ポケットモンスターSV 新たな物語の始まり   作:通りすがりのポケモントレーナー

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 誘拐されたニャオハを助けるため、アメジオたちエクスプローラーズのアジトを突き止めたシンヤは、そのアジトでアメジオと再戦し、アメジオとのポケモンバトルに勝利した。そして、無事にニャオハを助け出すことに成功したあと、リコに一緒に来てほしいと言われたので、ペンダントの謎とエクスプローラーズのことを調べるため、フリードたちライジングボルテッカーズと一緒に同行することにしたシンヤは、リコの故郷であるパルデア地方に向かうことになった。


第4話『ロイとホゲータ!古のモンスターボール!』

 

 カントー地方・離島

 

 

 ここは、カントー地方の本島より少し離れた場所にある島。この島には、シンヤとリコに続く、この物語の3人目の主人公の少年が住んでいた。その少年の名前は《ロイ》。

 

 

 ロイ「じいちゃん、おはよう!」

 

 ロイの祖父「おはよう、ロイ。今日は早いな」

 

 ロイ「うん!だって嵐のあとだからさ!」

 

 

 嵐のあとの次の日は、ロイは朝早くに起きて海に出かけていた。

 

 

 海辺

 

 

 ロイ「えいっ!」

 

 

 ビュン!(石を投げる)

 

 

 海辺にやってきたロイは、足元にあった小石を拾うと、それを海に浮いているブイに向かって水切りするように投げて、石がブイに当たるとゲットと言って喜んだ。そして、不意に遠くの海岸の方を見ると、砂浜に落ちている赤い布を見つけた。それは、嵐の中で飛ばされた《ブレイブアサギ号の旗》だった。

 

 

 ロイ「わぁ…嵐のあとは、お宝がやってくる!」

 

 

 ブレイブアサギ号・シンヤの部屋

 

 

 シンヤ「ふわぁぁ〜〜(-o-)、一昨日は寝れなかったから、今日はよく眠れたぜ」

 

 ピカチュウ「チュ〜〜ウ(-o-)」

 

 シンヤ「ハハッ、ピカチュウもあくびが出たか」

 

 

 ここは、ライジングボルテッカーズのリーダーフリードに与えられたシンヤの部屋。昨日シンヤは、ペンダントの謎や、どうしてエクスプローラーズに狙われるのかを知りたいとリコに言われたので、リコの身を守りながらその理由を調べるために、フリードたちライジングボルテッカーズに同行することにしたのだ。

 

 

 シンヤ「さて、着替えるか」

 

 

 シンヤはリュックから新しい服を取り出すと、着ていた服を脱いで新しい服に着替え始めた。

 

 

 シンヤ「新しい旅を始める時は、新しい服に着替えると気分が出るんだよな」

 

 

 新しい服に着替えたシンヤの服装は、黒い長袖のシャツの上に、赤の長袖のフード付きジャケットを羽織っており、青の長ズボンを穿いていて、黒い靴下と黄色のワークブーツを履いていた。

 

 

 シンヤ「さて、ミーティングルームに行くか」

 

 ピカチュウ「ピッカッチューウ!」

 

 

 ピカチュウが肩に乗ると、シンヤは部屋を出てミーティングルームに向かった。ミーティングルームの扉を開けて中に入ると、そこにはフリード、マードック、オリオ、モリー。そしてリコがいた。

 

 

 ミーティングルーム

 

 

 シンヤ「おはようございます!」

 

 ピカチュウ「ピッカッ!」

 

 フリード「おっ、やっと起きたか!」

 

 マードック「シンヤも新しい服に着替えたのか」

 

 シンヤ「俺も?」

 

 オリオ「リコを見てみなよ」

 

 シンヤ「えっ?リコを?」

 

 

 シンヤがミーティングルームに入ってフリードたちに挨拶すると、オリオにリコを見るように言われたので、シンヤは視線をリコに向けた。すると、リコが学生服じゃないことに気がつく。

 

 

 シンヤ「おっ、持ってきた服に着替えたのか?」

 

 リコ「うん!…似合うかな?」

 

 

 リコの服装は、白いシャツの上に、肘までの水色のジャケットを羽織り、黒の短パンを穿いていて、上の縁が水色のハイソックスを履いていた。

 

 

 シンヤ「ああ。よく似合ってる。すごくかわいいよ」

 

 リコ「ありがとう!シンヤも似合ってるよ!」

 

 モリー「はいはい。ここでイチャつかない」

 

 リコ「イチャ///違います!私とシンヤは、別にイチャついてるわけじゃなくて…」

 

 シンヤ「そうですよ。俺とリコは恋人じゃないんですから」

 

 リコ(ッ⁉︎…確かにそうだけど…何だろう?シンヤにそう言われると、少しショックかも)

 

 

 モリーにイチャつかないようにと言われると、リコは顔を赤くして必死に否定するが、シンヤは慌てることなくモリーの言葉を真顔で否定した。すると、リコは不機嫌そうな顔をした。

 

 

 フリード「えっと、今日からシンヤとリコには、展望室の見張りを頼みたいんだが…」

 

 シンヤ「はい。いいですよ」

 

 リコ「…わかりました」

 

 

 フリードに展望室の見張りをするように頼まれると、シンヤとリコはピカチュウとニャオハを連れて展望室へと向かった。

 

 

 オリオ「ねぇモリー、リコのあの反応ってさ」

 

 モリー「多分そうだろうね」

 

 

 展望室

 

 

 リコ「…」

 

 シンヤ(…なんか、空気が重いような)

 

 ニャオハ「ニャー」

 

 

 展望室にやってくると、シンヤはピカチュウと一緒に外の景色を眺めて楽しんでいて、リコはスマホロトムをタブレットタイプに拡大すると、ニャオハの観察をしながら観察日記を書いていた。しかし、先ほどから妙な空気が展望室に流れているのを感じ取ったシンヤは、少し冷や汗をかいていた。すると、展望室にある望遠鏡の上で寝ていたニャオハが何かの異変を感じ取り、シンヤのスマホロトムにフリードから着信が入る。

 

 

 ロトロトロト…ロトロトロト…(スマホロトムに着信が入る)

 

 ピッ(電話に出る)

 

 

 シンヤ「フリードさん、どうしました?」

 

 フリード『船にトラブルが起きて高度が下がり始めたから、今から島に向かう。展望室にある望遠鏡で前の方を見てくれ。近くに島があるのが見えるだろう?』

 

 

 シンヤはフリードに言われた通りに望遠鏡を覗くと、フリードの言う通り、前方に小さい島があるのを発見した。

 

 

 シンヤ「はい。小さい島が見えます」

 

 フリード『俺たちはその島で、船に起きたトラブルの原因を調べるから、シンヤとリコはポケモンたちに飯をあげる準備をしてくれ』

 

 シンヤ「わかりました。リコにそう伝えます」

 

 

 ピッ(電話を切る)

 

 

 シンヤはスマホロトムの通話を切ると、フリードに言われたことをリコに伝えた。

 

 

 リコ「…わかった」

 

 シンヤ「…リコ。俺、なにかリコの気に触るようなことをしちゃったか?」

 

 リコ「えっ⁉︎…ううん、なにもしてないよ」

 

 シンヤ「…ならいいけど」…(気のせいかな?一瞬リコの態度が変だったような)

 

 

 その後、なんとか島に辿り着いたブレイブアサギ号を人目のつかない岩場に隠すと、シンヤとリコはキッチンに向かい、マードックからポケモンフーズが入っている皿を受け取った。

 

 

 船の甲板

 

 

 シンヤ「おーい!みんな!」 

 リコ「ご飯の時間だよ!」

 

 

 ポケモンフーズの入っている皿を持ったシンヤとリコが甲板にやってくると、船のあっちこっちにいるポケモンたちがポケモンフーズの匂いに誘われてやってきた。シンヤとリコがポケモンたちの前に皿を置くと、みんな美味しそうそうにポケモンフーズを食べ始めた。その頃フリードたちは、ミーティングルームで船に起きたトラブルを調べていた。

 

 

 ミーティングルーム

 

 

 オリオ「異常がある所はこの3箇所。ガス袋が破けちゃったから、ここからガスが抜けてるみたいなの」

 

 フリード「マジか。これじゃあこのまま進めないな」

 

 オリオ「船の修理をしようにも、そのための材料もないから、それもできない」

 

 フリード「現地調達しないか。…そうだ!この島には、前に世話になった爺さんがいるから、なにか材料がないか聞いてくるよ」

 

 

 オリオたちにそう伝えたフリードはウイングデッキにやってくると、モンスターボールからリザードンを出し、キャップと一緒にリザードンの背中に乗ると、世話になったというお爺さんの所に出かけていった。

 

 

 シンヤ「…あれ?そういえば、ホゲータはどこだ?」

 

 リコ「えっ?…本当だ。ホゲータが見当たらないね」

 

 

 いつも一番にご飯を食べにやってくるホゲータがなかなか来ないので、心配になったシンヤとリコはホゲータを探しに向かった。

 

 

 キッチン

 

 

 マードック「ホゲータ?いや、見てない」

 

 イワンコ「ワンワン!」

 

 マードック「ああ、そうそう。キッチンでつまみ食いをしようとしてたのを…」

 

 

 カリッ(ニンジンを齧る)

 

 

 マードック「さっきイワンコに見つかって怒られてたな」

 

 シンヤ(って、マードックさんもニンジンをつまみ食いしてるじゃないですか)

 

 

 甲板

 

 

 シンヤ「ホゲータ、どこに行ったんだ?」

 

 リコ「あっ、そういえば。朝ホゲータを見た時に、目を瞑って声を出してたんだけど、あれは何だったんだろう?」

 

 

 ランドウ「それは歌じゃな」

 

 

 シンヤ・リコ「「わっ⁉︎」」

 

 

 シンヤとリコがホゲータを探しに甲板にやってくると、いきなり後ろからランドウに声をかけられたので、シンヤとリコはびっくりしてしまった。

 

 

 シンヤ「ランドウのじっちゃん、歌がどうかしたのか?」

 

 ランドウ「ホゲータは歌うのが好きなようでな。じゃが、誰かに歌を聴かれると、歌うのをやめてしまうんじゃ」

 

 リコ「そっか!私とニャオハがホゲータの歌っているところを聴いてたから、ホゲータは歌うのをやめたんだ」

 

 

 救護室

 

 

 モリー「ホゲータか…展望室は見た?いつもあそこで、リザードンの帰りを待ってるんだけど」

 

 リコ「リザードンを?」

 

 モリー「ああ、憧れてるみたいでさ。この船に住みついたのも、リザードンと一緒にいたかったからかもな」

 

 

 モリーから重要な証言を聞いたシンヤとリコは、すぐにウイングデッキにやってきたが、どこにもホゲータはいなかった。その時、ピカチュウとニャオハが何かに気がつき、ウィングデッキの端っこに向かって走り出したので、シンヤとリコはピカチュウとニャオハの後を追ってウィングデッキの端っこにやってきた。するとそこには、ポケモンの爪痕のようなものがあった。

 

 

 ウイングデッキ

 

 

 リコ「これって、もしかしてホゲータの爪痕?」

 

 シンヤ「…まさかホゲータ、ここから海に落ちたんじゃ?」

 

 

 ウィングデッキの端っこについている爪痕を見ると、それがホゲータのものではないかと思ったシンヤとリコは、飛行船を降りて近くの砂浜にやってきた。するとそこには、ホゲータのものと思われる足跡が残っていて、足跡が島の森の方に向かっているのを見つけたシンヤとリコは、ピカチュウとニャオハと一緒にホゲータを探しに森の中に向かった。

 

 

 森の中・ホゲータside

 

 

 ホゲータ「ホッゲェェ…」

 

 

 シンヤとリコがホゲータを探しに森の中に向かった頃、ホゲータは森の中を歩いて進んでいた。ホゲータは朝ごはんを食べていないため、お腹が空いて今にも倒れそうだった。すると、どこかから良い匂いがしてきたのを嗅ぎ取ったホゲータは、匂いがしてくる所に向かって走り出した。ホゲータがやってきた場所は、大きな木の下の穴の中にたくさんのきのみが置いてある場所だった。たくさんのきのみを見つけたホゲータは、空腹を我慢できずに木の下に置いてあるきのみを食べ始めた。

 

 

 森の中・ロイside

 

 

 ロトロトロト…ロトロトロト…(スマホロトムに通信が入る)

 

 ピッ(スマホロトムをタッチする)

 

 

 ロイ「そろそろ授業の時間だ。今日の机はここにしよう」

 

 

 森の中を散歩していると、スマホロトムにオンライン通信の着信が入ったので、ロイは近くにあった切り株に座ると、スマホロトムをタブレットタイプに拡大させた。この島には学校がないので、ロイは世界中の子供たちが参加しているオンライン授業を受けていた。しかし、先生が来なければ授業が始まらないので、先生が来て授業が始まるまでの間、ロイはオンラインで出会った友達と話をしていた。

 

 

 友達1『俺、昨日スバメを捕まえたんだ!』

 

 友達2『昨日、パパからニャルマーを貰ったんだ!』

 

 友達3『私はヌイコグマ!』

 

 ロイ「みんなはもうポケモントレーナーか。いいなぁ、僕も早くポケモントレーナーになりたいよ」

 

 友達2『ロイはカントー地方だっけ?』

 

 友達1『だったら、ピカチュウを捕まえたら?』

 

 ロイ「でも、この島にポケモントレーナーいないし、どうやって捕まえたらいいか…」

 

 友達2『えっ、トレーナーいないんだ』

 

 友達1『島を出たことないんだっけ?』

 

 ロイ「動画でなら、いつも見てるんだけど」

 

 友達3『でも、大自然の中で、野生のポケモンたちと一緒に暮らしてるんでしょ?素敵ね』

 

 ロイ「まあね!朝もお宝を見つけたし…でさ、みんなはポケモントレーナーとして何を目指すの?」

 

 友達1『俺は、ポケモンジムを制覇したい!』

 

 友達3『私はぬしポケモンに挑戦したい!』

 

 友達2『ロイは?』

 

 ロイ「まだわからないけど。でも、計画は立ててるんだ!その計画のためには、相棒が必要なんだ」

 

 

 ピッ!(先生が映る)

 

 

 先生『みんな、おはよう。今日も元気にオンラインしてるね?』

 

 ロイ・生徒「『『はーーい!』』」

 

 先生『出席確認しました。では、授業を始めます』

 

 

 森の中・シンヤたちside

 

 

 シンヤ「ピカチュウ、ホゲータの匂いは残ってるか?」

 

 ピカチュウ「ピィカッ」フルフル(首を横に振る)

 

 リコ「ニャオハはどう?」

 

 ニャオハ「ニャァァッ…」

 

 

 シンヤとリコはピカチュウとニャオハの鼻を頼りに、森の中のどこかにいるホゲータの捜索をしていた。ピカチュウとニャオハが森の中に残っているホゲータの匂いを嗅いでいるが、草木の匂いが混じっているため、ホゲータの詳しい居場所がわからなかった。すると、ピカチュウとニャオハが急にどこかに走っていってしまったので、シンヤとリコはピカチュウとニャオハの後を追いかけた。シンヤとリコがピカチュウとニャオハに追いつくと、ピカチュウとニャオハは大きな木の下にできている穴の近くの前に止まっていて、その穴の中には食べこぼしのきのみが散らばっていた。

 

 

 シンヤ「もしかして、これ全部、ホゲータが食べたのか?」

 

 ピカチュウ「ピィカッ!」

 

 リコ「じゃあ、この近くにホゲータが!」

 

 ニャオハ「ニャァァッ」

 

 シンヤ(でも、ホゲータのレベルはまだそんなに高くない。そのホゲータが、こんなにきのみを集められるか?…っ!まさかこれって、野生のポケモンたちが集めたきのみなんじゃ?)

 

 

 ガサッガサッ(茂みが揺れる)

 

 

 リコ「ホゲータ!…えっ」

 

 

 ホゲータがこの近くにいるのではないかとリコが思った時、近くの茂みが揺れたので、リコはそれをホゲータだと思った。しかし、茂みから出てきたのはホゲータではなく、この島に住んでいる野生のキャタピーたちだった。

 

 

 キャタピーx2「「ァォォォンッ‼︎(╬ `^´)」」

 ビードルx2「「ビォォォォッ‼︎ (╬ `^´)」」

 

 

 リコ「えっ?なんか、すごく怒ってない?」

 

 ニャオハ「ニャ〜…」

 

 シンヤ「おそらく、ここにあったきのみはキャタピーたちが集めたもので、それを全部ホゲータが食べちまったが、このキャタピーたちは、きのみを食べたのは俺たちだと思ってるんだ」

 

 リコ「そんな!」

 

 

 シンヤの推理通り、キャタピーたちの集めたきのみを食べたのはホゲータで、目の前のキャタピーたちは、自分たちの集めたきのみをシンヤたちに食べられたと思っていた。そのため、キャタピーたちはシンヤたちにものすごく怒っているのだ。

 

 

 キャタピー「ァォーン!」

 ビードル「ビォ〜!」

 

 シンヤ「リコ!逃げるぞ!」

 リコ「わかった!」

 

 

 いきなりキャタピーたちが「いとをはく」で攻撃してきたので、シンヤとリコはキャタピーたちから逃げるために、森の中を全走力で走り始めた。

 

 

 森の中・ロイside

 

 

 ロイ「終わった〜!」

 

 

 シンヤたちがキャタピーたちから逃げている頃、受けていたオンライン授業が終わったロイは、シンヤたちのいる場所から離れた森の中を散歩していた。

 

 

 ロイ「いつか僕だって、僕だけの相棒を見つけるぞ」

 

 

 森の中を散歩をしていると、ロイは木に実っているオレンのみを見つけた。それを取るために平らな石を取り出すと、その石をオレンのみが実っている木に向かって投げた。すると、ロイが投げた石は木の間でバウンドし、そのまま木に実っているオレンのみに当たると、オレンのみが地面に落ちてきた。そして、ロイがオレンのみを食べながらしばらく歩いていると、森の中にある自分の作った秘密基地にたどり着いたのだが…

 

 

 ロイの秘密基地

 

 

 ロイ「ぼ、僕の秘密基地が…⁉︎」

 

 

 秘密基地の中に入るとロイは驚いていた。その理由は、中はめちゃくちゃに荒らし回されており、保管していた食べ物が全部食べられていたからだ。ロイは秘密基地の窓が壊されていたことに気づくと、外にある見張り台に上がって周りを見てみるが、そこには誰もいなかった。すると、どこかから誰かの声が聞こえてきたので、ロイは見張り台から降りると声が聞こえる方向に向かって歩いていった。ロイは歩いている途中に、木に登りながら声の聞こえてくる場所を確認すると、丘の上にある大樹の方から声が聞こえてくることに気づいた。

 

 

 ♫♫♫(歌声)

 

   

 ロイ「これは……歌?」

 

 

 ロイは音を立てないようにゆっくり大樹の近くに歩いていくと、赤い体をしている小さなポケモンが大樹の下で歌っているのを見つけた。そのポケモンは、シンヤとリコが探しているホゲータだった。ロイは歌を聴きながらホゲータの近くに歩いていくと、後ろからホゲータに声をかけた。

 

 

 森の中・大樹

 

 

 ロイ「お前、歌うまいな!」

 

 ホゲータ「ホゲッ⁉︎ホゲェェッ!」

 

 ロイ「あっ、待ってよ。お〜い!逃げなくてもいいだろ」

 

 

 大樹の下で歌っているホゲータにロイが声をかけると、ホゲータは慌てて前に走り出してしまった。ロイはホゲータに止まるように伝えるが、ホゲータは止まらなかった。しかし、ホゲータの走っている先には大きな地割れがあったため、ホゲータはそのまま地割れに落ちそうになった。

 

 

 ロイ「危ない!」

 

 

 ホゲータが地割れに落ちそうになると、ロイは咄嗟にジャンプしてホゲータを空中でキャッチし、そのまま反対側の地面に着地した。するとロイは、岩と岩の間から大きな乗り物が止まっているのを見つけた。それは、飛行船ブレイブアサギ号だった。

 

 

 ロイ「何だあれ⁉︎」

 

 

 ロイの住んでいる村 

 

 

 長老「久しぶりの調査で来たかと思えば、船の材料をくれとは。材料調達なら自分で頑張ったらどうなんじゃ?《フリード博士》」

 

 フリード「ああ、そっか、すまなかった。…って、博士はやめてくれって何度も言ってるだろ」

 

 

 ロイがブレイブアサギ号を発見した頃、フリードは船の修理をするために必要な材料を集めるため、長老という人物を尋ねて村にやってきた。既に気づいているだろうが、フリードと話をしているこの長老こそ、ロイの祖父なのだ。

 

 

 村人「長老!」

 

 長老「ん?」

 

 村人B「大変だ!ポケモンたちが森の中で暴れてるらしい!」

 

 長老「なんじゃと⁉︎」

 

 フリード「俺たちが見てくるよ」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカチュ!」

 

 リザードン「リザァァァァ!」

 

 

 森の中・ロイとホゲータside

 

 

 ロイ「もしかしてお前、あの船みたいなやつから来たのか?」

 

 ホゲータ「ホンゲッ!」コクッ

 

 ロイ「すげぇ!あんな船で旅してるなんて、考えただけでワクワクする!」 

 

 ホゲータ「ホゲ?」

 

 ロイ「なぁ、もっと聴かせてくれよ」

 

 ホゲータ「ホゲ?」

 

 ロイ「さっき歌ってたろ?ほら、ラー、ラー、ってさ」

 

 ホゲータ「ホゲ!」

 

 ロイ「歌ってよ」

 

 ホゲータ「ホゲ…」

 

 

 さっき歌っていた歌を聴かせてほしいと何度もホゲータに頼んだロイだったが、ホゲータは歌っているところを聴かれるのが嫌なため、絶対に歌おうとはしなかった。しかし、ロイのある一言を聞くと、ホゲータはロイに心を開いた。

 

 

 ロイ「お前の歌、僕は好きだよ!」

 

 ホゲータ「ホゲ〜〜!」

 

 

 森の中・シンヤたちside

 

 

 リコ「もう!いつまで追いかけてくんの〜!」

 

 シンヤ「俺たちが捕まるまでだろう!」

 

 ピカチュウ「ピィカッ!」

 

 ニャオハ「ニャッニャッ!」

 

 

 バッ!(前方の草むらから現れる)

 

  

 ストライク×2「「ストラィィィッ!」」

 

 

 リコ「ストライク⁉︎こっちも怒ってるけど!」

 

 シンヤ「ストライクたちも、キャタピーたちと一緒にきのみを集めてたんだろう」

 

 

 ストライクx2「「ストラィィーー!」」

 

 

 ロイとホゲータが仲良くなっている頃、シンヤたちは後ろから追いかけてくるキャタピーたちから逃げ回っていた。すると、いきなり2匹のストライクがシンヤたちの前にある草むらから現れ、手の鎌を振り下ろしてシンヤとリコに攻撃をしてきたので、シンヤは右に、リコは左に移動してストライクの攻撃を避けた。

 

 

 リコ「シンヤ!」

 

 シンヤ「リコ!後でスマホロトムに連絡するから、今はとにかく逃げろ!」

 

 リコ「わかった!シンヤも気をつけて!」

 

 

 シンヤとリコがバラバラになって逃げると、キャタピーたちはリコとニャオハを追いかけていき、シンヤとリコがバラバラになって逃げている頃、ロイはホゲータと仲良く話をしていた。

 

 

 ロイ「僕、計画があるんだ。ポケモントレーナーになったら、島を出て冒険をするんだ。爺ちゃんたちはどこも一緒だって言うんだけど、まだ会ったこのないポケモンや、知らないポケモンたちに会いに行きたいんだ。それで、いつか自分の船に…」

 

 

 バサッ(ブレイブアサギ号の旗を出す)

 

 

 ロイ「こんな旗をつけるんだ!」

 

 ホゲータ「ホゲ!」

 

 ロイ「かっこいいだろ!」

 

 

 ストライクx2『『ストライクゥゥ!』』

 

 

 ロイ「この声はストライク!すごく怒ってる。何かやっちゃったのかな?行ってみよう」

 

 ホゲータ「ホゲホゲ!」

 

 

 ピカァァァン‼︎(謎のモンスターボールが光る)

 

 

 ピカァァァン‼︎(ペンダントが光る)

 

 

 リコ「えっ、何⁉︎」

 

 ロイ「ねぇ君」

 

 リコ「え?」

 

 ホゲータ「ホゲ!」

 

 

 リコとニャオハがストライクたちから逃げ回っていると、リコが首にかけているペンダントが急に光り出したが、光はすぐに消えてしまった。そのあと、石が木の間でバウンドする音が聞こえてくると、ストライクたちは音のする方にいってしまった。すると、木の上からリコに向かって声をかける褐色肌の少年がいて、その少年の肩にはホゲータが乗っていた。

 

 

 リコ(え?ホゲータと…誰?)

 

 ロイ「こっちに登って!」

 

 リコ(誰⁉︎ホゲータおんぶされてるし!どういう状況?…って言ってる場合じゃなかった)

 

 ニャオハ「ニャオハ!」

 

 

 ロイとホゲータが一緒にいる状況がよくわからなかったが、リコはロイの伸ばした手を掴むと、ニャオハを自分の肩に乗せて木の上に登り始めた。

 

 

 ロイ「急いでこっちに!」

 

 リコ「あなたは?」

 ロイ「話はあと!急いで僕についてきて」ダッ!

 

 リコ「あっ、待って!」

 

 

 このまま森の中を走り続けるより、木の上にいたほうが安全だが、ストライクたちに見つかれば安全とは言えなくなるので、ロイはリコについてくるように言うと、先に木の上を次々にジャンプして海辺に向かった。そして、リコもロイに続いて木の上を次々とジャンプして森の中を走り続けると、2人は海辺にやってきた。

 

 

 海辺

 

 

 リコ「ハァ…助けてくれてありがとう」

 

 ロイ「そっか、飛行船か!それに乗ってきたんだ!すごいな!」

 

 リコ「あっ、私、リコです。この子はニャオハ」

 

 ニャオハ「ニャオハ」

 

 ロイ「僕はロイ。ねぇ、こいつの名前、知ってる?」

 

 リコ「ホゲータっていうの」

 

 ロイ「そっか、お前ホゲータっていうのか」

 

 ホゲータ「ホゲ!」

 

 ロイ「ホゲータって顔してる。よろしくな」

 

 リコ「あなた、この島の人?」

 

 ロイ「あぁ、爺ちゃんたちとずっと一緒に暮らしてるんだ」

 

 

 ストライク「ストライクゥッ!」

 

 

 リコ「あっ!」

 

 ロイ「ストライク!」

 

 

 キャタピーx2「「ビィィィッ‼︎」」

 ビードルx2「「ビォォォッ‼︎」

 

 

 リコ・ロイ「「うわぁぁぁ〜〜っ!?」」

 

 ニャオハ「ニャァァァ〜〜ッ!?」

 

 ホゲータ「ホンゲェェ〜〜ッ!?」

 

 

 リコとロイがお互いに自己紹介をすると、そこにストライクたちが現れ、キャタピーたちは「いとをはく」を使ってリコたちをぐるぐる巻きにすると、大きな木の下にできている穴の所にまでリコたちを連行した。

 

 

 大きな木の下の前

 

 

 リコ「ここって…」

 

 ロイ「ストライクたちの食料庫だ」

 

 ホゲータ「ホゲ!」

 

 リコ「やっぱり、キャタピーたちの集めたきのみ、全部ホゲータが食べちゃったんだ」

 

 ロイ「それでストライクたちは怒ってたのか」

 

 

 ストライクたちは怒りで興奮していて、今にもリコたちに襲いかかりそうな雰囲気だった。するとそこに、シンヤとピカチュウがやってきた。

 

 

 シンヤ「リコ!ニャオハ!なんでここに……んっ?誰?」

 

 ピカチュウ「ピィカッ?」

 

 

 リコ「シンヤ!ピカチュウ!」

 

 ニャオハ「ニャ〜!」

 

 ロイ「知ってる人?」

 

 リコ「うん。シンヤっていって、一緒に旅をしてるの。ポケモンバトルがすごく強いんだよ」

 

 ストライク「ストライクゥゥッ!」

 

 シンヤ「かなり興奮してるな。まずはストライクたちの動きを止めないと。エンペルト!頼む!」

 

 

 ポーーン‼︎

 

 

 エンペルト「エンペッ‼︎」

 

 キャタピーx2「「ビィィィッ‼︎」」

 ビードルx2「「ビォォォッ‼︎」

 

 

 シンヤが投げたモンスターボールからエンペルトが出てくると、キャタピーたちが「いとをはく」で攻撃をしてきたので、エンペルトは両手のエッジで糸を切り裂いた。

 

 

 シンヤ「エンペルト!『れいとうビーム』でキャタピーたちの動きを止めてくれ!」

 

 エンペルト「エェェェンペェェェーーッ!」

 

 

 エンペルトが口から冷たい冷気の光線を放つと、キャタピーたちは体が氷漬けになって動けなくなったので、シンヤその隙にリュックの中からたくさんのラムのみを取り出すと、それをピカチュウと一緒にキャタピーたちに食べさせた。すると、さっきまで怒っていたキャタピーたちは笑顔になった。

 

 

 シンヤ「よし、これでキャタピーたちも落ち着くだろう」

 

 ピカチュウ「ピカッ!」

 

 

 キャタピーたちが落ち着くと、シンヤはエンペルトにリコたちの体に巻き付いている糸を切るよう頼んだ。するとエンペルトは、リコたちの体に巻きついている糸を両手のエッジで切り裂いた。

 

 

 リコ「ありがとう、エンペルト」

 

 エンペルト「ペルッ」

 

 シンヤ「怪我がなくてよかったな」

 

 ロイ「助けてくれてありがとう。僕はロイ」

 

 シンヤ「シンヤだ。よろしくな」

 

 ロイ「ねぇ、シンヤはポケモントレーナーなんだよね?」

 

 シンヤ「そうだけど。その前に、ちょっといいか?」

 

 ロイ「え?」

 

 

 シンヤはロイの肩に乗ってるホゲータを抱えると、自分の目線と同じ高さまで持ち上げた。

 

 

 シンヤ「ホゲータ、あそこの穴にあったきのみを全部食べたのはお前か?」

 

 ホゲータ「ホンゲ!」

 

 

 シンヤの質問に、ホゲータは手を上げて元気よく返事をした。キャタピーたちの集めたきのみを食べた犯人がホゲータだとわかっていたため、シンヤはそこまで驚きはしなかったが、少しホゲータに呆れていた。

 

 

 シンヤ「ホゲータ。お前が食べたきのみ、ちゃんとキャタピーたちに弁償しないとな」

 

 リコ「弁償って?」

 

 シンヤ「きのみを集めてキャタピーたちに返すんだ。俺とピカチュウも手伝うから、ホゲータもやるんだぞ」

 

 ロイ「僕も手伝うよ!」

 

 

 ストライクたちにきのみを渡すため、シンヤたちは森に実っているきのみを集め始め、ホゲータが食べてしまった倍の数のきのみをストライクたちに渡したことで、ホゲータはストライクたちに許してもらった。

 

 

 シンヤ「さて、さっきの話の続きだけど。ロイにはリコたちを助けてもらったり一緒にきのみを集めてもらったから、何かお礼をしないとな」

 

 ロイ「本当!じゃあ《ポケモンバトル》を見せてよ!」

 

 シンヤ「ポケモンバトルを?」

 

 ロイ「うん。さっきのエンペルト凄かったし。リコがシンヤのこと、すごく強いトレーナーだって言ってたからさ」

 

 シンヤ「ああ、それはいいんだけど。バトルを見せるのは明日でもいいかな?もう夕方になる頃だから、そろそろ船に戻らないといけないんだ。明日ポケモンたちの特訓をする時にポケモンバトルを見せるよ。それじゃダメか?」

 

 ロイ「うん!それでいいよ」

 

 シンヤ「じゃあ、明日の昼にこの場所で待ち合わせでいいか?」

 

 ロイ「うん。あっ、そうだ!シンヤ、リコ、これを見てよ」

 

 

 シンヤがロイにポケモンバトルを見せる約束をすると、ロイは背中に背負っているリュックの中からある物を取り出した。それは、モンスターボールに似ている形をした不思議なボールだった。

 

 

 シンヤ「それは…モンスターボール…か?」

 

 リコ「ロイ、これは?」

 

 ロイ「《古のモンスターボール》だよ」

 

 シンヤ・リコ「「古のモンスターボール?」」

 

 ロイ「僕がそう呼んでるんだ。ずっと昔のものじゃないかなって爺ちゃんに聞いたら、そうかもなって」

 

 シンヤ「へぇ〜」

 

 リコ「中にどんなポケモンが入ってるの?」

 

 ロイ「いや、実はさ、爺ちゃんがすごい昔に拾ったもので、開きもしないし、中身はたぶん空っぽ。僕、トレーナーに憧れてるんだ。ただのトレーナーじゃなくて、小さい頃、爺ちゃんに聞かせてもらった、《古の冒険者》みたいなトレーナーに」

 

 リコ「古の冒険者。どんな人なの?」

 

 ロイ「伝説のポケモンたちに挑戦し、世界を巡って旅を続けて、誰も知らない場所でポケモンたちとお宝を見つける、そんな冒険者!」

 

 

 フリード「お〜〜い、シンヤ!リコ!」

 

 

 シンヤ「ん?…あっ、フリードさん」

 

 

 シンヤとリコがロイの話を聞いていると、リザードンに乗ったフリードがシンヤたちのいる所にやってきた。シンヤがフリードにここに来た理由を聞くと、村の人から森で暴れているポケモンがいると聞いたとフリードが答えたので、シンヤはさっきの森での出来事をフリードに伝えた。すると、フリードはシンヤの説明に納得し、シンヤとリコはフリードと一緒に飛行船に戻っていった。

 

 

 シンヤ「じゃあロイ、また明日な〜」

 

 ロイ「うん!」

 

 フリード「ありがとな、リコたちを助けてくれて!」

 

 リコ「じゃあね、ロイ!」

 

 

 こうして、シンヤたちはブレイブアサギ号に、ロイは自分の家に戻っていった。その頃、エクスプローラーズのアジトでは、なにやら不穏な動きと気配が…

 

 

 ???

 

 

 ???『《マツブサ》様、《アオギリ》様、《ゲーチス》様、《フラダリ》様、聞こえますか?』

 

 マツブサ「聞こえている。約束通り、私たちの力をお前たちエクスプローラーズに貸してやる。これから、私とアオギリの2人でカントー地方に向かったあと、アメジオという幹部と合流し、リコという小娘の持つペンダントを奪う。それでいいんだろ?ハンベル」

 

 ハンベル『はい。各地方の悪の組織の首領でもある、あなたたち4人のお力があれば、私たちの目的を叶えることができます』

 

 アオギリ「俺たちを自由の身にしてくれたから、約束は守ってやる。だが、俺たちがお前たちに協力する2つの条件を忘れてねぇだろうな?」

 

 ハンベル『皆様の仰る《シンヤ》というトレーナーを探すという約束と、皆様の探している《2つのある物》を探すという約束。この2つの約束のことですね?』

 

 フラダリ「その通りだ。牢獄にいる私たちを解放し、私たちのポケモンたちを届けてくれたことは素直に感謝しよう」

 

 ゲーチス「しかし、私たちがあなたたちに力を貸すのは、その2つの要求を呑んでくれることが条件でしたよね?」

 

 ハンベル『承知しています。そのことで、一つ皆さんにお伝えしたいことが』

 

 アオギリ「何だよ?」

 

 ハンベル『皆様が探している物は、まだ捜索中ですが、皆様の仰ったシンヤというトレーナーは、ペンダントを持つリコという娘と一緒に行動していると、アメジオ様が連絡した時に仰っていたのですが、どうしますか?』

 

 

 マツブサ・アオギリ・ゲーチス・フラダリ「「「「ッ⁉︎」」」」

 

 

 マツブサ「…さっき言った通り、私とアオギリが行く」

 

 アオギリ「まさか、狙ってるガキと一緒にいるとはな。ゲーチス、フラダリ、俺たちが一番手でも文句はねぇな?」

 

 ゲーチス「どうぞ、お好きなように」

 

 フラダリ「君たちのバトル、ここで見物させてもらおう」

 

 

 マツブサ、アオギリ、ゲーチス、フラダリ、この4人は一体誰なのか?一体、シンヤとどういう関係なのだろうか?

 

 

 To be continued

 

 

 次回予告

 

 

 船の修理が終わるまで島に滞在することになったシンヤたちは、どうやって船を修理するか考えていた。しかし、そこにアメジオたちエクスプローラーズがやってきて、マツブサ、アオギリと名乗る新たな敵が現れたことで、リコたちは窮地に陥ってしまう。

 

 

 次回「逆襲!マツブサとアオギリ!」

 





 ここから、ホウエン、イッシュ、カロス地方の悪の組織のボス登場です。内容は色々考えてますので、よければご覧ください。
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