ポケットモンスターSV 新たな物語の始まり 作:通りすがりのポケモントレーナー
スピネルに奪われたペンダントを取り戻し、ゲーチスたちを退けたシンヤたちが無事にブレイブアサギ号に戻ると、ブレイブアサギ号はパルデア地方を離れ、リコの祖母がいるガラル地方へと向かった。
ブレイブアサギ号・ドットの部屋の前
リコ「う〜ん」
ニャオハ「ニャオッ?」
ペンダントを取り返した次の日の昼過ぎ、ニャオハを抱っこしているリコはシンヤとピカチュウと一緒にドットの部屋の前にやってくると、ドットの部屋の前をウロウロと歩いていた。その理由は、ドットの正体が自分の大好きな動画配信者の《ぐるみん》だと知ったので、なんて声をかければいいかわからないからだ。
シンヤ「リコ。ドットに用事がないんなら、どっか別の場所に行こう。部屋の前でウロウロしても、ドットに迷惑をかけるだからな」
ピカチュウ「ピィカッ」
リコ「わかってるよ。でも、なんか落ち着かなくて……ねぇシンヤ」
シンヤ「ん?」
リコ「シンヤは、いつからドットがぐるみんだって知ってたの?」
シンヤ「リコと一緒に留守番した日だけど」
リコ「あの時から⁉︎なんで教えてくれなかったの⁉︎」
シンヤ「人の秘密をペラペラと話すのはよくないことだろう。それに、ドットがぐるみんだってリコが知ったら、リコがドットにどう接すればいいのかわからなくなると思ってたし」
リコ「それは、そうだけど」
昨日の夜、ドットから自分がぐるみん本人だと明かされた時、リコは面白い変顔をしながら顔を赤くして奇声を発していた。さらに、ドットの部屋の前にやってきたさっきのリコの態度を見れば、ドットの正体がぐるみんだとバラさなかったのは正解と言えるため、シンヤに正論を言われたリコは何も言えなくなってしまう。すると、シンヤたちのいる所にロイがやってくる。
ロイ「シンヤ、リコ」
リコ「えっ?」
ニャオハ「ニャッ?」
ピカチュウ「ピカッ?」
シンヤ「ロイ、どうした?」
ロイ「ホゲータとカイデンを見なかった?」
リコ「ホゲータとカイデンを?」
シンヤ「いや、どっちも見てないぞ」
ロイ「そっか。どこに行ったんだろ?」
シンヤ「…リコ、ホゲータとカイデンを探しに行こう。どうせここにいても、やることないだろう?」
リコ「う、うん。そうだね」
ロイ「ありがとう。シンヤ!リコ!」
というわけで、シンヤとリコとロイの3人は、ホゲータとカイデンを探しに向かった。
ブレイブアサギ号・ランドウの釣り場
シンヤ「あと見てないのはここだな」
ロイ「ここって、ランドウのじっちゃんが、よく釣りをしてる所だよね?」
リコ「ここにいるのかな?」
ホゲータ「ホゲホゲ!ホゲホゲ!」
カイデン「カイカイ!カァァイッ!」
ロイ「あっ、いたいた。よかった!」
リコ「あれ?カイデン、なんか嫌がってる」
シンヤ「さっきからホゲータが近づくたびに、カイデンが離れてるな」
ホゲータとカイデンを探しに、ランドウがよく釣りをしている場所にやってきたシンヤたちは、そこでホゲータとカイデンを見つけた。しかし、なにやらホゲータとカイデンの様子がおかしく、ホゲータがカイデンに近づくたびに、カイデンはホゲータから距離を取っていた。すると、急にカイデンがホゲータの頭をつつき始めたので、ホゲータとカイデンは喧嘩を始めた。
カイデン「カー!カー!」
ホゲータ「ホゲ!ホゲホゲ!ホゲゲゲ!」
ロイ「あぁ、喧嘩するなって!」
ホゲータ「ホゲホゲ!」
カイデン「カー!カー!」
ロイ「ストップ!ストップ!」
リコ「なんで喧嘩になるの⁉︎」
シンヤ「ピカチュウ!ホゲータとカイデンに『10まんボルト』だ!……威力弱めで」
ピカチュウ「ピカッ!ピィカッ、チュゥゥゥッ‼︎」
バァァァァン‼︎
ホゲータ「ホゲゲゲゲッ⁉︎」
カイデン「カァァァァイッ⁉︎」
喧嘩を始めたホゲータとカイデンをおとなしくさせるため、シンヤがピカチュウに威力弱めの「10まんボルト」を指示すると、ピカチュウはホゲータとカイデンに威力を弱めた「10まんボルト」を放ち、ピカチュウの「10まんボルト」を食らったホゲータとカイデンはうつ伏せになってその場に倒れた。
シンヤ「荒療治で申し訳ないけど、他におとなしくさせる方法を思いつかなかった」
ホゲータ「ホゲゲ…」
カイデン「カカ…カ…」
シンヤ「ホゲータ、カイデン、なんで喧嘩を始めたのか、理由をピカチュウに説明してくれ。ピカチュウに説明してくれれば、俺がリコとロイに説明するから」
シンヤにそう言われると、ホゲータとカイデンはピカチュウに喧嘩を始めた理由を話し、ホゲータとカイデンから話を聞いたピカチュウは、シンヤにジェスチャーをしながらホゲータとカイデンが喧嘩をした理由を詳しく説明した。
ピカチュウ「ピカッピカッ、ピカッピカッ、ピカチュウ!」
シンヤ「なるほどね。それが喧嘩の原因か」
リコ「えっ?シンヤ、今のピカチュウの説明でわかるの?」
シンヤ「ああ。と言っても、なんとなくだけど」
リコ「すごい!シンヤ、ピカチュウの言葉がわかるんだ!」
ロイ「それで、喧嘩の原因は?」
シンヤ「ここで日向ぼっこをしていたら、急にホゲータがやってきて、自分の横に立って太陽の日差しを遮ったとカイデンは言ってる。何度も移動してもホゲータがついてくるから、自分は日向ぼっこができず、それでホゲータと喧嘩になったと。ホゲータは、ただカイデンと仲良くなりたかったからそんな行動をしていたと言っている」
リコ「そっか。それでカイデンは嫌がってて、ホゲータは何度もカイデンに近づいてたんだ!」
ロイ「ホゲータ、カイデン、そうなの?」
カイデン「カァァイッ!」コクッ
ホゲータ「ホンゲェ!」コクッ
ロイ「あたってるみたい」
リコ「シンヤすごい!」
シンヤ「ピカチュウの説明はわかりやすいからな。ありがとな、ピカチュウ」
ピカチュウ「ピッカッ!」
マードック「お〜い!みんな〜、おやつの時間だぞ!」
シンヤ「おっ、もうそんな時間か」
リコ「ポケモンたちにおやつをあげないとね」
そろそろポケモンたちにおやつをあげる時間になったので、シンヤたちはマードックを手伝うために、甲板にポケモンフーズを入れた皿を用意した。すると、ポケモンフーズの匂いに誘われた船にいるポケモンたちが甲板に集まってきた。
甲板
マードック「よし!食べていいぞ」
マードックの合図で、ポケモンたちはおいしそうにポケモンフーズを食べ始めた。
カイデン「カッ、カカカ…」
ホゲータ「ホゲッ…」
カイデン「カッ…カッ!」
シンヤ「おいおい、なにも離れなくても」
リコ「やっぱりカイデン、ホゲータのこと苦手なのかな?」
ロイ「ハァ、早く仲良くなってくれないかな…」
ホゲータとカイデンを除く他のポケモンたちは、仲良くポケモンフーズを食べているのに、カイデンはホゲータから離れてポケモンフーズを食べていた。すると、ホゲータはポケモンフーズが入ってる皿を何度もカイデンの近くに持って行った。しかし、それがカイデンの気に障ったのか、急にカイデンがホゲータの頭を嘴でつつき始める。
シンヤ「おいおい、またかよ」
フリード「相変わらずドタバタしてんなぁ」
シンヤ「あっ、フリード」
ロイ「ホゲータ、カイデン、やめろって!…ちょっ、ちょっと待って、2人とも!」
ホゲータとカイデンが喧嘩を始めると、シンヤたちのいる所にフリードがやってきた。すると、喧嘩を始めたホゲータとカイデンは甲板から離れてどこかに行ってしまう。
リコ「フフフッw」
シンヤ「ん?どうした?」
リコ「ううん。ロイがカイデンをゲットしてから、ますます賑やかになったなって」
オリオ「リコも新しいポケモンをゲットしたら?」
リコ(えっ?新しいポケモン…ニャオハ以外の?考えたことなかった)
シンヤ「リコが旅を初めてから、もうかなり時間が経つからな。オリオの言う通り、そろそろ新しいポケモンをゲットしてもいいと思うぜ」
リコ「って言っても、どういうポケモンをゲットすればいいんだろう。……シンヤは、最初に何のポケモンをゲットしたの?」
シンヤ「俺が最初にゲットしたのは《ムックル》だったな」
フリード「へぇ、シンヤは最初にムックルをゲットしたのか」
シンヤ「父さんがムクホークを持ってて、ムックルから育てたって聞いたからさ。旅に出たら、1番最初にムックルをゲットしようって決めてたんだ」
それから数分後、甲板にいるポケモンたちがおやつを食べ終わったので、シンヤたちはポケモンフーズがなくなった皿を片付けて解散した。
ドットの部屋
ぐるみん『よっす!ポケモントレーナーのみんな!ぐる〜びんしてる?最初にゲットしたポケモンをじっくり最強に育てるのと、色んなポケモンを仲間にしていくのと、どっちが正解か⁉︎正解は…どっちも正解が正解だ!ハートが通じ合えば、ポケモントレーナーの形にルールなんてないのだ!自分のお気に入りのポケモンたちと、思いっきりバトルを楽しもうぜ〜!』
クワッス『クワッスッ!』
ランドウの釣り場
ロイ「なぁ、2人は仲間なんだからさ、もっと仲良くしようよ」
カイデン「カァァイッ」プイッ
ホゲータ「ホゲッ」プイッ
ロイ「なぁカイデン、ホゲータは、お前と仲良くしようとしてただけなんだって」
カイデン「カイ!」プイッ
ロイ「あぁ…ホゲータもさ。もう許してあげなって。ほら、機嫌を直して一緒に歌おうよ!ホッ、ホッ、ホッホッゲー!」
ホゲータ「ホッ、ホッ、ホゲ、ホゲ、ホゲゲー!」
ブチッ(カイデンの血管が切れる音)
カイデン「カァァァァッ!」
ロイはホゲータとカイデンを仲直りさせようとするが、カイデンはヘソを曲げており、ロイとホゲータが一緒に歌い出すと、怒って「なきごえ」を発動した。
ロイ「カイデン!『なきごえ』攻撃はやめて!」
ドォォォォォン!
ロイ「な、なんだ⁉︎」
ホゲータ「ホゲェェ⁉︎」
カイデン「カァァッ⁉︎」
カイデンが「なきごえ」を発動すると、突然ウイングデッキから爆発音が鳴り響いた。それが気になったロイたちは立ち上がってウイングデッキに向かうと、そこではシンヤとフリードがバトルフィールドのトレーナーゾーンに立っていて、シンヤはピカチュウとエンペルトで、フリードはキャプテンピカチュウとリザードンでポケモンバトルをしていた。
ウイングデッキ
シンヤ「ピカチュウ!『10まんボルト』!エンペルトは『ハイドロポンプ』!」
ピカチュウ「ピィカッ、チュゥゥゥゥッ‼︎」
エンペルト「エェェェン!ペェェェェェーーッ!」
フリード「キャップ!『かみなりパンチ』!リザードンは『かえんほうしゃ』!」
キャプテンピカチュウ「ピカチューーッ!」
リザードン「リザァァァァァッ!」
バァァァァン‼︎
フリード「どうしたシンヤ?まだまだこんなもんじゃないだろう?」
シンヤ「当然!エンペルト!『ハイドロカノン』!ピカチュウはそれに「10まんボルト』!」
エンペルト「エェェェェン!ペェェェェェーーッ‼︎」
ピカチュウ「ピィィィカッ、チュゥゥゥゥッ‼︎」
エンペルトが口から「ハイドロカノン」を放つと、ピカチュウは「10まんボルト」を放ち、「ハイドロカノン」に「10まんボルト」を纏わせた合体技を放った。
フリード「ほぅ、合体技を使うのか。ならこっちは連携技だ!リザードン!『ドラゴンクロー』!キャップは『かみなりパンチ』!」
キャプテンピカチュウ「ピッカァァァァッ‼︎」
リザードン「グオオオオオッ!」
エンペルトとピカチュウが合体技で攻撃してくると、キャップとリザードンはそれに対して、フルパワーの「かみなりパンチ」と「ドラゴンクロー」を放ち、「ハイドロカノン」と「10まんボルト」の合体技を受け止めた。互いの技がぶつかった瞬間、ものすごい衝撃波がウイングデッキ全体に響き渡る。
ロイ「すごい!シンヤもフリードもポケモンたちも!」
ホゲータ「ホゲェェェ…」
カイデン「カァァァッ…」
フリード「シンヤ、ここまでにしようぜ」
シンヤ「そうだな。エンペルト、ピカチュウ、少し休憩しよう」
エンペルト「エンペッ!」
ピカチュウ「ピィカッ!」
フリード「キャップもリザードンもな」
キャプテンピカチュウ「ピッカッ!」
リザードン「リザァァァッ」
シンヤとフリードが休憩しようと言い出すと、エンペルトたちはその場に座り込み、少し休憩することにした。すると、さっきからシンヤたちのバトルを見ていたロイがホゲータとカイデンを連れてウイングデッキにやってきた。
ロイ「ねぇ」
シンヤ「おっ、ロイ」
フリード「どうした?」
ロイ「なんでシンヤとフリードがバトルしてたの?」
フリード「うん?まぁ、ちょっとした運動と旅のストレス解消だ。一緒に汗を流せば、それだけ絆も深まるしな」
シンヤ「ポケモン同士が分かり合うには、ポケモンバトルが1番だからな。それに、たまにはウォーミングアップしとかないと、本番でバテちゃうからな」
ロイ「ストレス解消、絆が深まる、分かり合うにはバトルが1番……これだ!」
シンヤ「えっ?」
フリード「急にどうした?」
ロイ「シンヤ、今から僕とポケモンバトルしてよ!」
シンヤ「えっ?別にいいけど…なんで?」
ロイ「ポケモン同士がわかり合うには、バトルが1番なんでしょ。なら、ホゲータとカイデンが一緒に汗を流せば、それだけ絆が深まるかもしれないからさ」
シンヤ「なるほど。だったら、2人の相手はこいつがいいな。ゲッコウガ!」
ポーーン
ゲッコウガ「コォォウガッ!」
シンヤ「前に俺のゲッコウガとバトルした時から、お前がどれぐらい成長してるか試してやる」
ロイ「よし!絶対勝つぞ!」
こうして、ホゲータとカイデンの仲を深めるために、ロイはシンヤと2対1の変則バトルをすることになった。
ロイ「全力でバトルするよ!シンヤのゲッコウガは強いからね!」
ホゲータ「ホンゲェェ!」
カイデン「カァァイッ!」
シンヤ「フリードは審判を頼む」
フリード「わかった。いくぞ!バトル、スタート!」
シンヤ「先行はそっちに譲るよ」
ロイ「じゃあ遠慮なく。ホゲータ!『ひのこ』!」
ホゲータ「ホォォゲェェッ!」
シンヤ「ジャンプしてかわせ」
ゲッコウガ「コォォウガッ!」
バトルが始まると、ホゲータが「ひのこ」でゲッコウガを攻撃してきたが、ゲッコウガは空に軽くジャンプすると、ホゲータの放った「ひのこ」を軽々とかわした。
ロイ「カイデン!『さわぐ』!」
カイデン「カッ…カァァァッ!」
ゲッコウガ「コッ…コウガッ⁉︎」
カイデン「カァァァァッ!」
ゲッコウガが「ひのこ」をかわすと、カイデンが「さわぐ」攻撃をしてきたので、ゲッコウガは両手で耳を塞ぐと、ジャンプしてカイデンから距離を取った。すると、カイデンが翼の電気をバチバチさせながらゲッコウガに突撃してきた。
シンヤ「ゲッコウガ、かわせ!」
ゲッコウガ「コォォウガッ」
ロイ「今のって?」
シンヤ「『スパーク』という技だ」
ロイ「『スパーク』か。…よし!カイデンはもう1回『スパーク』!ホゲータは『たいあたり』!」
ホゲータ「ホゲェェェェッ!」
カイデン「カァァァァッ!」
ゲッコウガ「コウガッ!」
ホゲータとカイデンが突撃してくると、ゲッコウガは再びジャンプして攻撃をかわした。すると、急に展望室の扉が開き、そこからマードックたちがやってくる。
マードック「おっ、シンヤとロイがバトルしてるのか」
オリオ「ロイ、しっかりしなよ」
リコ(えっ、ホゲータとカイデン?さっきまで喧嘩してたのに、なんで?)
ロイ「ホゲータ、カイデン、頑張れ!力を合わせなきゃ、シンヤのゲッコウガには勝てないよ!」
リコ(あっ、そういうこと)
カイデン「カァァァァッ!」
ホゲータ「ホッゲェェェッ!」
ゲッコウガ「コウガッ、コウガ」
シンヤ「どうした!ゲッコウガは反撃してないのに、全然攻撃が当たってないぞ!」
シンヤの言う通り、バトルが始まってから、ゲッコウガはホゲータとカイデンの攻撃をかわしてばかりで、1回も攻撃技を使っていなかった。にも関わらず、ゲッコウガはまだまだ余裕という感じだった。しかし、それでもホゲータとカイデンは、休まずゲッコウガに攻撃を続けた。そして、ホゲータとカイデンの攻撃をかわし続けたゲッコウガは、2人に挟み討ちにされてしまう。
ゲッコウガ「コォォウガッ…」
ロイ「チャンスだ!ホゲータ!『たいあたり』!カイデンは『スパーク』!」
カイデン「カァァァイッ‼︎」
ホゲータ「ホッゲェェェ‼︎」
シンヤ「ゲッコウガ!」
ゲッコウガ「コォウガッ!」
ドォォォォン!
ホゲータ「ホンゲェ!?」
カイデン「カァァァイッ!?」
ゲッコウガは、突撃してくるホゲータとカイデンをギリギリまで引きつけると、空に向かってジャンプした。すると、ホゲータとカイデンは足を止めようとするが、勢いをつけすぎたため足を止めることができず、お互いに正面からぶつかってしまい、ホゲータとカイデンは目を回して意識を失ってしまう。
ホゲータ「ホン…ゲェ…(@_@)」
カイデン「カァァ…イッ…(@_@)」
モリー「まっ、そうなるわな」
カイデン「カイ!デカッ!」
ホゲータ「ホンゲホンゲ!」
ロイ「ちょっ、ホゲータ!カイデン!」
意識を取り戻したホゲータとカイデンがまた喧嘩を始めると、ロイは喧嘩を止めようと2人の近くに駆け寄る。
オリオ「結局こうなるのか」
マードック「ロイも苦労するな」
シンヤ「アハハハ、ゲッコウガ、お疲れさん」
ゲッコウガ「コウガッ」
シンヤ(せめて、ゲッコウガに一撃でも食らわせられたらよかったんだけどな…)
ロトロトロト…ロトロトロト…ピッ
フリード「ドット、どうした?」
ドット『船の2キロ先に、広範囲の乱気流が発生してる。回避は無理だから備えたほうがいいと思う』
フリード「わかった」
ピッ(通話を切る)
フリード「みんな聞いてくれ。ドットから、船の2キロ先に乱気流が発生していると連絡が来た」
オリオ「乱気流?」
フリード「ああ。だからみんな、すぐに船の中に戻ってくれ」
マードック「わかった」
モリー「船のポケモンたちを落ち着かせないと、シンヤ、リコ、手伝ってくれる?」
リコ「あっ、はい」
シンヤ「わかった」
マードック「ロイ、お前たちも早く船の中に戻れよ」
ロイ「う、うん」
これから船が乱気流の中に突っ込むため、ロイ以外のみんなは急いで船の中に戻ると、乱気流への突撃に備えた。フリードはキャップと一緒に操舵室に向かうと舵を取り、オリオはシンヤとフリードから借りたリザードンと一緒に機関室に向かい、シンヤとフリードのリザードンにマグマッグのいる釜の中に「かえんほうしゃ」を放ってもらうと、マグマッグをパワーアップさせて船のエンジンを高めていた。そして、モリーについていったシンヤとリコは、船内に住むポケモンたちを落ち着かせるため、ポケモンたちを救護室に集めると、リコは救護室にいるポケモンたち一人一人に話しかけてポケモンたちを落ち着かせてあげていた。
救護室
リコ「大丈夫、怖くないよ。ここにいれば平気だからね」
シンヤ「ロイたち、ちゃんと船の中に戻ったかな?」
ピカチュウ「ピィカッ」
モリー「まさか、まだ外にいるんじゃないだろうね」
リコ「私、ちょっと見てくる」
シンヤ「俺も行く」
ピカチュウ「ピィカッチュ」
ウイングデッキ
ロイ「ハァ、一緒にバトルしたら、ホゲータとカイデンが仲良くなれると思ったんだけどな」
ガタガタッ(ブレイブアサギ号が揺れる)
ロイ「おっと。ホゲータ、カイデン、そろそろ中に入ろう」
ホゲータ「ホンゲェ」コクッ
カイデン「カァァァイッ」コクッ
急に船が揺れ始めると、船が乱気流に近づいていることに気づいたロイは、ホゲータとカイデンと一緒に展望室に繋がる階段を登っていった。その時、階段に強い風が吹いてきて、ロイの前を歩いていたホゲータが倒れてきた。すると、ロイはホゲータを受け止めたが、カイデンは風に吹き飛ばされてしまう。
カイデン「カァァァイ!?」
ロイ「あっ、カイデン!」
カイデンは風に吹き飛ばされたが、すぐに体勢を立て直すと、飛行船に向かって真っ直ぐに突っ込んで向かってきた。そして、無事に見張り台にまで戻ってくると、今度は風で飛ばされないように、嘴で見張り台の手すりに噛み付いた。
ロイ「カイデン!ホゲータはここで待ってて」
ホゲータ「ホゲェ」
カイデン「カッ、カカカ…」
ロイはホゲータを展望室の扉の近くに下ろし、自分が被っている帽子をホゲータに被せると、ゆっくりと歩きながらカイデンの所に向かった。そして、なんとかカイデンのいる所に辿り着くと、カイデンの体を掴むが、その時にバランスを崩して倒れてしまい、後ろの手すりにぶつかってしまう。
ロイ「いてて…でも、カイデンが飛ばされなくてよかった」
カイデン「カイ…」
シンヤ「ロイ!早く中に入れ!」
リコ「急いで!」
ロイ「シンヤ!リコ!」
ロイが無事にカイデンを助けると、展望室にシンヤとリコがやってきた。シンヤは早く展望室の中に入るようロイに言うが、風が強すぎるため、ロイは足を前に動かすことができなかった。
ロイ「うっ…クソ!」
シンヤ「風が強くなってきたな!」
ホゲータ「ホゲッ⁉︎ホゲ、ホォォゲェ!ホゲ!」
シンヤ「んっ?…あれは!」
ピカチュウ「ピィカッ!」
ロイが展望室に戻ろうとしていると、突然ホゲータが大声を上げて前の方を指差したので、シンヤは前方を確認した。すると、前方から風に乗って飛ばされてきた大木がロイとカイデンに向かって飛んできた。
リコ「危ない!」
シンヤ「リザードン!頼……あっ、そうだ!リザードンはオリオに預けてるんだった!」
カイデン「カッ、カァァァァッ!」
ロイ「あっ、カイデン!」
カイデン「カァァァァイッ‼︎」
バァァァン!
ロイ「すっ、すげぇ!」
ホゲータ「ホォォォ…」
今のシンヤの手持ちポケモンの中では、リザードン以外にロイとカイデンを助けることができるポケモンがいないため、このまま大木がロイとカイデンに当たるかと思われたその時、カイデンはロイの手から飛び出して「スパーク」を発動すると、飛んできた大木に突撃した。すると、大木は粉々になってしまい、ロイは飛んできたカイデンをキャッチすると、シンヤとリコと一緒に展望室の中に入った。
展望室
ロイ「ハァ、助かった」
シンヤ「いきなり大木が飛んでくるからヒヤヒヤしたぜ」
ピカチュウ「ピィカッ」
ニャオハ「ニャァァッ」
リコ「ロイ、大丈夫?」
ロイ「うん。ねぇ、さっきの見たよね!」
リコ「えっ?」
ロイ「カイデンの『スパーク』だよ!」
リコ「あぁ、うん。すごかったね」
ロイ「だよね!でも、さっきゲッコウガとバトルした時は、あんなにパワーはなかったのに、何で急に『スパーク』のパワーが上がったんだろう?」
シンヤ「カイデンは、翼に風を受けて電気を起こすポケモンだからな。さっきは乱気流の風を受けてたから、あれだけ威力が上がったんだろ」
ロイ「じゃあ、バトルの時に強い風を浴びれば、カイデンの『スパーク』はもっと威力が上がるってことか。でも、どうすればそんなことができるんだ?う〜ん…」
リコ「あの、ホゲータとカイデンを仲良くさせようとしてるのに、目的が変わってるよ」
シンヤ「う〜ん、俺はこういうことにはあまり強くないからな……そうだ!ドットに相談してみよう!」
リコ「シンヤまで…って、うえっ⁉︎///ドットに⁉︎」
というわけで、バトル中にカイデンの「スパーク」の威力を上げる方法を聞くため、シンヤたちはドットの部屋を尋ねることにした。その後、船は無事に乱気流を抜けたので、フリードたちはティータイムのお茶を楽しみながら休憩をしていた。
ドットの部屋の前
ドンドン(扉をノックする)
ロイ「ドット、聞きたいことがあるんだ!」
リコ「ねっ、ねぇ、今、忙しいんじゃない?ほら、ぐるみんだから動画の撮影とか…」
ロイ「リコ、何そわそわしてるの?」
リコ「えっ…ち、違うの、してないよ。ただ、心と頭が…」
シンヤ(大ファンのぐるみんの正体が、ずっと身近にいたドットだとわかったんだから、リコがこういう反応をするのも無理ないが、リコの反応が予想通りなのが面白いな)
ドットの部屋の前にやってくると、リコがさっきと同じようにそわそわし出したので、シンヤはそれを見ながら楽しんでいた。すると、扉のドアが開き、中からドットが出てきた。
ドット「僕の部屋の前で騒がないでくれる」
リコ「あ、ドット…」
ロイ「ごめん」
シンヤ「ちょっとお前に聞きたいことがあってな」
ドット「聞きたいこと?とりあえず、部屋に入りなよ」
ドットはそう言うと、シンヤたちを自分の部屋の中に招き入れた。そして、シンヤとロイがカイデンのことをドットに相談している間も、リコはドットの部屋の中でそわそわしていた。
ドットの部屋の中
ロイ「というわけなんだ」
ドット「カイデンの『スパーク』の威力を上げる方法か…」
リコ(これが…ぐるみんの部屋……お、落ち着かない…)
ドット「元々カイデンは、飛ぶことで翼に風を受けて電気を作るポケモンだけど、ロイのカイデンは体が小さいし、飛ぶのも苦手なんだよね?走るだけじゃ、風力面で限界があるし…」
ロイ「でも!カイデンの『スパーク』には、バトルに勝てるぐらいのパワーがあるんだ。だから、カイデンが『スパーク』を使えるようにしてあげたいんだ!」
リコ「ロイ……ねぇシンヤ、何かいい考えはない?」
シンヤ「飛ばずに風を受ける方法か…高い場所から飛び降りるとかは……それはいくらなんでも無理だよな」
ロイ「高い場所から飛び降りる……うん!…それならいけるかも!」
シンヤ「えっ?」
ロイ「ホゲータ!カイデン!特訓に行こう!」
ホゲータ「ホンゲェ!」
カイデン「カァァァイ!」
ロイ「シンヤ!リコ!ドット!ありがとう!」
高い場所から飛び降りればというシンヤの言葉からいい考えが浮かんだロイは、シンヤたちにお礼を言うと、ホゲータとカイデンを連れてウイングデッキに向かった。
ウイングデッキ
ロイ「ほら見て、こっちがホゲータで、こっちがカイデン、これが僕たち3人の合体技だ!」
カイデン「カァァァイッ!」
ロイ「カイデン、気に入ってくれた?」
カイデン「デカ!」
ホゲータ「ホンゲェ…」
ロイ「ホゲータ、これは僕たち3人の力を合わせないと完成しないんだ」
ホゲータ「……ホンゲェッ!」
ロイ「ありがとう!よ〜し、特訓開始だ!」
ホゲータ「ホンゲェ!」
カイデン「カァァァイッ!」
こうして、ロイたちはウイングデッキで特訓を初めた。それから数時間が経つと夕食の時間になったので、シンヤたちはミーティングルームに集まって夕食を食べ始めた。
ミーティングルーム
オリオ「ロイ、来なかったね」
モリー「まだ特訓してんじゃないの」
フリード「珍しいな。飯の時間になったら、誰よりも1番に来るのに」
マードック「せっかくのスープが冷めちまったぞ」
シンヤ「まあまあ、飯を後回しにしてまで、あんなにやる気になってるんだから」
リコ「…シンヤ、ロイにご飯を届けに行こうよ」
シンヤ「そうだな。ロイたちの様子も気になるし」
ロイの分のご飯をトレーの上に乗せると、シンヤとリコは展望室に繋がるエレベーターに乗り、そのまま展望室にやってきた。そして、展望室の扉を開けてウイングデッキにやってくると、そこには屍のように倒れている、ロイ、ホゲータ、カイデンの姿があった。
ロイ「ハァ、ハァ、ハァ」
ホゲータ「ホォォ…ゲェェ…」
カイデン「カッ…カカ…」
リコ「みんな、大丈夫?」
シンヤ「どんな特訓をしたらこんなふうになるんだ?」
ピカチュウ「ピィカッ…」
ロイ「あ、シンヤ、リコ…」
リコ「あの、サンドイッチ持ってきたんだけど…」
ロイ「サンドイッチ⁉︎サンキュー!」
ロイは皿の上に乗ってるサンドイッチを手に取ると、ウイングデッキに座ってサンドイッチを食べ始め、ホゲータとカイデンにもサンドイッチを食べさせた。
シンヤ「特訓はうまくいってるのか?」
ロイ「うん。明日には完成するよ」
リコ「どんな特訓してるの?」
ロイ「それは秘密、明日の楽しみにしててよ」
リコ「隠さなくったっていいのに」
シンヤ「だけど、明日が楽しみだな」
ランドウの釣り場
ランドウ「空はめぐり、星は動く。変わらないように見えても、その場に留まってはいない。人もポケモンも同じこと」
そして次の日の朝。ロイ、ホゲータ、カイデンの3人は、操舵室にいるフリードとキャップのもとに向かうと、キャップにポケモンバトルを申し込んだ。
ブレイブアサギ号・操舵室
フリード「シンヤとゲッコウガにバトルを挑むんじゃなくて、キャップでいいのか?」
ロイ「うん。キャップ、お願いします!」
キャプテンピカチュウ「ピカ?……ピィカッ!」
ロイたちがキャップにポケモンバトルを挑むと、キャップもロイたちとバトルすることを了承してくれた。シンヤたちも昨日のロイの特訓の成果が気になっていたので、ロイとフリードのバトルを観戦するためにウイングデッキにやってきた。
ウイングデッキ
フリード「さぁて、何を見せてくれるんだ?」
ロイ「…ホゲータ!カイデン!いくよ!」
ホゲータ「ホォォォッ!」
カイデン「カァァァイッ!」
ポケモンバトルが始まると、ロイの合図で、カイデンがホゲータの頭の上に乗っかり、さらにホゲータがカイデンを乗せたままロイの頭の上に乗っかると、3人は揃って同じポーズをした。
マードック「…なんだ、あれ?」
オリオ「えっ、何?ロイもバトルすんの?」
シンヤ(あれが特訓の成果か?)
ロイたちが何をしているのかわからないので、シンヤたちは頭の上にクエスチョンマークを浮かべながら、ポカンとした顔でロイたちを見ていた。
キャプテンピカチュウ「ピカ?」
ロイ「ロイ!」
ホゲータ「ホンゲェ!」
カイデン「カァイッ!」
ロイ「《スペシャルアタック》だ!」
ホゲータ「ホンゲェェッ!」
カイデン「カァァァイッ!」
オリオ「今、なんて?」
モリー「全然、聞き取れなかった」
展望室
ドット「めちゃくちゃだ…」
ロイが謎の攻撃技を叫ぶと、オリオとモリーは冷めた目をしたが、ロイはキャップとのバトルに集中し、体を少し後ろに傾け始める。
ロイ「いっけぇぇっ!」
ブンッ!(ホゲータとカイデンを空に投げ飛ばす)
シンヤ「ホゲータとカイデンを投げ飛ばした⁉︎」
ピカチュウ「ピィカッ⁉︎」
ロイ「下に向かって連続で『ひのこ』!」
ホゲータ「ホォォォ、ゲッ、ゲッ、ゲッ、ゲッ」
ロイは体をギリギリまで後ろに傾けると、その反動を利用し、ホゲータとカイデンを思いっきり空へと投げ飛ばした。その行動に、シンヤを含めた船のメンバー全員が驚いていた。そして、上に投げ飛ばされたホゲータは、下に向かって「ひのこ」を連続で放つと、どんどん上にあがっていった。
ロイ「飛べ、カイデン!」
カイデン「カァァァイッ!」
ロイの指示を受けたカイデンがホゲータの頭から空高く飛んでいくと、ホゲータは「ひのこ」を放つのをやめてウイングデッキに落ちてきた。ホゲータはウイングデッキに着地すると、連続で「ひのこ」を放ってキャップを攻撃した。すると、キャップは空に飛んでホゲータの「ひのこ」をかわした。
ロイ「今だカイデン!『スパーク』!」
カイデン「カァァァイッ‼︎」
ロイの指示を受けたカイデンは「スパーク」を発動すると、キャップに向かって突っ込んできた。しかも、カイデンの発動した「スパーク」の威力は、大木を粉々にした時とは比べ物にならないほど上がっていた。
シンヤ「なるほど。ロイがホゲータとカイデンを空に投げ飛ばして、カイデンを頭に乗せたホゲータが「ひのこ」を使ってさらに上にあがっていき、そこからカイデンが飛び降り、風を受けて電気を作る。これが、『スパーク』の威力を高める特訓ってわけか」
リコ「ロイ、すごい」
キャプテンピカチュウ「ピカ」
フリード「ほぅ、面白い手を考えたな。キャップ『かみなりパンチ』!」
キャプテンピカチュウ「ピッカピカ!カァァァァァチュッ‼︎」
カイデン「カァァァァァァッ‼︎」
「スパーク」を発動したカイデンが突撃してくると、キャップは「かみなりパンチ」を発動し、電気を纏った右拳をカイデンに突き出した。すると、2つのでんき技がぶつかり合い、カイデンは後ろに吹き飛ばされた。
ロイ「ホゲータ!『たいあたり』!」
ホゲータ「ホゲ、ホンゲェェェッ‼︎」
キャプテンピカチュウ「ピカ⁉︎」
ホゲータ「ホッゲェェェッ!」
キャプテンピカチュウ「ピッカ!」
シンヤ「んっ?」
ロイ「えっ…」
リコ「えっ?」
空中では逃げ場がないため、ロイがホゲータに「たいあたり」を指示すると、ホゲータはジャンプして空中にいるキャップに「たいあたり」をしようとした。そして、そのままホゲータがキャップにぶつかる…そう思われた時だった。キャップは自分の尻尾を上下に動かした。すると、キャップがフワっと空に浮かび、ホゲータの攻撃をかわしたのだ。その様子を見たシンヤとリコとロイには、一瞬キャップが空を飛んでいるように思えた。そして、ホゲータとカイデンは地面に落ちると、そのまま戦闘不能になってしまった。
ホゲータ「ホッ…ゲェェッ…(@_@)」
カイデン「カァァ…(@_@)」
ロイ「ホゲータ、カイデン、これでもダメか…」
フリード「キャップ、お疲れさん」
キャプテンピカチュウ「ピカチュゥゥッ」
フリード「ロイ、惜しかったな」
マードック「よく頑張ったな!」
オリオ「悪くないバトルだったよ」
モリー「うん」
リコ「ロイ、ナイスファイト!」
ニャオハ「ニャオハッ!」
シンヤ「中々いいアイデアだったと思うぜ」
ピカチュウ「ピィカッ!」
ロイ「みんな…ありがとう!」
バトルはキャップの勝利で終わったが、ホゲータとカイデンは仲を深めることができたので、結果的によかったと言えるだろう。キャップとのバトルが終わった後、ロイとホゲータとカイデンは、よくランドウが釣りをしている所に移動すると、そこで仲良く歌を歌い始めた。その様子を、シンヤとリコはハッチの中から静かに見ていた。
ブレイブアサギ号・ハッチ
リコ「ホゲータとカイデン、いつの間にか仲良くなってるね」
シンヤ「結果オーライだな」
リコ「うん。なんか、仲間が増えるのっていいね」
シンヤ「じゃあ、リコも新しい仲間をゲットしないとな」
リコ「うん。……ねぇシンヤ、ホゲータがキャップの『たいあたり』をかわした時、キャップが空を飛んだように見えたんだけど」
シンヤ「えっ、リコにもそう見えたか」
ウイングデッキ
フリード「キャップの帽子を飛ばすとは、ロイたちも成長してるな」
キャプテンピカチュウ「ピカ」
To be continued
次回予告
キャップが空を飛んだ理由を聞くため、フリードから話を聞こうとしたシンヤたちだったが、フリードは話を誤魔化すばかりで何も教えてくれなかった。しかし、そのあとオリオが手助けしてくれたおかげで、フリードはキャップとの出会いや、ライジングボルテッカーズが結成した時のことをシンヤたちに話してくれることになった。
次回「フリードとキャップの出会い!ライジングボルテッカーズ結成!」
2024年になる前に17話を書き終えるつもりでしたが、間に合いませんでした。今年もよろしくお願いします。