ポケットモンスターSV 新たな物語の始まり   作:通りすがりのポケモントレーナー

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 アメジオたちエクスプローラーズを退けた後、ダイアナから聞いた話で分かったのは、リュウセイというのは、ルシアスの友達で、一緒にラクアを目指して旅をしていた人物だということ。そして六竜とは、リュウセイが従えていた6匹のドラゴンタイプのポケモンで、六英雄と同等の力を持つポケモンたちだということだった。まだまだ分からない謎が多く残ったが、ダイアナはシンヤとリコに、六英雄を探すように伝える。そしてシンヤは、六英雄を探しながら六竜を探すことに決め、リコたちと一緒に、新たな冒険の旅へと出発したのだった。


新シリーズ『ポケットモンスターSV 新たな物語の始まり《テラパゴスの輝き/六竜編》』
第26話『テラパゴスと、新しい冒険の始まり』


 

 ブレイブアサギ号・ミーティングルーム

 

 パクッ…モグモグッ(料理を食べる)

 

 ダイアナ「おかわりちょうだい!」

 

 シンヤ「俺もおかわり」

 

 マードック「はいよ〜!」

 

 リコ「おばあちゃん…」

 

 オリオ「シンヤが朝からおかわりするなんて珍しいね」

 

 シンヤ「グラードンとバトルしたり、ゲッコウガとシンクロしてキズナゲッコウガになったりして、体力を使ったからな。しっかり食べて、体力を戻しておきたいんだ」

 

 ロイ「僕もおかわり!」

 マードック「はいよ〜!」

 

 リコ「シンヤ、本当にもう大丈夫なの?怪我とかしてない?」

 

 シンヤ「大丈夫。怪我はしてないから」

 

 モリー「グラードンとバトルしたのに、怪我がなかったのは不幸中の幸いだったと思うよ」

 

 シンヤ「グラードンとはホウエン地方でバトルしたことあったから、対策があったんだよ」

 

 フリード「キズナゲッコウガ。人間とポケモンのキズナで起きるキズナ現象。ポケモン博士としての血が騒ぐな!これも調べてみないとな」

 

 マードック「まあなんにせよ。みんな無事でよかった。しっかり食べてくれ」

 

 エクスプローラーズを退けたシンヤたちは、ガラル地方の上空をブレイブアサギ号で移動していた。そして、いつものように朝食の時間になると、マードックの作ってくれた朝食をみんなで食べていた。ダイアナも当分の間はブレイブアサギ号にいることになり、朝食を一緒に食べていた。ポケモンたちはポケモンフーズをおいしそうに食べていたが、テラパゴスはポケモンフーズを食べようとしなかった。

 

 シンヤ「ご馳走様…って、あれ?」

 

 リコ「どうしたの?」

 

 シンヤ「テラパゴスはどこに行ったんだ?」

 

 リコ「えっ……あれ?本当だ!テラパゴスがいない!」

 

 シンヤは朝食を食べ終えると、ポケモンフーズを食べているポケモンたちの方を見たが、テラパゴスがいないことに気づいた。そして、シンヤが席を立ってテラパゴスを捜しに行くと、リコもテラパゴスを捜しに向かった。

 

 ブレイブアサギ号・調理場

 

 シンヤ「ここにはいないか」

 ピカチュウ「ピカッ」

 マホイップ「マホ?」

 

 ブレイブアサギ号・救護室

 

 リコ「いない!」

 ラッキー「ラッキー?」

 

 ブレイブアサギ号・ガス袋のある場所

 

 シンヤ「いないか…」

 ピカチュウ「ピーカ」

 アローラベトベトン「ベト?」

 

 ブレイブアサギ号・釣り場

 

 リコ「いない!」

 クワッス「クワ?」

 

 ブレイブアサギ号・渡り廊下

 

 リコ「いな〜い…」

 シンヤ「どこに行ったんだ。テラパゴスは?」

 ピカチュウ「ピーカチュ」

 

 シンヤとリコは飛行船の中を捜し回り、調理場・救護室・ガス袋のある場所・釣り場・廊下を順に見て回ったが、テラパゴスはどこにもいなかった。

 

 リコ「まさか外に!」

 

 シンヤ「船が飛んでるから、それはないだろ」

 

 リコ「う〜ん。じゃあどこ……」

 

 

 ガタンッ(物が倒れる音)

 

 

 シンヤ・リコ「「あっ!」」

 

 ピカチュウ・ニャオハ「「ッ!」」

 

 リコ「何?今の音?」

 

 シンヤ「物置部屋からだな」

 

 シンヤとリコがテラパゴスがどこにいるのか考えていると、物置部屋からガタンッという音が聞こえてきた。そして、シンヤたちが急いで物置部屋に向かうと、そこにはひっくり返ったテラパゴスと、散乱しているオレンの実があり、リコがすぐにテラパゴスを元の状態に戻すと、テラパゴスはオレンの実に齧りついた。

 

 テラパゴス「パーゴ!」

 

 シンヤ「オレンの実を食べたかったのか」

 

 リコ「そう言えば、さっきポケモンフーズを食べてなかったね」

 

 シンヤ「テラパゴスがルシアスと旅をしてたのは、100年も昔のことだからな。100年前にポケモンフーズが無かったから、ポケモンフーズがおいしいか分からなかったんじゃないか?」

 

 リコ「あっ、そっか…」

 

 シンヤ「オレンの実とか他の木の実だったら、ルシアスや六英雄と一緒に食べてたかもしれないから、おいしいとか分かるのかもな」

 

 リコ「そっか、そうだよね。私たち、テラパゴスのことを何も知らないんだ」

 

 シンヤ「知らないなら、これから知っていけばいい」

 

 ピカチュウ「ピカッ」

 

 リコ「うん。シンヤがニャオハの観察をしたらどうかなって言ってくれたように、テラパゴスを観察してみるよ」

 

 シンヤ「ああ、俺も協力するよ」

 

 ピカチュウ「ピカッ」

 

 リコ「ありがとう。シンヤ、ピカチュウ」

 

 ニャオハ「……」プイッ

 

 操舵室

 

 テラパゴス

 

 シンヤ「最初は操舵室に来たか」

 ピカチュウ「ピカッ」

 

 それからリコは、テラパゴスの観察を始めた。テラパゴスが最初に来たのは、フリードとキャップのいる操舵室だった。テラパゴスがコンパスの役割をしているノズパスと遊んでいると、キャップに遊ぶなと叱られた。

 

 キャプテンピカチュウ「ピカッ!」

 

 フリード「ハハハッ…!」

 

 カキカキ(スマホロトムに描く)

 

 リコ「怒られても動じない。どっしりと構えてメンタルも強い」

 シンヤ(何も考えてないだけだと思うぞ)

 

 テラパゴスが操舵室の次に向かったのは調理場だっだ。今ちょうど、マードックとマホイップがおやつ用のケーキを作っているところだったが、テラパゴスがいきなり、マードックたちの作っているケーキに顔を突っ込んだから、顔がクリームまみれになってしまった。

 

 テラパゴス「パ〜ゴ!」

 マードック「うまいか?」

 

 リコ「意外と甘いものが好き」

 シンヤ(まあ、これは当たってるな)

 

 最後にテラパゴスがやってきたのは機関室だった。そこにはオリオとマグマッグ、トロッゴンとエレキッドがいて、マグマッグとトロッゴンは、船のエンジンを動かすために必死に働いており、オリオも仕事をしていた。テラパゴスはトロッゴンが回し車を回しているのを見ていると、トロッゴンの動きに合わせて首をぐるぐると回し始めた。すると、首を回しすぎたせいで目が回ってしまったテラパゴスはまたひっくり返ってしまう。

 

 リコ「ああ〜また〜」

 

 シンヤ「テラパゴスって、なんか子供ぽいポケモンだな」

 

 ピカチュウ「ピーカッ」

 

 廊下

 

 シンヤ「テラパゴスの観察はどうだ?」

 

 リコ「うん。少しはテラパゴスのことが分かってきた」

 

 シンヤ「そっか。よかったな」

 

 リコ「うん。……ねぇ、シンヤは六竜を探すって言ってたよね?」

 

 シンヤ「ああ。ライコウとエンテイに似ている、2匹のパラドックスポケモンだけな。リコはどうする?六英雄を探すのか?」

 

 リコ「えっ?まだ決めてないけど…シンヤは、ラクアが本当にあると思う?」

 

 シンヤ「普通ならおとぎ話と笑われるだろうが、俺たちはガラル鉱山の中で不思議な現象を見たし。六竜と呼ばれたポケモンたちも、ルシアスの手記に描いてあったからな。ラクアは実在すると思うぜ」

 

 リコ「伝説の楽園…ラクア。どんな場所なんだろう?」

 

 シンヤ「そこに行くには、ダイアナさんの言う通り、六英雄を探す必要がある。六竜とは違って、六英雄はテラパゴスと関連があるポケモンだ。そして、古のモンスターボールもな」

 

 リコ「六英雄…」

 

 ピカチュウ「ピッカッ!」

 

 

 ドット『おわ〜〜!カット!カット!』

 クワッス『クワ〜ッス!』

 

 ドット『リコ〜〜!』

 

 

 シンヤ「ん?今の声ってドットか?」

 リコ「あっ!テラパゴスがいない!」

 シンヤ「……まさか⁉︎」

 

 バタンッ(ドアを開ける)

 

 テラパゴス「パ〜ゴ!」

 

 シンヤ「やっぱり、ドットの部屋にいたのか!」

 

 ぐるみん「今動画撮影中!」 

 

 リコ「きゃー!ぐるみん!うわぁ〜〜!」

 

 シンヤ「なんで驚く?着ぐるみを着てるドットだろう」

 

 シンヤとリコが廊下で六竜やラクアの話をしていると、ピカチュウが慌てて声を上げた。すると、ドットの部屋から大きな声が聞こえてきて、テラパゴスが自分たちの足元にいないことにシンヤたちは気づいた。すると、いきなりドットの部屋がドアが開き、中からぐるみんの着ぐるみを着たドットが、テラパゴスを抱えて現れたのだった。ドットは着ぐるみを脱いで撮影を中断すると、リコたちを部屋に入れて話を聞くことにした。テラパゴスはドットのパソコンを見ていて、それをクワッスが見張っていた。

 

 ドットの部屋

 

 ドット「なるほど。そういうことか…」

 リコ「撮影の邪魔しちゃってごめん」

 

 ドット「別にそれはいいんだけど。…このテラパゴスって、ペンダントの状態で100年も眠ってたんだよな?」

 

 シンヤ「ダイアナさんはそう言ってたな。100年も経てば時代も変わるから、見るもの全てが新鮮なんだろう」

 

 ドット「そうなると、テラパゴスがこの時代で暮らしていくのは、大変かもな」

 

 リコ「だったら。私がテラパゴスに色々教えてあげないと」

 

 シンヤ「そうだな。……って、あれ?またテラパゴスがいない!」

 

 リコ「あっ!本当だ!」

 

 テラパゴスはずっとペンダントの状態で眠っていたため、この時代のことを何も知らない。だからこそ、リコはこれからテラパゴスに、この時代のことを教えようと思っていた。すると、テラパゴスがまたいなくなってることに気づき、シンヤとリコとピカチュウは、テラパゴスを捜すため、ドットの部屋を出て廊下を走って行った。すると、シンヤたちはニャオハとばったり遭遇した。

 

 ニャオハ「ニャオハ!」

 

 リコ「ニャオハ!テラパゴスがいなくなっちゃって大変なの!お願い。一緒にテラパゴスを捜して!」

 

 ニャオハ「……ニャッ」プイッ

 

 リコ「あっ…ニャオハ?」

 

 シンヤ(ニャオハ拗ねちゃってるな。リコがテラパゴスばかりを構ってるから、面白くないんだろうな……さて、テラパゴスはどこに行ったのかな?)

 

 ミブリム「ミブ!ミブ!」

 リコ「ミブリムどうしたの?」

 ミブリム「ミー」ダッ

 

 シンヤ「リコ、ミブリムを追うぞ!」

 

 リコ「うん」

 

 ニャオハがどこかに行ってしまうと、急にミブリムがリコのジャケットのフードから飛び出てきた。ミブリムはなにやら慌てていて、そのままどこかに向かって走って行くと、シンヤたちはミブリムの後を追って行った。

 

 展望室

 

 ダイアナ「zzz〜。zzz〜」

 

 ピー(エレベーターが展望室につく)

 

 シンヤ「ダイアナさんここで寝てるのか」

 リコ「テラパゴスは?」

 

 ミブリムに案内され、エレベーターに乗って展望室にやってきたシンヤたち。そこには、望遠鏡の前で眠っているヨルノズクと、本を枕の代わりにして眠っているダイアナの姿があった。シンヤたちは、ダイアナとヨルノズクを起こさないようにブリッジの方に向かうと、テラパゴスを捜し始めた。

 

 ブリッジ

 

 リコ「テラパゴス!どこ〜?」

 ピカチュウ「ピカッ!」

 シンヤ「んっ?……いたぞ!あそこだ!」

 リコ「えっ⁉︎」

 

 ブリッジにやってきたシンヤたちがテラパゴスを捜していると、ピカチュウが何かに気づいて、ある場所に指を差した。そこには、船首の先に登ろうとしているテラパゴスがいたのだ。

 

 船首

 

 テラパゴス「パ〜ゴ!」

 

 

 リコ「えっ?」

 

 ミブリム「ミー!」バタッ

 

 リコ「ミブリム⁉︎モンスターボールに戻って!」

 

 シュルルーーン

 

 シンヤ「きっとミブリムは、テラパゴスの強い気持ちを感じ取ったんだろう」…(それに、テラパゴスは誰かを呼んでるみたいだ)

 

 テラパゴス「パ〜〜ゴ!」

  

 テラパゴスは船首を登りきると、いきなり空に向かって鳴き声を上げた。シンヤには、そのテラパゴスの鳴き声が、誰かを呼んでいるように思えた。

 

 ビュゥゥーーー(突風が吹く)

 

 シンヤ「うわっ」

 

 リコ「うっ、……あっ、テラパゴスが!」

 

 シンヤ「まずい。このままじゃ落ちる!」

 

 リコ「私が行ってくる!」ダッ!

 

 シンヤ「えっ!おいリコ!」

 

 船首

 

 リコ「テラパゴス!」

 テラパゴス「パーゴ?」

 

 リコ「手を伸ばして!」

 テラパゴス「パ〜ゴ!」

 

 リコ「わっ!」

 シンヤ「ミライドン!」

 

 ポーーン

 

 ミライドン「グオ〜〜ッ!」

 シンヤ「ミライドン頼む!」

 ミライドン「アギャアア!」

 

 シンヤ「リコ!」

 リコ「シンヤ!」

 

 船首でテラパゴスが鳴き声を上げると、突然突風が吹いてきた。すると、船首にいるテラパゴスはバランスを崩し、船首から落ちそうそうになってしまう。リコはテラパゴスを助けるために、ゆっくりと船首に登っていき、テラパゴスに近づいた。そして、ようやくテラパゴスの近くまで来ることができたリコは、テラパゴスに手を伸ばして、自分のところに来るように伝える。すると、テラパゴスはリコに手を伸ばし、リコがテラパゴスの手を掴むと、バランスを崩して船首から落ちてしまう。その時、シンヤはモンスターボールからミライドンを出し、そのままミライドンに乗り込むと、リコたちを助けに向かった。そして左手を伸ばし、タイミングよくリコの腰に手を回してリコを抱えると、ミライドンにグライドモードになるよう指示して、ミライドンは展望室の扉の前に着地した。

 

 展望室の扉の前

  

 リコ「シンヤ、ミライドン、ありがとう」

 

 テラパゴス「パ〜〜ゴ!」

 

 シンヤ「ったく、無茶するなよ」

 

 ダイアナ「リコ!無事かい?」

 

 リコ「おばあちゃん!」

 

 シンヤ「ダイアナさん、寝てたんじゃ?」

 

 ダイアナ「この子が展望室のドアに「たいあたり」をするから、それで起きたんだよ」

 

 ニャオハ「ニャア…」

 リコ「ニャオハ!」

 

 リコの部屋

 

 リコ「おばあちゃん、シンヤ、無茶をしてごめんなさい」

 

 ダイアナ「テラパゴスを助けようとして動いたんだ。責められることじゃないよ。シンヤ、リコを助けてくれてありがとう」

 

 シンヤ「いえ、慣れてますから」

 

 ダイアナ「それと、ニャオハにもお礼を言うんだよ。ニャオハがいたから、私もリコの危険を知ることができたんだから」

 

 リコ「うん。ニャオハ、ありがとう」

 

 ニャオハ「………」プイッ

 

 テラパゴスとリコを助けた後、シンヤたちはリコの部屋に向かった。リコの部屋に着く頃には、テラパゴスはリコの手の中で眠っていて、リコは部屋にやってくると、テラパゴスをゆっくりと自分のベッドに下ろし、シンヤと一緒にベッドに座った。部屋に戻ったリコは、シンヤとダイアナに謝り、パートナーのニャオハにお礼の言葉を伝えた。しかし、ニャオハはまたリコを無視して、そのまま部屋から出て行ってしまった。

 

 リコ「ニャオハも私が無茶ばかりするから、呆れちゃってるのかな?」

 

 シンヤ「違うよ。テラパゴスばかり構うリコを見て、《ヤキモチ》焼いてるんだよ。パピモッチの時と同じだ」

 

 リコ「えっ?そうだったんだ。気付かなかった…」

 

 ダイアナ「それに、リコの無茶は、ポケモンを思う気持ちから出ているんだ。それは無茶じゃなくて、勇気って言うんだよ」

 

 シンヤ「だな。ガラルファイヤーの怒りを静める時だって、リコ無茶してたもんな」

 

 ピカチュウ「ピカッピカチュウ!」

 

 シンヤ「えっ?ガラルファイヤーの時、無茶したのは俺も同じだって?」

 

 ピカチュウ「ピーカッ」コクッ

 

 シンヤ「おいおい、そりゃねぇだろピカチュウ」

 

 リコ「そうだよ。シンヤだって無茶してたよ。私たちを逃すために、囮になったりとか」

 

 シンヤ「まあ、確かに俺も無茶したな」

 

 ダイアナ「テラパゴスが目覚めたのだって、きっとリコだからさ。私が持ってても、ペンダントはテラパゴスに変わらなかったからね」

 

 リコ「おばあちゃん…」

 

 ダイアナ「私の冒険の一歩は、リコに繋がっていたんだね。リコはとっくに、私の先を歩いてるよ」

 

 リコ「そんなことないよ。私なんてまだまだだよ」

 

 シンヤ「そうか?リコは十分成長してるぞ。俺と初めて会った時に比べれば、目まぐるしい成長の早さだ。最近は顔も大人っぽくなってきて、凛々しくなってきたしな」

 

 リコ「あ、ありがとう。///……ねぇ、おばあちゃん」

 

 ダイアナ「ん?」

 

 リコ「私、前におばあちゃんが話してくれたこと、ずっと考えてたの。どんなことが起きるの?六英雄に会うと?」

 

 シンヤ「俺もそれを聞きたいです。六英雄とテラパゴスの関係を」

 

 ダイアナ「そうだね。2人にはきちんと話しておかなきゃいけないかもしれないね」

 

 ダイアナは椅子から立ち上がると、ベッドに座っていたシンヤとリコの間に座り、胸のポケットから一冊のノートを取り出した。それは、前にシンヤたちに見せてくれた、《ルシアスの手記》だった。そのルシアスの手記には、ルシアスが生前に出会ったポケモンたちが記されていた。ダイアナがしばらくページめくっていくと、あるページで手を止めた。シンヤとリコがそのページを見てみると、右端のページに、顔がテラパゴスに似ているポケモンらしき絵が描かれていた。

 

 シンヤ「これって、テラパゴスですか?」

 

 ダイアナ「ああ。ルシアスが絆を結んだポケモンさ」

 

 パチッ(テラパゴスが目を覚ます)

 

 シンヤ「あっ、テラパゴス起きたのか」

 ピカチュウ「ピカッ」

 リコ「でも、今の姿と全然違う」

 

 ダイアナ「ああ。ペンダントから目覚めたばかりだから、エネルギーが足りないのかもしれないね」

 

 シンヤ「テラパゴスはもしかして、《フォルムチェンジ》するポケモンなんでしょうか?」

 

 ダイアナ「かもしれないね。このテラパゴスの姿は、覚醒する前の姿だから、《ノーマルフォルム》といったところか」

 

 リコ「…そう言えば。前にオリーヴァとガラルファイヤーに会った時、不思議な光に包まれて、そこでフードを被った男の人が見えたの」

 

 シンヤ「ああ、そうだったな。オリーヴァの時は、リコとロイ以外は見れなかったけど、ガラルファイヤーの怒りを静めた時、洞窟の中に霧と雨が発生して、そこにフードを被った男が現れたな。っで、ガラルファイヤーと喋ってて、その後俺の方を向いて、六竜と一緒にラクアに来てくれって言ってたっけ」

 

 ダイアナ「本当かい?それはもしかして…こんな人じゃなかったかい?」

 

 シンヤ・リコ「「あっ!」」

 

 シンヤとリコの話を聞いたダイアナは、手記のページをめくっていき、ページの間に挟んでいた一枚の写真を手に取ると、それを2人に見せた。シンヤとリコはその写真をじっくりと見た。かなり古い写真のようだったが、そこには1人の長髪の男性が写っていて、ガラルファイヤーと喋っていた男とそっくりだった。

 

 リコ「そう!この人だよ!」

 シンヤ「間違いありません」

 

 ダイアナ「なるほどね。オリーヴァ、ガラルファイヤーと接触したことで、テラパゴスの記憶は蘇り、ポケモンの姿に戻った。もしかしたら、残りの六英雄たちと出会えば、テラパゴスは本来の力を取り戻すかもしれないね」

 シンヤ「この絵の姿になるってことですね?」

 

 ダイアナ「ああ。その時こそ、《ラクア》への道が開かれる。かつて、ルシアスがラクアへと導かれたように」

 

 リコ「ラクア…」

 

 シンヤ「導かれたか…」

 

 テラパゴス「パーゴ!」

 ダイアナ「どうしたんだい⁉︎」

 

 リコ「反応してるみたい…ルシアスとラクアに…」

 

 シンヤ「もしかして、さっきテラパゴスが船首に登った後、空に向かって鳴き声を上げていたのは、六英雄のレックウザを呼んでいたのか、あるいは、ルシアスを呼んでいたのかもしれないな」

 

 リコ「そっか。それでさっき、船首に登ってたんだ。…ハッ!おばあちゃん、テラパゴスはルシアスに会いたいんじゃないかな?」

 

 ルシアス「それで鳴いてるっていうのかい?」

 

 リコ「きっと、そのラクアっていう所に行けば、ルシアスに会えるって、テラパゴスは思ってるのかも…」

 

 シンヤ「なるほど。そういうことか…」

 

 ダイアナ「残念だけど、この手記にはラクアの場所は記されていないんだ。それに、ルシアスは100年前のポケモントレーナー。会いたくても、もうこの世には…」

 

 シンヤ「…ダイアナさん、ラクアに辿り着いたのルシアスだけなんですか?ルシアスと一緒にラクアを目指した、リュウセイと六竜とか、他にラクアに行ったことがある人は?」

 

 ダイアナ「リュウセイと六竜に関することも調べたんだけど、リュウセイと六竜のことは何も分からなかった。分かっているのは、ルシアスと六英雄だけが、ラクアを目指していたということだけさ。リュウセイや六竜も、一緒にラクアを目指したのは分かっているんだが、途中でどうなったのかは、私にも分からない」

 

 シンヤ「そうですか。リュウセイや六竜も、ルシアスと一緒にラクアを目指したなら、何か分かると思ったんですけど…」

 

 リコ「…私、この子の願いを叶えてあげたい」

 

 シンヤ「えっ?」

 ダイアナ「リコ…」

 

 リコ「確かに、ルシアスはもういないかもしれない。でも、ラクアに行けば、きっと何か手がかりが残ってるかもしれない。ルシアスとの大事な思い出の場所、ラクアに。私はテラパゴスをラクアに連れて行く!」

 

 ダイアナ「…道は険しいが…そうだね。ポケモン…」

 

 リコ「ポケモンが一緒なら大丈夫!」

 

 ダイアナ「…本当に成長したね。リコ、これを渡しておくよ」

 

 リコ「え?」

 

 ダイアナ「これは《ルシアスのベルト》でね。六英雄のモンスターボールが収まるんだ」

 

 カチャカチャ(ルシアスのベルト)

 

 ダイアナ「リコが持つに相応しいよ。おばあちゃんから受け継いでおくれ」

 

 リコ「これがルシアスのベルト」

 

 リコの気持ちを聞いたダイアナは立ち上がると、自分が腰に巻いていたベルトを外すし、それをリコに渡した。このベルトは、かつてルシアスが身につけていたものだったらしく、ダイアナからベルトを受け取ると、リコはオリーヴァとガラルファイヤーの入った古のモンスターボールをケースに入れて、ルシアスのベルトを自分の腰に巻き付けた。ルシアスのベルトを腰に巻き付けると、リコは普段の愛らしい姿と違い、どこかたくましい姿に見えた。

 

 シンヤ「へぇ〜、リコ、中々似合ってるぞ」

 

 リコ「そ、そうかな?えへへ、ありがとう」

 

 テラパゴス「パ〜ゴ!」

 

 ダイアナ「どうしてテラパゴスが、リコに応えたのか分かるかい?」

 

 リコ「えっ?」

 

 ダイアナ「アンタは、ポケモンの気持ちに寄り添ってあげることができる優しい子だ。そして、自分の初めてのパートナーと出会い、一歩を踏み出したから、リコの良いところが花開いたんだよ」

 

 リコ「パートナー。……ニャオハ」

 シンヤ「迎えに行ってやれ。ニャオハを」

 

 リコ「シンヤ」

 シンヤ「お互いに大切なパートナーなんだからさ」

 

 リコ「……うん!おばあちゃん、シンヤ、テラパゴスをお願い!」ダッ

 

 ダイアナからルシアスのベルトを受け継いだリコは、パートナーであるニャオハと出会ったからこそ、リコの持つ良いところが開花されたということをダイアナから言われた時、リコはパートナーであるニャオハのことを考え始めた。そして、シンヤがリコにニャオハの所に行ってやれと後押しをすると、リコはベルトを外して、急いでニャオハの元に走って行った。

 

 ダイアナ「それとシンヤ、アンタにお願いがある」

 シンヤ「えっ、何ですか?」

 

 ダイアナ「リコがテラパゴスをラクアに連れて行こうと決めたのはいいんだけど、それはさっきも言ったように、きっと険しい道になるだろう。ましてや、リコはまだ新人トレーナーで、エクスプローラーズにも狙われている身だ」

 シンヤ「………」

 

 ダイアナ「だから、リコがラクアに辿り着くために、アンタの力を貸しておくれ。アンタはリュウセイと同じ、不思議な姿のゲッコウガを連れている。これが偶然か分からないけど、その答えはきっと、リコと一緒に六英雄を探していき、ラクアを見つけることにあるだろう」

 

 シンヤ「ダイアナさん…」

 

 ダイアナ「なにより、アンタは伝説のポケモンを倒せる程の実力がある。それほどのトレーナーはそうそういるものじゃないからね。だからこそ、アンタに頼みたいんだ」

 

 シンヤ「…ええ。最初からそうするつもりですよ。俺が元々この旅に同行したのは、リコを守るためですから。リコの気が済むまで、旅に付き合うつもりでしたから。…それに、以前ダイアナさんから、不思議なゲッコウガ…いえ、キズナゲッコウガを連れたリュウセイと呼ばれるトレーナーのことを聞いた時、リュウセイがキズナゲッコウガを連れていた理由を調べてみようと思ってたんです。きっとその謎は、ラクアに行けば分かるんだと思うんです。だから、俺もリコと一緒にラクアに行きます。それに、前にも言いましたけど、ルッカ先生やアレックスさんにリコを頼まれてるし。なにより、彼女を守るのは彼氏として当然ですからね」

 

 ダイアナ「そうかい。ありがとう。きっと、アンタとリコの出会いにも、何か意味があるだろう、リコのことを頼むよ」

 

 シンヤ「はい!分かってます」

 ピカチュウ「ピカッ!」

 

 操舵室

 

 リコ「あっ!見つけた」

 ニャオハ「……」

 

 リコ「ニャオハのことは、すぐに見つけられるんだから!」

 

 ニャオハ「……」プイッ

 

 リコ「えいっ!」

 ニャオハ「ニャッ⁉︎」

 

 リコが部屋を飛び出して向かったのは、ブレイブアサギ号の操舵室だった。リコは操舵室に入って舵の前を見てみると、そこには隅っこで体を縮こませて、寝転がっているニャオハの姿があった。リコはニャオハの名前を呼んで近寄っていくが、ニャオハはリコの顔を見ようとせず、そっぽを向いた。しかし、さっきシンヤから、この行為は以前のパピモッチの時と同じだと聞いていて、ニャオハのヤキモチの行為なのだとリコは理解していた。すると、リコはニャオハを抱きあげて、自分の腕の中に優しく包み込んだ。それをニャオハが抵抗すると、リコはニャオハを離した。

 

 リコ「ニャオハ、ごめんね。ニャオハは、いつも私のことを見ててくれてるのに、私、また同じことをしちゃって。私が一歩を踏み出せるようになったのは、ニャオハのおかげなんだって、思い出したの。言葉は通じないかもだけど。えっと…ニャオハ、これからも、ずっと私のそばにいて」

 

 ニャオハ「……ニャ」スタッスタッ(リコの前に歩いていく)

 

 リコ「ニャオハ!」

 

 トンッ(猫パンチ)

 

 リコ「ぐえっ」

 ニャオハ「ニャオハ!」

 

 リコはニャオハに、出会ってから今日までの感謝の気持ちと、これからも自分のそばにいてほしいという気持ちをニャオハに伝えた。すると、ニャオハはゆっくりとリコの元に歩いて行き、リコはニャオハを抱っこした。そして、しばらくお互いを見つめ合っていると、ニャオハはリコの両目に猫パンチをして、リコの膝の上で寝転び始める。

 

 リコ「もう…」

 

 シンヤ「懐かしいな。初めてリコと出会った日に、湖でニャオハがリコに猫パンチしたっけ…」

 

 リコ「シンヤ、おばあちゃんも」

 

 ダイアナ「ポケモンはこの世界にいる、不思議な不思議な生き物。言葉は通じなくても、心と気持ちで通じ合うことができるのさ」

 

 リコ「おばあちゃん…」

 

 ダイアナ「さあ」スッ(テラパゴスをリコに渡す)

 

 リコ「うん!」

 

 テラパゴス「パ〜ゴ!」

 ニャオハ「ニャー」

 

 リコ「フフッ!」…(嬉しかったり、怒ったり、悲しかったり、楽しかったり、どんな気持ちも、お互いに伝わるから、だから、ポケモンと一緒にいると、すごく楽しいんだ)…「ねぇ、シンヤ」

 

 シンヤ「ん?どうした?」

 

 リコ「私、テラパゴスをラクアに連れて行きたい。でも、私はシンヤみたいに強くもないし、これが大変な旅になるってことも分かってる。…だから…シンヤの力を貸してほしいの!」

 

 シンヤ「…ああ、俺もリコと一緒に、ラクアに行くよ」

 リコ「えっ!本当?一緒に来てくれるの?」

 

 シンヤ「ああ、さっきダイアナさんとそのことについて話したけど。俺がこの旅に同行したのはリコを守るためだったし、お前の気が済むまで、旅に付き合うつもりだったから。それに、キズナゲッコウガを連れたリュウセイと呼ばれるトレーナーと、六竜のポケモンたち。それがどうして、ルシアスと一緒にラクアに行かなかったのか、俺はその謎を調べてみようと思った。ルシアスが俺をリュウセイと呼んでいた理由と、不思議なゲッコウガを連れた、俺とリュウセイの関係。それに、ミライドンを知っていた秘密。この謎も、ラクアを目指せば分かることだと俺は信じてる。だから、俺もリコと一緒にラクアを目指すよ」

 

 リコ「ありがとう!シンヤ!」

 

 シンヤ「だけど、フリードたちにも、このことを説明しないとな」

 

 リコ「うん。ラクアのことをみんなに話そう」

 

 ダイアナ「また冒険の始まりだ。さぁ、いっておいで!」

 

 リコ「うん!ニャオハ!」ダッ

 ニャオハ「ニャオ!」

 シンヤ「ピカチュウ、これから頼むな!」

 ピカチュウ「ピカッ、ピカチュウ!」

 

 その日の夕方。シンヤとリコは、ライジングボルテッカーズのメンバー全員をミーティングルームに集めて、テラパゴスがルシアスに会いたくて、ラクアに行きたがっていること、ダイアナから聞いた、リュウセイと六竜のことも全て話した。

 

 ブレイブアサギ号・ミーティングルーム

 

 フリード「なるほど。まさかテラパゴスがラクアに行きたがっていたとはな」

 

 ロイ「それに、リュウセイっていうルシアスの友達に、六竜ってポケモン」

 

 モリー「リュウセイがキズナゲッコウガを連れていたってことは、シンヤもリュウセイと繋がりがあるってこと?」

 

 シンヤ「それは、俺にも分からないけど…」

 

 オリオ「そのラクアって、どんなところなんだろ?」

 

 マードック「ルシアス以外、誰も見たことのない、すごい場所なんだろうな」

 

 モリー「平和な楽園?」

 

 ロイ「楽園かぁ!木の実がいっぱい実ってるのかな?」

 

 ホゲータ「ホゲ〜」

 

 リコ「私は、テラパゴスをそこに連れて行ってあげたい。そのために、残りのルシアスの六英雄に会うって決めたの。すごく大変な旅だってことも、まだまだ自分が力不足なのも分かってる。だから…だから、みんな!お願い!力を貸してください!」

 

 全員「「「………」」」

 

 シンヤ「俺はリコと一緒に行くけど、みんなの意見は?」

 

 ロイ「もちろん僕も一緒に行くよ!」

 

 フリード「俺たちは仲間だ!仲間が本気でやりたいって思ったことは、全力でサポートする。みんなも思いは同じだ。それが仲間だからな」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカー!」

 

 シンヤ・リコ以外「「「うん!」」」

 

 リコ「みんな///…ありがとう」

 

 リコはライジングボルテッカーズのみんなに、テラパゴスをラクアに連れて行くために、力を貸してほしいとお願いした。しばらく沈黙するフリードたちだったが、シンヤはリコと一緒に行くと伝えて、フリードたちの意見を聞くと、フリードたち全員は笑顔になって協力すると言ってくれた。それを聞いたリコは、みんなに感謝の気持ちを伝えた。

 

 フリード「それにな。ダイアナさんの話を聞いてから、俺もルシアスの謎を追いたくなって、シンヤと一緒に、六英雄のことを調べてたんだ」

 

 リコ「えっ⁉︎そうだったの?」

 

 シンヤ「ああ。みんな、これを見てくれ」

 

 シンヤは自分のスマホロトムをタブレットタイプに変えると、みんなにスマホロトムに写っている写真を見せた。写真は4枚に分けられていて、そこに写っていたのは、海を泳ぐ《ラプラス》。岩山から雄叫びを上げている《エンテイ》。エンジンシティの上空を飛んでいると思われる《黒いレックウザ》。そして最後の一枚の写真は、ポケモンが素早く移動しているため、ハッキリとは分からなかった。

 

 リコ「これって、もしかして!」

 シンヤ「ああ、残りの六英雄たちだ」

 

 マードック「エンテイって確か、ジョウト地方に伝わる伝説のポケモンだろ?」

 

 シンヤ「ああ、遭遇する確率はかなり低いポケモンだ。レックウザ、ガラルファイヤーと同じ、伝説のポケモンだからな」

 

 オリオ「この絵に写ってるポケモンは何?」

 

 シンヤ「コイツは、《バサギリ》っていうポケモンだよ」

 

 モリー「バサギリ?」

 

 フリード「かつて、《ヒスイ地方》と呼ばれていた場所に生息していたポケモンだ。今じゃもう、その姿は見られない」

 

 マードック「じゃあ、どうやって探すんだよ?」

 

 フリード「さてな。残るはラプラスだが、見つけようにも手掛かりがないからな」

 

 シンヤ「バサギリなら、俺が見つけられるかもしれない」

 

 全員「「「えっ?」」」

 

 フリード「バサギリをどうやって探すんだ?ヒスイ地方はもうないところなんだぞ?」

 

 シンヤ「検討がついてるから大丈夫だ。っで、どの六英雄から探す?」

 

 ロイ「じゃあ、黒いレックウザから探そうよ!」

 

 フリード「お前な。……こういうことはちゃんと作戦を考えて、順番に…」

 

 ロトロトロト…ロトロトロト…ピッ

 

 ドット『ロイに朗報だよ』

 

 ロイ「ドット!」

 

 シンヤ「朗報?」

 

 ドット『ガラル地方のあちこちで、黒いレックウザの目撃情報が相次いでいる。レックウザはまだ、ガラル地方にいる可能性が高い』

 

 クワッス「クワーッス!」

 

 ロイ「じゃあ、レックウザに追いつける⁉︎燃えてきたねホゲータ!」

 

 ホゲータ「ホゲゲ」

 

 シンヤ「どうするフリード?黒いレックウザの捜索から始めるか?」

 

 フリード「そうだな。考えてても始まらないからな。なあキャップ!」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカ!」

 

 フリード「よっしゃ!やるぜ!」スッ(拳を前に突き出す)

 

 フリード「一致団結!ライジングボルテッカーズ!黒いレックウザの元へ!」

 

 全員「「「ゴー!」」」

 

 テラパゴス「パ〜ゴ!」 

 

 こうして、シンヤたちライジングボルテッカーズのみんなは、テラパゴスをラクアに連れて行くために、残りの六英雄に会いに行くことに決めたのだった。そしてさっそく、ドットが黒いレックウザの手掛かりを見つけてくれた。みんなは揃って円を作ると、全員同時に拳を前に突き出し、ライジングボルテッカーズの仲間の証であるハンドサインをみんなでやると、黒いレックウザを見つけるために行動を開始した。

 

 潜水艇の中

 

 コニア「アメジオ様。古城の後から、声をかけられる雰囲気じゃなくなったわね」

 

 ジル「フリードに負けてから、何を考えていらっしゃるのか…」

 

 コニア「それは分からなけど、何があっても、私たちはアメジオ様についていくのみ」

 

 ジル「ああ、そうだな」

 

 潜水艇・甲板

 

 ソウブレイズ「ソウ…」

 

 アメジオ「ソウブレイズ。…俺は…」

 

 To be continued

 

 次回予告

 

 黒いレックウザの情報をくれた人物と会うため、シンヤたちはワイルドエリアにやってきた。しかし、いくら待っても誰もやってこないため、シンヤたちはワイルドエリアでカレーを作ることになった。

 

 次回「仲間とカレー作り!」

 




 
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