ポケットモンスターSV 新たな物語の始まり   作:通りすがりのポケモントレーナー

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 ライジングボルテッカーズと一緒にパルデア地方へと向かっていたシンヤとリコだが、その途中ブレイブアサギ号にトラブルが起きてしまったので、ブレイブアサギ号はカントー地方の離島に到着した。そこでシンヤとリコは、離島に住む少年ロイと出会った。そして、シンヤたちのいる島に、マツブサ、アオギリという謎の人物が近づいていた。


第5話『逆襲!マツブサとアオギリ!』

 

 ウイングデッキ・夜

 

 

 シンヤ「さっきロイが見せてくれた、あの《古のモンスターボール》ってどんなボール何だろう?あんなボール初めて見たし」

 

 ピカチュウ「ピィカッ」

 

 

 今シンヤはピカチュウと一緒にウイングデッキに来ていて、さっき知り合ったロイという少年が持っていた古のモンスターボールという謎のボールのことを考えていた。すると、ニャオハを抱えたリコがウイングデッキにやってきた。

 

 

 リコ「シンヤ、ちょっといい」

 

 シンヤ「ん?リコ、どうしてここに?」

 

 リコ「今日のお礼を言いたくて来たの」

 

 シンヤ「お礼?」

 

 リコ「うん。ストライクたちに襲われそうになった時、助けてくれてありがとう」

 

 シンヤ「そのことなら気にしなくていい。…それより、俺もリコに聞きたいことがあるんだけど」

 

 リコ「聞きたいこと?なに?」

 

 シンヤ「フリードさんに見張りを頼まれて展望室に行った時、『なにかリコの気に触るようなことをしちゃったか?』って聞いた時のことなんだけどさ」

 

 リコ「ぁっ…」

 

 シンヤ「リコはなにもしてないって言ってたから、俺も大して気にしてなかったんだけど、なんか誤魔化してる感じだったから気になってさ」

 

 リコ「え⁉︎えっと、それは……」

 

 シンヤ「やっぱり、俺がなにかしたんだろう?リコは態度が顔に出やすいから、誤魔化してもすぐにわかるぞ」

 

 

 シンヤとリコが知り合ってからそんなに日は経っていないが、リコのことをずっと近くで見てきたシンヤは、リコは顔に態度が出やすいということを理解していた。だからこそ、シンヤは展望室についた時からリコの様子が変わったことに気付いていて、その事がずっと気になっていたのだ。

 

 

 リコ「あの…それは…」

 

 シンヤ「それは?」

 

 リコ「…それはね…」

 

 

 ???「うわ〜〜〜⁉︎」

 

 

 リコ「えっ⁉︎」

 

 シンヤ「何だ⁉︎今の声は⁉︎」

 

 ピカチュウ「ピィカッ⁉︎」

 

 

 シンヤとリコが話をしていると、甲板の方から誰かの叫び声が聞こえてきたので、シンヤとリコは話をあとにして甲板へと向かった。

 

 

 甲板

 

 

 ロイ「ぅ…ぅぅ…」

 

 シンヤ「ロイ!」

 

 リコ「なんでここに⁉︎」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカチュー?」

 

 

 甲板から聞こえてきた叫び声の正体は、さっきシンヤとリコが出会ったロイの声だった。しかし、なぜロイがここにいるのか、どうしてロイの背中にキャップが乗っているのかわからないので、シンヤとリコの頭の上にクエスチョンマークが浮かんだ。すると、シンヤたちがいる近くの船の扉が開き、中からフリードとモリーとマードックとオリオが出てきた。

 

 

 オリオ「何の騒ぎ?」

 モリー「誰?この子?」

 シンヤ「えっと、実はですね」

 

 

 ロイの叫び声を聞きつけたモリーたちが甲板にやってくると、シンヤは今日の森での出来事や、ロイとの出会い方などを詳しく説明した。

 

 

 リコ「ロイ、どうしてここに来たの?明日バトルを見せるって約束だったのに?」

 

 ロイ「えっと、ホゲータに会いたくなって、船に登ってここまで来たんだ」

 

 シンヤ「それで、勝手に船に乗ってきたところをキャップに見つかって、電撃を浴びせられたってことか?」

 

 ロイ「うん」

 

 フリード「ロイ」

 

 ロイ「はい?」

 

 フリード「ホゲータに会いたいお前の気持ちはわかるが、勝手に船に乗り込んだらダメだろ」

 

 マードック「この船は、俺たちライジングボルテッカーズの船だ」

 

 モリー「言うなれば、私たちの帰る家でもあるんだよね」

 

 ロイ「ごめんなさい!もうしません!」

 

 リコ「ロイ、よっぽどホゲータが気に入ったんだね」

 

 ロイ「うん!僕、このままホゲータとお別れしたくないんだ!」

 

 シンヤ「ロイは、ホゲータを《相棒》にしたいんだろう?」

 

 ロイ「っ⁉︎なんでわかったの?」

 

 シンヤ「今日のロイとホゲータを見てたら、大体の察しがつく。ロイ、ホゲータを相棒にするほど気に入ったんだな」

 

 ロイ「うん!僕、ホゲータを相棒にするって決めたんだ!」

 

 フリード「…ロイ、本当にホゲータを相棒にしたいのか?」

 

 ロイ「はい!あっ、でも、ホゲータはこの船のポケモンだから、ダメですか?」

 

 フリード「いや、ホゲータはこの船に住み着いてるだけだから、何も問題はない。俺が言いたいのは、ロイの気持ちも大切だけど、もう一つ大事なものがあるってことだ」

 

 ロイ「大事なもの?」

 

 シンヤ「それは、ホゲータの気持ちだよ」

 

 ロイ「ホゲータの?」

 

 フリード「そうだ。ホゲータを相棒にしたいロイの気持ちは大事だ。だけどそれと同じくらい、ホゲータの気持ちも大事なんだ。ロイとホゲータの気持ちがピタリと繋がった時、初めて本物のパートナーになれるんだ」

 

 ロイ「…僕、どうしたら?」

 

 フリード「今夜はここに泊まっていけ。明日ホゲータに会って、お互いの気持ちを確かめればいい」

 

 ロイ「いいんですか?ありがとうございます!」

 

 シンヤ「ロイ、ホゲータを探しに行くなら手伝うぞ」

 

 リコ「私も手伝うよ」

 

 ロイ「ありがとう!シンヤ!リコ!」

 

 

 ミーティングルーム

 

 

 ホゲータ「zzz〜(ー ー;)」

 

 

 シンヤたちがホゲータを探しに向かった頃、ホゲータはミーティングルームの椅子で眠っていたが、寝ぼけて椅子から落ちると、目を開けてあくびをしながら歩いていた。すると、ホゲータは壁に飾られているライジングボルテッカーズのメンバーが写っている写真を見た。その中には、ホゲータの憧れているリザードンがフリードと一緒に写っている写真があるので、写真に写っているリザードンを見たホゲータは目を輝かせていた。

 

 

 調理場

 

 

 ロイ「いないね」

 

 シンヤ「ホゲータのことだから、てっきり調理場にいるかと思ったんだが」

 

 

 シンヤとリコは、ホゲータがいそうな場所にロイを案内して、一緒にホゲータを探し回ったのだが、どこにもホゲータの姿はなかった。ロイはキッチンにやってくると、今日ホゲータと一緒に歌った歌を歌ってみたが、ホゲータは出てこなかった。シンヤたちは最後に展望室に向かったが、そこにもホゲータはいなかったのでウィングデッキで少し休むことにした。

 

 

 ウイングデッキ

 

 

 ロイ「見つからなかったな」

 

 シンヤ「明日の朝飯の時間には、きっとホゲータに会えるさ」

 

 リコ「そうだね。ホゲータは食いしん坊だから、ご飯の時間になったら会えるよ」

 

 ロイ「うん、ありがとう。…ホゲータ、僕の相棒になってくれるかな?」

 

 リコ「え?急にどうしたの?」

 

 ロイ「さっきフリードさんが言ったように、僕とホゲータの気持ちがピタリと繋がるかなって思って…」

 

 シンヤ「…なぁロイ。さっきお前、今日ホゲータと一緒に歌を歌ったって言ってたよな?」

 

 ロイ「うん。でも、それがどうかしたの?」

 

 シンヤ「今日、俺とリコも初めて知ったんだけど、ホゲータは誰かに歌っているところを聴かれるのが嫌らしいんだ。けど、ホゲータがロイと一緒に歌ったってことは、ホゲータはロイのことが気に入ったんじゃないかなって」

 

 リコ「そういえば、ランドウのお爺さんがそんなことを言ってた!」

 

 ロイ「そっか!歌を聴かせてくれってホゲータに頼んだ時、ホゲータが歌うのを嫌がってたのは、そういう理由があったからだったんだ!」

 

 シンヤ「でも、ホゲータがロイと歌ったってことは、ロイを気に入ってるってことじゃないか?」

 

 リコ「うん、きっとそうだよ!」

 

 ロイ「うん!ありがとう!シンヤ!リコ!」

 

 

 それからシンヤたちは、ウイングデッキで少し話をして、ホゲータを探すのは明日にしようと決めると、それぞれの部屋に戻って眠りにつくのだった。

 

 

 甲板・朝

 

 

 ロイ「シンヤ、リコ、おはよう!」

 

 シンヤ「おはよう」

 

 ピカチュウ「ピッカッ!」

 

 リコ「おはよう、ロイ!」

 

 ニャオハ「ニャー!」

 

 フリード「ロイ、昨日は眠れたか?」

 

 ロイ「うん。バッチリ!」

 

 

 オリオ「おはよ〜う」

 

 

 フリード「どうしたんだ、そのクマ⁉︎まさか、徹夜したのか⁉︎」

 

 

 朝になって船のメンバーが甲板に集まってくると、目の下にクマができてグッタリとしているオリオが、自分のメタグロスの上に乗ってシンヤたちの前にやってきた。

 

 

 オリオ「応急処置も限界。塞いでも別の穴が開いたりで、オタチごっこだった」

 

 フリード「今日こそ、なんとか材料を調達してくるよ」

 

 ロイ「穴って?」

 

 オリオ「気球の中の袋が破れちゃってね。修理したいんだけど、修理に必要な材料がないから、このままじゃ船底がやられちゃう」

 

 ロイ「大変だ。だったら、島のポケモンたちに手伝ってもらったら?」

 

 フリード「う~ん…島のポケモンか…」

 

 シンヤ「ロイ、なにか心当たりあるのか?」

 

 ロイ「じいちゃんなら知ってるかも」

 

 フリード「よし!朝飯を食ったら行ってみるか。シンヤ、リコ、一緒に来るか?」

 

 シンヤ「そうですね。別にやることもないし、ピカチュウも行くか?」

 

 ピカチュウ「ピッカッ!」

 

 リコ「私も行きます!」

 

 オリオ「私たちは、砂浜に船を移動しとくね」

 

 フリード「わかった」

 

 

 こうして、シンヤたち4人でロイの祖父を訪ねることになり、朝食を食べたあと、シンヤたちはロイの家に向かった。

 

 

 ロイの家の前

 

 

 フリード「ロイの家って、ここか?」

 

 ロイ「そうだけど。なんで驚くの?」

 

 フリード「まさか、ロイの爺ちゃんが長老だったとはな」

 

 

 シンヤたちがロイの家に着いた頃、どこかで眠っていたホゲータは目を覚ました。どうやら、ホゲータはミーティングルームから船底に移動したあと、そこでずっと眠っていたらしい。

 

 

 ブレイブアサギ号・船底

 

 

 ホゲータ「ホゲ?」

 

 

 船底で寝ていたホゲータは、目を覚ますと調理場に向かった。すると、調理場の椅子の上に三つのオレンのみが置かれているのを見つけた。どうしてオレンのみがこんな所に置いてあるのかホゲータが気になっていると、調理場にモリーが通りかかる。

 

 

 モリー「おっ、朝ご飯に来ないと思ってたらここにいたのか。あっ、そのオレンのみ、お前に食べてほしいって持って来たんだよ。ロイが」

 

 ホゲータ「ホゲッ!」

 

 モリー「昨日の夜、お前に会うためにロイがこの船に来たんだよ」

 

 ホゲータ「ホンゲ!」

 

 

 モリーからロイがここへ来ていたことを聞いたホゲータは、ロイを探しに甲板にやってきた。しかし、そこにロイの姿がなかったので、ホゲータは砂浜に移動している船から飛び降りると、ロイを探すために島の中に向かった。

 

 

 ロイの家の前

 

 

 長老「ロイ!人の船に勝手に乗り込むなど!」

 

 フリード「まぁまぁ、爺さん。ロイはポケモンに会いに来ただけだし、子供のちょっとした出来心と好奇心ってやつだ。そう怒らなくても…」

 

 

 ボソッ(小声で話す)

 

 

 シンヤ『すげぇ厳しそうな爺ちゃんだな』

 

 リコ『う、うん』

 

 

 勝手にブレイブアサギ号に乗り込んだことでロイが祖父に叱られると、フリードは子供のしたことだからとロイを庇った。すると、長老はこれ以上ロイを怒るのはやめたのだが、その場に気まずい空気が流れた。それからしばらくすると、長老は急に立ち上がって家の中に入っていった。そしてまたしばらくすると、長老は両手に急須とお盆を持って戻ってきた。お盆の上には4つの湯のみと2種類の串だんごが1枚の皿に盛り付けられていて、ピカチュウとニャオハにはモーモーミルクをくれた。

 

 

 長老「まぁ食え」

 

 シンヤ「あっ、どうも」

 

 リコ「あ、ありがとうございます」

 ピカチュウ「ピィカッ!」

 

 ニャオハ「ニャオハッ!」

 

 

 ボソッ(小声で話す)

 

 

 フリード『怖そうに見えるけど、本当は優しいんだよ』

 

 長老「ときにフリード、昨日の困りごとは解決したのか?」

 

 フリード「あぁ、それが…」

 

 シンヤ「…あ!あったぞ!飛行船を直す方法が!」

 

 リコ・フリード・ロイ・長老「「「「え?」」」」

 

 リコ「飛行船を直す方法って?」

 

 シンヤ「キャタピーとビードルの糸だよ。昨日、森の中で会ったキャタピーやビードルたちの『いとをはく』で、破れた気球の穴を塞いでもらえばいいんだ!」

 

 ロイ「そっか!あの糸、めちゃくちゃ頑丈だったし。ストライクの手なら、あの糸を切ることもできるよね」

 

 シンヤ「よし、あとで俺とピカチュウが森に行って、キャタピーたちに頼んでくるよ」

 

 ピカチュウ「ピィカッ!」

 

 

 村人「長老!お邪魔しますよ」

 

 

 長老「おぉ!待っとったぞ!」

 

 フリード「何だ何だ?」

 

 

 シンヤがキャタピーたちを探しに森に行くことを決めた時、この島の村人や島の野生のポケモンたちがロイの家に集まってきた。

 

 

 長老「もう少しで昼飯の時間じゃから、みんなで集まって昼飯を食べることにしたんじゃよ。ロイも世話になったことじゃし、一緒に飯でも食わんか?」

 

 フリード「でも、シンヤを1人で森に行かせるのは…」

 

 シンヤ「ピカチュウもいるし、俺1人でいいですよ。フリードさんは、リコたちと一緒にいてください。キャタピーたちを見つけたら、ラティオスとラティアスに乗ってすぐにブレイブアサギ号に戻ります。戻ったら連絡しますから、その時に来てください」

 

 フリード「…わかった。じゃあ、キャタピーたちを探すのは任せるぞ」

 

 シンヤ「はい。じゃあ早速、森の中に行ってきます」

 

 

 シンヤはそう言うと、肩にピカチュウを乗せてキャタピーたちを探しに森の中に向かった。その頃ホゲータは、ロイの秘密基地に行ったり、森の中を走り回ってロイを探し回ったが、ロイを見つけられずに海辺にやってきた。すると、ホゲータは潜水艦に乗っているアメジオたちを発見した。

 

 

 海の上

 

 

 ジル「発信機をたどってここまで来ましたけど、どこにもいませんね」

 

 コニア「ずっと止まっててくれればいいのに」

 

 アメジオ「油断するな。この近くにいることはわかっているんだ。ここから島に上陸して、奴らを探すぞ」

 

 コニア「ですが、その前にハンベル様から《マツブサ》と《アオギリ》という男と合流しろと伝えられていたのでは?」

 

 アメジオ「ああ、数日前にハンベルから…」

 

 

 アメジオの回想…

 

 

 ハンベル『それと、一つお伝えしておくことが』

 

 アメジオ『何だ?』

 

  ハンベル『これからそちらに、《マツブサ》と《アオギリ》という人物が向かいますので、そのお二人と合流して、ペンダントを確保してください』

 

 アメジオ『っ⁉︎マツブサとアオギリ⁉︎まさかそいつらは、ホウエン地方で暗躍していた《マグマ団》と《アクア団》の首領か⁉︎』

 

 ハンベル『その通りでございます。お二人は私たちの味方ですので、合流したら、協力してペンダントを確保してください』

 

 

 アメジオの回想が終わる。

 

 

 アメジオ「…そう言われたが」

 

 ジル「でも、どうしてそんな奴らと合流を?確か、マグマ団とアクア団はだいぶ前に壊滅したと聞きましたが?」

 

 アメジオ「詳しいことは、その2人と合流してから聞き出せばいい」

 

 

 ロイの家の前

 

 

 ニャオハ「ニャァニャァ〜」

 

 ニドラン♀「ニドッ〜」

 

 リコ「フフッw、友達ができてよかったね」

 

 フリード「野生のポケモンなのに人懐っこいな。マンキーにクラブまで、賑やかな食事会になるな」

 

 

 アメジオたちが島に上陸しようとしている頃、村の人たちは昼飯の準備をしており、ニャオハがニドラン♀と戯れあっていると、野生のマンキーは木に実っているきのみを取る手伝いをしていて、クラブはオレンのみの皮剥きを手伝っていた。

 

 

 長老「みんな、ワシらの大切な家族じゃからのぉ」

 

 リコ「そっか。だからゲットしなくても、こんなに近くでポケモンたちと暮らしてるんだ。コダックもロイにべったり」

 

 ロイ「アハハハ……ん?なぁ、お前の頭の毛、今日すごく動くな。もしかして、なにか嬉しいことでもあったか?」

 

 コダック「コダ?」

 

 

 リコたちが村でのんびりしていると、ライジングボルテッカーズを追ってきたアメジオたちは、ロイの住んでいる島に上陸していた。そして、ジルはモンスターボールから出したエアームドに乗ると、この島のどこかにあるライジングボルテッカーズの船を捜索しに向かい、しばらくするとアメジオとコニアのいる所に戻った。

 

 

 海岸

 

 

 ジル「アメジオ様!向こうの浜で、奴らの飛行船を見つけました。奴らの飛行船は故障して、この島に不時着したようです」

 

 コニア「えっ?それってチャンスじゃない!」

 

 ジル「だが、ターゲットとシンヤ、それにフリードの姿もなかった」

 

 コニア「なら、余計にチャンス!」

 

 ジル「えっ?どういうことだ?」

 

 コニア「船を先に抑えておけばいい」

 

 ジル「そうか!それなら待ち伏せができる!」

 

 コニア「でも、ハンベル様からは、マツブサとアオギリという男と合流しろと言われているし、2人が来るのを待った方がいいかしら?」

 

 アメジオ「待つ必要はない。我々の目的は、あくまで娘とペンダントだ。お前たちは、飛行船の連中を惹きつけておけ。俺はその間にターゲットを探す」

 

 ジル・コニア「「はっ!」」

 

 アメジオ「アーマーガア!」

 

 コニア「 エアームド!」

 

 

 ポーーン‼︎

 

 

 アーマーガア「ガアァァッ!」

 

  エアームド「エァァァッ!」

 

 

 アメジオとコニアが自分のモンスターボールから出したアーマーガアとエアームドの背中に乗ると、アメジオたちを乗せたアーマーガアたちは飛行船の方に向かって飛んでいった。それを見ていたホゲータは、早くこのことを知らせるために、急いでロイを探しに向かった。

 

 

 ホゲータ「ホゲゲゲゲゲ!」

 

 

 ロイの家の前

 

 

 リコ「この島の人たちとポケモンたちの関係って、素敵だね」

 

 ロイ「うん!だから僕も、ホゲータともっと仲良くなりたいんだ」

 

 リコ「うん!」…(でも、船の修理が終わったら、飛行船は出発する。そうなったら、ロイとホゲータは会えなくなる)

 

 

 ホゲータ「ホゲ!ホゲホゲホゲ!」

 

 

 リコ「えっ!」

 

 ロイ「ホゲータ⁉︎」

 

 

 リコとロイが話をしていると、海辺にいたホゲータがロイの家の前に走ってきたので、ロイがホゲータに声をかけると、ホゲータはロイに駆け寄り、アメジオたちのことを慌てて伝え始めた。

 

 

 ロイ「ずっと探してたんだぞ。どこに行ってたんだ?」

 

 ホゲータ「ホンゲェ!ホゲホゲホゲ!」

 

 ロイ「どうしたんだ?何かあったのか?」

 

 

 ロイに何かあったのかと聞かれたホゲータは、ブレイブアサギのある方を向いて指を差した。

 

 

 ロイ「あっち?」

 

 リコ「あっちの方って、ブレイブアサギ号がある場所だよね?」

 

 フリード「…俺は船の様子を見てくるから、2人はここにいてくれ。長老は2人を頼む」

 

 長老「わかった」

 

 

 フリードは長老にそう言うと、急いでブレイブアサギに戻っていった。その頃オリオたちは、ブレイブアサギ号を砂浜に移動させていた。

 

 

 ブレイブアサギ号・甲板

 

 

 オリオ「なんとか移動できたわね」

 

 モリー「でも、船が傾いてる」

 

 マードック「これじゃあ、着水するのも時間の問題だな」

 

 モリー「いっそのこと、船を降ろして安定させる?」

 

 キャプテンピカチュウ「ピカピカッ!」

 

 

 船を降ろして安定させるかどうかでマードックとモリーが話していると、フリードのリザードンの頭に乗っているキャップが何かを発見する。モリーたちがその方角に目を向けると、ブレイブアサギ号に向かって飛んでくる3匹の鳥ポケモンたちがいた。その鳥ポケモンたちの背に乗っているのは、アメジオたちエクスプローラーズだった。

 

 

 モリー「あれは…エクスプローラーズ!」

 

 オリオ「見つかった!」

 

 マードック「最悪だ!急いで船を降りるぞ!」

 

 

 ロイの家の前

 

 

 ロイ「よし、綺麗になった!でもホゲータ、昨日の夜どこにいたんだ?」

 

 ホゲータ「ホンゲェ」

 

 

 ロイはハンカチを取り出すと、ホゲータの顔についている泥を拭いた。すると、ホゲータはロイに飛びついて顔を擦りつけてきた。

 

 

 ホゲータ「ホゲッ!」

 

 ロイ「ホゲータ?」

 

 リコ「ロイに甘えてるみたい…」

 

 長老「ん?…なんじゃあれは!」

 

 

 (アーマーガアに乗ってるアメジオ)

 

 

 リコ「あれは!エクスプローラーズ!」

 

 ロイ「エクスプローラーズ?」

 

 

 ブレイブアサギ号の前

 

 

 ジル「いけ!サイドン!」

 コニア「出番よ!ゴルダック!」

 

 

 ポーーン‼︎

 

 

 サイドン「サァァイッ!」

 ゴルダック「ゴルダァ!」

 

 ジル「この船は、我々が占拠する!」

 

 オリオ「バカなこと言わないで!メタグロス!」

 

 マードック「いくぞイワンコ!」

 

 

 アメジオたちエクスプローラーズは、フリードとシンヤのいない隙を狙って、ブレイブアサギ号を占拠するために奇襲を仕掛けてきた。しかし、オリオたちも簡単に船を渡そうとせず、ジルたちとポケモンバトルをして船を守ろうとした。

 

 

 船の上空

 

 

 アメジオ「やはり、ターゲットとシンヤはいないのか」

 

 

 スッ(リザードンに乗ったフリードが現れる)

 

 

 フリード「なんだ?シンヤにリベンジしたいのか?」

 

 アメジオ「お前に用はない」

 フリード「つれないこと言うなよ」

 

 アメジオ「少女とペンダントはどこだ?」

 フリード「俺が答えると思うか?」

 

 アメジオ「だろうな。ならば、バトルだ!」

 

 フリード「リザードン、やってやろうぜ!」

 リザードン「グォォォォッ!」

 

 

 アメジオたちが奇襲を仕掛けてきたタイミングで、フリードがブレイブアサギ号に戻ると、ライジングボルテッカーズとエクスプローラーズのポケモンバトルが始まった。

 

 

 森の中

 

 

 シンヤ「キャタピーたちって、普段どこにいるんだ?」

 

 ピカチュウ「ピィカッ?」

 

 シンヤ「こんなことなら、ロイについてきてもらえばよかったかな?」

 

 ピカチュウ「ピィカッチュ」

 

 

 フリードたちがアメジオたちとバトルをしている頃、シンヤとピカチュウは森でキャタピーたちを探していたが、まだキャタピーたちを見つけられずにいた。

 

 

 ロイの住んでる村

 

 

 ロイ「そんなに悪い奴らなのか!」

 

 リコ「うん。私のペンダントをずっと狙ってきて」…(でもこのままじゃ、私のせいで、この村にいる人たちに迷惑がかかる)…「私、飛行船に行ってくる」

 

 長老「ッ⁉︎何を言っとる!フリードにここにおるよう言われたじゃろ!」

 

 リコ「でも、エクスプローラーズは私を狙って来てるんです!このままじゃ、村の人まで巻き込まれます!」ダッ!

 

 ロイ「リコ!…爺ちゃん、僕も行ってくるよ!」ダッ!

 

 長老「ロイ!待ったんか!」

 

 

 このまま自分がここにいれば、いずれエクスプローラーズがここにやってきて村の人を巻き込んでしまうと思ったリコは、ニャオハを抱えてブレイブアサギ号の方に走っていった。そのリコの後を追って、ロイもホゲータと一緒にブレイブアサギに向かった。2人が船に向かっている頃、エクスプローラーズとバトルしているオリオたちのポケモンは戦闘不能にまで追い詰められていた。

 

 

 メタグロス「メッ…タッ」

 イワンコ「ワ…ンッ…」

 

 オリオ「メタグロス!」

 マードック「イワンコ!」

 

 ジル「どうした?もう終わりか!」

 コニア「もう勝負がつきそうね」

 

 サイドン「サァァイッ!」

 ゴルダック「ゴッダァァ!」

 

 

 戦闘不能寸前のメタグロスとイワンコは、トドメをさそうとしてくるサイドンとゴルダックに反撃しようとしたが、技を出す体力も残っていなかったため、サイドンとゴルダックにやられそうになった。しかし、船の近くにリコとロイがやってくると、サイドンとゴルダックは動きを止めた。

 

 

 リコ「やっぱり、エクスプローラーズ!」

 

 コニア「ターゲット…ニャオハ!」

 

 ニャオハ「フゥゥゥッ!」

 

 ロイ「こいつらが、エクスプローラーズ!」

 

 

 フリード「リコ!ロイ!なんでここに来た!」

 

 

 リコ「ごめんなさい!私が村にいたら、村にいる人たちに迷惑がかかると思ったから、だからここに来たんです!」

 

 フリード「だからって!」

 アメジオ「アーマーガア!『エアスラッシュ』!」

 

 アーマーガア「ガアァァッ!」

 

 フリード「っ、リザードン!弾け!」

 

 リザードン「リザァァァァッ!」

 

 

 バァァァン!

 

 

 アメジオ「ジル、コニア、お前たちは少女とペンダントを確保しろ」

 

 ジル・コニア「「はっ!」」

 

 

 リコがやってきたことで、アメジオたちはリコとペンダントに狙いを変えた。

 

 

 ジル「「ペンダントとターゲットを確保する!…コニア…どうした?」 

 

 コニア「…ニャオハ。…もう、あの頃の私たちには戻れないのね。……わかったわ。私はニャオハを敵とみなす。そして、そのペンダントを…」

 

 リコ「渡さない!絶対に!」

 

 ロイ「僕も戦うよ!」

 

 フリード「リコ!ロイ!無茶をするな!」

 

 リコ「シンヤにポケモンバトルの特訓をしてもらったことがあるから大丈夫です!ニャオハ、行くよ!」

 

 ニャオハ「ニャオハ!」

 

 リコ「ニャオハ!『このは』!」

 

 ニャオハ「ニャァァァオッ、ハァァァッ!」

 

 

 バァァァァン!

 

 

 ゴルダック「ゴルダァァ⁉︎」

 

 

 リコがニャオハに「このは」の指示をすると、ニャオハの首元の緑の葉が光り輝き、ニャオハはそこから複数の「このは」の葉をゴルダックに飛ばしてダメージを与えた。

 

 

 コニア「ゴルダック!」

 

 ロイ「すごい!これが生で見るポケモンバトル!ホゲータ、僕たちもやろう!……ホゲータ?」

 

 

 ロイはポケモンバトルを生で見ると、目をキラキラさせながら興奮していた。そして、ホゲータと初めてのポケモンバトルをしようとしていると、ホゲータがフリードのリザードンのバトルを見て目を輝かせていることに気づく。

 

 

 フリード「リザードン!『かえんほうしゃ』!」

 

 リザードン「リィィザァァァッ‼︎」

 

 

 ホゲータ「ホゲェ〜!(✨∇✨)」

 

 ロイ「ホゲータ。お前、リザードンに憧れてるのか?」

 

 ホゲータ「ホンゲェェッ!」コクッ

 

 ロイ「…よし!やろうホゲータ!僕たちの初バトルを!『ひのこ』!」

 

 ホゲータ「ホンゲェェ…ゲッ!」

 

 ロイ「えっ…ホゲータ?」

 

 

 ロイがホゲータに「ひのこ」を指示すると、ホゲータは「ひのこ」を出そうとするが、あまりにも威力の小さい「ひのこ」だったので、サイドンに当たる前にすぐに消えてしまった。

 

 

 ロイ「どうすれば『ひのこ』が出せるんだろう?」

 

 リコ「ロイ、落ち着いて!大丈夫!ロイなら絶対できるよ!私もシンヤから教えてもらったの。ホゲータに自分の気持ちを伝えるんだよ!」

 

 ロイ「自分の気持ち……それなら…ホッ、ホッ、ホッ、ホゲーッ!」

 

 リコ「えっ…今それ⁉︎」

 

 ロイ「ホッ、ホッ、ホッ、ホゲーッ!ホッ、ホッ、ホッ、ホゲーッ!ホゲータホゲータ頑張れ〜!ホッ、ホッ、ホッ、ホゲーッ!負けるなホゲータ!頑張れ〜!ホッ、ホッ、ホッ、ホゲーッ!負けるなホゲータ!頑張れ〜!た、ち、上〜が〜れ!ホゲータホゲータ頑張れ!お、も、いだせ〜!ホゲータホゲータ頑張れ〜!」

 

 ロイ・ホゲータ「『ホッ、ホッ、ホッ、ホゲーッ』」

 

 ロイ「負けるなホゲータ!『ひのこ』だ!」

 

 ホゲータ「ホォォォォゲッ‼︎」

 

 

 ドォォォォォン‼︎

 

 

 サイドン「サィィッ⁉︎」

 

 ジル「サイドン!」

 

 

 リコの言葉を聞いたロイは、歌ってホゲータを元気づけようとした。そして、ホゲータにロイの気持ちが伝わると、ホゲータもロイと一緒に歌い出し、さっき消えた「ひのこ」とは比べ物にならない火の玉をサイドンにぶつけた。

 

 

 ロイ「やった。ホゲータ!やったよ!」

 

 ホゲータ「ホンゲッ!」

 

 リコ「う、歌でわかりあうって…」

 

 ニャオハ「ニャーン…」

 

 

 フリード「ふぅ、ひやひやさせてくれるぜ……ん?アメジオ?…あぁっ!」

 

 アメジオ「油断したな」

 

 

 リコとロイの心配をしながら2人のバトルを見ていたフリードだったが、リコとロイがジルとコニアに勝利したのを見届けるとアメジオに視線を戻した。すると、フリードがよそ見をした隙に、アメジオはアーマーガアに乗ってリコを捕まえようと近付いていた。しかしその時!

 

 

 ピカァァァァン‼︎(ペンダントが光る)

 

 

 アーマーガアが足でリコを捕まえようした瞬間、リコが首にかけていたペンダントが光り出した。すると、ソウブレイズの「サイコカッター」からリコとニャオハを守った時と同じように、ペンダントが不思議なバリアを作ってリコとニャオハを守ってくれているため、アーマーガアはリコに近づけなかった。

 

 アーマーガア「ガァァァッ⁉︎」

 アメジオ「くっ!」

 

 リコ「また守ってくれたの?」

 

 ロイ「うわっ!」

 

 リコ「えっ⁉︎」

 

 

 ピカァァァァン‼︎(古のモンスターボールが光る)

 

 

 リコのペンダントが光り出すと同時に、ロイの持っている古のモンスターボールも同じように光り出した。だが、それは一時的なもので、ペンダントと古のモンスターボールの光はすぐに消えて、バリアも消滅してしまった。

 

 

 フリード「リコ!ロイ!」

 

 

 ???x2「「ゴルバット!『『エアスラッシュ』』!」」

 

 

 ゴルバットx2「ゴルバァァッ‼︎」

 

 

 バァァァァン‼︎

 

 

 フリード「な、何だ⁉︎」

 

 リザードン「リザァァァッ⁉︎」

 

 

 フリードがリコとロイの元に向かおうとした時、空の上から現れた二匹の《ゴルバット》がいきなり現れて「エアスラッシュ」を放ってきたので、フリードとリザードンは足を止めた。フリードとリザードンがゴルバットに目を向けると、それぞれのゴルバットのトレーナーと思われる二人の男がゴルバットの足を掴んでおり、二人の男はゴルバットの足を掴んでいる手を離すとアメジオの目の前に降りてきた。

 

 

 ???「お前がアメジオか?」

 

 ???「幹部って聞いてたが。なんだよ、まだガキじゃねぇか」

 

 アメジオ「っ、何者だ?」

 

 マツブサ「私の名は《マツブサ》」

 アオギリ「俺は《アオギリ》だ」

 

 アメジオ「っ⁉︎じゃあお前たちが、ハンベルの言っていたマツブサとアオギリか!」

 

 

 アメジオの前に現れた二人の男。マツブサと名乗る男は、赤い髪に虹色の石が埋め込まれている眼鏡をかけており、七三分けの研究者の容姿をしていて、服装は襟付きの上着を前を開けて羽織り、リブ生地のインナーとレッグウェアを着て、ハーフパンツとブーツを履いていた。

 

 もう一人のアオギリと名乗る男は、マードックと同じで、肌の色が濃い筋肉質な体格をしており、頭にはロゴがある青いバンダナを巻いていた。服装は海賊を思わせる青いウェットスーツのような服で、裾がギザギザとした布を腰につけており、首には船についている錨のようなものをかけており、そこには虹色の石が埋め込まれていた。

 

 

 マツブサ「リコという娘はお前か?」

 

 リコ「えっ?」

 

 アオギリ「確かハンベルは、ペンダントとセットっで連れてこいって言ってたな」

 

 リコ「だ、誰、この人たち⁉︎」

 

 ロイ「それはわからないけど、エクスプローラーズの仲間だってことはわかるよ」

 

 ニャオハ「ニャオハッ!」

 

 ホゲータ「ホンゲッ!」

 

 

 マツブサ「グラエナ!『シャドーボール』!」

 

 

 ポーーン‼︎

 

 

 グラエナ「グゥゥゥラエナァァッ!」

 

 

 マツブサはモンスターボールを投げると、かみつきポケモンの《グラエナ》を繰り出し、グラエナに「シャドーボール」を指示した。すると、グラエナは口から黒い球状のエネルギー弾をニャオハとホゲータに放ち、ニャオハとホゲータにダメージを与えた。

 

 

 ニャオハ「ニャアッ⁉︎」

 ホゲータ「ホンゲェェ⁉︎」

 

 リコ「ニャオハ!」

 ロイ「ホゲータ!」

 

 

 フリード「リコ!ロイ!」

 

 マツブサ「アメジオ。私とアオギリが娘とペンダントを確保するから、お前はその白髪の男を足止めしていろ」

 

 アメジオ「何⁉︎」

 

 アオギリ「俺たちと合流してペンダントを奪えと、ハンベルからそう言われたんだろ。どうする?ペンダントを奪えるチャンスを棒に振るか?」

 

 アメジオ「っ…わかった」

 

 フリード「くっ!」

 

 リザードン「リザァァァッ!」

 

 

 オリオ「だったら私たちが!」

 

 マードック「リコ!ロイ!今助けに行くぞ!」

 

 ジル・コニア「「行かせない!」」

 

 

 ポーーン‼︎

 

 

 エアームドx2「「エアァァーーッ!」

 

 

 マツブサとアオギリがリコとロイに近づいていくと、オリオたちはフリードに代わってリコとロイを助けに行こうとした。しかし、それをジルとコニアのエアームドに止められ、フリードもアメジオに立ち塞がれているため誰もリコとロイを助けられず、まさに絶体絶命の状況だった。…しかしその時!

 

 

 ビュン‼︎(空の上から突然現れる)

 

 

 ラティオス「しゅわーん!」

 ラティアス「ひゅあーん!」

 

 シンヤ「悪い!遅くなった!」

 

 

 リコ「シンヤ!ラティオス!ラティアス!」

 

 マツブサ・アオギリ「「っ⁉︎」」

 

 

 リコたちが間一髪のところで、上空からラティオスとラティアスがリコとロイの目の前にやってきた。ラティオスの背には、シンヤと二匹のストライクが、ラティアスの背には、キャタピーとビードルが二匹ずつ乗っていた。そして、シンヤはラティオスの背中から降りると、目の前の二人の男の存在に気づく。

 

 

 シンヤ「マツブサ、アオギリ」

 

 マツブサ「久しぶりだな」

 

 アオギリ「会いたかったぜ、シンヤ!」

 

 

 To be continued

 

 

 次回予告

 

  

 マツブサたちに追い詰められ、絶体絶命になったリコたちの目の前に、やっとシンヤが現れた。すると、マツブサとアオギリは新たに手にした力をシンヤの前で解き放った。

 

 

 次回「シンヤVSマツブサ・アオギリ!」

 





 リコはシンヤを異性として意識していますが、シンヤはリコを意識してません。これから少しずつ異性として意識していきます。

 マツブサとアオギリをどう登場させるかを考えていたら、投稿が遅れました。6話の内容は考えてあるので、間に合えば明日投稿します。
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