ポケットモンスターSV 新たな物語の始まり 作:通りすがりのポケモントレーナー
森を再生したあと、シンヤたちライジングボルテッカーズと一緒に来ることになったオリーヴァは、自ら古のモンスターボールの中に入った。そのあと、リコの母親のルッカから、六英雄とルシアスのことを聞いたシンヤとフリードは、今後どうするかをリコに任せることに決めた。話を聞いたリコは、ペンダントのことを聞くために祖母に会いに行くと決めたので、シンヤたちはリコの祖母がいるガラルの古城に行くため、ガラル地方を目指すことになった。
ブレイブアサギ・ミーティングルーム
シンヤ「へぇ〜、これがアレックスさんの描いた絵本か」
ミーティングルームでガラル地方に向かうと決まった後、シンヤはリコから渡された、古の冒険者ルシアスの絵本を読んでいた。
リコ「シンヤはどう思う?」
ロイ「意見を聞かせて」
シンヤ「普通なら、ただの絵本の物語だと思うけど、現に黒いレックウザとオリーヴァは存在したからな。それに、リコとロイが球体の中で見た人が誰なのかって謎も残る。そして、ルッカ先生から聞いた話の通りなら、まだ4人の六英雄がいるってことになるから、それがこの絵本に描いてあるポケモンに間違いないだろう」
リコ「じゃあ…」
ロイ「やっぱり、古の冒険者は実在した…」
シンヤ「まぁ、残りの詳しいことは、リコのおばあさんに会った時に聞けばいいだろう」
リコ「シンヤは、ガラル地方に行ったことあるんだよね?ガラルの古城ってどの辺りにあるの?」
シンヤ「そうだな。ガラル地方に古城はたくさんあるけど、《ナックルシティ》って場所にあるかもな。あの辺りには古城が多いから、リコのおばあさんがいる可能性は高い。…さて、この話は明日にして、今日はもう寝よう。今日はオリーヴァとバトルしたり、話を聞いたりで疲れた」
リコ「そうだね。…でもシンヤ、私のお母さんと会ったことあったんだね」
シンヤ「ああ。オレンジアカデミーを訪ねた時に知り合ったんだ。リコを初めて見た時に顔が似てると思ったけど、親子なら似てるのが当然だな。…あっ、それとルッカ先生から、リコとの交際認めてもらったぞ」
リコ「え⁉︎///お母さんに?」
シンヤ「ああ。リコのことをよろしくって」
リコ「そうなんだ。じゃあ、後はおばあちゃんに報告したら、シンヤのお母さんとお父さんに報告すればいいわけだね」
シンヤ「リコのおばあさんにはガラル地方で会えるかもだけど、リコが俺の両親に会うのは、シンオウ地方に行くことがあればだけどな。じゃあ、俺は部屋に戻って寝るから。おやすみ」
ピカチュウ「ピィカッ」
リコ・ロイ「「おやすみ」」
話しを終えると、シンヤたちは部屋に戻っていき、ベッドの中に入って眠りについた。シンヤはガラル地方を冒険したことがあるが、リコとロイは初めて行く地方なのでワクワクしていた。そして翌朝、早速ガラル地方に出発するのかと思っていたが、シンヤたちはフリードたちに操舵室に来てくれと言われた。
ブレイブアサギ号・操舵室
リコ・ロイ「「えぇ⁉︎」」
シンヤ「船が出航できない⁉︎」
ピカチュウ「ピィカァッ⁉︎」
ロイ「なんで?なんで?どうしたの!?」
オリオ「尾翼の動きが鈍くてね。念のため、システムに以上がないか自動点検中なの」
リコ(翼が…大変だ)
マードック「こんなことしょっちゅうあるから、じきに慣れるさ」
モリー「ボロい船だからしょうがないよ」
オリオ「ボロいって言うな。私が手塩にかけて改造した自慢の船なのに」
シンヤ「ん?私が手塩にって…」
リコ「この船って、オリオが作ったの?」
オリオ「元々はランドウのじっちゃんの釣り船だったんだけど、それをフリードが空を飛べるように改造してくれって言ってきてね」
シンヤ(おいおい、今、とんでもないことをサラッと言ったぞ)
ロイ「船が壊れちゃったの?」
ドット『それを調べてるんだよ』
リコ「ドット!」
ドット『再起動をかけているから問題ない。3時間後には復旧するよ』
ピッ(電話を切る)
シンヤ「3時間も待機か」
ロイ「急に暇になっちゃったな」
シンヤ「じゃあ、特訓でもして時間を潰すか」
フリード「いや、悪いが今日は特訓はなしだ」
シンヤ「え?何もやることがないなら、特訓してもいいだろ?なのになんでダメなんだ?」
フリード「それは、みんなで《ピクニック》に行くからだ」
シンヤ・リコ・ロイ「「「ピクニック?」」」
フリード「カントーからここまでの長旅で休めなかったし、エクスプローラーズとの戦いで、みんな疲れてるからな。ここらで身も心もリフレッシュしよう」
シンヤ「確かに、いつエクスプローラーズが来るかわからないから、みんな神経を張り詰めらせてたもんな」
フリード「そうだろう」
シンヤ「でも、俺は別に疲れてないんだけど」
ランドウ「旅を続けるとは、時に休むことじゃ」
リコ・ロイ「「うわっ!?」」
シンヤ「ランドウのじっちゃん!いつの間に⁉︎」
ランドウ「留守番は、わしが買って出よう」
フリード「悪いな、じっちゃん」
ランドウ「旅人の休息じゃ、存分に羽休めしてくるといい」
フリード「ということだ。シンヤもいいだろ?」
シンヤ「まぁ、たまにはのんびりするのもいいか」
フリード「よし!じゃあみんなで、早速ピクニックに出発だ!」
こうしてシンヤたちは、ブレイブアサギの点検が終わるまで、リフレッシュも兼ねてピクニックに出発した。
パルデア地方・ハッコウシティ近くの草原
ロイ「うわぁ、いい眺め!おっ、あっちにはビルがいっぱい!」
シンヤ「あれは《ハッコウシティ》だ」
リコ「夜景の景色が綺麗なのが、ちょっと自慢かな」
ロイ「やっぱりパルデアって最高だね!シンヤもそう思うでしょ?」
シンヤ「ああ」
リコ「そう言ってもらえて嬉しい!」
オリオ「お〜い!準備できたよ!」
シンヤたちが草原からハッコウシティを眺めていると、ピクニックの準備してくれていたフリードたちに呼ばれたので、シンヤたちはフリードたちのもとに向かった。
リコ・ロイ「「わぁ!」」
フリードたちは一本の大きな木の下に集まっていって、そこには大きなテーブルが置いてあった。そして、そのテーブルの上には、色々な食材が並べられていた。
シンヤ「豪華だな」
ピカチュウ「ピィカッ!」
フリード「マードックが張り切って買い出しに行ってくれたからな」
マードック「いやぁ、ハッコウシティの品揃えには驚いたよ。ないものなんてないんじゃないか」
ロイ「ありがとう、マードック!じゃあ早速…」
オリオ「ストップ!これはそのまま食べるんじゃないの」
ロイ「え?じゃあどうやって食べるの?」
シンヤ「《サンドイッチ》にして食べるんだ」
ポーーン(ミライドンが勝手に出てくる)
ミライドン「アギャアアッ!」
シンヤ以外の全員「「「わぁ⁉︎」」」
シンヤ「ああ、そっか。ミライドン、サンドイッチが大好物だったな」
ミライドン「アギャアアッ!」
いきなりミライドンがモンスターボールから出てきたことにリコたちが驚いていると、ミライドンはサンドイッチが大好物だから、サンドイッチの言葉に反応して勝手にボールから出てきたとシンヤに説明されると、リコたちは納得してくれた。
マードック「好きなトッピングを組み合わせて、自分だけのオリジナルサンドイッチを作るんだ」
リコ「自分だけのサンドイッチ…」
ロイ「シンヤはサンドイッチを作るってわかってたみたいだけど、何で知ってたの?」
シンヤ「パルデア地方に来た時に、パルデアの名物がサンドイッチだって知ったんだ。それからこのパルデア地方を旅してた時に、よくサンドイッチを作って食べてたんだ。次の街に入ると、必ずサンドイッチ屋を見たぐらいだからな」
ロイ「へぇ〜、リコは知ってたの?」
リコ「うん。パルデアでは、よくピクニックに行く人もいるし、ピクニックでサンドイッチを食べてる人が多いから」
フリード「これはセンスが問われるぞ。3人とも、最高のサンドイッチを作ってくれよ!」
リコ・ロイ「「おぉ!」」
シンヤ「ノリノリだな、お前ら」
ミライドン「グァァァッ」
シンヤ「わかってるって、お前にもサンドイッチを作るから」
こうして、みんなは楽しくサンドイッチを作り始めた。シンヤはこのパルデア地方を旅をした時からサンドイッチを作っていたので、せっせと具材をサンドイッチに挟んでいった。まず、秘伝しおスパイスとケチャップとペッパーを混ぜたものをパンの上に塗り、そこにレタスを乗せ、トマトスライス、焼きベーコン、たまねぎスライス、スライスチーズを挟んでいき、最後にまたレタスを乗せた。その作ったサンドイッチをピカチュウとミライドンに渡すと、ピカチュウとミライドンはサンドイッチをパクパク食べ始め、あっという間にサンドイッチを食べ終えた。
マードック「シンヤ、《秘伝スパイス》を持ってたのか?」
シンヤ「《テラピース》を集めてる時に手に入れたんだ」
マードック「ん?テラピースを手に入れた時ってどういうことだ?その秘伝スパイスは買ったんじゃないのか?」
シンヤ「あれ、マードックは知らないのか?テラピースと秘伝スパイスは、このパルデア地方のある場所に行けばゲットできる特殊なものなんだけど。…ってか、秘伝スパイスって売ってるんだ。初めて知ったよ」
フリード「テラピースをゲットできることは俺も知ってたが、秘伝スパイスが手に入るなんて聞いたことがないぞ」
シンヤ「そうなんだ。…まあとにかく、同じテラピースを50個集めて宝食堂に持って行ったことも何度もあったし、秘伝スパイスがサンドイッチのいい調味料になるってことも後で知ったんだ」
フリード「宝食堂のことも知ってるのか?」
シンヤ「チャンプルタウンにジム戦に行った時に、テラピースを50個持って行けば、特別なことができるって店員さんに教えてもらったんだ。そうだ!マードック、秘伝スパイスがいるなら渡しとこうか?俺はまた集められるし」
マードック「いいのか?」
シンヤ「うん。はい」
スッ(全部の秘伝スパイスをマードックに渡す)
マードック「おぉ!こんなにスパイスがあるの……ん?あまスパイス、にがスパイス、しおスパイス、すぱスパイスはたくさんあるのに、からスパイスは1個しかないな」
シンヤ「からスパイスはあんまり手に入らなかったんだ。どのスパイスが手に入るのかはランダムだし、数が多い時や少ない時もあったからな」
マードック「そうなのか。だけど、これだけ秘伝スパイスがあればありがたい。本当にもらっていいのか?」
シンヤ「どうぞどうぞ。俺はいつでも手に入れられるから」
マードック「じゃあ、ありがたく貰うぞ」
フリード「…シンヤ、そろそろミライドンのことを教えてもらうぞ」
シンヤ「やっぱ話さなきゃダメか?」
フリード「後で教えるって言ったのはシンヤだろう。それとも、ミライドンのことは話せないことなのか?」
シンヤ「いや、話せないことはないけどさ」
オリオ「私たちも興味があるんだよ、このミライドンのこと。こんな機械みたいなポケモンを見たのは初めてだったし」
リコ「私も知りたい!ミライドンのこと!」
ロイ「僕も知りたい!」
シンヤ「お前らまで…わかったよ。っで、聞きたいことは何?俺、自分から話すのは苦手だから、聞かれたことに答えるよ。答えられる範囲でだけど」
フリード「ミライドンとはどこで出会ったんだ?」
シンヤ「ミライドンと出会ったのは、コサジタウンの近くにある、入り江のほら穴の砂浜に行った時で、そこにミライドンが横たわっているを見つけたんだ。俺も初めて見るポケモンだったから驚いたよ」
リコ「それから?」
シンヤ「怪我をしてるわけじゃなかったから、腹が減ってるのかと思って、後で食べようと買ったサンドイッチを前に差し出したら、ミライドンはサンドイッチを食べ初めて、そのまま俺についてきたんだ」
ロイ「シンヤとミライドンに、そんな出会いがあったんだ」
シンヤ「ああ。それから灯台近くに行った時に、ネモと《ペパー》に出会ったんだ」
リコ「ペパー?」
フリード「ルッカ先生も言ってたな」
ロイ「誰なの?そのペパーって?」
シンヤ「ミライドンの名前を知ってた、オレンジアカデミーの生徒だよ。なんかミライドンと繋がりがあったみたいで、俺にミライドンのモンスターボールをくれたんだ。そのあと、すぐにオレンジアカデミーに戻って行ったけど。そのあと、ミライドンのことを詳しく聞きたかったから、俺はペパーに会いにオレンジアカデミーに向かったんだ。それがきっかけで、俺はこのパルデア地方を冒険することになったんだけど」
マードック「それからどうしたんだ?」
シンヤ「オレンジアカデミーに行った時に、別の学校から来てたルッカ先生に出会って、校内放送でオレンジアカデミーの校長に呼ばれたんだ」
リコ「それが、シンヤとお母さんの出会いなんだ」
シンヤ「ああ。それから色々あって、ミライドンがパルデア地方の《未来》から来たポケモンだってことを知ったんだ」
全員「「「未来⁉︎」」」
シンヤ「ああ。未来から来たポケモン、それがこのミライドンだ。後のことはいずれ話すよ。俺からみんなに説明できるのは、今はこの辺りが限界だからな」
ミライドンが未来から来たポケモンだと聞くと、フリードたちは驚いていた。しかし、みんなはまだ気になるところがあった。どうやってミライドンは未来から来たのか、フリードはその理由をすぐにシンヤに聞いた。
フリード「ミライドンが未来から来たってことをどうやって知ったんだ」
シンヤ「ああ、ごめん。これに関してはまだ言えない。ただ、これだけは言える。ミライドンは《タイムマシン》によって未来から来たんだ」
全員「「「タイムマシン⁉︎」」」
フリード「おいおい、更に気になるものが出てきたぞ」
シンヤ「みんなが気になるのはわかるけど、とりあえず、俺から言えるのはここまでかな」
フリード「待て待て!未来から来たとかタイムマシンとか言っておいて、このまま話が終わりなんてそりゃないだろ」
シンヤ「ミライドンのことはちゃんと話しただろ」
リコ「タイムマシンはどこにあるの?そこからミライドンは来たんでしょ?」
シンヤ「それなら答えられる。《パルデアの大穴》の奥にタイムマシンがあって、ミライドンはそこから来たんだ」
リコ「パルデアの大穴⁉︎でも、あそこは立ち入り禁止のはずだよ!」
シンヤ「詳しくは言えないんだけど、色々あって勝手に入っちまって、そのあとにタイムマシンを見たんだ。その後の大穴での出来事を知ってるのは、パルデア地方の四天王と、チャンピオンのオモダカさん。後はオレンジアカデミーの職員と、一緒に大穴の中に入ったルッカ先生だけ。そのあとオモダカさんから、大穴に入っていいって許可をもらったけどな」
リコ「お母さんも一緒に行ったの⁉︎」
シンヤ「色々あってな」
フリード「話を端折りすぎだろ。その色々を詳しく聞きたいんだが」
シンヤ「それはいずれ話すよ。それに、大穴での出来事は、あんまりペラペラ喋れないんだ」
フリード「未来から来たポケモンとか、タイムマシンとかパルデアの大穴とか、そんな気になることばかり聞いたら余計に気になるだろ」
シンヤ「話せない理由があるんだ。それより、サンドイッチを作って食べたらどうだ?」
モリー「いや、今回ばかりはフリードの意見が正しいよ」
オリオ「そうだよ。立ち入り禁止のパルデアの大穴で何があったのか気になるよ」
シンヤ「いずれ話すって、なにも内緒とは言ってないだろう」
リコ(…ミライドンが未来からこの世界に来たのはわかったけど、パルデアの大穴の中で何があったんだろう?)
シンヤから思いがけない話を聞いて、みんなは驚くばかりだった。他にもシンヤから聞きたいことがあるので、リコたちはシンヤから話を聞こうとしたが、それはまた今度にしてくれとシンヤに言われると、フリードたちはこれ以上シンヤから話を聞くのをやめることにした。
フリード「はぁ〜、わかったよ。今は何も聞かない。その代わり…」
シンヤ「ああ、いずれ話せる時がきたら、パルデアの大穴であったことを全部話すよ」
リコ「約束だよ」
シンヤ「ああ、約束するよ」
無理強いして聞きだすのもシンヤに悪いと思ったリコたちは、パルデアの大穴の中で何があったのか、それはいつかシンヤが話してくれるのを待つことにして、再びサンドイッチ作りを始めた。するとシンヤは、ロイが巨大なサンドイッチを作っていることに気づいた。
シンヤ「ロイ、そのでかいサンドイッチは?」
ロイ「絵本に描いてあったサンドイッチを作ろうと思ったんだ。あとはこれを乗せれば…」
ドシャン(サンドイッチが崩れる)
ロイ「あぁ〜、崩れちゃった!」
シンヤ「いくらなんでも無理だろ。そんな具材をたっぷり乗せるのは…」
マードック「残念だけど、最初から作り直しだな」
フリード「だから言ったろ。サンドイッチ作りはセンスが問われるんだ」
シンヤ「…俺はフリードの作ったサンドイッチのセンスを問いたいんだけど…そのサンドイッチは?」
フリード「どうだ」
グッ(親指を立てる)
(肉だけのたっぷりサンドイッチ)
オリオ「肉ばっかじゃん!」
モリー「センスが問われるって言っておきながら」
リコ「こういうのって、性格が出ちゃうのかな」
シンヤ「リコの作ったサンドイッチは具材が少ないけど、バランスがいいな」
リコ「そうかな。シンヤの作ったのは…」
シンヤ「俺のはケチャップを塗って、レタス、焼きチョリソー、たまねぎスライスを挟んだサンドイッチ、というよりホットドッグだな」
マードック「シンヤも野菜も食ってるのに、フリードも野菜を食えよ」
シンヤ「俺は肉ばっかじゃ飽きるから、レタスとタマネギスライスを入れただけなんだけど」
フリード「いいじゃねえか、これが俺のサンドイッチだ。それよりシンヤ、リコ、みんなに報告することがあるだろう?」
シンヤ「報告?」
リコ「何の?」
フリード「お前たちが《交際》してるってことだよ」
シンヤ・リコ「「っ⁉︎」」
モリー「なんだ、フリードも知ってたの?」
フリード「えっ?モリーは知ってたのか?シンヤとリコが交際してたこと?」
オリオ「私も知ってたよ。ロイが仲間に加わった日の夜に、リコがシンヤに告白したとこ見てたし」
リコ「えぇ〜っ⁉︎モリーとオリオ、私がシンヤに告白したところを見てたの⁉︎」
モリー「ごめんね」
オリオ「2人の声が聞こえてきたから気になっちゃって」
モリー「リコから告白したのは驚いたね」
プシュー(リコの顔が真っ赤になる)
リコ「////」
フリード「ルッカ先生とリコのお父さんにも、2人の交際を認めてもらえたしな」
マードック「そうか。よかったな、2人とも」
シンヤ「ああ、ありがとう」
リコ(まさか、私がシンヤに告白したところを2人に見られてたなんて…恥ずかしいです///)
フリードからシンヤとリコが交際してると発表されると、シンヤとリコの交際を祝福しながら、みんなサンドイッチ作りをより楽しんでいた。
ロイ「シンヤ、リコ、一緒に写真を撮ろうよ。ピクニックが楽しいってドットに教えてあげたいんだ」
リコ「そうだね。いいアイデアかも」
シンヤ「じゃあ、ピカチュウたちも一緒に撮るか」
ロイがスマホロトムのカメラのアイコンをタッチすると、スマホロトムのカメラモードが起動し、ロイは自分とシンヤとリコと、ピカチュウ、ニャオハ、ホゲータ、ミライドンがカメラに映っているのを確認すると、カメラのシャッターボタンを押して自分たちが映っている写真を撮った。
ロイ「この写真をドットに送ったら、シンヤとリコにも送るね」
シンヤ「ああ、サンキュー」
リコ「…ありがとう…」
シンヤ「ドットとランドウのじっちゃんの2人にも、ピクニックに来てほしかった。そんなことを考えてる顔だな」
リコ「っ⁉︎…シンヤには、私の考えてることはお見通しなんだね」
シンヤ「前にも言ったろ。リコがわかりやすいだけ」
グウウウウ〜〜!(腹の虫が鳴る)
ホゲータ「ゲェェ…」
シンヤ「ホゲータの腹の虫か」
ロイ「ホゲータは食いしん坊だからな」
ミライドン「アギャアア」
シンヤ「ミライドンもか…わかったよ。すぐにサンドイッチを作るから待ってろ」
ホゲータとミライドンがサンドイッチを食べ足りないため、シンヤとロイは、ミライドンとホゲータのサンドイッチのおかわりを作り始めた。
シンヤ「ほい」
スッ(サンドイッチ)
ミライドン「アギャアア!」
ロイ「これはホゲータの分」
スッ(サンドイッチ)
ホゲータ「ホンゲッ」
ビュン(何かが飛び出す)
バクッ(サンドイッチを咥える)
ホゲータ「ホゲ?」
ロイ「あれ?サンドイッチがない」
シンヤ「おい、あれを見ろ!」
ロイ「えっ?」
ホゲータ「ホンゲェ?」
ロイがホゲータにサンドイッチを渡そうとした時、そのサンドイッチを体が黒い鳥ポケモンが口に咥えて横取りし、離れた場所からロイたちの方を見ていた。
???「カァァァッ…」
リコ「なに、あのポケモン?」
シンヤ「《カイデン》だ!」
ロイ「カイデン?」
スッ(スマホロトムを取り出す)
カイデン うみつばめポケモン でんき・ひこうタイプ
翼の骨は風を受けると電気を作る。海に飛び込んだ後、獲物を感電させて捕える。
カイデン「カァァァァッ!」ダッ!
ロイ「待て!それはホゲータのだぞ!」
ホゲータ「ホッゲェェ!」
ロイの作ったサンドイッチを奪ったのは、パルデア地方のポケモンのカイデンだった。サンドイッチを咥えたカイデンがその場から走って逃げて行くと、ロイとホゲータはそのカイデンの後を追いかけて行った。
オリオ「あんまり遠くに行くなよ〜!」
リコ「…」
シンヤ「ん?どうした?そんな深刻な顔して」
リコ「やっぱり私、2人にもピクニックを楽しんでほしい」
シンヤ「?ドットとランドウのじっちゃんにか?」
リコ「うん。2人も同じライジングボルテッカーズの仲間だから、ピクニックを楽しんでほしい」
シンヤ「ドットとじっちゃんをここに連れてくるのか?」
リコ「ううん、無理やり外には連れ出したくない」
シンヤ「…ああ、そういうことね」
リコ「シンヤ、私の考えてることがわかったの?」
シンヤ「なんとなくね」
リコ「じゃあ、私に協力して!マードックも」
マードック「えっ、俺も?」
リコがシンヤとマードックと一緒に何かをしようとしていた頃、カイデンを追いかけていたロイとホゲータは、どこかの海岸の崖にやってきた。
海岸の崖
ロイ「待て!」
ホゲータ「ホンゲェェェッ!」
カイデン「カァァァッ!」
バッ(カイデンが翼を広げる)
ロイ「まずい!このままじゃ、崖から飛んで逃げられる!」
サンドイッチを咥えてロイたちから逃げていたカイデンは、走りながら翼に電気を作っていた。それを見たロイは、カイデンが海岸の崖から飛んで逃げようとしていると思ったが、カイデンは飛ぶのをやめて崖の近くにやってくると、ロイから奪ったサンドイッチを地面に置き、ロイとホゲータの方を向いて威嚇を始めた。
カイデン「カァァァァッ!」
ロイ「バトルする気だな。やってやる!」
ホゲータ「ホゲ!ホゲホゲホゲ!」
カイデンが威嚇行為をしてきたので、ロイとホゲータはカイデンとバトルをすることにした。ポケモンバトルが始まると、ホゲータは足踏みをして「じだんだ」を発動させた。そして、足元から地面の破片をカイデンに飛ばすが、カイデンは軽く地面を飛んで「じだんだ」をかわすと、「なきごえ」攻撃をしてきた。
カイデン「カァァァァァッ‼︎」
ホゲータ「ホッ、ホゲ…」
ロイ「うっ、うるさい。…だったらこっちも声で勝負だ!ホゲータ!思いっきり歌ってやれ!」
ホゲータ「ホゲ…ホー、ホー、ホーゲー!」
カイデン「カー!カー!」
ロイ「あっ、まずい!待った!待った!ストッーープ!」
カイデンの「なきごえ」とホゲータの歌が海岸沿いに響き渡ると、近くにいた野生のポケモンたちが、カイデンの「なきごえ」とホゲータの歌に驚いて一斉に逃げ出してしまったので、ロイはホゲータとカイデンの間に入ってバトルを止めた。
ロイ「カイデン、お腹が空いてるんだろう?」
カイデン「カァァッ…」
グウウウ〜(カイデンの腹の虫が鳴る)
ロイ「ホゲータ、半分だけ、サンドイッチをカイデンにあげていいよね?」
ホゲータ「ホゲ…ホゲッ」
ホゲータはロイが半分にしたサンドイッチを両手に持つと、1つをカイデンの目の前に差し出した。
ホゲータ「ホゲ!ホゲ!」
ロイ「ホゲータは優しいね」
カイデン「……カァァァッ!」
ホゲータに差し出されたサンドイッチを全部食べると、カイデンは下を向いてしまう。ロイはカイデンの具合が悪くなったのかと思って心配していたが、次の瞬間、カイデンはホゲータの持っていたサンドイッチを奪い取って食べてしまう。
カイデン「カッ!」
ホゲータ「ホンゲェ⁉︎」
ロイ「あぁ!カイデン、お前な!」
カイデン「ゲェェッ!」
ビシッ(ポーズを決める)
ロイ「…いや、かっこつけられても」
結局、サンドイッチをカイデンに全部食べられてしまったので、ロイとホゲータはフリードたちの所に戻ることにした。
ホゲータ「ホッゲェェッ…」
ロイ「元気出してホゲータ。フリードたちの所に戻ったら、新しいサンドイッチを作ってあげるから…?あれって、カイデンの群れ?」
フリードたちの所に戻る途中、不意に空を見上げると、真上にカイデンの群れが空を飛んでいるをロイは見つけた。すると、ロイは後ろを振り向き、海岸の崖の方にいるカイデンを見たが、カイデンは空を飛ぼうとせず、崖の上からパルデアの海をジッと眺めていた。
ロイ「アイツ、一緒に行かないのかな?それに、さっきは飛んで逃げようとしなかったし…」
ホゲータ「ホゲ?」
ブレイブアサギ号・ドットの部屋
ぐるみん「よっす、ポケモントレーナーのみんな!ぐる〜びんしてる?ぐるみんの動画だぜ!天気のいい日は外に出てピクニックだ!家族や友達、それにポケモンたちと…えっと…遊んだり…走ったり…ピクニックではサンドイッチを作って、作り方はパンにあれして、こうして…」
クワッス「クワッス、クワァァッ!」
スッ(着ぐるみを脱ぐ)
ドット 「ハァ、なんか上手くいかないな。ピクニック…行ったことないしな」
シンヤたちがピクニックをしていて、サンドイッチを食べ終わった頃、ドットは部屋でぐるみんの動画撮影をしていた。内容はピクニックやサンドイッチのことだが、ドットはピクニックに行ったこともなければサンドイッチを作ったこともないため、ピクニックやサンドイッチの説明をどうすればいいかわからなかったようだ。
クワッス「クワッス…」
ドット「あっ…フンッ。わざわざ外に出て食事をするなんて、めんどくささの極み」
ぐるみんの着ぐるみを脱いだドットはベッドに腰を掛けると、ロイが送ってくれた写真を見ながら、いつも食べている非常食のグミを食べていた。すると、今度はシンヤからメールが送られて来た。
ロトン(メールが届く)
ドット「シンヤからメール。『リコが用意してくれたサンドイッチがミーティングルームにあるから食べろよ。非常食のグミばかり食べてると体を壊すぞ』って、大きなお世話だよ。……けど、リコ、わざわざサンドイッチを用意してくれたんだ」
グウウウ〜(腹の虫が鳴る)
ドット「あっ…」
クワッス「…」ジーッ(ドットを見ている)
ドット「…まぁ、ドーナツうまかったし。用意してくれてるなら、取ってきて食べけるだけだからいいか」
ブレイブアサギ号・ミーティングルーム
ドット「って、何だこれ?サンドイッチの具材とパンがあるだけで、サンドイッチなんて出来てないじゃないか。サンドイッチなんて作ったことないぞ。どうするんだよ、これ?」
やはり非常食のグミだけでは足りなかったようなので、お腹が空いたドットはミーティングルームへ足を運んだ。ミーティングルームに入ると、ドットは目の前の光景に唖然とした。シンヤのメールには、リコがサンドイッチを用意したと書いてあったが、テーブルの上には、バケットとサンドイッチ用の具材がずらりと並べられていただけで、サンドイッチはなかった。
ガラガラ(扉を開ける)
ドット「あっ、なんだ。じっちゃんか」
ランドウ「ホッホッ、ワシもピクニックに誘われてな」
ドット「もしかして、これってシンヤとリコが?」
ランドウ「いや、これを考えたのは、リコだとシンヤのメールに書いてあったが」
ドット「リコが?でも、これのどこがピクニックなんだよ?単なるサンドイッチ作りじゃん」
ランドウ「外に出ることが、すなわちピクニックにあらず。経験とは、共に分かち合えるものじゃ」
ドット「えっ?どういう意味?」
ランドウ「リコは優しい子じゃ。楽しいことがあれば、友達ともそれを分かち合いたいと思ったのじゃろう」
ドット「友達…」
クワッス「クワッ!クワッ!」
ドット「何だよ。クワッスもサンドイッチを食べたいのか?」
クワッス「クワッス!」
ドット「ハァ、本当にめんどくさい。…フッw」
パルデア地方・ハッコウシティ近くの草原
リコ「戻りました」
モリー・オリオ「「おかえり」」
フリード「ご苦労さん。どうだった?」
リコ「マードックとシンヤのおかげでバッチリ」
船で留守番をしているランドウとドットにもピクニックを楽しんでもらう方法をリコが思いついたので、リコはシンヤとマードックにある協力をしてもらった。リコの考えた2人にピクニックを楽しんでもらう方法とは、ミーティングルームにバケットとサンドイッチ用の具材を用意しておいて、サンドイッチを自分たちで作ってもらい、ピクニックをしてる気分だけでも味わってもらうというものだった。そして、シンヤがドットとランドウにミーティングルームに来るようにメールを送り、後はミーティングルームに来た2人が楽しくサンドイッチを作って食べればいいだけだ。
シンヤ「あとはドット次第だけど、好きなようにやらせればいいだろう」
フリード「好きなようにか。…そうだな。それが1番だ」
キャプテンピカチュウ「ピカ」コクッ
ロトン(メールが届く)
リコ「あ、ドットから……えぇ⁉︎こ、こ、これって…」
シンヤたちがフリードたちの所に戻って来たタイミングで、リコのスマホに写真が添付してあるメールがドットから送られてきた。リコはドットの送ってきたメールの中身をすぐに確認すると、その途端に大声を上げた。
シンヤ「リコ、どうした?」
リコ「こ、これを見て!」
スッ(スマホロトムを見せる)
リコはスマホロトムの画面を前に向けると、ドットから送られてきた写真が添付してあるメールをシンヤたちに見せた。その写真には、サンドイッチを持つランドウと、サンドイッチを咥えるクワッス。そして、サンドイッチを持っているぐるみんが写っていた。
シンヤ「…ぐるみんだな」…(正体がドットなのは、リコにはまだ内緒だけど…)
リコ「やっぱりそうだよね⁉︎でも、なんでドットから送られてきたメールにぐるみんが写ってるの⁉︎」
シンヤ(フッw、素直にありがとうって言えばいいのに)
モリー(照れ屋だな)
オリオ(ドットなりのありがとうって意味かな)
マードック(アイツらしいな)
フリード「リコがぐるみんのファンだから、サプライズ写真ってわけだな」
キャプテンピカチュウ「ピカチュー」
リコ「サプライズ⁉︎なんでぐるみんが私のスマホに写真を⁉︎っていうか、今ぐるみんが船に来てるってこと⁉︎今から船に行けば会える⁉︎いやでも、何を話したらいいのかわからないし〜」
シンヤ「おいおい、少し落ち着けって」
リコ「って、そっか!これはドットが持ってた、ぐるみんそっくりの着ぐるみだよ!本物のぐるみんからメッセージが来たと見せかけて、私を喜ばせようとしたんだよ」
フリード「リコ、ぐるみんの正体はな…」
ボソッ(小声で話す)
シンヤ『いつかドットが自分から話すだろうから、今は何も言わなくていいだろう』
マードック『えっ?シンヤ、ドットがぐるみんだって知ってたのか?』
シンヤ『ああ、リコと留守番した時に知ったんだ』
オリオ『そうだったんだ』
シンヤ「よかったな、リコ。ドットと距離が縮まって」
リコ「うん!ぐるみんの着ぐるみよりも、今は、ドットとの距離が縮まったことが、なにより嬉しい!」
シンヤ(まあ、たまにはこういうのも悪くないか)
ブレイブアサギ号・ドットの部屋
ぐるみん『よっす!ポケモントレーナーのみんな!ぐる〜びんしてる?ぐるみんの動画だぜ!みんなはポケモンたちとピクニックしてるかい?一緒に遊んだり、駆けまわったり、仲良くして絆を深めよう。そしてピクニックと言えば、サンドイッチ作りだ!自分の好きなトッピングを組み合わせて、自分だけのサンドイッチを作ろう!ポケモンと一緒に食べれば元気いっぱい!みんなも友達や家族、そして、ポケモンたちと一緒にピクニックに行って、楽しい時間を過ごそうぜ!』
クワッス『クワッス!』
ピッ(スマホロトムを止める)
マードック「気づかないうちに、大きくなってるもんなんだな」
フリード「着ぐるみのサイズは変わってないぞ」
シンヤ「見た目じゃなくて、心の話だぞ」
フリード「冗談だって、わかってるさ」
マードック「ドットを船に乗せてよかった。シンヤもありがとうな。同年代の友達ができてよかったよ」
シンヤ「いや、礼を言うのは俺の方だよ。俺も結構、この旅を楽しんでるし」
フリード「そうか。…リコも見違えるようになったな。1人じゃない、仲間がいるからこそ、お互いが成長しあえるんだ」
マードック「なんだそれ?どうせ誰かの受け売りだろう?」
シンヤ「ルッカ先生の受け売りだったりしてなw」
フリード「別にいいだろ。誰の受け売りでも」
シンヤ「フリードってチャライ感じに見えるけど、内心はしっかりしてるんだな」
フリード「チャライは余計だろう」
ロイ「ただいま!」
シンヤ「おかえり。随分と遠くに行ってたんだな?」
ロイ「ちょっとね」
フリード「お〜〜い、そろそろ船に戻ろう!」
リコ・モリー・オリオ「「「は〜〜い!」」」
シンヤとフリードとマードックが大きな木の下で話しをしていると、カイデンを追いかけて行ったロイが戻ってきたので、みんなで片付けをした後、シンヤたちはブレイブアサギ号に戻って行った。
シンヤ「じゃあサンドイッチは、全部カイデンに食べられたのか?」
ロイ「うん。せっかくホゲータと半分こしてあげたのに…そういえば、カイデン飛ばなかったな。…気になるな。僕、カイデンの所に行ってくる」
フリード「あんまり遅くなるなよ!」
シンヤ「野生のポケモンを観察できるようになったか。リコとドットだけじゃなく、ロイも成長してるな」
リコ「えっ?私が何?」
シンヤ「ハハッw、なんでもねえよ」
リコ「ちょっ、気になるよ。何⁉︎」
ピクニックを楽しんだシンヤたちがブレイブアサギ号に戻っている頃、ブレイブアサギ号の周りには、多数のレアコイルたちを連れている2人の人物の姿があった。
ブレイブアサギ号
多数のレアコイル「「「プルルッ‼︎」」」
スピネル「フフ、風向きは良好ですね」
ゲーチス「レアコイルの磁気嵐を使って、また彼らを妨害する気ですか?」
スピネル「えぇ。ですが、あくまで狙いはペンダントです」
ゲーチス「そちらはお任せしますよ。私は彼に用がありますからね」
スピネル「わかっています。私はペンダントを、ゲーチスさんはシンヤというトレーナーをお願いします」
ブレイブアサギ号・操舵室
フリード「たまには息抜きもいいもんだな。キャップ」
キャプテンピカチュウ「ピカピカ」
フリード「準備ができたら、すぐにガラル地方に……うん?」
キャプテンピカチュウ「ピッ?」
ブレイブアサギ号に戻って来たフリードとキャップは、船の操舵室にやってくると、システムが再起動しているのかを確認した。しかし、システムの再起動が終わっていなかったので、すぐにドットに連絡を取った。
ピッピッピッ(スマホロトムでドットに連絡する)
フリード「ドット、これはどういうことだ?」
ドット『フリード、これはただの…』
プチンッ(シャットダウン)
フリード「っ⁉︎システムがダウンしちまった」
キャプテンピカチュウ「ピィカッ…」
ドットの部屋
ドット「これは、ホントにまずいかも…」
クワッス「クワ?」
ドット「この船、もう飛べないかもしれない…」
すでにこの時から、スピネルとゲーチスの魔の手がライジングボルテッカーズに忍び寄っていた。 スピネルのレアコイルが起こした磁気嵐により、船の再起動は終わらなかったため、ブレイブアサギ号は空を飛ぶことができなかった。果たしてシンヤたちは、一体どうなってしまうのか?
To be continued
次回予告
カイデンが飛んで逃げようとしなかった理由をロイが調べている頃、シンヤとフリードはエクスプローラーズの罠に掛かってしまう。そして、ついにエクスプローラーズの魔の手がリコに忍び寄ろうとしていた。
次回「忍び寄る魔の手!レアコイルとオーベム!」
テト・ストラトスさん、9星評価ありがとうございます。