優斗「ふぃふぃふぃふぉふぁふぃふ!(訳:右に同じく!)」ズルズル
柊『あきづき何している!早くし…なんでラーメン食ってんだお前ら」
幸輝「ふぁふぁふふふぃふぁふぁふぃふふぁふぁふぁふふぃ(訳:早く着いたあいつらが悪い)」ズルズル
柊『すまん誰か通訳してくれ頼む』
荒北『早く着いたあいつらが悪い、と言っています。』
柊『ようわかんな。お前。』
荒北『もちろんです、プロですから。』
柊『なんのプロだよ。………とっとと食ってはよ指揮しろ‼︎』
優斗「ふふぃふぁふぁふぁふぃふぃふぃふぁふ!(訳:食いながら指揮します!)」ズルズル
柊『あぁもういいわかった好きにしろ!ただし艦隊には迷惑かけんなよ!』
幸輝&優斗「「ふぉうふぁい!」」ズルズル
ちなみに、もうお分かりの方もいるかもしれないが、お客さんとはもちろんクワトイネ使節団のことである。マイハーク沖にて5日間も停泊していたのクワトイネ使節団の出発の用意のためである。
一方、時は遡り4日前、日本。異世界国家と初の階段が上手くいったという報道がされ、国民はホッとしていた。いきなり訳のわからない世界に飛ばされ、今まで周りにいた友好国はどこにもいない。いつどんなことが起きてもおかしくない。そんな中でのファーストコンタクト。失敗したら食糧危機に瀕してしまう。誰もが不安だった。そんな中での成功の一報。その瞬間、日本が沸いた。では、ここでその日の夜の幸輝の同級生の家庭を見てみよう。彼の名は山下冬夜。妻の桜と今年で4歳になる息子がいる。これは夜、仕事から帰ってきてからである。
冬夜「会談、上手くいったみたいやなぁ。」
桜「そうみたいだね。いやー、この子の未来がちょっとだけだけど明るくなったね。」
冬夜「そうやな。幸輝、頑張ってるんやろなぁ。」
桜「幸輝くんって確か冬夜くんの同級生だよね。」
冬夜「うん。今、護衛艦あきづきっていうのの艦長してるらしい。あきづきは今回出発した海上自衛隊の艦隊の軍艦らしいよ。」
桜「へぇ〜。そうなんや。無事に帰ってきてほしいな。」
冬夜「そうやな。」
---------------------------------------------------------------------------
日本へ帰投している間は特に何事もなく、お客さんは福岡に。第一水上戦群の各艦艇は、それぞれの母港に帰還した。
幸輝「やっと帰ってきたな。」
優斗「そうですね。いろいろありましたね(ネタ方面が)」
幸輝「ハハハハ。違いねぇ。」
優斗「…………こう言っちゃあれですが、やはりアメリカ級がいない佐世保港は少し寂しいですね。」
幸輝「だな。なんでも横須賀のロナレー達や米軍兵士とかもいなくなってたそうだぞ。」
優斗「あいつら地球にいるんすかね?」
幸輝「十中八九そうだろうな。カーティスウィルバーと蘭州とまた演習しかったんだけどなぁ。」
優斗「…ジャクソン大佐と奕泽(イーゼァ)上級大佐ですか?」
幸輝「あいつらとは第二次日本海海戦以来からだからな。なんだかんだ言ってどの護衛艦よりもやりやすい。」
優斗「絶対当たるって言われたミサイル飽和攻撃をたった我ら3隻で凌ぎ切りましたもんね。…あ、艦長‼︎恵さんと優太くんいますよ!」
幸輝「お、マジじゃん。嬉しいなぁ(^▽^)」
優斗「いい家族っすねぇ〜迎えに来てくれるなんて」
幸輝「せやろ?早く帰って恵と優太にはいなかった間の埋め合わせとか、やらんといかんな。」
優斗「頑張ってくださいよw」
幸輝「おう。さてと、終わりの挨拶(?)でもすっか。」
優斗「了解。」
幸輝「さて、諸君らの奮闘のおかげで無事に会議が終わり、全員帰ってこれた。こっからは外務省とか内閣の仕事だ。俺たちはしっかりやりきった。そのことに誇りを持とう。それでは、お疲れサマンサー。」
CIC隊員「お疲れ様でした五条艦長WW」
CIC隊員「お疲れ様でしたWWW」
CIC隊員「お疲れ様サマンサーでしたWWW」
〜その日の夜〜
恵「幸輝くんごめんね。疲れてるのに。」
幸輝「いいのいいの。いなかった間家事大変だったでしょ。こんぐらい作んなきゃ。」
優太「美味しそう!」
帰ってきた幸輝はそのまま家族と一緒にIONモールに行ってパエリアの具材を調達。そのまま帰ってご飯を作ったというわけ
3人「「「いただきます」」」
優太「パパ、美味しい‼︎」
幸輝「そうか、ありがとう優太。」
恵「幸輝くん、優太新しい友達できたんだって。」
幸輝「そうなんだ。よかったぁ。優太、どんな子なん?」
優太「えーと、紗枝ちゃんって言うんだ。すっごい明るい子!」
さて、所変わって福岡市某所のホテルの一室。クワトイネの外務局職員のヤゴウは今日見た日本の自衛隊の航空祭を思い出していた。日本の空の主力である『F-15J』とかいう鉄竜。あの鉄竜と戦えばたとえパーパルディア皇国でさえ瞬く間にやられるだろう。しかもアレでさえ旧式で、今は航空祭の最後に出てきた『F-3心神』とかいう黒い鉄竜に主力が移り変りつつあると言う。何があっても日本は敵にまわしてはいけないと思うヤゴウであった。その後クワトイネと日本、クイラは国交を樹立。日本は転移後の食糧、石油危機を脱すべく、クワトイネから農産物の輸入を開始。クイラの石油採掘権を取得。それらに伴い両国のインフラ整備に着手。それの影響もあってか3国の文化交流は尋常じゃないスピードで進み、クワトイネやクイラの幾つかの都市と日本のいくつかの都市が姉妹都市になっている。全ては順調に進んでいるかと思われた。で、ロウリアがギムに侵攻した。
もっともロウリアにとって最悪な時に。