ポケットモンスターSV 新たな物語の始まり   作:通りすがりのポケモントレーナー

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 ラクリウム・サインを追いながら、ライジングボルテッカーズの真実を取り戻す旅を続けているシンヤたちは、夕方に《ウイロウシティ》という街にやってきたので、今日はウイロウシティにあるポケモンセンターで一晩泊まることに決めると、ポケモンセンターへと向かった。しかし、ポケモンセンターは満室で泊まることができなかったため、シンヤたちはウイロウシティにあるホテルへと向かった。


第105話『モリーとの再会!』

 

 ウイロウシティ・ホテル

 

 

 シンヤ「まさか、ポケモンセンターが満室だったとはな」

 

 ピカチュウ「ピィカッ」

 

 リコ「しょうがないよ。私たち、さっきこの街に着いたばかりだし」

 

 ロイ「うん」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカァァッ」

 

 ウルト「あ〜、腹減った!」

 

 ヤミラミ「ヤァァミッ!」

 

 シンヤ「そうだな。けど飯を食べる前に、泊まる部屋が空いてるかどうか聞いてこないと」

 

 ウルト「そんなの後でいいだろ」

 

 ロイ「よくないよ。ポケモンセンターも満室だったし、このホテルの部屋が空いてなかったら、他に泊まれる所を探さないといけなくなるだろ」

 

 ウルト「もう腹ペコで動けねぇよ…」

 

 ロイ「お前な…」

 

 シンヤ「じゃあ、俺とリコで部屋が空いてるかどうか聞いてくるから、お前らは先に俺のピカチュウと食堂に行って、席を取っといてくれ」

 

 ウルト「わかった!いくぞ、ヤミラミ!」ダッ!

 

 ヤミラミ「ヤァァァミッ!」ダッ!

 

 ロイ「まだ動けるじゃん…」

 

 シンヤ「ハハッ。行こうぜ、リコ」

 

 リコ「うん」

 

 

 ウルトとヤミラミがホテルにある食堂に走って行き、それを追って行ったロイとキャップとピカチュウがいなくなると、シンヤとリコは泊まる部屋が空いてるかどうかを聞くために、ホテルのベルボーイが受付をしている場所に向かった。

 

 

 シンヤ「すいません、部屋を予約したいんですけど」

 

 リコ「まだ空いてますか?」

 

 ホテルのベルボーイ「かしこまりました。一部屋でよろしいでしょうか?」

 

 シンヤ「えっ?」

 

 リコ「一部屋…?」

 

 ホテルのベルボーイ「はい。お二人でお泊まりですよね?」

 

 リコ「ッ⁉︎///」

 

 シンヤ「いえ、他に連れが二人いて…」

 

 ホテルのベルボーイ「あ、これは失礼しました。てっきり、恋人同士だと思ったので」

 

 

 ホテルのベルボーイがそう言うと、シンヤと恋人だと思われたことを嬉しく感じたリコは、ニヤけた顔を隣にいるシンヤに見られないように横に逸らすと、誤魔化すように右手で横髪をいじり始めた。

 

 

 シンヤ「それは間違ってませんけど、友達とも一緒に旅をしてて、三部屋、予約したいんですけど」

 

 ホテルのベルボーイ「そうでしたか。では、すぐに部屋が空いてるか確認しますので、少しお待ちください」

 

 

 ホテルのベルボーイはそう言うと、近くにあるパソコンの元に向かい、部屋が空いているかどうかの確認を始めた。

 

 

 リコ「シンヤ、どうして三部屋も予約するの?」

 

 シンヤ「お前は女の子だから、一部屋の方がいいだろ?俺は別に雑魚寝でもいいんだけど、ロイとウルトが一緒だとすぐに口喧嘩を始めてうるさくなるだろうから、ゆっくり休めないだろ?だからお前と俺で一部屋ずつで、残った一部屋はロイとウルトのセット部屋だ」

 

 リコ「な、なるほど…(・_・٥)」

 

 ホテルのベルボーイ「お客様、お待たせしました」

 

 シンヤ「部屋は空いてますか?」

 

 ホテルのベルボーイ「はい。ただ、二部屋しか空いてなくて…」

 

 リコ「えっ⁉︎」

 

 シンヤ「もう二部屋しか空いてないんですか?」

 

 ホテルのベルボーイ「はい。あっ、ちゃんと部屋にはベッドが二つずつあるので、安心してください」

 

 シンヤ「それはいいんですけど……どうしよう?」

 

 リコ「シンヤが嫌じゃなければ、私、シンヤと一緒の部屋でいいよ」

 

 シンヤ「えっ?いいのか?」

 

 リコ「だって、何度も一緒に寝たことあるでしょ?」

 

 シンヤ「リコ、その発言は誤解を招くから、せめて、一緒のベッドで寝たと言おうか…(-_-٥)」

 

 

 リコがさらりと爆弾発言を投下すると、シンヤは誤解を解こうとしたが、時すでに遅く、リコの爆弾発言を聞いていたホテルのベルボーイは、シンヤとリコから顔を逸らすと必死に笑いを堪えており、シンヤとリコの近くにいる周りの人たちは、シンヤとリコを見ながらヒソヒソ話し始めた。

 

 

 ホテルのベルボーイ「では、部屋の鍵をどうぞw」

 

 シンヤ「…どうも」

 

 リコ「?シンヤ。あの人、なんで笑ってたの?」

 

 シンヤ「お前の発言のせいだよ… (-_-lll)」

 

 リコ「?」

 

 シンヤ「だから、男女が『一緒に寝る』っていう意味は…」

 

 

 カクカクメブキジカ(小声でリコにだけ聞こえるように説明中)

 

 

 リコ「ッ⁉︎///」

 

 シンヤ「っていう意味なんだよ。受付のベルボーイさんが笑ってた理由、これでわかったか?」

 

 

 コクッ(リコが頷く)

 

 

 リコ「ごめんなさい/////(*∩ω∩)」

 

 シンヤ「鍵はロイに返してきてもらうか」

 

 

 女のお客さん「すいません!遅くなりました!森でポケモンの具合が悪くなちゃって!」

 

 

 シンヤ「ん?」

 

 リコ「どうしたの?シンヤ」

 

 シンヤ「シッ!」

 

 

 ホテルのベルボーイから今日泊まる部屋の鍵を受けると、リコと一緒にロイたちが待っている食堂に向かおうとしたシンヤだったが、ホテルの受付にやってきた女のお客さんがシンヤに部屋の鍵を渡したホテルのベルボーイと気になることを話し始めたので、シンヤはリコと一緒にその場に止まって聞き耳を立てた。

 

 

 ホテルのベルボーイ「それは大変でしたね」

 

 女のお客さん「さっきポケモンセンターで回復してもらったから、もう大丈夫だと思うんですけど。しばらく《森林公園》には行けないわね」

 

 

 シンヤ(森林公園…)

 

 

 女のお客さん「そういえば、さっきポケモンセンターに行った時、ポケモンセンターの中が混雑してて、私と同じように公園に行った人たちのポケモンの具合が悪くなったって聞いたんだけど」

 

 ホテルのベルボーイ「ええ。噂では、ウイロウシティの外れにある森林公園で暴れてるポケモンがいて、そのポケモンの仕業だと言われています。あくまで噂ですが」

 

 女のお客さん「なんだか怖いわね」

 

 

 ボソッ(リコとシンヤが周りに聞こえないように小声で喋る)

 

 

 リコ『ねぇシンヤ、あの人たちが話してたことって…』

 

 シンヤ『ああ、きっと《ラクリウム》の影響を受けたポケモンの仕業かもしれない』

 

 

 ホテルにやってきた女のお客さんと、ホテルのベルボーイの話の内容から、このウイロウシティの外れにある森林公園という場所に、ラクリウムの影響を受けたポケモンがいるのではないのかと推測したシンヤとリコは、食堂に行ったロイとウルトの元に向かうと、2人にさっき聞いた話を説明し、ロイたちと一緒に森林公園へと向かった。

 

 

 ウイロウシティ・森林公園

 

 

 シンヤ「ここか、森林公園ってのは…」

 

 ピカチュウ「ピィカッチュッ」

 

 リコ「初心者も安全に楽しめるハイキングコースがありますって、看板に書いてある」

 

 ロイ「狂暴なポケモンがいそうな場所とは思えないね」

 

 リコ「ホテルに来た人は、連れてるポケモンの具合が悪くなったって言ってたけど」

 

 ロイ「まさか…生気を吸い取るオバケがいたりして…」

 

 ウルト「はぁ?」

 

 リコ「怖いこと言わないでよ」

 

 シンヤ(…フッw(✧∀✧))

 

 

 ロイの言葉にリコが怖がると、それを見ていたシンヤは「わるだくみ」を発動するように悪いことを思いついたので、すぐにそれを実行した。

 

 

 シンヤ「ふぅ〜ε-(´ω`)」

 

 リコ「うわ〜〜〜っ‼︎(>_<)」

 

 シンヤ「ぷくくくくくっw」

 

 

 怖がっているリコを見て何か悪いことを閃いたシンヤは、体を少し屈めると、気配を消してリコに近づき、リコの右耳に軽く息を吹きかけた。すると、それに驚いたリコが大きな悲鳴を上げたので、そんなリコの姿を近くで見ていたシンヤはクスクス笑い始めた。

 

 

 リコ「もぉ〜〜〜〜っ‼︎シンヤァァッ‼︎ (╬ `^´)」

 

 シンヤ「わりぃわりぃw。怖がってるお前を見てたら、ついイタズラしたくなってw。いや〜、さっきのはいいリアクションだったし、すげぇ可愛いかったなw」

 

 リコ「シンヤのバカァァァッ‼︎」

 

 

 ウルト「なんかあの2人、距離が近くねぇか?」

 

 ロイ「当たり前だよ、シンヤとリコは恋人同士なんだから」

 

 ウルト「えっ⁉︎ってことは、アイツら付き合ってんのか…⁉︎」

 

 ロイ「当たり前だろ。僕の見てる前で何度も《キス》だってしてるし」

 

 ウルト「き、キス⁉︎///」

 

 

 シンヤがリコを揶揄うと、そこから喧嘩というなのシンヤとリコのイチャイチャが始まり、それを見ていたウルトがシンヤとリコの関係に違和感を感じたので、ロイはシンヤとリコが付き合ってることをウルトに説明した。さらに、シンヤとリコが自分の目の前で何度も“キス”をしたことがあるとロイがウルトに教えると、ただ女の子に弱いせいかウブなだけなのか、“キス”という言葉が出ただけで、ウルトの顔は真っ赤になった。

 

 

 ガサガサッ(近くの茂みが揺れる音)

 

 

 リコ「なに、今の…⁉︎」

 

 ピカチュウ「ピカァァッ!」ダッ!

 

 シンヤ「あ、ピカチュウ!」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカチュウッ」ダッ!

 

 ロイ「キャップ!」

 

 

 突然近くにあった茂みが揺れると、シンヤの肩に乗っていたピカチュウとロイの肩に乗っていたキャップが地面に飛び降り、揺れた茂みの方に走り出したので、シンヤたちは走ってピカチュウとキャップの後を追いかけた。そして、しばらく茂みの中を走り続けると、ピカチュウとキャップとシンヤたちは公園の広い場所に出た。するとそこには、ランタンの灯りで辺りを照らし、横になって倒れている《オオタチ》を治療しているピンクの髪をした女性がいた。その女性は看護服を着ていて、下は黒タイツを穿いており、二の腕の所にラッキーがプリントされた白のジャケットを羽織っていた。そして、ピンクの髪をした女性の隣には《ラッキー》と《イッカネズミ》が立っていたのだが、ラッキーとイッカネズミと一緒にいるピンクの髪をした女性はシンヤたちがよく知っている人物だった。

 

 

 ピンクの髪をした女性「よしっ。これで大丈夫」

 

 ラッキー「ラッキィィ」

 

 イッカネズミ「「「「フィィィ!」」」」

 

 オオタチ「タチィ…」

 

 

 シンヤ・リコ・ロイ「「「あっ!」」」

 

 ピカチュウ「ピィカッ!」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカァァッ!」

 

 ウルト「ん?どうした?」

 

 ヤミラミ「ヤァァァッ?」

 

 

 ピンクの髪をした女性「んっ?」

 

 

 スッ(ピンクの髪をした女性がシンヤたちの方を見る)

 

 

 モリー「あっ…」

 

 ラッキー「ラッキィィ?」

 

 イッカネズミ「「「「フィィィ?」」」」

 

 

 ロイ「《モリー》!」

 

 モリー「ロイ!」

 

 リコ「久しぶり!」

 

 シンヤ「何でこんな所にモリーが?」

 

 モリー「リコ!シンヤ!」

 

 ウルト「うわっ…!今度は大人の女かよ…⁉︎」

 

 

 倒れているオオタチの治療をしていたピンクの髪をした女性。その正体は、解散した《ライジングボルテッカーズ》のメンバーの一人で、かつてシンヤたちと一緒に《ブレイブアサギ号》に乗って世界中を冒険した《モリー》だった。その隣にいる《ラッキー》はモリーの相棒ポケモンで、ラッキーの隣にいる《イッカネズミ》はブレイブアサギ号に住んでいたポケモンだった。

 

 

 モリー「どうしてあんたたちがここに?」

 

 シンヤ「今日泊まるウイロウシティのホテルで、この森林公園にポケモンと一緒にやってきたら、連れてるポケモンの具合が悪くなったって話を聞いたから、それでここに来たんだ」

 

 モリー「そうだったの」

 

 リコ「どうしてモリーがここにいるの?」

 

 モリー「最近この辺りで強い毒が発生して、その毒にやられたポケモンが多いって聞いたから、ポケモンたちの治療に来たの」

 

 リコ「強い毒…」

 

 シンヤ「なるほど。ポケモンたちの具合が悪くなった原因は毒だったのか。もしかして、そのオオタチも?」

 

 モリー「うん。毒を浴びたせいで弱っててね。でも、もう治療は終わったから大丈夫。さぁ、行きな」

 

 オオタチ「タチッ!」

 

 

 オオタチはモリーに治療をしてもらったお礼を言うと、森の中に姿を消した。そのあと、ライジングボルテッカーズのメンバーだったシンヤとリコとロイとモリーは、1年ぶりに再会できたことを互いに喜び合うと、近くにある切り株に座って話をすることにした。

 

 

 リコ「そっか。ウイロウシティのポケモンセンターは、モリーの実家だったんだ」

 

 モリー「うん。ライジングボルテッカーズが解散した後、実家のポケモンセンターに戻って、そこで働きながら、野生のポケモンたちが傷ついたって聞けば、さっきみたいに治療しにきてるってわけ」

 

 リコ「そうだったんだ」

 

 ロイ「でも、なんでイッカネズミがモリーと一緒なの?」

 

 モリー「船を降りる時に、オリオたちに頼んで私が引き取ったんだ。この子たちが船に乗った頃から、よく私の仕事を手助けしてもらってたからね。っで、そっちのヤミラミを連れてる子は?」

 

 ロイ「ウルトっていって、カロス地方で僕と一緒にリュウガの修行を受けてたんだ。っで、今は一緒に旅をしてる。女の子が苦手なんだ」

 

 ウルト「ロイ!余計なこと言うなよ!」

 

 モリー「ハハッw、なるほど。それで私にオドオドしてるわけね。私はモリー。こっちは相棒のラッキーと、ラッキーと同じように私の仕事を手伝ってくれてるイッカネズミ」

 

 ラッキー「ラッキィィ!」

 

 イッカネズミ「「「「フィィィ!」」」」

 

 ウルト「お、俺様はウルト。それと、メガ最強のヤミラミだ。よ、よろしくな…」

 

 モリー「よろしく。…無事だったんだね、シンヤ」

 

 シンヤ「ああ」

 

 モリー「あんたがラクアに残った理由をリコたちから聞いたあと、あんたが生死不明になったってネットで見た時は驚いたけど、ホントに無事でよかったよ」

 

 シンヤ「心配かけて悪かったな。けど、俺はこの通りピンピンしてるよw」

 

 モリー「そっか。そういえば、あんたさっき、今日はウイロウシティのホテルに泊まるって言ってたけど、ポケモンセンターには来なかったの?」

 

 シンヤ「ホテルに行く前に行ったんだけど、部屋が満室で泊まれなかったから、今日はウイロウシティのホテルに泊まることにしたんだ」

 

 モリー「部屋は取れたの?」

 

 シンヤ「ああ、二部屋だけな」

 

 モリー「え?二部屋?」

 

 シンヤ「ホントは部屋を三つ取ろうとしたんだけど、二部屋しか空いてなくてさ」

 

 モリー「そうなんだ。…ちなみに、誰が一緒の部屋で寝るの?」

 

 シンヤ「俺とリコが一緒の部屋で、残りの一つはロイとウルトだけど」

 

 モリー「リコ、今日は私の実家に泊めてあげるから、後で一緒に来な」

 

 リコ「えっ?」

 

 シンヤ「おいおい、1年ぶりの再会だってのに酷いな…(-_-٥)」

 

 モリー「なんでアンタとリコが一緒の部屋なの?」

 

 シンヤ「だって、リコは俺と付き合ってるんだから、ロイとウルトを一緒に寝させるわけにいかないだろ?」

 

 モリー「だったら、ロイとウルトが泊まる部屋で一緒に寝ればいいでしょ?」

 

 シンヤ「どっちの部屋もベッドが2つしかないんだよ」

 

 モリー「じゃあ、リコは私の実家に泊めるから、アンタは一人で寝な」

 

 シンヤ「俺の扱いが酷いな」

 

 モリー「アンタのことだから、ホテルでリコと二人っきりになったのをいいことに、リコにいやらしいことでもするつもりでしょ?」

 

 シンヤ「そんなことしないよ。そんなことやったら、キレたマスカーニャに引っ掻かれるし、リコが18になるまで手を出さないようアレックスさんに言われてんだから。第一、一緒の部屋で寝ていいって言ったのはリコだぞ」

 

 モリー「えっ?そうなの?」

 

 リコ「う、うん///」

 

 モリー「ならいいけど。もしシンヤに何かされた、すぐに連絡しなよ。急いで助けに行くから」

 

 シンヤ「俺、そんな最低な男だって思われてんの?」

 

 モリー「アンタとリコを二人っきりにするなんて、グラエナが入ってる檻の中にウールーを入れるようなもんなの」

 

 シンヤ「せめてグラエナじゃなくて、ルガルガンにしてくれよ」

 

 リコ「問題はそこなんだ…(・_・٥)」

 

 

 同じライジングボルテッカーズのメンバーだったモリーと1年ぶりの再会を喜び合った後、シンヤたちはお喋りをして楽しみ、リコやシンヤのポケモンであるマスカーニャやピカチュウたちは、ライジングボルテッカーズが解散してから久しぶりに会うラッキーとイッカネズミに挨拶すると、シンヤたちの近くで仲良く遊び始めた。

 

 

 モリー「ところで、どうしてあんたたちが一緒なの?」

 

 ロイ「っ…実は、僕とリコとドットとシンヤの4人で、ライジングボルテッカーズを再結成したんだ」

 

 モリー「えっ?ライジングボルテッカーズを?」

 

 リコ「うん」

 

 シンヤ「今、各地方で異常な行動をするポケモンが目撃されてるのは知ってるだろう?そのポケモンたちは、ラクアにあった《ラクリウム》の影響を受けたポケモンたちなんだ」

 

 モリー「っ⁉︎ラクリウム⁉︎」

 

 ロイ「うん。どうしてラクリウムの影響を受けているのかわからないけど、それを調べるために、僕たちはライジングボルテッカーズを再結成したんだ」

 

 モリー「そうだったんだ…」

 

 

 最近テレビやネットで話題になっている異常な行動をするポケモンたちは、ラクアでテラパゴスが消滅させた“ラクリウム”の影響を受けているからだとシンヤたちから聞くと、モリーはその事実に驚いていた、しかし、そう考えれば辻褄が合うので、モリーはシンヤたちの説明に納得してくれた。

 

 

 モリー「事情はわかった。けど、ライジングボルテッカーズを名乗るのはやめな」

 

 ロイ「どうして?」

 

 モリー「ライジングボルテッカーズを解散する時に忠告したでしょ。今ライジングボルテッカーズは、世間から犯罪者だって思われてる。だから、ライジングボルテッカーズだって名乗るのは危ないことなの」

 

 リコ「でも、ライジングボルテッカーズの誤解が解ければ、スピネルが広めたことが嘘だって、ちゃんとみんなに伝わると思う!」

 

 モリー「そんな危ないことしなくていい!そんなことをして、もしアンタたちに何かあったらどうするの?それに、もうライジングボルテッカーズは解散したの…」

 

 リコ・ロイ「「ぁっ…」」

 

 シンヤ「…あのさ…」

 

 モリー「ん?」

 

 シンヤ「どうしてモリーたちがライジングボルテッカーズを解散したのか、その理由には勘付いてるんだけど。良ければ話してくれないか。ライジングボルテッカーズが解散した時の話を」

 

 モリー「そっか。アンタはリコたちを逃すためにラクアに残ったから、ライジングボルテッカーズが解散した時に船に居なかったね。…わかった。アンタもライジングボルテッカーズの一人だったし、真実を知る権利があるからね。話すよ。…あれは、船から落ちたフリードとリザードンと、ラクアに残ったアンタを捜してから少し経った後、クムリ山の自然をめちゃくちゃにしたのは、私たちライジングボルテッカーズだって、エクスプローラーズが世間に広めた頃…」

 

 

 1年前…

 

 

 ブレイブアサギ号・ミーティングルーム

 

 

 リュウガ「ライジングボルテッカーズを解散する⁉︎」

 

 マードック「そうだ。ライジングボルテッカーズは、今日で解散だ」

 

 リコ「そんな…」

 

 ロイ「嫌だよ!」

 

 

 ラクアに残ったシンヤと、ブレイブアサギ号から落ちたフリードとリザードンを捜し回って少しした頃、スピネルがクムリ山の自然をめちゃくちゃにしたのはライジングボルテッカーズだと世間に嘘を伝えた。その結果、ライジングボルテッカーズは世間から犯罪者扱いになった。それを知ったマードックたち大人組は、リコたち子供組とNをミーティングルームに集めると、突然ライジングボルテッカーズを解散すると言い出したのだ。

 

 

 マードック「シンヤとフリードが見つからないうえに、ライジングボルテッカーズは犯罪者だって世間から思われてる。このままライジングボルテッカーズを続ければ、お前たちの身が危険なんだ」

 

 オリオ「それに、前に無茶した時にエンジンが壊れたから、もうブレイブアサギ号は飛べる状態じゃないからね」

 

 ドット「じゃあ、船の修理をすれば…」

 

 オリオ「私たちは、パゴゴをラクアに連れて行くために冒険をした」

 

 モリー「それを叶えたあと、ルシアスやリュウセイの願い通りに、ラクリウムを消滅させた。だからこれ以上、私たちが冒険を続ける理由はない」

 

 ランドウ「ウムッ」

 

 ドット「だったら、新しい冒険に出発すればいいじゃないか!今までだってそうしてきたのに!」

 

 マードック「そんなことはわかってる。だが、今ライジングボルテッカーズは、世間で犯罪者だって思われてるんだ。たとえ船が直って冒険を続けても、俺たちがライジングボルテッカーズだってことが知られれば、周りから白い目で見られるんだ」

 

 ロイ「僕たちは大丈夫だから!」

 

 リコ「うん!」

 

 モリー「アンタたちがライジングボルテッカーズだって知られれば、アンタたちの親や友達だって危ないの」

 

 リコ「えっ?」

 

 モリー「アンタたちの親や友達が、もし私たちライジングボルテッカーズと知り合いだって周りに知られたら、私たちと同じように白い目で見られるし、今の仕事や人生を失う可能性があるの」

 

 リコ「っ⁉︎」

 

 ロイ「なんでそうなるの⁉︎」

 

 リュウガ「それが世間ってもんだからだ」

 

 ロイ「えっ?」

 

 リュウガ「もし自分の子供や親が犯罪を犯せば、犯罪者の親や子供だってだけで、世間から罵声を浴びせられるんだ」

 

 リコ・ロイ・ドット「「「ッ⁉︎」」」

 

 ミコ「それは自分がやったことじゃない、親や子供がしたことだからって言うことはできるわ。だけど、身内に犯罪者がいるってだけで、周りからは白い目で見られるの。もちろん、犯罪を犯した親や子供だけが悪いって言う人もいるとは思うけど、大半は、身内に犯罪者がいるってだけで白い目で見てくる人の方が多いの。マードックたち大人組も、私たちがそう見られることを心配してるから、ライジングボルテッカーズ解散しようって決めたんでしょ?」

 

 マードック「っ⁉︎……ああ」

 

 リュウガ「俺もマードックたちの意見に賛成するよ」

 

 リコ・ロイ・ドット「「「ッ⁉︎」」」

 

 ロイ「リュウガ!」

 

 リュウガ「ライジングボルテッカーズの飛行船である、このブレイブアサギ号の写真を撮られたけど、俺たちがライジングボルテッカーズのメンバーだってことは、まだ世間には知られていない。だったら、このまま身を隠す方がいいだろう。シンヤがこの場に居ても、きっと同じことを言うはずだ」

 

 N「うん」

 

 リコ「っ!」

 

 マードック「これ以上、お前たちを危険な目に遭わせるわけにはいかないんだ。船を降りたあとは、自分の好きな道に進んでくれ」

 

 ドット「なんだよそれ、勝手すぎるだろ!」

 

 マードック「ドット、俺たちだって冒険を続けたい気持ちはある。だけど、フリードとシンヤも生死不明で、ライジングボルテッカーズは犯罪者扱いになってる。さっきモリーやミコの言ったように、もしお前たちがライジングボルテッカーズだって世間に知られたら、お前たちの家族や友達に迷惑がかかるんだ!」

 

 ドット「でも、僕はみんなと一緒にいたい!」

 

 ロイ「僕もだよ!」

 

 リコ「…わかった。私、船を降りる」

 

 ロイ「リコ⁉︎」

 

 ドット「ライジングボルテッカーズが解散してもいいのかよ!」

 

 リコ「いいわけないよ。でも…マードックも…オリオも…モリーも…ランドウのじっちゃんも…みんな、私たちのことを思って、ライジングボルテッカーズを解散しようって決めたんだと思うから」

 

 ロイ・ドット「「ッ⁉︎」」

 

 マードック「ああ、昨日4人で話し合って、ライジングボルテッカーズを解散しようと決めたんだ」

 

 リコ「そっか…」

 

 マードック「…ライジングボルテッカーズは、今日をもって解散する!」

 

 リコ・ロイ・ドット「「「っ!」」」

 

 マードック「リコ、ロイ、ドット、リュウガ、ミコ、先にお前たちを家に送ったあと、俺たちはどうするか考えるから、先にお前たちを家に送る。オリオ、まだ船は飛べるか?」

 

 オリオ「修理すれば、あと少しだけ飛べると思う」

 

 マードック「じゃあ、すぐに修理を始めてくれ」

 

 オリオ「わかった。二日後には飛べるようにする」

 

 マードック「ここからならパルデアが近いから、先にリコを送ろう。それと、くれぐれもライジングボルテッカーズだったことを話さないように」

 

 モリー「いいね?」

 

 リコ「…うん」

 

 

 1年前の話が終わる。

 

 

 シンヤ「なるほど。ライジングボルテッカーズが解散した理由には、そういう理由があったからだったのか」

 

 モリー「うん」

 

 ウルト「っ…」

 

 シンヤ「モリーたちの判断は間違ってないと思う。リュウガが言ったように、俺が船に居ても、ライジングボルテッカーズの解散には反対しなかっただろうし」

 

 ロイ「そんな…」

 

 シンヤ「この前、セキエイ学園の人たちやニャビ子さんに、自分たちがライジングボルテッカーズだってバレた時、お前たちは現実を知ったはずだ」

 

 リコ・ロイ「「ッ⁉︎」」

 

 モリー「っ!アンタたち、まさか!」

 

 シンヤ「ああ、大丈夫。ちゃんと俺が説明したら誤解は解けたから」

 

 モリー「ぁっ、そう。ならいいけど。…けど、前に言ったように、ライジングボルテッカーズを名乗るのはやめなって言ったはずだよ」

 

 ロイ「そうだけど…」

 

 モリー「私にとっても、ライジングボルテッカーズは大切な仲間で、大切な居場所だった。ブレイブアサギ号があれば、遠くで傷ついているポケモンを助けに行けたけど、船は飛べなくなったし、エクスプローラーズがライジングボルテッカーズの悪い噂を流してる。だから、ライジングボルテッカーズを解散するしかなかった」

 

 リコ・ロイ「「っ…」」

 

 モリー「ライジングボルテッカーズはなくなったけど、この1年、みんな平和に生活できてる。もしチームの名前をつけたいなら、アンタたちで考えた名前をつければいいじゃない」

 

 リコ・ロイ「「違う!」」

 

 モリー「えっ?」

 

 ロイ「この1年、みんなと離れて冒険してわかったんだ。僕はライジングボルテッカーズのロイなんだ!」

 

 リコ「私も、ライジングボルテッカーズのリコとして、これからも冒険していきたい!」

 

 モリー「ロイ、リコ…」

 

 シンヤ「モリー」

 

 モリー「ん?なに?」

 

 シンヤ「そう遠くないうちに、スピネルが世間に流したライジングボルテッカーズの噂を、俺は白日の下に晒すつもりだ。そのために、俺は1年間も修行したんだからな」

 

 モリー「シンヤ…」

 

 シンヤ「どの道、スピネルたちエクスプローラーズをこのまま野放しにもできない。だから、奴らがやってきたことを白日の元に晒して、ライジングボルテッカーズの真実を取り戻す。それが終わるまで、まだ俺たちの冒険と戦いは終わらないんだ」

 

 リコ・ロイ「「うん!」」

 

 

 ライジングボルテッカーズの悪い噂を流すのも許せないが、スピネルたちエクスプローラーズが何かを企んでいるのは間違いないだろう。そして、このまま冒険を続けていれば、いずれどこかでスピネルたちエクスプローラーズと会うことになり、会えばきっと戦うことになる。その日が来たとき、スピネルたちエクスプローラーズを倒し、ライジングボルテッカーズの真実を取り戻そうとシンヤたちは決めていたのだ。

 

 

 モリー「……そっか。わかった。もう何も言わない。だけど、無茶はしないようにね」

 

 

 ライジングボルテッカーズのメンバーの一人として、そして大人として、モリーはリコたちのやろうとしていることを止めたかったが、真っ直ぐな目をしているリコたちを見たモリーは、自分が何を言ってもリコたちを止めるのは無理だと思い、リコたちに無茶をしないように伝えたのだった。

 

 

 ガサガサッ(近くの茂みが揺れる)

 

 

 ピカチュウ・キャプテンピカチュウ「「ピカッ!」」

 

 リコ「なに、今の…!」

 

 シンヤ「行ってみよう!」

 

 

 切り株に座って話をしていると、森の奥の茂みが揺れたので、それが気になったシンヤたちはその場から立ち上がると、相棒ポケモン以外のポケモンたちをモンスターボールの中に戻し、急いで森の奥に走って行った。するとそこには、毒状態になっているたくさんのポケモンたちがいた。

 

 

 ニョロトノ「ニョォォロォ…」

 

 メリープ「メリィィ…」

 

 ウリムー「ウリィィ…」

 

 キレイハナ「キレィィ…」

 

 マリル「リルゥゥ…」

 

 エイパム「エィパァ…」

 

 ホーホー「ホォォォ…」

 

 

 シンヤ「みんな毒状態になってる…!」

 

 モリー「すぐに治療しないと。みんな、どくけしを渡すから手伝って!」

 

 シンヤ「ああ」

 

 リコ・ロイ「「うん!」」

 

 ウルト「お、おう…」

 

 

 シンヤたちはモリーがたくさん持ってきていたどくけしを受け取ると、手分けして毒状態になっているポケモンにどくけしを吹きかけて解毒を行った。すると、毒状態だったポケモンたちは元気を取り戻した。

 

 

 シンヤ「あとは、このマリルで最後だな。…ん?これは…」

 

 

 シンヤは毒状態になっていたマリルにどくけしを吹きかけると、他に毒状態になっているポケモンがいないか周りを見て確認したが、自分が治療したマリルで最後のようなので、シンヤはホッとして息を吐いた。すると、シンヤは自分が治療したマリルの頭に紫色の粉のようなものが付いているのを見つけたので、それを右手の人差し指でなぞった。その瞬間、シンヤは右手の人差し指が痺れたのを感じたので、リュックの中に入っているおいしいみずを取り出すと、おいしいみずを右手の人差し指にかけて紫色の粉を洗い流した。

 

 

 リコ「シンヤ、どうしたの?」

 

 シンヤ「マリルの頭に付いてる紫色の粉を触ったら急に指が痺れたから、おいしいみずで洗い流したんだ」

 

 モリー「紫色の粉?…っ、これは“毒花粉”だよ」

 

 シンヤ「毒花粉⁉︎」

 

 モリー「うん。これを撒き散らすポケモンは、この辺りには1体しかいない」

 

 

 ピカチュウ・キャプテンピカチュウ「「ピカッ!」」

 

 

 モリーはマリルの頭に付いてる紫色の粉を見ると、マリルたちを毒状態にしたポケモンの正体を察した。すると、ピカチュウとキャップが何かが近づいてくる気配を感じ取り、前方に立っている大きな木に目を向けた。するとそこから、巨大で赤く鮮やかな花を頭から咲かせているようなポケモンが姿を現した。

 

 

 

 

 

 ラフレシア「ラァァァフッ」

 

 

 シンヤ「《ラフレシア》!」

 

 モリー「やっぱり、マリルの頭に付いてたアレルギー性の毒花粉は……ラフレシア、どうしてあなたがこんなことを?」

 

 リコ「モリー、あのラフレシアを知ってるの?」

 

 モリー「うん。私が実家のポケモンセンターで働いている時からこの森に住んでるんだけど、とても大人しい子で、森に住んでるポケモンたちと仲もいいんだ」

 

 ウルト「でも、マリルたちを毒状態にしたのはアイツなんだろ?とてもそんなポケモンには見えねぇぞ」

 

 シンヤ「その原因は、おそらくアレだ」

 

 

 シンヤたちの目の前に現れたポケモンは、フラワーポケモンの《ラフレシア》だった。モリーは実家のポケモンセンターで働いてる時からこのラフレシアのことを知っているため、ラフレシアが見境なく毒を撒き散らすとは思えなかった。しかし、どうしてラフレシアがそんなことをしたのか、シンヤはその理由にすぐ気付いた。よくラフレシアを見ると、ラフレシアは自分の体にピンクのモヤを纏っていた。

 

 

 リコ「《ラクリウム・サイン》…!」

 

 モリー「あれが…⁉︎」

 

 ウルト「ってことは、あのラフレシアも…!」

 

 シンヤ「ああ。前に会ったハガネールたちと同じように、ラクリウムの影響を受けて暴走してるんだ!」

 

 ロイ「すぐに助けないと!」

 

 シンヤ「リコ、パゴゴを出せ!」

 

 リコ「うん。パゴゴ、お願い」

 

 

 ポーーン‼︎

 

 

 テラパゴス「パァァゴッ‼︎」

 

 

 シンヤ「よしっ。ロイ、ウルト、俺たち3人でラフレシアを抑えて、パゴゴがラクリウムを浄化できるようにするぞ!」

 

 ロイ「うん!」

 

 ウルト「ヘッ、やってやんよ!」

 

 

 ラクリウムの影響を受けているポケモンを助けられるのはテラパゴスだけなので、リコがモンスターボールからテラパゴスを出すと、シンヤとロイとウルトの3人は、ラフレシアを抑えるためにバトルを始めようとした。

 

 

 モリー「ちょっと待って!そのラフレシアは…」

 

 シンヤ「わかってるよ。ラクリウムのせいで暴走してるけど、本当はいい子だから、あまりダメージは与えるなって言いたいんだろ?ダメージは最小限に抑えるようにするよ」

 

 モリー「頼むよ!」

 

 シンヤ「ああ」

 

 

 スチャ(シンヤとロイがモンスターボールを構える)

 

 

 シンヤ「頼むぜ、ハッサム!」

 

 

 ポーーン‼︎

 

 

 ハッサム「ハァァァサムッ!」

 

 

 ロイ「いけ、ルカリオ!」

 

 

 ポーーン‼︎

 

 

 色違いルカリオ「ヴォォォルッ!」

 

 

 リコ「そっか。はがねタイプなら毒は効かない!」

 

 シンヤ「ロイ、ウルト、メガシンカは使うなよ」

 

 ウルト「えっ?何でだよ?」

 

 ロイ「メガシンカを使ったら、ルカリオたちの技の威力が上がって、ラフレシアを傷つけることになるだろ」

 

 ウルト「あっ、そっか」

 

 シンヤ「いくぜ。ハッサム!『バレットパンチ』!」

 

 ロイ「ルカリオ!『メタルクロー』!」

 

 

 ハッサム「ハァァァサムッ‼︎」

 

 色違いルカリオ「ヴォォォルッ‼︎」

 

 

 シンヤとロイはモンスターボールを取り出すと、それぞれ毒が効かないはがねタイプを持っているハッサムとルカリオを繰り出し、メガシンカを使わずハッサムとルカリオに技の指示を出した。技を発動したハッサムとルカリオが正面からラフレシアに突撃すると、ラフレシアは頭の花から毒の粉を噴き出した。しかし、はがねタイプのハッサムとルカリオに毒タイプの攻撃は効かないので、ハッサムとルカリオは毒に構わずラフレシアに突撃すると、そのままラフレシアに攻撃してダメージを与えようとした。すると、ラフレシアが頭を前に向けたので、ハッサムとルカリオはラフレシアの頭を攻撃した。すると次の瞬間、ラフレシアの頭の花が爆発して周りに毒の粉が舞うと、毒の粉がシンヤたちの近くに漂ってきた。

 

 

 ピカチュウ「ピィカッ!」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカチュー!」

 

 

 ブンッ!(ピカチュウとキャップが尻尾を使って毒の粉を吹き飛ばす)

 

 

 シンヤ「助かったぜ、ピカチュウ!キャップ!」

 

 ピカチュウ「ピィカッ」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカピカ」

 

 ロイ「ラフレシアの頭は攻撃しない方がいいね」

 

 シンヤ「ああ。できる限り、体を攻撃した方がいいな。ハッサム!『アイアンヘッド』!」

 

 ロイ「ルカリオ!『ラスターカノン』!」

 

 

 ハッサム「ハッサァァッ!?」

 

 ルカリオ「ヴォォォォッ!?」

 

 

 シンヤ「なっ!?」

 

 ロイ「これって…」

 

 リコ「まひ状態⁉︎」

 

 シンヤ「いつの間に…っ!もしかして、あのラフレシアの特性って…!」

 

 モリー「ああ。あの子の特性は《ほうし》だから、物理技で攻撃すれば、まひ状態になる!」

 

 シンヤ「そういうことは、バトルが始まる前に言ってくれよ」

 

 リコ「そっか、さっきラフレシアに触れた時に…!」

 

 ウルト「だったらこれはどうだ!ヤミラミ!『パワージェム』!」

 

 ヤミラミ「ヤァァァミッ‼︎」

 

 

 ピカチュウとキャップが尻尾を使って漂ってきた毒の粉を吹き飛ばすと、シンヤとロイはハッサムとルカリオに技を指示した。しかし、ハッサムとルカリオはラフレシアに触れた時に、ラフレシアの特性“ほうし”によってまひ状態になってしまったので、まだ動けるヤミラミが「パワージェム」を発動してラフレシアに攻撃を仕掛けるが、ラフレシアはヤミラミの「パワージェム」をかわし、頭の花をヤミラミに向けて正面から向かってくると、そのままヤミラミにぶつかってきた。その衝撃でヤミラミが後ろに吹き飛ばされたのだが、ヤミラミが地面に落ちる前に体が少しだけ緑色に光ると、ヤミラミの体から緑色の光のようなものが出てきて、ラフレシアの頭の花に吸い込まれてしまった。

 

 

 ウルト「ヤミラミ、大丈夫か?」

 

 シンヤ「今のは『ギガドレイン』。あんな強力な技まで使えるのか」

 

 モリー「まずいね。大技を使って攻撃するわけにいかないし、かといって、手加減して攻撃してもラフレシアを抑えられそうにない」

 

 シンヤ「『ギガドレイン』を使えるとなると、持久戦は不利になる。何か別の方法を考えないと」

 

 リコ「一体どうすれば……あっ、そうだ。テブリム、お願い!」

 

 

 ポーーン‼︎

 

 

 テブリム「テェェブリィィッ!」

 

 

 リコ「シンヤ、ロイ、ウルト、ここは私たちにやらせて!」

 

 ロイ・ウルト「「えっ?」」

 

 シンヤ「リコ…」

 

 リコ「…」

 

 シンヤ「…わかった。ロイ、ウルト、ここはリコに任せよう」

 

 ロイ「うん」

 

 ウルト「いいのかよ?」

 

 シンヤ「見てればわかるさ」

 

 ロイ「うん」

 

 ウルト「わかったよ」

 

 

 何かいい方法を思いついたリコは、テブリムをモンスターボールから出すと、シンヤとロイとウルトに、ラフレシアとのバトルを代わってほしいと言い出した。その言葉を聞いたシンヤはリコの真っ直ぐな目を見ると、リコには何かいい策があるのだと察したので、ラフレシアの相手はリコに任せることにして、ロイとウルトと一緒に後ろに下がった。

 

 

 リコ「マスカーニャ、あなたも力を貸して」

 

 マスカーニャ「マァァニャァッ」

 

 

 スチャ(リコがテラスタルオーブを取り出す)

 

 

 リコ「テブリム、いくよ」

 

 テブリム「テブリッ!」

 

 

 リコ「テブリム!満開に輝いて!」

 

 

 リコはマスカーニャとテブリムと一緒にラフレシアの前に立つと、取り出したテラスタルオーブを構えた。すると、テラスタルオーブにエネルギーが集まり始め、テラスタルオーブにエネルギーがチャージされると、リコはテブリムに向かってテラスタルオーブを投げ飛ばした。テラスタルオーブがテブリムの頭上でエネルギーを解放すると、テブリムは無数の結晶石に包み込まれ、結晶石が弾け飛ぶと、中から全身がクリスタル化し、頭部に目を模した王冠を被るテブリムが現れた。

 

 

 テブリム(エスパーテラスタイプ)「テェェェブリィィィィッ‼︎」

 

 

 ロイ「テブリムがテラスタルした!」

 

 シンヤ「初めて見たな、リコが相棒ポケモン以外をテラスタルさせたのを」

 

 

 リコ「テブリム!『ねんりき』!」

 

 テブリム(エスパーテラスタイプ)「テェェェブリィィッ‼︎」

 

 ラフレシア「ラフッ!?」

 

 

 リコ「マスカーニャ!『マジカルリーフ』で毒の粉を飛ばして!」

 

 マスカーニャ「マァァァニャァァッ‼︎」

 

 

 テラスタルしたテブリムが「ねんりき」を発動してラフレシアを攻撃すると、ラフレシアに効果抜群のダメージを与えた。すると、ラフレシアが頭の花から毒の粉を飛ばしてきたので、マスカーニャは「マジカルリーフ」を発動すると、ラフレシアが飛ばしてきた毒の粉を上空に吹き飛ばした。

 

 

 ラフレシア「ラフッ、ラフッ…」

 

 

 ガクッ(ラフレシアが膝をつく)

 

 

 シンヤ「ラフレシアの動きが止まった!」

 

 リコ「パゴゴ!お願い!」

 

 テラパゴス「パゴッ‼︎パァァァゴォォォォォ‼︎」

 

 

 ピカァァァァン‼︎(テラパゴスの体が光る)

 

 

 テラパゴス(テラスタルフォルム)「パァァゴォォッ‼︎」

 

 

 テブリムの「ねんりき」を食らったラフレシアが膝をついて動かなくなると、力を溜めていたテラパゴスは大きな鳴き声を上げて《テラスタルフォルム》へとチェンジし、ラフレシアが体に纏っているピンクのモヤと、周辺に漂っていたピンクのモヤをすべて集めると、ラクリウムのエネルギーを体内で浄化して消し去った。すると、テラパゴスはテラスタルフォルムからノーマルに戻り、地面に落ちてきたところをリコがキャッチすると、同時にテブリムのテラスタル化が解除され、モリーとラッキーとイッカネズミはラフレシアの元に急ぎ、すぐに治療を始めた。

 

 

 モリー「かなり弱ってるね」

 

 シンヤ「何でだ?ハッサムとルカリオから受けたダメージは、ヤミラミに『ギガドレイン』を使って回復したはずだから、受けたダメージはテラスタルしたテブリムの「ねんりき」だけだぞ。それもたった1発の」

 

 モリー「多分、ラクリウムの影響を受けていたせいで弱ってるんだと思う。誰かキズぐすりを持ってない?」

 

 シンヤ「それが、ウイロウシティに来る前に無くなっちゃって。後で買いに行こうと思ったんだが、その前にここに来たから。モリーは持ってないの?」

 

 モリー「ああ。さっき最後の一つを森のポケモンたちを治療してる時に使っちゃったからね」

 

 リコ「あっ、そうだ。テブリム、『いやしのはどう』でラフレシアを回復させてあげて」

 

 テブリム「テブリッ!」

 

 シンヤ「あっ、そっか!リコのテブリムは『いやしのはどう』が使えたんだったな」

 

 リコ「うん。テブリム、お願い」

 

 テブリム「テブリッ!テェェェェブリィィィッ‼︎」

 

 

 テブリムはラフレシアの近くに行くと、「いやしのはどう」を発動してラフレシアの体力を回復させようとした。しかし、「いやしのはどう」を使ってもラフレシアがなかなか回復しなかったのを見たテブリムは、両手にもっとエネルギーを集めた。すると、テブリムの身体中が光り始めた。

 

 

 リコ「これって…!」

 

 モリー「『いやしのねがい』だ」

 

 ロイ「どんな技なの?」

 

 シンヤ「ミコのクレセリアの『みかづきのまい』と同じで、自分が戦闘不能になる代わりに、倒れたポケモンの体力をすべて回復させ、状態異常も治すという技だ」

 

 リコ「テブリム、新しい技を覚えたんだ」

 

 テブリム「テェェェブリィィィッ‼︎」

 

 

 テブリムのラフレシアを助けたいという気持ちが形になり、テブリムは「いやしのねがい」を覚えた。そして、テブリムの発動した「いやしのねがい」の効果により、ラフレシアは元気になったが、テブリムは戦闘不能になってしまった。

 

 

 リコ「テブリム、大丈夫?」

 

 テブリム「テブリィィ…」

 

 モリー「ラフレシアに異常がないかも確認したいから、一度ポケモンセンターに行こう。アンタたちのポケモンも回復させないといけないでしょ?」

 

 シンヤ「そうだな。キズぐすりとかも補充したいし」

 

 リコ「うん」

 

 

 今ポケモンたち回復させる道具を何も持っていないため、シンヤたちはラフレシアを連れて、ウイロウシティにあるポケモンセンターに向かった。

 

 

 ウイロウシティ・ポケモンセンター

 

 

 ジョーイさんA「これをお願いします」

 

 ジョーイさんB「はい」

 

 

 リコ「ポケモンセンターで働いてるジョーイさんって、みんな同じ顔なんだね」

 

 シンヤ「ああ。姉妹や親戚が多くて、各地方で働いてるジョーイさんたちは、みんな血縁関係があるらしい」

 

 ロイ「そうなんだ」

 

 シンヤ「けど、髪の長さや香水の好みが違うって、前に誰かが話してたのを聞いたことがある」

 

 リコ「みんな同じに見えるけど…」

 

 ロイ「けど、モリーは似てないよね?」

 

 リコ「確かに」

 

 ウルト「…」

 

 リコ「ウルト、どうしたの?」

 

 ウルト「何でもねぇよ」

 

 リコ「そう?なんか、具合悪そうに見えるけど…」

 

 シンヤ「そこら辺にジョーイさんがいるからだろ。ウルトは女が苦手だからな」

 

 ロイ「あー、それでさっきからオドオドしてるのか」

 

 ウルト「うるせぇ!」

 

 

 「ねぇ、なんとかスフィアって知ってる?」

 

 「何それ?」

 

 

 シンヤ「ん?」

 

 

 モリーが働いてるウイロウシティのポケモンセンターにやってきたシンヤたちは、ラフレシアとのバトルに使ったポケモンたちをモリーに預けると、ポケモンたちが戻ってくるまで椅子に座ってお喋りしながら待っていた。すると、座っている近くに自分たちと同じくらいの男女が喋りながら歩いてきた。

 

 

 男トレーナー「ポケモンに使えば、すげぇ強くなるんだって!もうすぐ発売するらしくてさ。明日、森林公園の近くで立っている建物で、それを使った体験イベントをするんだって」

 

 女トレーナー「へぇ〜、じゃあ明日、そこに行ってみようよ!」

 

 

 シンヤ「なんとかスフィア…」

 

 

 モリー「お待たせ、ポケモンたちの治療が終わったよ」

 

 

 ハッサム「ハッサムッ!」

 

 ルカリオ「ヴォォォルッ!」

 

 ミブリム「テブリッ!」

 

 ヤミラミ「ヤァァァミッ!」

 

 ラフレシア「ラフゥゥッ!」

 

 

 シンヤ「おっ、みんな元気になったか」

 

 ウルト「よかったな、ヤミラミ!」

 

 

 二人の男女のトレーナーの話に聞き耳を立てていたシンヤは、男トレーナーの言っていた『なんとかスフィア』という言葉を聞くと、スピネルがラクアで六英雄に使った《ラクリウムスフィア》を思い出した。しかし、ラクリウムスフィアとは関係ないものだろうと思い、深く気に留めるをやめた。すると、治療をするためにモリーに預けていたポケモンたちが、モリーとラッキーと一緒に元気な姿でやってきた。

 

 

 リコ「ありがとう、モリー!」

 

 モリー「うん。あとはラフレシアを森に帰してくれば終わりだ」

 

 シンヤ「それは俺たちがやるよ」

 

 モリー「じゃあ、お願いしてもいい?私はまだ仕事が残ってるから」

 

 シンヤ「ああ」

 

 リコ「ねぇ、モリー…」

 

 モリー「ん?」

 

 リコ「よかったら、また私たちと一緒に冒険しようよ!」

 

 ロイ「いいね!モリーが一緒なら心強いし、傷ついた野生のポケモンたちを助けられるし!」

 

 ウルト「なっ⁉︎」

 

 シンヤ「ウルト、女が苦手なのはいいけど、嫌そうな顔をするな」

 

 ウルト「別に嫌ってわけじゃねぇ、ただ驚いただけだ」

 

 モリー「…そうね、それもいいかもしれない」

 

 リコ「っ、じゃあ!」

 

 モリー「でも、今はここで頑張ってみたいんだ。働いてると勉強になる事も多いからね」

 

 リコ「ぁっ、そっか」

 

 シンヤ「モリーがそう言うなら仕方ないだろう?無理に連れてくわけにもいかないし」

 

 ロイ「うん」

 

 モリー「けど、いつの日か、また大きな船で大空へ飛んで、みんなと一緒に世界中を冒険する日が来たら、一緒に冒険しよう」

 

 リコ・ロイ「「うん!」」

 

 シンヤ「ああ」

 

 

 こうして、また一緒に冒険しようとしたモリーと約束したシンヤたちは、ラクリウムの影響を受けたラフレシアをモリーから預かると、ラフレシアを森林公園に連れていった。そして、シンヤたちが森林公園にやってくると、モリーと一緒に治療したメリープやマリルたちが待っていて、ラフレシアが帰ってきたことを喜び、笑顔で出迎えてくれた。

 

 

 リコ「よかった」

 

 シンヤ「メリープたちには、ラフレシアがラクリウムの影響を受けて暴走しただけだって、ちゃんとわかってるんだよ」

 

 ロイ「そっか」

 

 ピカチュウ「ピィカッ…」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカピカ…」

 

 シンヤ「ピカチュウ?」

 

 ロイ「キャップ?」

 

 

 バッ(ピカチュウとキャップがシンヤとロイの肩から飛び降りる)

 

 

 ピカチュウ「ピカピカッ!」

 

 シンヤ「ついてこいって言ってるのか?」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカァァッ!」

 

 ロイ「わかった。行ってみよう」

 

 

 シンヤの肩に乗っていたピカチュウと、ロイの肩に乗っていたキャップが何かを感じると、ピカチュウとキャップはシンヤとロイの肩から飛び降りて自分の体を発光させると、シンヤたちについてこいと言ってきた。シンヤたちには何がなんだかわからなかったが、とりあえずピカチュウとキャップの言う通りにして、2人について行くことにした。

 

 

 ロイ「この先に何があるんだろ?」

 

 シンヤ「そういや、さっきポケモンセンターで見た男が、この近くに建物が建ってるって言ってたな」

 

 リコ「あっ、あれ見て!」

 

 ロイ「えっ?…あっ!」

 

 シンヤ「あれは…!」

 

 ウルト「何だよ?あれがどうかしたのか?」

 

 

 ピカチュウとキャップに連れられ、夜の森の中を歩き続けて進んでいると、シンヤたちは道が途切れている場所にたどり着いた。その前方には大きな建物が建っていて、屋上からピンクの煙が噴き出ており、最近テレビで見かける会社のマークが描かれていた。

 

 

 シンヤ「あれは、エクシード社だ!」

 

 

 To be continued

 

 

 次回予告

 

 

 森林公園の森の奥に、エクシード社の建物を見つけたシンヤたちは、翌朝にそこが何かを調べてくれたドットから、そこはエクシード社の《テストセンター》と呼ばれる所で、今度エクシード社が新発売する《ストロングスフィア》と呼ばれるアイテムを使った体験イベントをやるため、多くのポケモントレーナーたちが集められたことを聞いた。それを聞いたシンヤとリコとロイは、ストロングスフィアというアイテムの名前が、スピネルがラクアで六英雄に使った“ラクリウムスフィア”と似ていると気づいたので、ウイロウシティを旅立つ前にストロングスフィアが何なのかを確かめることにして、ウルトを連れてエクシード社のテストセンターへと向かった。そこでシンヤとリコとロイは、かつて何度も戦ったエクスプローラーズの二人と再会した。

 

 

 次回「ストロングスフィアの力!」

 

 





 今回はバトルの話が少ないですが、話の事情によりご了承ください。

 それと、突然ですが、こちらから一つ報告があります。

 今週の金曜日の27日に、Switchでファイアレッドとリーフグリーンが配信されるのをご存知かと思われる方がいると思います。なので、28日と1日は購入するファイアレッドを進めるために、小説を書くのを休みます。昔、購入したことはあるのですが、あの頃はまだポケモンのことをわかっていなかったということもあり、なにより久しぶりにやりたくなったので。1日にはクリアするつもりなので、そんなに遅くはならないと思います。
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