ポケットモンスターSV 新たな物語の始まり 作:通りすがりのポケモントレーナー
ラクリウムのあるラクアの奥深くで、シンヤとフリードとNの3人がスピネルたちエクスプローラーズと対面すると、リコたちの目の前には、エクスプローラーズの他のメンバーであるダークトリニティやカガリたちが現れたので、シンヤたちやリコたちは各場所でポケモンバトルを始めた。
ラクア・中心
ギベオン「ここだ。ここで、私たちは…」
白いジガルデ(10%フォルム)「…」
シンヤたちライジングボルテッカーズと、スピネルたちエクスプローラーズがそれぞれ違う場所でバトルしている頃、エクスプローラーズのボスである《ギベオン》は、相棒の白いジガルデと共に、かつてルシアスと対立することになった巨大なラクリウムがある場所に辿り着いていた。
ギベオン「私の声が聞こえているか?ルシアスよ。ここでお前は、私の邪魔をしたあげく自らの身を滅ぼした。この巨大なラクリウムは、さながらお前の墓標というわけか」
白いジガルデ(10%フォルム)「ウォォォォン!」
ギベオン「ん?」
まるでルシアスが聞いているかのように目の前の巨大なラクリウムに話しかけると、ギベオンは目を瞑り、100年前にここであったことを思い出していた。その時、ギベオンの右隣にいる白いジガルデが遠吠えを上げた。すると、ギベオンとジガルデがいる周りの地面から、いくつもの大きな緑色の光っている円のようなものが出現した。そのことにギベオンが驚いていると、緑色に光っている円からジガルデの体の一部であり、身体を構成する細胞である《ジガルデ・セル》が出てきた。そして、円から出てきたセルたちがギベオンの白いジガルデに集まっていき、白いジガルデがセルたちを体に取り込むと、白いジガルデは10%フォルムから"50%フォルム"へと姿を変えた。それを見たギベオンは、自分の相棒が100年ぶりに本来の姿に戻ったことを喜んだ。
白いジガルデ(50%フォルム)「ジガァァァァッ」
ギベオン「かつての姿を取り戻したか、我が相棒よ。ならば、私も…」
スッ(車椅子から立ち上がる)
バタッ(倒れる)
ギベオン「うっ、ぐっ……あっ……その場しのぎだが、やむを得まい」
自分の相棒である白いジガルデが本来の姿を取り戻したところを見ると、ギベオンは自分の力で立とうと車椅子から降りたが、すぐにその場に倒れてしまう。しかし、近くにラクリウムの破片が落ちていることに気づくと、ギベオンはラクリウムの破片を手に取り、それを右腕につけている装置の中に入れた。すると、ラクリウムの破片が装置の中でモヤとなり、そのままギベオンの体の中に流れていくと、ラクリウムの力を得たギベオンはその場から立ち上がった。
ギベオン「やはり、ラクリウムの力は素晴らしい。さぁジガルデよ、ラクリウムを掘り起こ…」
アメジオ「お祖父様!」
ソウブレイズ「ソウッ」
ギベオン「ッ!……アメジオか」
ギベオンはラクリウムの力を使って立ち上がると、白いジガルデにラクリウムを掘り起こすように指示を出そうとした。するとその時、ギベオンの背後から、相棒のソウブレイズと共にラクアに辿り着いたアメジオが声をかけた。
アメジオがギベオンと対面している頃、シンヤとNはタッグを組んでゲーチスとフラダリの2人とポケモンバトルをしていて、ゲーチスとフラダリがカオスオーブをブラックキュレムとジガルデに使うと、ブラックキュレムとジガルデはダークポケモンという禍々しい存在に変わってしまった。
ラクアの奥・シンヤたちside
フラダリ「ジガルデ!『ダークバースト』!」
ダークジガルデ(フェアリーテラスタイプ)「ジィィガァァァァッ‼︎」
ゲーチス「キュレム!『ダークフリーズボルト』!」
ダークブラックキュレム(ドラゴンテラスタイプ)「グォォォォォォォォォッ‼︎」
N「レシラム!『あおいほのお』!」
レシラム「クォォォォォォォォォンッ‼︎」
シンヤ「コライドン!『アクセルブレイク』!」
コライドン「コラァァァァァイッ‼︎」
ドォォォォォォォンッ‼︎
フラダリがダークジガルデに「ダークバースト」を指示し、ゲーチスがダークブラックキュレムに「ダークフリーズボルト」を指示すると、ダークジガルデは体中から集めたエネルギーをコライドンに放ち、ブラックキュレムは電気を纏ったドス黒い色をしている氷の塊を作り出し、それをレシラムに向かって投げ飛ばしてきた。すると、シンヤとNはアイコンタクトをとってからコライドンとレシラムに技の指示を出し、レシラムがダークジガルデの攻撃に「あおいほのお」を放って相殺すると、ダークブラックキュレムがレシラムに放った氷の塊は、「アクセルブレイク」を発動したコライドンが粉々にした。
フラダリ「ほぅ」
ゲーチス「互いに狙いを変えてきましたか」
シンヤ「狙うもなにも、これはタッグバトルだからな。どっちを狙うのも自由なはずだ。それに、ダーク技が効果抜群の技になるとしても、技のタイプが変わるわけじゃない。だったら、相性のいい技でダーク技を打ち消せばいいだけのことだ」
ゲーチス「フッw、確かにそうですが、あなたたちが追い込まれている状況は変わりませんよ」
シンヤ「ッ」
ゲーチスとフラダリがカオスオーブを使うまではシンヤとNが優勢だったが、ゲーチスとフラダリがカオスオーブを使ってジガルデとブラックキュレムをダークポケモンにすると、さっきと状況が変わり、シンヤとNの形勢が不利になってしまった。このまま何も手を打たなければ、確実にシンヤとNは敗北するだろう。
シンヤ「…こうなったら…」
スチャ(テラスタルオーブを取り出す)
シンヤ(これを使うしか…でも…)
以前アオギリがゲンシカイオーガにカオスオーブを使った時、ゲンシカイオーガはダークゲンシカイオーガというダークポケモンになり、バトルしていたシンヤのメガジュカインをすんでのところまで追い詰めた。しかし、シンヤがメガジュカインにテラスタルオーブを使ったことで、メガジュカインはテラスタルの力を得た《メガテラスタル》という新たな姿となって、アオギリのダークゲンシカイオーガを打ち倒した。目の前にいるダークジガルデとダークブラックキュレムは、以前メガテラスタルジュカインが倒したダークゲンシカイオーガより遥かに強いので、テラスタルオーブを使ってこの状況を変えるしか方法がなかったが、今テラスタルオーブを使えば、しばらくテラスタルオーブを使えなくなるので、シンヤは今テラスタルオーブを使うか迷っており、テラスタルしたコライドンの力でダークブラックキュレムとダークジガルデに勝てるのかを考えていた。
シンヤ(できれば、テラスタルオーブは使わずにこの場を乗り切りたいが、なにか他にパワーを上げる方法は……ぁっ!そうだ!あの方法なら!)…「N!お前のレシラムはドラゴンタイプの特殊技を使えるか?」
N「えっ?あ、ああ、『りゅうのはどう』が使えるけど」
シンヤ「なら、コライドンに『りゅうのはどう』を撃て!」
N「えっ⁉︎」
ゲーチス・フラダリ「「ッ⁉︎」」
この状況を打開できる方法を考えていたシンヤが突然口を開くと、レシラムの「りゅうのはどう」でコライドンを攻撃するようNに伝えた。そのシンヤの言葉に、味方のNや敵であるゲーチスやフラダリまでもが驚いていた。
N「シンヤ、何を言ってるんだ⁉︎君は自分のポケモンを傷つけるつもりか!」
シンヤ「いいから撃て!この状況を変えるにはそれしかないんだ!」
N「ッ…」
ゲーチス「自分のポケモンに攻撃命令をさせるとは、血迷ったのですか?」
N「…分かった。君が何を考えているかはわからないけど、君はこんな時にポケモンを傷つけるようなことを言う人間ではないからね」
シンヤ「当たり前だ!俺は勝つことしか考えてねぇよ!」
N「ならいくよ!レシラム!コライドンに『りゅうのはどう』!」
レシラム「クォォォォォォンッ‼︎」
コライドンに「りゅうのはどう」を撃てとシンヤに言われて戸惑ったNだったが、何かシンヤに考えがあるのだと悟ると、コライドンに「りゅうのはどう」を撃つようレシラムに指示をした。そして、「りゅうのはどう」を発動したレシラムが竜の形をした衝撃波を口から放つと、その攻撃がシンヤのコライドンに向かっていった。
ニッ(シンヤが笑みを浮かべる)
シンヤ「コライドン!レシラムが撃った『りゅうのはどう』を食え!」
コライドン「コライッ⁉︎」
N「えっ⁉︎」
ゲーチス「なっ…」
フラダリ「何⁉︎」
突然シンヤにレシラムが放った「りゅうのはどう」を食えと言われると、コライドンはシンヤの言葉に驚き、後ろにいるシンヤの方に顔を向けた。しかし、シンヤのその言葉に驚いたのは、Nとゲーチスとフラダリも一緒だった。
シンヤ「コライドン!俺を信じろ!」
コライドン「コラァァッ……コライッ!」
シンヤが「りゅうのはどう」を食えと指示をした意図がわからないコライドンだったが、シンヤに『俺を信じろ』と言われると、コライドンは前を向いて覚悟を決めた目をした。すると、コライドンは口を大きく開けて、レシラムが放った「りゅうのはどう」を飲み込んだ。
ピカァァァァァァァン‼︎
N「うっ⁉︎」
ゲーチス「こ、これは…」
フラダリ「一体、何が起こっている?」
ダァン‼︎(コライドンが右足で前に踏み出す)
カッ(コライドンが目を開く)
シンヤ「フッw、これを待っていたんだ!」
コライドン「コラァァァァァァァイッ‼︎」
レシラムが放った竜の形をした衝撃波をコライドンが飲み込んでしばらくすると、突然コライドンの体が輝き始め、コライドンの体から眩い紫色のオーラが溢れ出ると、コライドンの頭や両手や両足、尻尾にまでエネルギーが流れ出した。
ゲーチス「なんだ、そのコライドンの姿は?」
シンヤ「レシラムの『りゅうのはどう』を食ってパワーアップした影響さ」
フラダリ「ポケモンの技を食ってパワーを上げるだと!バカな!そんなこと出来るはずがない!」
シンヤ「それが出来るんだよ」
フラダリの言う通り、ポケモンの技を体内に取り込んでパワーを上げる方法など、普通では出来ないし、絶対にあり得ないことだ。しかし、シンヤはこの方法でパワーを上げたポケモンを一度だけ見たことがあった。あれは、まだシンヤが8歳の頃、故郷の《フタバタウン》で《フタバ祭り》という祭が開かれ、その祭でポケモンバトルの大会が行われてから決勝戦まで進んだ時だった。決勝戦は勝ち上がった二人の男がバトルすることになり、一人の男は《ドサイドン》を、もう一人は《ハヤシガメ》を繰り出し、バトルがかなり進むと、ドサイドンが「メガホーン」を発動し、額の角を対戦相手の使っていたハヤシガメに向けて突っ込んだ。その攻撃に対して、ハヤシガメは「エナジーボール」を発動すると、ドサイドンをギリギリまで引き付けて攻撃しようとしたのだが、ドサイドンの角がハヤシガメが発射しようとした「エナジーボール」に当たると、ハヤシガメの口の中に「エナジーボール」が入ってしまい、驚いたハヤシガメは「エナジーボール」を飲み込んでしまったのだ。するとその直後に、ハヤシガメの背中に生えている草から眩い緑色のオーラが溢れ出し、ハヤシガメはパワーアップしたのだ。そして、パワーアップしたハヤシガメがドサイドンを倒すと、それを見ていた全員は、あんな方法でポケモンがパワーアップできるのかと驚いていた。
シンヤ「N!先にキュレムから倒すぞ!」
N「分かった!」
ゲーチス「面白い!コライドンの力がどこまで上がったのか見せてもらいましょう。キュレム!『ダークドラゴンクロー』!」
ダークブラックキュレム(ドラゴンテラスタイプ)「グォォォォォォォッ‼︎」
シンヤ「コライドン!『スケイルショット』!」
コライドン「コラァァァァァァァイッ‼︎」
N「レシラム!『クロスフレイム』!」
レシラム「クォォォォォォォォォン‼︎」
ダークブラックキュレムは「ダークドラゴンクロー」を発動すると、鋭く尖った巨大な赤黒い爪を立てて突っ込んできたので、コライドンは体から竜のオーラを纏った複数の鱗を飛ばしてダークブラックキュレムを攻撃し、レシラムは上空に巨大な火球を作り出すと、それをダークブラックキュレムに向かって投げ飛ばした。
ゲーチス「キュレム!弾き返せ!」
ダークブラックキュレム(ドラゴンテラスタイプ)「グォォォォォッ‼︎」
バシィィィン‼︎(両腕を振り払ってコライドンとレシラムの攻撃を弾く)
ゲーチス「そんな小細工で私に勝てると思ってるのですか?」
シンヤ(やはり、少しパワー不足か。…こうなったら、コライドンをテラスタルさせるしか……いや、だったらあっちを使うか)
レシラムが放った「りゅうのはどう」を飲み込んだことで、コライドンのパワーは遥かに上がったが、それでもダークブラックキュレムに及ばないので、シンヤはコライドンをテラスタルさせようとしたが、テラスタルオーブを使うのをやめると、右手に持っているテラスタルオーブをジャケットの懐にしまい、ズボンの左ポケットに左手を入れてある物を取り出した。
シンヤ「今使うならこれだ!」
スチャ(Zパワーリング)
シンヤがズボンの左ポケットから取り出したある物。それは、Zワザを発動するために必要な“Zパワーリング”だった。シンヤは取り出したZパワーリングを左手首に装着すると、左ポケットの中に入っている《Zクリスタル》の《ドラゴンZ》を取り出し、それをZパワーリングの窪みに嵌めた。
シンヤ「行くぜコライドン!」
コライドン「コラァァァァァァァイッ‼︎」
シンヤが腕をクロスさせると、“ドラゴンZ”から輝きが放たれ、コライドンに動きを合わせると、両手を前方に突き出し、左手だけを斜め上にあげると、コライドンは体にZパワーを纏った。
シンヤ「『アルティメットドラゴンバーン』!」
シンヤがZワザの名を叫ぶと、コライドンは体中から集めたエネルギーを空に向かって撃ち出した。すると、コライドンが撃ち出したエネルギーは巨大な竜の姿へと変わり、ダークブラックキュレムに向かって飛んでいった。
ゲーチス「キュレム!『ダークフリーズボルト』!」
ダークブラックキュレム(ドラゴンテラスタイプ)「グォォォォォォォォォッ‼︎」
ドォォォォォォォォォォンッ‼︎
ダークブラックキュレムは両腕にエネルギーを集めてドス黒い色をした氷の塊を作り出すと、それをコライドンが放ったZワザのエネルギーに向かって発射し、コライドンの攻撃を相殺しようとした。しかし、コライドンが発射したZワザのエネルギーにはレシラムがくれた力も混ざっているので、コライドンが放ったZワザがダークブラックキュレムが発射した氷の塊を粉砕すると、そのままダークブラックキュレムに直撃して大ダメージを与えた。
ダークブラックキュレム(ドラゴンテラスタイプ)「グォォォォォォォォッ!?」
シンヤ「よし!もう1回ブラックキュレムに大ダメージを与えれば、ゼクロムをキュレムから分離できる!コライドン!」
コライドン「コラァァァァァイッ‼︎」
フラダリ「させるか!ジガルデ!」
ダークジガルデ(フェアリーテラスタイプ)「ジガァァァァァァッ‼︎」
N「レシラム!『あおいほのお』!」
レシラム「クォォォォォォォォン‼︎」
ドォォォォォォォン‼︎
ダークジガルデ(フェアリーテラスタイプ)「ジガァァァァァァッ!?」
コライドンがダークブラックキュレムに攻撃しようとすると、目の前にダークジガルデが立ち塞がってきたので、Nの指示を受けたレシラムが「あおいほのお」をダークジガルデに放ってダメージを与えると、コライドンは「フレアドライブ」を発動し、ダークジガルデに頭からぶつかって大ダメージを与えた。そしてここで、さっきレシラムが発動した「にほんばれ」の効果が終了すると、コライドンの特性《こだいかっせい》が消えてしまったので、Nはもう一度レシラムに「にほんばれ」を指示した。すると、再びコライドンの特性“こだいかっせい”が発動した。
シンヤ「N!次で決めるぞ!」
N「うん!レシラム!『クロスフレイム』!」
レシラム「クォォォォォォォォォンッ‼︎」
シンヤ「コライドン!『フレアドライブ』!」
コライドン「コラァァァァァイッ‼︎」
ドォォォォォォォォォォン‼︎
ダークブラックキュレム(ドラゴンテラスタイプ)「グォォォォォォォォォッ!?」
ダークジガルデ(フェアリーテラスタイプ)「ジガァァァァァァァァッ!?」
レシラムが上空に巨大な火球を作り出し、それを目の前にいるダークブラックキュレムとダークジガルデに向かって投げ飛ばすと、コライドンは「フレアドライブ」を発動し、全身に青い炎を纏った。そして、レシラムが放った「クロスフレイム」に向かってジャンプすると、レシラムの放ったクロスフレイムと合体して一つとなり、そのままダークブラックキュレムとダークジガルデに突っ込んで大ダメージを与えた。
ドォォォン‼︎(ジガルデに取り付けられた機械とジガルデのモンスターボールが壊れる)
ピカァァァァァン‼︎(ブラックキュレムの体が光る)
コライドンとレシラムの合体技がダークブラックキュレムとダークジガルデに大ダメージを与えると、ダークブラックキュレムとダークジガルデはその場に倒れ、同時にテラスタルが化が解除されると、ダークポケモンから元のポケモンへと戻った。すると、コライドンは《バトルフォルム》の姿から《ライドフォルム》の姿へと変わり、同時にジガルデを操るために取り付けられていた装置と、フラダリがジガルデをゲットした時に使ったモンスターボールが壊れると、ジガルデはフラダリの手から解放されて自由になり、ブラックキュレムの体が突然光り出すと、ブラックキュレムはキュレムとゼクロムの二体に分離した。
キュレム「キュゥゥゥゥゥッ…」
ゼクロム「グォォォォ…」
シンヤ「ゼクロム!」
N「シンヤ!今のうちにゼクロムを!」
シンヤ「ああ!ゼクロム、戻れ!」
シュルルーーン
キュレムと合体していたゼクロムが分離すると、シンヤは持ってきていたゼクロムのモンスターボールを取り出し、その中にゼクロムを戻した。
リュウガside
リュウガ「イベルタル!『デスウイング』!マシマシラは『シャドーボール』!」
イベルタル「ベェェェェルゥゥゥゥゥッ‼︎」
マシマシラ「マァァァァシッ‼︎」
ダークトリニティ1「トルネロス!『こがらしあらし』!」
ダークトリニティ2「ボルトロス!『かみなりあらし』!」
ダークトリニティ3「ランドロス!『ねっさのあらし』!ゲノセクト!『テクノバスター』!」
トルネロス「トォォォルネェェェェッ‼︎」
ボルトロス「ボォォォトォォォォォッ‼︎」
ランドロス「ラァァァンッドォォォォ‼︎」
赤いゲノセクト「ゲェェェェノォォォォッ‼︎」
ドォォォォォォン‼︎
リコたちside
リコ「ニャローテ!『マジカルリーフ』!」
ミコ「ゴウカザル!『かみなりパンチ』!」
ロイ「アチゲータ!『ニトロチャージ』!」
ドット「ウェルカモ!『アクアブレイク』!」
ニャローテ「ニャァァァロォォォォォッ‼︎」
ゴウカザル「ウッキィィィィィッ‼︎」
アチゲータ「アァァチッゲェェェェェッ‼︎」
ウェルカモ「ウェェェェルゥゥゥゥッ‼︎」
オニキス「キョジオーン!『しおづけ』!」
カガリ「キュウコン!『かえんほうしゃ』!」
サンゴ「オニプリン!『じゃれつく』!」
アゲート「チャーレム!『しねんのずつき』!」
キョジオーン「ジォォォォォンッ‼︎」
キュウコン「コォォォォォォン‼︎」
サケブシッポ「プギュゥゥゥゥッ‼︎」
チャーレム「レェェェェムッ‼︎」
シンヤたちのバトルに決着がついた頃、リュウガ、ミコ、リコ、ロイ、ドットの5人は、ダークトリニティ、カガリ、オニキス、サンゴ、アゲートたちエクスプローラーズと戦っており、リュウガはダークトリニティ、リコはオニキス、ロイはサンゴ、ドットはアゲートという、自分に因縁がある相手とバトルしていて、ミコはカガリの相手をしていた。
イベルタルとマシマシラが同時に技を放つと、トルネロスとボルトロスとランドロスの三体も同時に技を放ち、イベルタルとマシマシラの攻撃を相殺した。すると、ゲノセクトが背中に搭載した大砲から「テクノバスター」を発射してきたので、イベルタルは素早く移動して攻撃をかわした。ニャローテが「マジカルリーフ」を放つと、キョジオーンはその攻撃を「しおづけ」で相殺し、ゴウカザルは握りこぶしにした右手に電気を纏うと、そのままキュウコンに突っ込んで攻撃したが、キュウコンが「かえんほうしゃ」を放ってきたので、右手を前に突き出してキュウコンの攻撃を防いだ。そして、体に炎を纏ったアチゲータがサケブシッポに、足に水を纏ったウェルカモがチャーレムに攻撃を仕掛けると、サケブシッポは「じゃれつく」を発動してアチゲータに、チャーレムは「しねんのずつき」を発動すると、互いにそれぞれ正面から技をぶつけ合った。
サンゴ「前にオレンジアカデミーでバトルした時はお前に負けたけど、今日は絶対にサンゴが勝つからな!」
ロイ「お前たちなんかに絶対負けない!」
ダークトリニティ1「威勢のいいガキだ」
リュウガ「どこを見ている?お前たちと戦ってるのは俺だ。俺とのバトルに集中したらどうだ?」
ダークトリニティ2「フンッ。シンヤに比べれば、お前など我らの敵でなはい」
リュウガ「言ってくれるな」
ダークトリニティ3「そろそろ終わりにするか」
スチャ(ダークトリニティがカオスオーブを取り出す)
リュウガ「来るか!」
ダークトリニティが懐から取り出したカオスオーブを構えると、ダークトリニティの持っているカオスオーブの赤い稲妻の模様が鼓動するように光り出し、カオスオーブに赤黒いエネルギーが集まり始めた。そして、カオスオーブにエネルギーがチャージされると、ダークトリニティは空を飛んでいるランドロス、トルネロス、ボルトロスの頭上にカオスオーブを投げ飛ばした。すると、ランドロスとトルネロスとボルトロスの下から無数の赤黒い結晶石が出てきて、ランドロスとトルネロスとボルトロスは赤黒い結晶石に身を包み込んだ。そして、三つの赤黒い結晶石が砕け散ると、体の全身がクリスタル化し、翼の部分が黒く、ハートの宝石の部分が赤黒い色をしている王冠を被ったランドロスとトルネロスとボルトロスの三体が、霊獣フォルムへと姿を変えたダークポケモンとなって姿を現した。
ダークランドロス(霊獣フォルム&フェアリーテラスタイプ)「ラァァァァァァァンドォォォォッ‼︎」
ダークトルネロス(霊獣フォルム&フェアリーテラスタイプ)「トォォォォォォルネェェェェェッ‼︎」
ダークボルトロス(霊獣フォルム&フェアリーテラスタイプ)「ボォォォォォォルトォォォォォッ‼︎」
リュウガ「これがシンヤの言ってた、カオスオーブによるダークポケモン化か」
ダークトリニティ1「それだけでない。ダーク化したポケモンの技は、全て無限に使える《ダーク技》へと変わり、効果抜群になるのだ」
リュウガ「なっ⁉︎無限に使える効果抜群の技になるだと⁉︎そんなこと、シンヤは言ってなかったぞ!」
ダークトリニティ2「当然だろ。我らがさっき使ったカオスオーブは、アオギリがシンヤと戦ったあとに最終調整されたカオスオーブなのだからな」
リュウガ「そういうことか」
サンゴ「んじゃ、こっちも本気でやるか」
オニキス「そうだな。そろそろ決めさせてもらうぞ」
スチャ(オニキスがテラスタルオーブを取り出す)
サンゴ「行くぜ」
スチャ(サンゴがテラスタルオーブを取り出す)
オニキス「聳え立て!キョジオーン!」
サンゴ「オニプリン!ギラッギラにデコりな!」
ダークトリニティがランドロスとトルネロスとボルトロスの三体をダークポケモンにすると、オニキスとサンゴはテラスタルオーブを取り出し、目の前に向けて構えた。すると、テラスタルオーブにエネルギーが蓄積されていき、チャージが満タンになると、オニキスはキョジオーンに、サンゴはサケブシッポの頭上にテラスタルオーブを投げ飛ばした。サンゴとオニキスが投げたテラスタルオーブがキョジオーンとサケブシッポの頭上でエネルギーを解放すると、キョジオーンとサケブシッポは結晶石に身を包み込んだ。そして、キョジオーンとサケブシッポ包んだ結晶石が弾け飛ぶと、体の全身がクリスタル化し、頭に神殿を模した王冠を被るキョジオーンと、白い翼を生やしたハートの王冠を被るサケブシッポがいた。
キョジオーン(いわテラスタイプ)「キョジオーン!」
サケブシッポ(フェアリーテラスタイプ)「プッギァァァァァ‼︎」
ロイ「テラスタル!」
リュウガ「こうなったら、こっちもテラスタルするしか…」
ミコ「ダメよ!今テラスタルオーブを使ったら、次にテラスタルオーブを使えるようになるまで時間がかかるわ!ギベオンやハデスと戦えることを考えると、ここはテラスタルオーブを温存しておくべきだわ!」
リュウガ「ッ!確かにそうか」
ダークトリニティ1「ほう、このバトルでテラスタルオーブを使わないつもりか」
ダークトリニティ2「その威勢の良さがどこまで続くか見ものだな」
ダークトリニティ3「ランドロス!トルネロス!ボルトロス!ゲノセクト!行け」
ダークランドロス(霊獣フォルム&フェアリーテラスタイプ)「ラァァァァァァァンッ‼︎」
ダークトルネロス(霊獣フォルム&フェアリーテラスタイプ)「トォォォォォォルッ‼︎」
ダークボルトロス(霊獣フォルム&フェアリーテラスタイプ)「ボォォォォォォルトォォッ‼︎」
赤いゲノセクト「ゲェェェェノッ‼︎」
リュウガ「こうなったら、とっておきのコイツを出すか!」
スチャ(リュウガがモンスターボールを取り出す)
リュウガ「いけ!ラブトロス!」
ポーーン‼︎
ラブトロス「ラァァァァァブッ‼︎」
ダークトリニティ1・2・3「「「ッ⁉︎」」」
ダークポケモンとなった霊獣フォルムのランドロス、トルネロス、ボルトロス。そして、赤いゲノセクトがイベルタルに向かって突っ込んでくると、リュウガはモンスターボールを構えて宙へと投げた。そのモンスターボールの中から出てきたのは、かつてシンヤとヒスイ地方に行った時にゲットした伝説のポケモン《ラブトロス》だった。
ダークトリニティ1「あのポケモンは…」
ダークトリニティ2「ランドロス、トルネロス、ボルトロスと同じ三神に続く、ヒスイ地方にいたと言われる4体目のポケモン…」
ダークトリニティ3「ラブトロス!」
ダークトリニティ1「なぜお前がラブトロスを持っている?」
ダークトリニティ2「そのラブトロスは、ヒスイ地方にしか存在しないポケモンのはず」
リュウガ「ヒスイ地方でゲットしたから、って言ったら信じるか?」
ダークトリニティ3「ふざけるな!」
リュウガ「ふざけてなんかねぇさ」
リュウガがモンスターボールから出したラブトロスを見ると、ダークトリニティは驚きを隠せずに動揺しており、リュウガはラブトロスをゲットした経緯を説明したが、ダークトリニティはその話を信じようとしなかった。しかし、リュウガはアルセウスの力でシンヤと共にヒスイ地方にタイムスリップし、ヒスイ地方でラブトロスをゲットしたので嘘を言っているわけではないのだ。
リュウガ「ラブトロス!『はるのあらし』!」
ラブトロス「ラァァァァブゥゥゥッ‼︎」
バァァァァァァンッ‼︎
ダークランドロス(霊獣フォルム&フェアリーテラスタイプ)「ランドォォォォォォッ!?」
ダークトルネロス(霊獣フォルム&フェアリーテラスタイプ)「トォォォォォォルネェェェ!?」
ダークボルトロス(霊獣フォルム&フェアリーテラスタイプ)「ボットォォォォォォ!?」
赤いゲノセクト「ゲェェェェノッ!?」
ダークトリニティ1「フンッ。その技はフェアリータイプの技。同じフェアリータイプのランドロスたちや、はがねタイプのゲノセクトには大きなダメージを与えられんぞ」
リュウガ「フッw、まだまだこれからだ。マシマシラ!」
マシマシラ「マァァァァシッ‼︎」
リュウガに指示をされると、マシマシラは次にランドロスたちがどういう攻撃をしてくるのかを先読みし、それをイベルタルに伝えた。すると、ランドロスたちはマシマシラが伝えた通りに攻撃してきたので、イベルタルはランドロスたちの攻撃を受けることなく全ての攻撃をかわすことができ、ラブトロスはフェアリータイプに効果抜群のはがねタイプの技である「アイアンヘッド」を発動すると、ランドロスとトルネロスとボルトロスの三体にぶつかって大ダメージを与えた。そして、マシマシラが「サイコキネシス」が発動して赤いゲノセクトの動きを封じると、イベルタルは「あくのはどう」を放って赤いゲノセクトにダメージを与えた。
リコとニャローテside
リコ「ニャローテ!『マジカルリーフ』!」
ニャローテ「ニャァァァロォォォォッ‼︎」
オニキス「キョジオーン!『ストーンエッジ』!」
キョジオーン(いわテラスタイプ)「ジィィィィォォォォォンッ‼︎」
ニャローテが蕾から大量の木の葉を放ってキョジオーンを攻撃すると、キョジオーンは「ストーンエッジ」を発動し、自分の目の前の地面から岩の柱を出現させると、それを盾にしてニャローテの攻撃を防いだ。すると次の瞬間、再びキョジオーンが地面から岩の柱を出現させて攻撃してきたので、ニャローテは近くの木の枝に向かって蕾を投げ飛ばして巻きつけると、木の枝にぶら下がってキョジオーンの攻撃をかわした。
リコ「やっぱり、テラスタルしている分あっちが有利。でも、それでも勝つんだ!ニャローテ!『アクロバット』!」
ニャローテ「ニャァァァロォォォッ‼︎」
オニキス「キョジオーン!しおづ…」
リコ「『ふいうち』!」
ニャローテ「ニャァァァァァッ‼︎」
ドォォォォォォンッ‼︎
キョジオーン(いわテラスタイプ)「ジォォォォォォォォンッ!?」
ニャローテが木の枝に巻きつけている蕾をブランコのように揺らして「アクロバット」を発動しようとすると、キョジオーンは両手の先から「しおづけ」を発射しようとしたが、ニャローテは体を回転させて曲げた両足を木の枝につけると、足を勢いよく伸ばしてキョジオーンに突っ込んだ。そして、キョジオーンが「しおづけ」を発射するより先に右手に持っている蕾を投げ飛ばすと、ニャローテが投げた蕾がキョジオーンの右足に巻きつき、ニャローテが蕾を思いっきり引っ張ると、キョジオーンがコケて「しおづけ」が外れてしまう。
リコ「今だ!ニャローテ!『マジカルリーフ』いっぱい!」
ニャローテ「ニャッ、ニャァァァァロォォォォッ‼︎」
キョジオーン(いわテラスタイプ)「ジォォォォォォォッ!?」
キョジオーンがコケたことで隙が生まれると、リコはニャローテに「マジカルリーフ」を指示した。すると、ニャローテは蕾から大量の木の葉をキョジオーンに放って大ダメージを与えた。
リコ「よし!効果抜群だ!」
オニキス「こいつ、オレンジアカデミーで戦った時より強くなっている」
ドット「当然だ!」
リコ「私もロイもドットも、オレンジアカデミーを出発してからラクアに辿り着くまで、シンヤにいっぱい特訓してもらって、たくさんのトレーナーやポケモンたちと戦ってきた。そのたくさんの経験が、私たちをここまで強くしてくれた。だから、絶対あなたたちに負けない!」
オニキス「お前たちの実力が、前にバトルした時より遥かに上がっていることは認めてやろう!だが、次の一撃で終わりだ!キョジオーン!最大パワーで『しおづけ』!」
キョジオーン(いわテラスタイプ)「ジォォォォォォォォンッ‼︎」
リコ「ニャローテ!『マジカルリーフ』で“カウンターシールド”!」
ニャローテ「ニャァァァロォォォォォォッ‼︎」
キョジオーンが両手をニャローテに向けると、神殿を模した王冠が光り輝き、キョジオーンは最大パワーの『しおづけ』を放った。ニャローテはそれに対して「マジカルリーフ」を発動すると、蕾から大量の木の葉を放って自分の体を包み込んで「しおづけ」の攻撃を防ぎ、同時にキョジオーンにダメージを与えた。
オニキス「この戦い方は!」
サンゴ「そのピカチュウが、サンゴのオニゴーリとバトルした時に使った…」
シンヤのピカチュウ「ピカァァァッw!」
ロイ「《カウンターシールド》!」
ドット「完全にものにしたね!」
リコ「今だよ、ニャローテ!『マジカルリーフ』いっぱい!」
ニャローテ「ニャァァァロォォォォォォォォッ‼︎」
「マジカルリーフ」でカウンターシールドをしたニャローテが、体を包んだ木の葉の中から姿を現すと、再び蕾から大量の木の葉を目の前にいるキョジオーンに向かって放った。すると、キョジオーンは「しおづけ」で迎撃してきたが、ニャローテの放った「マジカルリーフ」がキョジオーンの発射した「しおづけ」を突き破り、ニャローテの「マジカルリーフ」がキョジオーンに直撃すると、キョジオーンは両膝を地面につけて前へと倒れた。同時にテラスタルも解除されると、キョジオーンは戦闘不能となった。
リコ「やった!テラスタルしないで勝った!」
ニャローテ「ニャァァァッ!」
サンゴ「おいおい、テラスタルしてない相手に負けるなよな」
ロイ「すごいよリコ!アチゲータ、僕たちも負けてられないよ」
アチゲータ「アチゲェェェェッ!」
サンゴ「ああ?このサンゴちゃんが真面目くんみたいに負けるかよ!オニプリン!フルパワーで『じゃれつく』だ!」
サケブシッポ(フェアリーテラスタイプ)「プゥゥゥゥゥゥッ‼︎」
ロイ「アチゲータ!『ニトロチャージ』!」
アチゲータ「アチチチチ、ゲァァァァァァッ‼︎」
ドォォォォォォォン‼︎
リコがオニキスに勝利すると、ロイとアチゲータに勢いがついた。しかし、サンゴはロイとアチゲータが盛り上がったのが気に入らないようで、サケブシッポに「じゃれつく」を指示してきた。アチゲータはその攻撃に対して「ニトロチャージ」を発動し、前に走りながら体に炎を纏うと、正面からサケブシッポと激突した。
サンゴ「『ばくおんぱ』!」
ロイ「『かえんほうしゃ』!」
サケブシッポ(フェアリーテラスタイプ)「プゥゥゥゥゥゥッ‼︎」
アチゲータ「ゲェェェァァァァァァッ‼︎」
アチゲータとサケブシッポは互いに頭から激突すると、しばらく頭で押し合いを始めた。今サケブシッポはフェアリーテラスタイプになっているので、フェアリータイプの技である「じゃれつく」の威力は上がってるが、ニトロチャージを発動したアチゲータのパワーはテラスタルしたサケブシッポに負けていなかった。そして、サンゴとロイに技を指示されたサケブシッポとアチゲータは互いに一歩後ろに下がると、同時にサンゴとロイに指示をされた技を放ち、技のぶつけ合いを始めた。
サンゴ「オニプリン!そんな奴ぶっとばせ!」
ロイ「負けるなアチゲータ!」
サケブシッポ(フェアリーテラスタイプ)「プゥゥゥゥゥゥゥゥッ‼︎」
アチゲータ「ゲァァァァァァァァッ‼︎」
グググッ‼︎(相手の技を押す)
ドォォォォォォォォンッ‼︎
サケブシッポ(フェアリーテラスタイプ)「プギャァァァァァ!?」
サンゴ「オニプリン!」
ロイ「今だアチゲータ!『ニトロチャージ』!」
アチゲータ「アチアチアチアチ、ゲェェェェェェッ‼︎」
技の威力はサケブシッポが発動した「ばくおんぱ」の方が上だったが、アチゲータの放った「かえんほうしゃ」がサケブシッポの「ばくおんぱ」を押し切ると、アチゲータの「かえんほうしゃ」がサケブシッポに直撃してダメージを与えた。そして最後に、体に炎を纏ったアチゲータの「ニトロチャージ」がサケブシッポに命中すると、サケブシッポはサンゴの足元にまで吹っ飛ばされ、テラスタル化が解除されて戦闘不能になった。
サンゴ「オニプリン!」
サケブシッポ「プ…プゥゥゥ…(@_@)」
ロイ「勝った!僕たちが勝ったよ、アチゲータ!」
アチゲータ「アッチゲェェェ!」
リコ「やった!」
ドット「すごい。テラスタルしないで勝っちゃった」
ミコ「ええw」
リュウガ「フッw」
サンゴのサケブシッポはゲットしたばかりなので、実戦経験があまりなかった。しかし、それでもテラスタルしたパラドックスポケモンを、同じようにテラスタルせずに倒したのはすごいことなので、ロイがサンゴに勝つと、それを見ていたリコたちは喜んだ。
そして、場所は再びラクアの中心で対面したギベオンとアメジオの所に移動する。
ラクアの中心・ギベオンとアメジオside
ギベオン「アメジオ。なぜお前がここにいる?お前には謹慎を命じたはずだ」
アメジオ「命令を破ったことは謝ります。ですが、あなたには真実を知ってほしいのです。お祖父様、スピネルはあなたを裏切ろうとしているのです」
ギベオン「スピネルが私を裏切るだと?」
アメジオ「そうです。奴はラクリウムを独占するために、あなたを利用しようとしているのです!」
ギベオン「…ラクリウムの研究は、私がスピネルに指示をしたことだ。それのどこに問題があるというのだ?」
アメジオ「では、《ラクリウムスフィア》というものはご存知ですか?」
ギベオン「ラクリウムスフィア?」
アメジオ「俺はスピネルが何をしようとしているのかを知るために、かつてスピネルが働いていたエクシード社にいき、奴の研究室にあるパソコンの中からその証拠を見つけました。奴はラクリウムを使って、何かを企んでいます!」
ギベオン「このラクリウムの力を有効的に使おうと、スピネルはエクシード社で研究をしているのだ。それのどこに問題がある?」
アメジオ「俺は、スピネルがナッペ山で、ラクリウムの力を自分のブラッキーとゲーチスのサザンドラに使ったところをこの目で見ました。ラクリウムの影響を受けたブラッキーとサザンドラは、とても苦しんでいるように見えました。俺は、自分の相棒が、ソウブレイズが苦しむ姿を見たくありません」
ソウブレイズ「ソゥゥッ…」
アメジオ「ラクリウムの力などなくても、人とポケモンの未来をより良くする方法はきっとあるはずです!」
ギベオン「……それが、お前の頭で考えて導き出した結論か?」
アメジオ「はい!お祖父様、あなたが人とポケモンの未来のためにエクシード社を作り、頑張ってきた姿を俺はずっと見てきました。だから…」
ギベオン「黙れ!」
アメジオ「ぁっ!」
ギベオン「いずれはエクスプローラーズを継がせるために、これまで目をかけてきたつもりだったが、お前までもがそんな結論に至るとは。アメジオ、お前には失望したぞ」
アメジオ「待ってください!」
ギベオン「ジガルデよ!ラクリウムを掘り起こせ!」
白いジガルデ「ジガァァァァァッ!」
ドォォォォォォォン‼︎
アメジオはギベオンに、ラクリウムの危険性を必死に伝えて話し合いで解決しようとしたが、ギベオンはアメジオの言葉を全く聞かず、100年前と同じように、白いジガルデにラクリウムを掘り起こす指示を出した。そして、白いジガルデは巨大なラクリウムの前に近づくと、技を使ってラクリウムを掘り起こそうとした。すると、巨大なラクリウムからピンク色の煙が勢いよく上空に噴き出した。その頃、バトルに決着がついたフリードたちは…
フリードとスピネルside
スピネル「ブラッキー、戻りなさい」
シュルルーーン
スピネル「素直に認めましょう。このバトル、私の負けです」
フリード「ふう。キャップ、リザードン、よくやってくれた」
キャプテンピカチュウ「ピィカッ!」
リザードン「リザァァァァッ!」
スピネルが倒れたブラッキーをモンスターボールに戻すと、バトルで傷ついたリザードンとキャップがその場に座り込んだので、フリードは2人の元に駆け寄ると、キャップとリザードンに労いの言葉をかけた。
フリード「これでわかったろ。もうお前たちの好き勝手には……アイツ、どこに行った?」
ドォォォォンッ‼︎
キャプテンピカチュウ「ピカッ⁉︎」
リザードン「リザァァァァ⁉︎」
フリード「なんだ⁉︎」
フリードがスピネルに何かを言おうと前の方を向くと、さっきまで目の前にいたスピネルがいなくなっていた。すると突然、大きな地鳴りが発生すると、フリードとキャップとリザードンは、ラクアの中心からピンク色の煙が上空に噴き出していることに気づいた。
フリード「あれは…」
キャプテンピカチュウ「ピカピカッ!」
フリード「そうだな。先にシンヤたちに連絡しよう」
シンヤたちside
シンヤ「やっとゼクロムを取り返したぜ。ありがとな、N」
N「うん」
Nとレシラムが協力してくれたおかげで、ついにシンヤはゲーチスのブラックキュレムを倒し、ゼクロムをこの手に取り戻した。そして、フラダリにゲットされたジガルデも、フラダリの束縛から解放されて自由の身となった。
ジガルデ「ジガァァァ…」
N「ジガルデ、大丈夫かい?」
ジガルデ「ジガァァァ」コクッ
シンヤ「形勢逆転だな」
フラダリ「まさか、ブラックキュレムとジガルデを倒されるとは。やはり伝説のポケモンといえど、ゲットしたばかりでは戦力にならなかったか。ましてや、対戦相手が他ならぬ君なのだからな」
ゲーチス「まあいいでしょう。ディアルガやパルキアを持っているのなら、ゼクロムが彼の手に戻ったところでなにも問題ありません。それに、時間稼ぎは済みましたからね」
シンヤ「なに?」
ドォォォォンッ‼︎
シンヤ「うおっ⁉︎」
N「これは⁉︎」
キュレムとジガルデと同等か、それ以上に戦力となるポケモンを持っていないゲーチスとフラダリを捕まえる絶好のチャンスができたので、シンヤはゲーチスとフラダリを捕まえようとした。すると、急に地鳴りが発生したので、何が起こったのかと辺りを見渡すと、前の方からピンク色の煙が上空に噴き出していることに気づいた。
N「あれは…」
シンヤ「もしかして、あれがリスタルさんが言ってた、100年前にラクアで起きた…」
ロトロトロト…ロトロトロト…(スマホロトムに着信が入る)
シンヤ「ぁっ、フリードか」
ピッ(電話に出る)
フリード『シンヤ、N、無事か?』
シンヤ「ああ。バトルには勝ったし、ゼクロムを取り返した」
フリード『そうか。こっちもスピネルに勝ったぜ。けど、喜んでばかりもいられない』
シンヤ「わかってる。ピンク色の煙のことだろ?」
フリード『見てるなら話が早いな』
シンヤ「どうする?」
フリード『俺とキャップとリザードンは、リコたちと合流してからピンク色の煙が出てる所に向かうから、お前とNは、先に煙が出てる所に向かってくれ』
シンヤ「分かった」
ピッ(電話を切る)
シンヤ「さて、じゃあお前らを捕まえてから……あっ!アイツらどこに行った⁉︎」
N「えっ?…あっ!」
フリードとの通話を終えると、シンヤはゲーチスとフラダリの方に向き、2人を捕まえようとしたが、シンヤがスマホロトムでフリードと話してる間に、ゲーチスとフラダリとキュレムがいなくなっていた。
シンヤ「アイツら、逃げやがったな!」
N「すまない。僕が目を離したから…」
シンヤ「いや、電話に夢中になって目を離した俺も悪い。アイツらをこのまま逃すのは癪だが、すぐに煙が出てるあの場所に行かないと」
N「僕はジガルデの治療がしたいから、先に行ってくれ。後で必ず行くから」
シンヤ「分かった。後で必ず来いよ!」
全てのポケモンを友達と思っているNなら、操られて傷ついたジガルデを治療したいのは当然だとわかっているシンヤは、Nに後で来いと伝えると、先にラクアの中心へと向かった。
リコたちside
ポーーン‼︎
オニゴーリ「オォォォニッ‼︎」
サンゴ「次はオニゴーリで勝負だ!」
ロイ「くっ」
ドォォォォンッ‼︎
この場にいる全員「「「ッ!」」」
リュウガ「何だ?今の地鳴りは?」
ミコ「っ!あれ見て!」
サンゴは倒れたサケブシッポを戻すと、オニゴーリを繰り出してロイと戦おうとした。すると、いきなり大きな地鳴りが起こったので、みんな何が起こったのかと焦り出すと、ラクアの中心からピンク色の煙が噴き出したことにミコが気づいた。すると、リコのモンスターボールの中からテラパゴスが出てきて、怒った顔をしながら上空に噴き出しているピンク色の煙を見ていた。
テラパゴス「パァァァゴッ‼︎」
リコ「パゴゴ、すごく怒ってる。…もしかして、あれがラクリウム?」
ロトロトロト…ロトロトロト…(ダークトリニティのスマホロトムに着信が入る)
ピッ(電話に出る)
ダークトリニティ1「ゲーチス様」
ゲーチス『すぐに他のエクスプローラーズのメンバーを連れて、煙が出ている場所に来てください』
ダークトリニティ1「はっ!」
ピッ(電話を切る)
コクッ(ダークトリニティ1が頷いて合図する)
コクッ(ダークトリニティ2・3が頷く)
ダークトリニティ3「ランドロス、トルネロス、ボルトロス、ゲノセクト、戻れ」
シュルルーーン
リュウガ「ッ⁉︎おい!まだバトルは終わってないぞ!」
ダークトリニティ1「ゲーチス様から、他のメンバーと一緒に煙が出ている場所に来いと命令されたのでな。バトルはここまでだ」
リュウガ「逃げるのか!」
ダークトリニティ2「勘違いするな。我々は任務を優先するだけだ。お前たちごときいつでも殺れる」
ダークトリニティ3「お前たちもポケモンを戻せ」
アゲート「フンッ。戻れチャーレム」
オニキス「キョジオーン」
カガリ「キュウコン」
シュルルーーン
オニキス「サンゴ。お前もオニゴーリを戻せ」
サンゴ「あいつらをぶっ飛ばしてから行けばいいだろ!」
アゲート「今はバトルより、これからする任務が優先だ」
サンゴ「…わーったよ。戻れオニゴーリ」
シュルルーーン
リュウガ「逃すかよ!イベルタル!」
イベルタル「ベェェェェェルッ‼︎」
ダークトリニティ3「フンッ」
ブンッ!(閃光弾を投げる)
ピカァァァァァン‼︎
ライジングボルテッカーズメンバー「「「うわっ⁉︎」」」
ポケモンたちを戻したエクスプローラーズのメンバー全員がラクアの中心に向かおうとすると、イベルタルはエクスプローラーズのメンバーたちを捕まえようと動いたが、ダークトリニティは懐から閃光弾を取り出すと、それを空に向かって投げた。すると、ダークトリニティが空に投げた閃光弾が爆発し、周りに眩い光が発生したので、イベルタルやリュウガたちは目を閉じた。数秒経つと光が収まったので、リコたちは目を開けて前を見たが、そこにダークトリニティやオニキスたちの姿はなかった。
リュウガ「逃したか」
フリード「おーーい!みんなーー!」
キャプテンピカチュウ「ピカァァァァッ!」
リザードン「リザァァァァ!」
リコ「フリード!」
ロイ「キャップ!リザードン!」
ドット「無事だったんだ!」
フリード「ああ。さっき空の上で、何かが爆発したのを見てな。お前たちがいると思って来てみたんだが、正解だったみたいだな」
キャプテンピカチュウ「ピカピカッ!」
フリード「みんな、急いでピンク色の煙が出ている場所に行くぞ」
ミコ「シンヤとNさんはどうするの?」
フリード「ここに来る前に、先に行ってくれと伝えたから大丈夫だ」
リュウガ「よし、じゃあすぐに行こう」
リコたちは自分たちを探しにきたフリードたちと合流すると、急いでシンヤが向かったラクアの中心へと向かった。そしてその頃、ラクアの中心では、白いジガルデがラクリウムを掘り起こそうとしていた。
ラクアの中心・巨大なラクリウムがある場所
アメジオ「俺の言葉は、もうお祖父様には届かないのか…」
???「だったら、ぶん殴ってでも祖父さんを止めろ!」
アメジオ・ギベオン・ソウブレイズ「「「ッ⁉︎」」」
アメジオ「この声は…!」
自分の言葉ではギベオンを止められないことを悟ると、アメジオは自分の無力感に苛まれ、両手を握りしめて下を向いてしまった。すると、どこかから自分の言葉に活を入れる言葉が聞こえてきたので、アメジオは辺りを見回したが、周りには誰もいなかった。
ソウブレイズ「ブレイッ!」
アメジオ「ん?…ぁっ!」
何かが上空にいることを察したソウブレイズは上を向くと、アメジオに上を向くように伝えた。するとアメジオは、大型ポケモンの頭の上に乗って上空を飛んでいる一人の男の存在に気づいた。
ラクアの中心・上空
シンヤ「フッw」
ディアルガ「グォォォォォォォォッ‼︎」
アメジオ「シンヤ!」
ギベオン「っ!」…(…あのディアルガは…)
大型ポケモンの頭に立っている男の正体。それは、何度もアメジオと激戦を繰り広げたシンヤだった。そして、シンヤを頭の上に乗せている大型ポケモンの正体は、シンヤがシンオウ地方でゲットした、神と呼ばれしポケモン《ディアルガ》だった。
ドスンッ(ディアルガがアメジオの近くに着地する)
ディアルガ『久しぶりだな、ギベオン』
アメジオ「ッ⁉︎ディアルガが喋った⁉︎」
シンヤ「こいつは“テレパシー”が使えるんだ」
ギベオン「やはり、お前はリュウセイのディアルガだったか。そして、お前がリュウセイの子孫であり、世界チャンピオンのシンヤか」
シンヤ「ッ、アンタがエクスプローラーズのボスで、アメジオの祖父でもあるギベオンか?」
ギベオン「そうだ。そして100年前、お前の高祖父でもあるリュウセイと、共にラクアを目指した者でもある」
シンヤ「本当に100年も生きてるとはな」
イベルタル「ベェェェェェルッ‼︎」
シンヤ・アメジオ・ギベオン「「「ッ!」」」
カロス地方で出会ったAZは3000年も生きていたと言ってたから、100年も生きている人間がいても別に不思議ではないが、こうして実際に100年も生きた人間、それも、自分の高祖父であるリュウセイと旅をした男が目の前にいるのだから、シンヤは不思議な気分になっていた。すると、シンヤたちがいる上空に、リュウガたちを背中に乗せたイベルタルと、背中にフリードとキャップを乗せているリザードンが飛んできて、イベルタルとリザードンはシンヤから少し離れた所に着地した。
リコ「シンヤ!」
シンヤのピカチュウ「ピィカァァッ!」
シンヤ「リコ!ピカチュウ!みんなも!」
リコ「よかった、無事だったんだね。あっ、アメジオ」
アメジオ「リコ」
リュウガ「あれ?Nはどうした?」
シンヤ「ポケモンの治療が終わったら来るって」
テラパゴス「パァァァゴッ‼︎」
ギベオン「テラパゴス」
テラパゴス「パァァァァゴッ‼︎」
再会したシンヤとリコたちが互いの無事を喜びあうと、テラパゴスはリコの手から飛び降り、ギベオンに向かって怒りの声を上げた。すると、リコたちは目の前にギベオンがいることに気づいた。
ミコ「あっ、あの人って…」
リコ「おばあちゃんが見せてくれた写真に写ってた…」
ロイ「ギベオン!」
ドット「ランドウのじっちゃんより若く見えるけど、ホントに100歳越えてるの?」
???「おやおや、これは皆さんお揃いで」
ギベオン以外の全員「「「ッ!」」」
ミコ「この声って…」
リュウガ「ああ、聞き間違えるはずがねぇ」
シンヤ「…」
リコたちがエクスプローラーズのボスであり、アメジオの祖父であるギベオンと対面すると、シンヤたちに声をかけてきた人物がいた。その声の主と出会ったのはたった一度だけだったが、シンヤたちにとって忘れることのできない声だった。そして、シンヤたちが声をかけてきた人物のいる方に顔を向けると、少し離れた所にシンヤたちが思っていた人物が立っていた。
ハデス「フッw」
シンヤ「ハデス!」
シンヤに声をかけてきた人物。それは、シンヤの高祖父であるリュウセイが命を落とすきっかけを作った《ハデス》だった。
ハデス「こうして会うのは、キタカミの里で会ったとき以来ですねw」
シンヤ「……お前の本性はわかってるから、もう敬語は必要ないよ」
ハデス「!……そうですか…」
スッ(右手で顔を覆う)
ハデス「…あれはあれで…」
スッ(顔から右手を離す)
ハデス「けっこう面白かったんだがなw」
ハデスが顔を覆った右手を離してシンヤたちに顔を晒し、口角を上げながら不気味な笑みを浮かべてそう言うと、シンヤを除いたリコたちは、ハデスの不気味な笑みを見て背筋がゾクッとなるのを感じた。
リコ(な、なに、この人…怖い…)
ミコ(キタカミの里で会った時は、こんな殺気は放ってなかった。これほどの殺気を、今まで抑えてたってこと?)
リュウガ(半端じゃねえな、コイツの放つ殺気)
ディアルガ『ハデス』
ハデス「ほう、お前“テレパシー”が使えるのか」
ディアルガ「グルルルルルッ」
前の自分の主だったリュウセイの仇であるハデスが現れると、ディアルガはハデスを威嚇し始めた。
ハデス「そんないきり立つなよ。それに、俺に構うより、あっちを止めた方がいいんじゃないのか?」
ハデスはそう言いながら右手ある方に向けると、シンヤたちはハデスが右手を向けた方に顔を向けた。するとそこでは、ギベオンの白いジガルデがラクリウムを掘り起こしていた。
白いジガルデ「ジガァァァァァッ」
シンヤ「白いジガルデ!」
シンヤたちが白いジガルデに顔を向けると、白いジガルデは後ろにいるシンヤたちの気配を感じ取り。ラクリウムを掘り起こすのをやめて後ろに振り向いた。すると、後ろにリュウセイの相棒だったディアルガがいることに気づいた。
ディアルガ『久しぶりだな、我が友よ』
白いジガルデ「ジィィガァァァァァッ!」
ディアルガ『ああ、わかっている。今こそ果たそう。2人との約束を!』
ギベオン「約束だと?何を言っている?ジガルデ!ひと思いにラクリウムを掘り起こせ!」
白いジガルデ「ジガァァァァァァッ‼︎」
ドォォォォォォォォォォォォンッ‼︎
パリィィィィン‼︎(ラクリウムの一部が砕ける音)
ディアルガ「グォォォォォォォッ‼︎」
ディアルガと話をしたあと、白いジガルデは目の前の巨大なラクリウムに向かって体当たりをした。すると、巨大なラクリウムの一部にヒビが入り、大きく音を立てて割れていった。それと同時に、ディアルガが空に向かって大きな雄叫びをすると、ラクアの上空に亜空間へと繋がる時空の歪みが発生し、そこから二つの藍色の球体がゆっくり落ちてきた。そして、ヒビが入ったラクリウムの一部が完全に割れて眩い光が溢れ出すと、ラクリウムの中から、フードがついているマントを着た青と水色のツートンカラーの髪をしている一人の男が現れ、亜空間からゆっくり落ちてきた二つの藍色の球体がゆっくりと消えていくと、一つの藍色の球体の中からは、白のマントを着た黒髪の男が現れ、もう一つの藍色の球体の中からは、逆立った青髪に三白眼をしていて、服にGのマークがある服を着ている男が現れた。
ギベオン「あっ!」
アメジオ「ぁっ!」
ハデス「ッ!」
ロイ「あれって!」
ドット「嘘っ!」
ミコ「生きてたんだ」
リュウガ「マジかよ…」
フリード「あっ!」
リコ「ああっ…」
シンヤ「ぁっ…」
スッ(3人の男がゆっくり目を開ける)
ルシアス「ギベオン。相変わらず、君は強引だな」
リュウセイ「ああ、100年前から変わってねぇw」
アカギ「…」
ギベオン「ッ!」
リュウガ「アイツは!」
ミコ「アカギ!」
ドット「えっ?じゃああの人が、前にシンヤたちが話してくれた、ギンガ団のボス?」
ロイ「それに、あの2人って!」
フリード「ああ、間違いない。時の勇者と言われたシンヤの高祖父と、古の冒険者と呼ばれたリコの高祖父!」
シンヤ「リュウセイ…」
リコ「ルシアス…」
テラパゴス「パァァァゴッw!」
To be continued
次回予告
100年前、ハデスとの戦いで命を落としたと思われた《リュウセイ》と、ラクリウムの暴走から世界を守るために死んだと思われた《ルシアス》が現れると、リュウセイの七竜とルシアスの六英雄がボールの中から現れ、100年ぶりにリュウセイとルシアスに再会できたことを喜んだ。そして、100年もの時を経て復活したリュウセイとルシアスは、今まで自分たちが何をしていたのかをシンヤたちに語り始めた。
次回「100年の時を超えた思い!竜に導かれし冒険者たちの復活!」
100話ちょうどでレックウザライジングを終わらせるつもりなので、あと3話でレックウザライジングを終わりにしようと思ってます。
それと、27日からメガボルテージ編を書こうと思っているので、26日にはレックウザライジングは終わらせるつもりです。投稿が間に合えばですが。