ポケットモンスターSV 新たな物語の始まり   作:通りすがりのポケモントレーナー

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 黒いレックウザのことを聞くため、シンヤたちはカブを追ってエンジンスタジアムにやってきた。そこでリコとロイは、カブから与えられたトレーニングをすることになり、トレーニングとカブとのバトルを通じて多くのことを学んだリコとロイは、ポケモントレーナーとしてまた一歩成長することができた。そして、カブから黒いレックウザが西の空に向かったと聞いたシンヤたちは、ナックルシティに行く前にガラル鉱山に向かうことにしたのだった。


第21話『リコの初ゲット!野生のミブリム!』

 

 ブレイブアサギ号・リコの部屋

 

 

 リコ「ふぅ、ニャオハ、授業終わったよ」

 

 ニャオハ「ニャオハ」

 

 アン『ねぇリコ!作文できた?《なりたい自分》 』

 

 リコ「なんて書けばいいかわからないから、まだ書けてないんだ」

 

 アン『そっか。私は、ミジュマルとバトルに勝ちまくるって書いたよ』

 

 リコ「フフッw、アンはブレないね」

 

 

 ズイッ(画面に映る)

 

 

 サンド『コジョ』

 

 アン『あっ』

 

 リコ「わっ!」

 

 ニャオハ「ニャァッ!」

 

 アン『あっ、ごめん。私の《サンド》なんだ』

 

 

 ガラル鉱山に向かう当日、リコは自分の部屋でセキエイ学園のリモート授業を受けていた。授業が終わると、同室のアンが話しかけてきてくれて、作文のことについて話していると、アンが新しくゲットしたサンドがスマホロトムに映りこんできた。

 

 

 リコ「新しいポケモンをゲットしたんだ!」

 

 アン『うん!ミジュマルが気にいっちゃって」

 

 ミジュマル『ミジュ!』

 

 アン『リコは、新しいポケモンをゲットしないの?』

 

 リコ「私は、まだ考え中かな。シンヤに相談したら、気に入ったポケモンがいたらゲットすればいいって言われたけど」

 

 アン「そっか!」

 

 

 アンが新しくゲットしたサンドがミジュマルと仲良くしているのを見たリコは、新しいポケモンをゲットするのもいいかもと思っていたが、どういうポケモンをゲットすればいいのか、ゲットしたポケモンがニャオハと仲良くなってくれるか考えていた。すると、外からリコの部屋の扉をノックする音が聞こえてきた。

 

 

 シンヤ『リコ、授業は終わったか?これからガラル鉱山に行くぞ』

 

 ピカチュウ『ピィカッ!』

 

 リコ「わかった。すぐ行くね!ごめん、行かなきゃ。これからガラル鉱山に行くんだ」

 

 アン『鉱山か!面白そうだね。頑張ってね!』

 

 リコ「うん、またね!」

 

 アン『あっ、今度また話す時は、シンヤとどこまで進んだのかちゃんと教えてね!』

 

 リコ「も〜〜う!揶揄わないで!///」

 

 アン『フフッ、じゃあね』

 

 リコ「うん、じゃあね」

 

 

 リコはそう言ってスマホロトムの通話を切り、扉を開けて自分を呼びに来てくれたシンヤと一緒に外で待ってるフリードとロイと合流すると、ガラル鉱山に向かった。

 

 

 ガラル鉱山・山道

 

 

 フリード「しばらく山道が続くが、3人とも大丈夫か?」

 

 ロイ「うん!レックウザが待ってるんだし!」

 

 ホゲータ「ホンゲッ!」

 

 シンヤ「ロイはレックウザをゲットすることしか考えてないのか?」

 

 ロイ「だって、僕はそのために冒険に出たんだよ。レックウザを必ずゲットしたいんだ!」

 

 シンヤ(そう簡単に勝てるポケモンじゃないんだがな。…しかし、なんでレックウザはガラル鉱山に来たんだ?)

 

 リコ「…」

 

 シンヤ「リコ、大丈夫か?」

 

 リコ「えっ?」

 

 シンヤ「さっきからずっと下を向いてるだろ。疲れたか?」

 

 リコ「えっ?ううん。私、どんなポケモントレーナーになりたいのかなって」

 

 シンヤ「昨日の夜に話した、自分だけの道のことか?」

 

 リコ「うん。まだ答えが見つからなくて」

 

 シンヤ「ゆっくり考えて、答えを見つければいい」

 

 リコ「え?」

 

 シンヤ「ポケモントレーナーといっても、色んなタイプの人がいるからな。強くなりたい人、珍しいポケモンをゲットしたい人、フリードたちのように、冒険をしながら謎を解き明かす人、色んなタイプのトレーナーがいる。俺もそうだけど、リコはリコのペースで、自分の答えを見つければいいんじゃないか?」

 

 リコ「うん、ありがとう!…そういえば、シンヤのやりたいことって何?」

 

 シンヤ「えっ?俺のやりたいこと?」

 

 リコ「シンヤはバトルが強いし、たくさんの地方を旅してるから、どんなことをやりたいのかなって思って」

 

 シンヤ「…やりたいことってわけじゃなけど。俺は、《ポケモンがどうやって誕生》したのか、それを知りたいんだ」

 

 リコ「ポケモンの誕生?」

 

 シンヤ「ああ。ポケモンという生き物が、この世にどうやって生まれて、どこからやってきたのか、俺はそれが知りたいと思ってるんだ」

 

 リコ「そうなんだ」…(シンヤはちゃんと、自分のやりたいこと、自分の夢があって前に進んでる。それに比べて私は…)

 

 

 リコの回想…

 

 

 カブ『トレーナーの数だけ、道はあっていいはずだ。君が信じられる、君だけの道を、見つけていけばいいと思うよ』

 

 

 リコの回想が終わる。

 

 

 リコ「私の道か…」

 

 ロイ「あれ⁉︎」

 

 シンヤ「別れ道か」

 

 リコ「えっ?」

 

 

 リコが自分の道にどう進むべきか考えて歩いていると、道が右と左に別れていて、真ん中に立て看板が立てられている場所にやってきた。

 

 

 シンヤ「どっちに行く?」

 

 ロイ「じゃあ…こっちに行こうよ」

 

 リコ「そっちで大丈夫なの?」

 

 ロイ「わかんない時は、とりあえず進む!」

 

 シンヤ「まぁ、迷ったらリザードンに頼めばいいさ」

 

 リコ「うん」

 

 

 シンヤとリコとフリードが右と左のどっちの道に進むかを考えていると、特になにも考えていないロイが右の道を選んで走り出したので、シンヤたちはロイの後を追って走っていった。しかし、しばらくすると…

 

 

 ザァァァァァ‼︎(雨が降ってる音)

 

 

 フリード「急げ!逆のルートに戻るぞ!」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカッ!」

 

 ロイ「あんなに晴れてたのに、いきなり雨が降るなんて!」

 

 シンヤ「海や山の天気は変わりやすいからな」

 

 ピカチュウ「ピィカァッ」

 

 

 シンヤたちが右の道を進んでしばらくすると、空から大雨が降ってきたので、シンヤたちは急いで立て看板がある場所に戻ると、反対側の道に進んでいき、そこにある山小屋で雨宿りをすることにした。山小屋の前にたどり着くと、リコは扉をノックして中に人がいるかを確認したが、中から返事が返ってこないので、リコは山小屋の扉を開けた。

 

 

 山小屋

 

 

 リコ「おじゃましま〜す」

 

 ロイ「誰もいないね」

 

 シンヤ「こういう山小屋はみんなのものだから、非常時は誰が使ってもいいことになってるんだ」

 

 フリード「ああ。しかし、しばらく雨はやみそうにないな」

 

 ロイ「そんなぁ、せっかくガラル鉱山に行けると思ったのに」

 

 ピカチュウ「ピィカッ?」

 ニャオハ「ニャオ?」

 

 シンヤ「ピカチュウ」

 リコ「ニャオハ、どうしたの?あっ…」

 

 

 シンヤたちが取り出したタオルで頭を拭いていると、この室内から自分たち以外の何かの匂いを嗅ぎ取ったピカチュウとニャオハが近くに置いてある木箱の方に向かった。そんなピカチュウとニャオハの行動に疑問を持ったシンヤとリコがピカチュウとニャオハに近づくと、木箱の中に横たわっている一匹のポケモンを見つけた。

 

 

 ミブリム「…」

 

 

 シンヤ「《ミブリム》だ」

 

 フリード「こんなところにいるなんて珍しいな」

 

 リコ「ミブリムっていうんだ。寝てるのかな?」

 

 

 スッ(リコがスマホロトムを取り出す)

 

 

 ミブリム おだやかポケモン エスパータイプ

 

 生き物の気持ちをキャッチする。強い感情を浴び続けると、くたびれてしまうため要注意。

 

 

 ロイ「強い感情ってなんだろう?泣いたり怒ったりとか?」

 

 リコ「そばで泣いてる人がいたら、悲しい気持ちになるみたいな?」

 

 フリード「わかる。昔、ある食堂で飯を食ってたら、厨房で旦那さんと奥さんの夫婦喧嘩が始まって、飯の味がわかんなくなっちゃったんだよな」

 

 リコ・ロイ「「はぁ?」」

 

 フリード「あぁ…ミブリムは、店の外でもそんな喧嘩を感じるくらい、繊細なポケモンなんだ」

 

 シンヤ「例えの説明が下手すぎだろ。まぁ簡単に言えば、ミブリムは強い気持ちや感情に敏感なポケモンなんだよ」

 

 リコ「要するに、優しいポケモンってこと?」

 

 シンヤ「まあ、そうだな。にしても、ダメージを受けたわけでもないのに、なんか様子が変だな」

 

 ニャオハ「ニャオ…」

 

 リコ「ねぇ、この子を船に連れていっちゃダメかな?」

 

 シンヤ「モリーに診てもらうためか?」

 

 リコ「うん。この子が心配だから」

 

 フリード「…わかった。じゃあ、ガラル鉱山を調べるのは後にしよう」

 

 シンヤ「ああ。どの道、この雨の中を走ってガラル鉱山まで行くことはできないからな。ロイもそれでいいか?」

 

 ロイ「うん。早くブレイブアサギ号に戻ろう」

 

 リコ「みんな…ありがとう!」

 

 

 シンヤたちが自分の気持ちに賛同してくれたことにリコはお礼を伝えると、ミブリムを抱えてシンヤたちと一緒に雨の中を走ってブレイブアサギ号へと戻るのだった。

 

 

 ブレイブアサギ号・救護室

 

 

 モリー「ふむ…シンヤの言った通り、ミブリムにダメージはないし、状態異常はない」

 

 リコ「でも、変だよ。一言も鳴かないし」

 

 シンヤ「…ダメージでも状態異常でもなければ、ミブリムの能力そのものが影響してるのかもな」

 

 リコ「ミブリムの能力?」

 

 モリー「《心の問題》だね」

 

 リコ「心?」

 

 モリー「私たち人間だってそうだろ?辛いことがあった時、体に異常はないけど、元気が出ない時がある」

 

 リコ「そういう時って、どうしたらいいの?」

 

 シンヤ「リコ、外傷とかならモリーは治せるけど、心の病気はモリーにも治せないと思うぞ」

 

 リコ「えっ?」

 

 モリー「そうだね。心の病気は私にもどうにもできない」

 

 リコ「そんな…」

 

 

 怪我や病気なら治療すれば治すことはできるが、心の病気は怪我や病気と違って治療法が存在しないので、たとえどんな名医であっても治療することができず、せいぜいケアをすることぐらいしかできないだろう。

 

 

 モリー「リコだったら、自分が元気のない時、どうされたら嬉しい?」

 

 リコ「う〜ん…1人になりたい時もあるけど、ニャオハとシンヤがそばにいてくれるみたいに、誰かにいてほしい時だってあるし」

 

 モリー「そうだな。その時によって気持ちは変化するし、よかれと思ってしたことも、相手には負担になることもあるからね」

 

 シンヤ「…モリー。このミブリム、リコが面倒を見たらダメかな?」

 

 モリー「えっ?」

 

 リコ「私が?」

 

 シンヤ「ああ。リコがミブリムをここに連れてくる時、チラッとミブリムの顔を見たんだけど、その時ミブリムが微笑んでたからさ」

 

 リコ「えっ?そうだったの。全然気づかなかった」

 

 モリー「だったら、その子はリコが面倒を見てあげたらいいんじゃない。何かあったら、すぐに私に診せにきて」

 

 リコ「ありがとう、モリー。ニャオハ、ミブリムが治るまで私がお世話するから、ヤキモチ焼いちゃダメだよ」

 

 ニャオハ「ニャオハ!」

 

 リコ「わかったのかな?」

 

 シンヤ「リコとニャオハがヤキモチ焼きってことはわかったな」

 

 リコ「私とニャオハのことはいいの!」

 

 

 こうして、ミブリムはリコが面倒を見ることになり、シンヤとリコは機関室で乾かしている自分のジャケットを取りに向かった。

 

 

 フリード「ミブリムの面倒をリコにね。シンヤも思い切ったことをするな」

 

 モリー「無責任だと思うの?」

 

 フリード「いや、ミブリムは穏やかな人に心を開くポケモンだ。そういう意味では、リコは適任だと思う。それに、ミブリムがリコに微笑んだって、シンヤはそう言ってたんだろ」

 

 モリー「うん。ここに連れてくる時、ミブリムの顔を見たって」

 

 フリード「なら、今は様子を見よう」

 

 

 機関室

 

 

 リコ「もう乾いてる」

 

 シンヤ「ありがとな。トロッゴン、マグマッグ」

 

 マグマッグ「マグッ!」

 トロッゴン「ゴンッ!」

 

 リコ「フフッ」

 

 シンヤ「んっ?これ、ぐるみんの着ぐるみか?」

 

 リコ「…あっ、そうだ!」

 

 

 シンヤとリコは、機関室で乾かしていた自分のジャケットを取りに行ったあと、機関室に干してあったぐるみんの着ぐるみを持ってドットの部屋の前にやってきた。

 

 

 ドットの部屋の前

 

 

 コンッコンッ(扉をノックする)

 

  

 シンヤ「ドット、いるか?着ぐるみを持ってきたんだが」

 

 

 ガチャ(扉を開ける)

 

 

 ドット「サンキュー」

 

 リコ「あの、ドットに相談したいことがあるんたけど…」

 

 ドット「えっ?」

 

 

 リコがドットにぐるみんの着ぐるみを渡したあとに相談があると伝えると、ドットが話を聞くために部屋の中に入れてくれてたので、リコは一緒に連れてきたミブリムのことを話した。

 

 

 ドットの部屋

 

 

 ドット「さすがの僕も、こんな症状は聞いたことがないな」

 

 リコ「強い感情が届くって、どんな気持ちなんだろう?」

 

 ドット「それならわかるかも」

 

 リコ「本当?」

 

 ドット「ほら、僕はぐるみんをやってるだろ?」

 

 リコ「えっ…あっ…うん…」

 

 シンヤ「そんな動揺することでもないだろ」

 

 ドット「そうだよ。なんで急に緊張するんだよ」

 

 リコ「エヘヘ…」

 

 ドット「動画の配信とかしてると、多くのコメントが届くんだけど、中には、うるっせえ!って思うのがあったんだ。多分、今ミブリムはそんな感じなのかもな」

 

 シンヤ「へぇ〜、そんな嫌なコメントが届くこともあるのか。ファンが多いのも大変だな」

 

 ドット「シンヤにだってファンはたくさんいるだろ?世界チャンピオンなんだから」

 

 リコ「いたね。この前バトルカフェに行った時、女の人ばかりに囲まれてたし」

 

 シンヤ「その件は夜にハグをしたことでチャラになったろ!」

 

 リコ「そうだけど…」

 

 ドット「…えっと、話を続けてもいい?」

 

 

 途中から話が変わり、シンヤとリコが惚気始めると、めんどくさいことになると悟ったドットは、話を早く終わらせるためにシンヤとリコにそう聞いた。

 

 

 リコ「あっ、うん。ごめん…続けて」

 

 シンヤ「すまん、続けてくれ」

 

 ドット「…コメントの中には、嬉しくなるコメントも届くんだ。だから、うるっせえ!って思うコメントが来ても全然平気なんだ」

 

 クワッス「クワッス!」

 

 シンヤ「それだけ聞ければ充分だ。なっ、リコ」

 

 リコ「うん。ドット、ありがとう」

 

 ドット「別にお礼を言われることでもないよ……あれ?ミブリムは?」

 

 リコ「えっ?、えっ、えっ…ミブリムがいない!」

 

 シンヤ「えっ?どこに行った?」

 

 クワッス「クワッ!」

 ピカチュウ「ピカッ!」

 ニャオハ「ニャッ」

 

 

 枕の上に座っていたはずのミブリムがいつの間にかいなくなっていることに気がつくと、リコたちは慌ててミブリムを探すが、ミブリムの姿は部屋のどこにもなかった。すると、ピカチュウとクワッスが扉の方に指を差した。シンヤたちがそこに目を向けると、いつもクワッスが出入りしている小さい扉が少し揺れているのに気がつく。

 

 

 ドット「悪い、油断した」

 

 リコ「ううん、私もミブリムをちゃんと見てなかったから」

 

 シンヤ「とにかく、ミブリムを探しに行くぞ」

 

 リコ「うん!」

 

 ドット「僕も手伝うよ」

 

 リコ「ありがとう」…(ミブリム、きっと知らない場所で不安になってる。早く見つけなきゃ!)

 

 

 ブレイブアサギ号・ミーティングルーム

 

 

 オリオ「もう!今日は船の整備をしようと思ってたのに〜」

 

 マードック「天気予報は晴れって言ってたけどな」

 

 オリオ「いきなりの大雨だよ。天気おかしくない?」

 

 マードック「レックウザと関係あるのかも」

 

 オリオ「レックウザって、天気を操る能力があるの?」

 

 マードック「わからん」

 オリオ「え?」

 

 

 ミブリム「ミブッ?」

 

 

 シンヤたちがミブリムを探している頃、ブレイブアサギ号のミーティングルームでマードックとオリオが話をしていた。すると、そこにミブリムがやってきて、マードックとオリオの様子を見ていた。

 

 

 マードック「船、大丈夫か?」

 

 オリオ「はあ?ブレイブアサギ号はやわな船じゃないよ!」

 

 マードック「そう言うけど、この前の時みたいなトラブルはごめんだぞ」

 

 オリオ「この前って?」

 

 マードック「ロイと出会った島に上陸した時のこと」

 

 オリオ「あれは仕方ないでしょ!」

 

 マードック「なにもそんなに怒らなくても」

 

 オリオ「怒ってない!」

  

 マードック「怒ってる」

 

 オリオ「怒ってない!」

 

 マードック「怒ってる」

 

 オリオ「怒ってない!」

 

 

 些細な理由でマードックとオリオが口喧嘩を始めると、それを聞き取ったミブリムは急いでミーティングルームから出ていった。しかし、マードックとオリオは未だに口喧嘩を続けていた。それがしばらく続くとミーティングルームの扉が開き、そこからミブリムを探しにきたシンヤたちがやってきたので、マードックとオリオは口喧嘩をやめた。

 

 

 マードック・オリオ「「あっ…」」

 

 シンヤ「2人とも、こんなとこで何してんの?」

 

 ピカチュウ「ピィカッ?」

 

 マードック「いや、なんでもない」

 

 オリオ「そうそう。喧嘩なんてしてないよ」

 

 オリオ・マードック「「仲よしナマコブシ」」ぎゅっ(握手する)

 

 シンヤ「は?…それより、ミブリムを見なかった?」

 

 リコ「どこかに行っちゃって」

 

 オリオ「ミブリム?見てないけど」

 

 ドット「ここにはいないか」

 

 リコ「うん。他を探そう」

 

 マードック「そろそろおやつの時間だけど、どうする?」

 

 ドット「今、ミブリムを探してるから…」

 

 シンヤ「ミブリムを見つけたら、あとで貰いにくるよ」

 

 

 シンヤはそう言って扉を閉めると、リコたちと一緒にミブリムを探しに向かった。

 

 

 オリオ「ドットも一緒にミブリムを探してるなんて。リコやシンヤと出会ってから、ドットも変わったよね」

 

 マードック「ああ。俺もドットと直に喋ったの、めっちゃ久しぶりだった」

 

 オリオ「今の喋ったことになるの?」

 

 マードック「なる」

 

 

 ロイの部屋

 

 

 ロイ「フーン、フンフン(鼻歌)」

 

 

 シンヤたちがミブリムを探している頃、ロイは自分の部屋で古のモンスターボールをハンカチで磨きながら鼻歌を歌っていた。すると、外から扉を叩く音が聞こえてきた。

 

 

 ドンッドンッ(扉を叩く)

 

 

 リコ『ロイ、いる?』

 

 ロイ「リコ?」

 

 

 ガチャ(ロイが扉を開ける)

 

 

 ロイ「どうしたの?」

 

 リコ「ミブリムを見なかった?」

 

 ロイ「見てないけど、どうして?」

 

 シンヤ「ミブリムがいなくなっちまったから、今みんなで探してるんだ」

 

 ピカチュウ「ピィカッ」

 

 ロイ「えっ!う〜ん…よし、僕に任せて!ミブリムを見つけるいい考えがある!」

 

 

 数分後…

 

 

 ロイ「ジャーン!」

 

 リコ「…えっ〜と…」

 

 シンヤ「…これは…」

 

 ピカチュウ「ピィカッ?」

 

 ドット「ダンボールの上に、ポケモンフーズを入れた皿を置いただけじゃん」

 

 ロイ「ただ置いただけじゃないよ。ちょっとした仕掛けがあるんだから」

 

 

 ロイが考えたミブリムを見つける方法とは、廊下の真ん中にダンボールを置き、その上にポケモンフーズの入った皿を置くというものだったが、ポケモンフーズを食べようとダンボールの上に乗ると、そのままダンボールの中に落ちて捕まる仕掛けを作ったようだ。

 

 

 廊下の奥

 

 

 リコ「シンプル…」

 ドット「そして雑」

 シンヤ「さらに言わせてもらえば手抜きだぞ」

 ロイ「手抜きじゃないよ、ちゃんと考えたんだから」

 

 ドット「こんな罠に引っかかるポケモンなんかいるわけ…」

 

 

 ガタンッ(罠に引っかかる)

 

 

 シンヤ「おっ!」

 ピカチュウ「ピカァァッ!」

 

 リコ・ドット「「いた〜!」」

 

 ロイ「やったぁ!」

 

 こんな単純な罠に引っかかるポケモンがいるとは思っていなかったので、シンヤとドットは思わず面食らってしまうが、一応ミブリムが罠にかかったのかを確認するためにダンボールの中を確認した。しかし、罠に引っかかたのはミブリムではなく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホゲータ「ホォォゲッ!」

 

 

 シンヤ・リコ・ロイ・ドット「「「「ズコッ!」」」」(コケる)

 

 ピカチュウ「ピィカッ…(-_-٥)」

 

 ロイ「ホゲータ…」

 

 シンヤ「この罠は、ホゲータ用には使えそうだな」

 

 ロイ「うまくいくと思ったんだけどなぁ」

 

 リコ「アハハ、ありがとう」…(…ミブリム、お腹を空かせてないかな?)

 

 

 シンヤたちがミブリムを探している頃、ミブリムはミーティングルームから厨房に移動していた。厨房には、マホイップ、ツボツボ、ユキワラシ、パモがいて、マードックの用意してくれたポケモンフーズをみんなで仲良く食べていた。ミブリムが物陰から隠れてマホイップたちを見ていると、ミブリムはマホイップに見つかってしまう。

 

 

 マホイップ「マホッ?」

 

 

 ミブリム「ミブッ⁉︎」

 

 

 マホイップ「マッホッ!」

 

 ミブリム「ミッ、ミミミ…」

 

 

 マホイップが皿に入っているポケモンフーズをミブリムに渡そうとすると、ミブリムは逃げるように厨房から飛び出し、船底の近くにまでやってきた。

 

 

 船底の近く

 

 

 ミブリム「ミッ、ミッ」

 

 

 ランドウ「感じたくない思いが届くのは、辛いのう…。じゃが、すべてを遠ざけ、独りで生きるのはもっと辛いじゃろうな」

 

 

 ミーティングルーム

 

 

 ドット「見つからないなぁ…」

 

 ロイ「ミブリム、船から出たのかな?」

 

 シンヤ「いや、外がこんな大雨なんだから、それはないだろう」

 

 リコ「じゃあ、一体どこに?」

 

 シンヤ「それは俺にもわからない」

 

 ロイ「手分けして探そう。僕とホゲータはこっち!」

 

 ホゲータ「ホンゲッ!」

 

 ドット「OK。行こう、クワッス」

 

 クワッス「クワッス」

 

 

 あれからシンヤたちはミブリムを探し続けたが、どこにもミブリムの姿はなかった。外では大雨が降っているため、ミブリムが外に出ている可能性は低いと考え、今度は手分けして船の中にいるミブリムを探すことに決めると、ロイとドットはミーティングルームから出ていった。すると、不意に外で降ってる雨を見たリコは、あることを思い出していた。

 

 

 リコ「そういえば…」

 

 シンヤ「ん?どうした?」

 

 リコ「…ねぇシンヤ、覚えてる?この船に初めて来た時のこと?」

 

 シンヤ「ああ。忘れたくても忘れられるわけがない。次の日にオーキド研究所に行く予定だったけど、その前日に、リコのペンダントを狙うアメジオたちエクスプローラーズが現れて、そしたら次は、リザードンに乗ったフリードが現れて、この船に案内されたんだよな。まさかそれがきっかけで、冒険の旅が始まるとは思ってなかったけど」

 

 リコ「うん。それで考えてたんだ」

 

 シンヤ「何を?」

 

 リコ「この船に初めて来た時のことを。そのあとニャオハが攫われて、私、すごく心細かった。けど、シンヤがそばにいてくれたから、私は大丈夫だった。けど、ミブリムはずっと独りぼっちだったから、きっと心細かったんじゃないかなって…」

 

 シンヤ(へぇ、そこまでポケモンの気持ちがわかるようになってきたか)

 

 

 ヨルノズク『ホォォォォ!』

 

 

 リコ「あっ…」

 

 シンヤ「展望室にいるヨルノズクの声だな」

 

 リコ「もしかして、ミブリムを見つけたのかな?」

 

 シンヤ「とにかく行ってみよう」

 ピカチュウ「ピィカッ!」

 

 

 急にヨルノズクの鳴き声が聞こえてきたので、シンヤたちはエレベーターに乗って展望室に向かった。展望室にはシンヤたちが探しているミブリムがいて、展望室から外の様子を静かに眺めていた。そんなミブリムの姿をヨルノズクが後ろから静かに見守っていると、エレベーターに乗ったシンヤたちが展望室にやってきた。すると、ミブリムは慌ててエレベーターの入り口の反対側に隠れてしまった。

 

 

 展望室

 

 

 ミブリム「ミッ!」タッ!

 

 

 リコ「あっ…」

 

 シンヤ「別に逃げなくても…いや、不安な気持ちなんだから、それが当たり前か」

 

 リコ「…ミブリム、あのね。私、考えごとをしたい時に、よくここにくるんだ。静かで見晴らしもいいから。いきなり知らない場所に連れてこられて、周りは賑やかな人たちばかりで、外は嵐だし、すごく不安だよね。だから、あなたの気持ち、すごくわかる。私も同じ経験をしたから。でも大丈夫、私が不安だった時、シンヤがそばにいて私を支えてくれたように、今度は私があなたを支えて、明日、元の場所に戻してあげる。…それじゃ」

 

 

 リコはミブリムに自分の言いたかったことを伝えると、エレベーターに乗って下に行こうとした。すると、ミブリムが自分たちの近くに来ていることに気づいた。

 

 

 ミブリム「ミブ…」

 

 

 リコ「あっ…一緒に来る?」

 

 ミブリム「…ミブッ!」

 

 リコ「わっ…くすぐったい、フフフ」

 

 シンヤ「フッw」

 

 ピカチュウ「ピィカッw」

 

 

 リコの言葉を聞いたミブリムは笑顔になると、その場からジャンプしてリコの肩に飛び乗り、リコの頬に自分の頬を擦り付けた。シンヤとピカチュウはその様子を楽しく見ていたが、しばらくすると、ミブリムがリコのジャケットについてるフードの中に移動し、その中でスヤスヤと眠ってしまったので、シンヤたちはミブリムを起こさないように気をつけて下に向かうと、今日は休むことにした。

 

 

 次の日の朝…

 

 

 ミーティングルーム

 

 

 ミブリム「ミィィッ」

 

 オリオ「ミブリム、すっかりリコに懐いてるね」

 

 リコ「うん。フードの中が安心するみたい」

 

 モリー「どうやってミブリムを落ち着かせたの?」

 

 リコ「ミブリムのことを考えてたら、自分がこの船に来た時のことを思い出して、そのことを話してあげたんだ」

 

 モリー「そっか」

 

 オリオ「この船に来たばかりの頃のリコって、気を遣いすぎっていうか、気にしいだなって思ってたけどさ。だから、ミブリムに寄り添えたんだな」

 

 リコ「えっ?そ、そうかな?」

 

 シンヤ「フッw、ああ」

 

 モリー「相手を気遣えるって、すごいことなんだ。だから自信を持って」

 

 オリオ「そうそう、うちにはガサツなのが多いからね」

 

 モリー「何?自分の自己紹介?」

 

 オリオ「うっさいな!」

 

 ミブリム「ミブッ⁉︎」

 

 モリー「ああ、ごめんごめん」

 

 オリオ「大丈夫。私たち」

 

 オリオ・モリー「「仲良しナマコブシ」」ぎゅっ(握手する)

 

 

 ガラガラッ(扉を開けてフリードが入ってくる)

 

 

 フリード「雨も止んだし、そろそろミブリムを山小屋の前に返しに行くぞ」

 

 ロイ「そのあとは、いよいよガラル鉱山だ!」

 

 シンヤ「よし、行くか!」

 

 ピカチュウ「ピカッ!」

 

 

 フリードがミーティングルームにいるシンヤたちを呼びにくると、ガラル鉱山に向かう準備を済ませたシンヤたちは、ガラル鉱山に向かう前に、先にミブリムを山小屋に連れていった。

 

 

 山小屋の前

 

 

 リコ「ミブリム、元気でね」

 

 ミブリム「ミッ…」

 

 ニャオハ「ニャオ…」

 

 

 山小屋の前に到着すると、リコは抱いていたミブリムをゆっくりと地面に下ろし、お別れの言葉を告げた。すると、ミブリムはリコたちに背を向けてゆっくり歩き始め、そのまま森の中に向かっていった。

 

 

 ニャオハ「ニャオ…」

 

 

 ミブリムが森の中に向かって歩いていくと、それを見ていたニャオハがリコの顔を覗き見た。リコは笑っているように見える顔をしているが、ミブリムとの別れを惜しんでいるような顔をしているため、ニャオハは前を歩いているミブリムの元に走り出すと、ミブリムの前方に移動した。

 

 ニャオハ「ニャァァッ、ニャオハッ。ニャァァオッ」

 

 

 ミブリムの前方に移動したニャオハは、ミブリムに何かを伝え始めた。すると、ミブリムは後ろに振り向き、リコの目の前にやってきた。

 

 

 ミブリム「ミィィッ」

 

 リコ「ミブリム、どうしたの?」

 

 シンヤ「リコと一緒に行きたいんだろ」

 

 リコ「えっ?そうなの?」

 

 ミブリム「ミィィッ!」

 

 

 リコの言葉を聞いたミブリムは大きな返事をすると、ジャンプしてリコの胸に飛び込んだ。

 

 

 リコ「ミブリム」

 

 シンヤ「フッw、ほい」

 

 

 スッ(空のモンスターボールを差し出す)

 

 

 リコ「えっ?」

 

 シンヤ「お前だって、このままミブリムとお別れするのは嫌なんだろ?」

 

 リコ「っ!どうしてわかったの?」

 

 シンヤ「笑顔をして誤魔化しても、お前の顔をちゃんと見れば、お前が寂しそうにしてるのがよくわかるよ」

 

 リコ「ぁっ…やっぱり、シンヤに隠しごとはできないね」

 

 シンヤ「フッw、お前が俺を旅に誘ってくれたように、今度はミブリムに自分の気持ちを伝えればいいんだ」

 

 リコ「シンヤ……うん!ミブリム、私と一緒に来てくれる?」

 

 ミブリム「ミミミー!」

 

 

 ミブリムが大きな声を出して返事をすると、リコはミブリムを抱きしめてから地面に下ろし、シンヤから空のモンスターボールを受け取ると、しゃがんで空のモンスターボールをミブリムに向けた。

 

 

 リコ「一歩踏み出してくれてありがとう。これからもいっぱい、あなたに嬉しい気持ちを届けるね」

 

 

 リコがミブリムに自分の気持ちを伝えると、ミブリムは自分からリコの持っているモンスターボールに触り、ボールの中に吸い込まれていった。しばらくモンスターボールがリコの手の中で揺れると、最後にポンッという音が鳴った。

 

 

 ポワン…ポワン…ポワン……ポンッ!

 

 

 リコ「ミブリム、ゲットです」

 

 シンヤ「リコの初ゲットだな!」

 

 ピカチュウ「ピィカァッ!」

 

 リコ「シンヤのおかげだよ。本当にありがとう!ミブリム、出てきて!」

 

 

 ポーーン‼︎

 

 

 ミブリム「ミィィッ!」

 ニャオハ「ニャァァッ!」

 

 

 リコがモンスターボールからミブリムを出し、同じリコのポケモンであるニャオハがミブリムの近くにやってきて右前足を伸ばすと、ミブリムはニャオハと握手をした。

 

 

 フリード「ミブリムが心を開くなんて大したもんだ」

 ロイ「リコじゃなきゃできなかったね」

 シンヤ「ああ、リコの才能と美点だな」

 

 リコ(ぁ…私にもできることがあるんだ。ミブリムに出会って、ミブリムのことを考えていたら、自分のことも、少しわかった気がします)

 

 シンヤ「リコ、どうした?」

 

 リコ「私、ポケモンが好き!もっとポケモンの気持ちも知りたい。だから、そんなトレーナーになりたい!」

 

 シンヤ「そっか。自分の進む道が見えてきたな」

 

 リコ「うん!まだ、私のポケモントレーナーとしての道がどこに向かっているかわからないけど。ポケモンと一緒に歩いて行こうと思う」

 

 シンヤ「そうだな。ポケモンと一緒となら、どこまでだっていけるさ!」

 

 ピカチュウ「ピッカッ!」

 

 

 こうして、リコは新しい仲間のミブリムをゲットし、シンヤたちはガラル鉱山に向かって歩きだした。

 

 

 ガラル地方・近海

 

 

 シンヤたちがガラル鉱山に向かっている頃、ガラル地方の近海に、一隻の潜水艦が近づいていた。

 

 

 潜水艦の中

 

 

 コニア「じきにガラル鉱山に到着するから、近くの入り江に船をつけるわ」

 

 ジル「ガラル鉱山。ここに黒いレックウザが…」

 

 コニア「苦労して目撃情報を集めたり、ネットで調べた甲斐があった」

 

 

 ガチャ(扉を開けてアメジオがやってくる)

 

 

 アメジオ「ジル、コニア、ご苦労だった。あとは俺1人でやる」

 

 ジル・コニア「「えっ⁉︎」」

 

 アメジオ「俺はペンダントの件から外された。ここから先は、上の命令に背く行動になる」

 

 ジル「ここまで来てそれはないでしょう。今更、水臭いことを言わないでください」

 

 コニア「そうです。私は引き続き、アメジオ様のお供をさせていただきます!」

 

 ジル「もちろん俺もです!」

 

 アメジオ「…好きにしろ」

 

 コニア・ジル「「はっ!」」

 

 アメジオ「行くぞ」

 

 コニア「待ってください」

 

 アメジオ「どうした?」

 

 コニア「これを見てください」

 

 

 コニアはそう言うと、潜水艦のモニターにある映像を出した。それは、シンヤがバトルカフェにいる女性たちと一緒に写ってる写真だった。

 

 

 ジル「ここは、バトルカフェの写真だな」

 

 コニア「そう。黒いレックウザの情報を集めていたら、奴のファンと思われる女性たちと一緒に写ってる写真がSMSに投稿されているのを見つけたの。しかも、撮った写真の日付は最近のものだわ」

 

 ジル「じゃあ、奴らもこのガラル地方に来てるのか?」

 

 コニア「多分」

 

 

 グググッ(アメジオが拳を握る音)

 

 

 アメジオ(ならばちょうどいい。次に出会った時は、あの時の借りを返してやる!待っていろ、シンヤ!)

 

 

 To be continued

 

 

 次回予告

 

 

 黒いレックウザを追ってガラル鉱山にやってきたシンヤたちは、鉱山の中に入って黒いレックウザを探していたのだが、その途中にリコとロイとはぐれてしまい、自分たちと同じように黒いレックウザを探しにきたアメジオと接触した。アメジオはシンヤと再会すると、早速ポケモンバトルを挑んできたのだが、シンヤとはぐれたリコたちの目の前に、あるポケモンが姿を現した。

 

 

 次回『シンヤVSアメジオ!ガラル鉱山での戦い!』

 




 
 9819さん、8星評価ありがとうございます。
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