陽務くん、ちょっと時間もらえるかな。
そうして半ば強制的に連行された先で、初めて告白というものを受けた。遡ること数時間前──昼休みの出来事である。
瞬間的に浮かび上がるピザ留学を頭の片隅へ追いやりながらどうにか思考を留め置いた俺は、少々緊張した面持ちながらもはっきり好意を伝えてくれるその人をまじまじ見やる。辛うじて名前を思い出せた同級生。これといった接点はなく、関わりがほとんどないということは相手も同じ認識だったわけだが。
「気付くと目で追っちゃうんだよね、陽務くんのこと」と面と向かって告げられた事実は、恋愛的(と言えるかはさて置き)思考を働かせた最たるものがラブ・クロックである俺の守備範囲を軽々と超えてきた。
ワンテンポ遅れて理解し、驚愕。そしてそれを覆い尽くさんと込み上げる特有の面映ゆさ。その場で咄嗟に返せたのは「……恐縮です」だけだった。
そも、ゲームをリアルに持ち出すなという話であってだな。……いや過去に痛い目を見たことを思えばそれだけで踏みとどまれたのは寧ろ幸運とすら言えよう。つまり、問題はそこにあらず。
「……ら、楽郎君?」
「……」
「……調子が、良くないです、か……? こっ、今夜の予定はいつでも替えが利くものですから! あの、構わず睡眠に時間を充てて、いただいて……」
「んー……そうだなあ」
「あぅ、あの、そっ……さ、差し出がましいとは、思います、けれどっ」
間延びした気のない返事に合わせて意識を隣へ戻せば、眉を八の字にした玲さん。
ゆったりとした歩調に重ね、途切れながらも「まずは体調を整えたほうが」と寄せられる気遣いに一先ず形だけの感謝を口にし、安堵したように瞳を細める彼女の横顔を盗み見る。
……うーん。玲さんなんだよなぁ……この、喉に小骨が刺さったような違和感の正体って。半分、とまでは言わないが二、三割は彼女が占めていると言えようか。告白の返事が
嫌だという感情はなかったし、好意を寄せてもらえることを嬉しいと思った。
縁がないというよりは求めていないが近いだろうが、かといって彼女が欲しくないかといえば否。ただし自ら手を出すほどのモチベはなく、くれるというなら一応貰っておくか。程度の話である。いやあタダより怖いものはないってのにな。……コレ相手に失礼極まりねぇ。
とは言え、付き合ってみるのもアリなのか? という気持ちの動きがあったのも確かで。本格的に受験シーズンに突入するまでの期限付きでも、思い出作りのひとつでも良い。そう口説かれ、俺は至極まっとうに悩んだ。悩む最中、不安に似た言いしれないものを抱いたが瑣末事だろうと切り替えて、前向きな返事をしようと思った矢先だ────
“それでもやっぱり……斎賀さんが気になる?”
相手からその発言が転がり出たのは。結果保留である。
にも拘らず……だ。その人は困惑が混ざったような難しい顔をして、フェアじゃないし、とか、自分のためだから、なんて前置きをした後に「もし付き合うことになったら、私と帰ったりデートしたりするってことだよ?」と当たり前のことを言ってのけた。本当に分かってる? と口ほどに物を言うまなこ付きで。
いやいやいや、如何にゲーム……それも主にクソの方に浸り尽くしているとは言え一般的なカップルがやっていることくらい流石に分かりますけどぉ? こちとらラブクロックトロコン勢ぞ? ……、…………まあそれはいいとしてだ。
目下の問題は、間接的に浮き彫りにされた玲さんの存在だった。本人からすれば玉突き事故のような巻き込まれでしかないわけだが、あろうことにも今の俺は高嶺の花たる玲さんを喉に刺さる小骨扱いしてしまっている。
刺さった彼女に非はない。よく噛まず引っ掛けた俺が悪い、という。いや、責任の所在というよりただただこちらの意識の問題とも言えるのだが、一瞬でも過ぎってしまったからには。ゲームでもリアルでも関わりがあるからこそ無視できそうにない。
だって小骨は取り除きたいだろ。
さてそうと決まれば俺がすべきは玲さんと少しばかり話をすることだ。ロックロールを経由する定番ルート……は、共通の知人の目もあるし今回はナシだな。っとそれより先に。
「玲さんこの後寄り道する時間ある?」
「ひょ、はっい、じっ……時間、時間あるます! ろ、ロックロールですか?」
「いや今日は俺の個人的な相談事、になんのかなこれ」
「そ、うだん……お役に立てるなら、もちろん、おおっ……お付き合いします! けれど、その、あの……私で、えっと……大丈夫、でしょうか」
「うん? 寧ろ玲さんしかいないっていうか」
「んきゅっ…………………………」
あ、ロード入った。
でも実際この手合の話を茶化しなく聞いてくれるのって玲さんくらいなんだよなぁ。真面目だし。他人のことにも全力投球なのも好感が持てるし尊敬する。何よりこの人は、勇魚の恋愛相談にも真摯に答えていた実績持ちだ。巻き込んでしまうのは多少の申し訳なさもあるが、付き合ってくれるというのだから素直に甘えることにしよう。
フリーズしたままの玲さんの肩を軽く叩き、コンビニで温かい物を調達する旨を伝え一旦離れる。ここ数日の冷え込みのせいか彼女の顔もいつも以上に赤かったからな。
夏場も赤かったけど。暑がりであり、寒がりなんだろう……、きっと。
◇
調達を終えた楽郎が戻る数分前に再起動した玲は、窮屈に思うほど強く脈打つ心臓を落ち着けるべくゆっくりと、深い呼吸を繰り返す。胸元に添えた手を握り込み、伏した瞳で地面の一点を見つめながら心中唱えるは勘違い防止の、言い聞かせ。
(相談相手としてっ、たまたま、いえ……っ、……きっと冷やかしたり、からかったりしないと思えたのが、私だからであって……そう、消去法です、これは!)
消去法。百点満点ではないが、決して間違いとも言えない正解である。
弾き出した答えにより荒ぶる心をなんとか抑え込んだ玲は、近付く足音に改めて視線を持ち上げて無理やり笑顔を浮かべてみせた。陽務楽郎を知り、そこからゲーム友達としてリアルで会話するに至るまでに身に着けたちょっとした特技と言えるだろうか。どもらず話しかけるシミュレーションの結果が散々だったことに比べれば、咄嗟の笑顔は楽郎の目を誤魔化したり得るものだった。
玲にとっては不本意なことだが
「斎賀じょ……斎賀宅方面の公園でい?」
「はい! ……いえっ! 体調が優れないならこの先の公園の方、が、楽郎君のお家には近い……です、よね?」
「んまあそうだけど、帰り暗いから危ないし。あとごめん思考飛んでただけで体調は比較的良い方すね」
「……っ、~~そ、れなら、あの、はい」
オッケー決まり。じゃあこれはい玲さんの。と何でもない風に差し出された肉まんを感謝の言葉とともに受け取り、玲は歩き出した楽郎の隣へ再び並ぶ。楽郎の横顔が肉まんで明るんだことを窺い一拍置いてから、いただきますと湯気立つそれを食んだ。
美味しいと口にすれば、隣から間髪入れず肯定が返る。特にこの時期は五臓六腑に染みるね。と、しみじみ紡ぐ楽郎に釣られて自然と笑みもこぼれ落ちる。違いが分かるほどの経験はなくとも、玲にとっては肉まんの美味しい食べ方を教えてくれたのが楽郎であることが重要で。帰路の気遣いも相まって、玲の心はとても満ち足りていた。
「それで……相談事、というのは?」
少しだけ距離を空け腰を下ろしたベンチにて。玲は、楽郎から貰った温かいお茶のペットボトルを両手で包みながら問いかける。澄んだ空気はまだ心地よく思える程度だが、あまり長引くとお互い風邪をひきかねない。そんな思いから切りだした玲に一度は頷きを返した楽郎だったが、「それなんだけど」という言葉を残し言い淀む。
コンビニへ寄るまでもどこか上の空であった楽郎を見ていた玲は、ユニークに並ぶような重要な話なのだろうと静かに身を引き締める。
それはある意味正しい心の持ちようであったが、楽郎の言う相談事とは、蓋を開けてみれば玲の思い浮かべていたものとは百八十度異なる内容だった。
まさかもまさかである。楽郎の口から紡がれたそれらは、どう解釈しても恋愛相談のように聞こえるのだから。
「────……え?」
「いやごめん。無神経だったり、失礼に聞こえたりしたら無理に答える必要もないんだけど……仮の話として」
「……えぁ、は、い……カリノハナシ、トシテ……」
「ん、そう仮の話」
「…………はっ、あ、聞きたいことはっ……楽郎君と、私が、ゲーム友達として時間を共有している、ということを前提に、」
「ハイ」
「……仮に、私が告白を受け……仮に、その方とのお付き合いを考えた際に、……この、今の、私達の交友関係をどのように? する、かと……?」
「大体それであってますね」
「っそ、れ……そそっ、その悩みは、つまり、らくっ、楽郎君、が……えっと…………え、と? ……、……ら、楽郎君……あの、………………告白され、?」
「あー…………うん」
天地がひっくり返る、とはこういうことを言うのだろうか。
目が回るような感覚に、玲は、落としたペットボトルを拾い上げた楽郎から受け取ることもできなかった。街路灯も月明かりもあるのに、妙に視界が暗く、息苦しく思える。
「……あ……ない」
「玲さん?」
「っ……あっ……す、少しだけ……お待ちくださ、っあの……混乱、していて」
「ん、大丈夫大丈夫。寧ろ俺が変に遠回しな言い方したし」
「……いえ、」
キャンパスライフ、楽郎はモテる側。それを聞いた時にどうして思い至らなかったのだろう。キラキラと目を輝かせる彼を見つける機会なんて、大勢が持っているものなのに。
コト、と小さな音をたて二人の隙間に置かれたペットボトルを一瞥した後、玲は膝の上で握った拳へ視線を落とす。気の利いた言葉はもとより練習した笑顔も浮かぶ気配がなく、どうしたって視線を合わせられそうにない。
しかしこんな状況下でも玲にはできることがひとつ、残されていた。楽郎の相談に乗る、力になるという選択肢──ろくに回らない頭であっても思い焦がれた年月が玲を突き動かし、ほとんど無意識にそれを掴み手繰り寄せていた。そうしていざ口を開けば、言葉は思っていたよりもスムーズに音になる。
相手の女性と付き合う気があるのかどうかなんて聞く必要はない。
何故楽郎はこんな質問をしてきたんだと疑問は尽きないが、結局、玲が問われていることは
「あくまで私の考えですから、きっと……楽郎君の足しにはならないと思います」
◆
俺という人間からおおよそ出てこない話ゆえに驚かれるのは想定の範囲内。ただ、思っていた以上の戸惑いを見せる玲さんの声音や表情を受けて、申し訳なさと同時になにか酷く後ろめたい気持ちが迫り上がる。
おかしな話だ。まっとうな交友関係の何を恥じる必要がある。玲さんにだって失礼だろ……と、思うんだよ、思うだろ、うん思う。だって相手は玲さんでありレイ氏で、いつだってシャンフロにまっすぐで。楽しそうに、穏やかに笑って……る、はずなんだよなぁ本来は。
薄暗いせいにできればよかったが、それを抜きに考えても今の玲さんは肌の白さが際立つ。控えめに合わせていた視線も完全に下へ落ち、表情すら分からない。差し出したペットボトルも行き場を失ってしまった。
言葉のチョイスをミスったとかいうレベルではなく、言ってしまえば一発退場ピザ留学クラスのやらかしでは? などと考えていると「ありえない」とまで聞こえた気がして、色んな意味で心臓が跳ねた。……平静を装って会話をするにも限度がある、ぞ。
ペットボトルで空いた隙間を埋め、玲さんの混乱が解けるのを待つ。自分から持ちかけた話なのだからいくらでも待つつもりではいたが、沈黙が長いと感じたのは久しぶりだった。長い、とは言っても実際一分弱くらいか。
謙遜から入る静かな声に頷き、申し訳程度に居住まいを正した俺は合わない視線を玲さんへ寄せた。
「まずひとつ。私は、……私は、楽郎君との時間をとても、大切に思っているんです。多少の無理を通してでも優先したい、と思うくらいに。ただ楽しくて、今まで知ろうともしなかった貴重な経験を積めて……世界が変わりました」
「お、おう……え、そんなに?」
「はい。……本当に、大袈裟に話しているのではなく、私の中ではそういうものなのだと受け取って、ください。だからその……ごめんなさい。先程ありえない、と……咎める意図はなかったのですが、例えで置かれた状況的に」
「あー……なるほど。交友関係に重きを置くから玲さんは付き合う方に傾かない、と」
「はい。楽郎君と話すことが、一番ですから」
「…………ん」
んんん? ……シャンフロの話、だよな? いやそうだ。結論を急ぎがちな質が俺に都合よく歪曲しようとしているだけで相手は「流石廃人」を地で行く人だ。リアルを削るほどの努力の先にあるのがサイガ-0たる彼女で、それに並ぶ俺と共通の趣味で語らえることが一番だと。
オーケーオーケー成る程成る程、…………なる、ほど?
疑問符だらけに思考を巡らせながらそろりと様子を窺うと、落ちていた玲さんの視線は気付けば姿勢ごと上がり、少し遠くを見つめるように固定されていた。俯き流れた髪で隠れていた輪郭が露わになったことで表情も覗き見えるようになるが、まっすぐに視線を留める玲さんの横顔が今までにない程凛としていて、ふと、目を逸らすのが勿体ないような感覚に陥る。
きれいな人なのは勿論知っていたはず、なんだが……初めて結びついたというか、自分の感情として認識したというか。まさに今日、告白の返事に悩む最中『よっ、よければ! ご、ご一緒していいですかっ!』と脳内へ差し込まれた時に酷似した────
つーかもはや、では。言質取ったようなもんじぇねぇかなこれ流石に、え?
「あの、続けますね、もうひとつ」
「は、えあ、どうぞ」
終わったと油断していた分どもった返事になっちまった。しかし玲さんはこちらの心境を知ってか知らずか構わず言葉を重ねゆく。
「先程の話が大前提として、それでも、楽郎君の問いに正しく答えるなら…………関係を断つ、に、なるかと思います」
「……友人でも?」
「……、頼っていただけたことは本当に嬉しいのです、が……私は、器用に恋愛ができる人間ではないと……自覚しています。ですから、お付き合いをする方から心を揺らさないためには、そうするほかない、と」
「一途だ」
「っ、そう、聞こえましたか? ……私は自分勝手で、浅ましいほど欲張りな、だけです」
「────はあああぁぁぁぁ……いやあ、うん。そっか」
これで策ならお手上げだが、この人の場合素で言ってるだろうところがホント、ね。
別に、これっっっぽちも心当たりがないわけではない。だってそうだろ。俺の感情と玲さんの感情なんて釣り合ってないのが当然で、俺がそういう風に見ていなかったからといって、玲さん側がそうとは限らない。
まあ、淡く薄い期待くらいは持っ────「シャンフロ!」────アッはいシャンフロねシャンフロ。ハハハやだなぁ間違えませんって。てなお決まりの流れで持たせてもらえなかった身としては慎重になるのも、ゲーム脳に拍車がかかるのも妥当だと言いたいが。
そう複雑に考えていない時も「このゲームを全力で楽しみましょう」と柵を断ってくれた彼女のゲームにかける思いは汲もうと思ったし、尊重したいとすら思っていた。思い返せば無意識にそう動いていた気もする。多分。
盛大な溜息に引っ張られ、漸くこちらを向いた玲さんの表情は困惑一色。薄闇より深い夜に覆われた中では血色までは正確に読み取れないが、逃さぬよう割合近い距離で見据えていれば玲さんの挙動は目に見えて、バグった。
えあぅに始まり、あしょっ、とかどどどどどど響いている言葉を繋げれば恐らく「それはどういうことか」であろう。
「浅ましい、自己中で欲張りだって言ったけど」
「ひ、ひあい」
「それクリティカルすわ、玲さん」
「? ……へ、え? ……え??」
「俺も大概業突張りってこと」
「ご、うっ、らっらく……ろ、君は、ちがっ」
「違うって言い出したら玲さんもね。だって大前提が仮の恋人より俺みたいだし?」
「ふぎゅっ」
「一番なんだっけ」
「ぬゅ、く! ~~~~っ」
「恋人ができて関係断ちしても、本音は欲張っちゃうくらいに」
「らっ、楽郎君! か……かかっ、からかって! ますねっ!?」
「ないない。まあちょこっとだけ? スマートに先手とりながらバグって試合放棄は許さんぞ、とは思ったけど。セーブできないリアルは堅実なんだよこう見えて。マジだから確認してんの」
自分としては本音も本音で「そういうんじゃない」を口にしてきたつもりだし、周囲に壊されないよう大事に「ゲーム友達」してたはずなんだけどな。同じ時間を重ねるってのは凄まじいわ。まんまと育てられて、一個引っ張りゃ芋蔓式にずるずると出てきやがる。
「お前何様ってのは自覚するところだから一旦無視! んでま、俺も欲を言えばこっちの……玲さんとの時間は削りたくないって思っちゃったんだよ。確定で楽しいのに我慢すんのは違ぇなって。そんだけでも中々に自分本位なのにさ、趣味に激走する俺の隣でその子が並走してる姿が想像できなかったつぅか、はは……は」
周りに知られでもしたら死の宣告待ったなし。
でもまあ、なるべく瑕疵なく玲さんに伝えたいからしゃーない。
「……わ、……っわたし、なら」
「うん、玲さんなら」
「かな……必ずっ、追いつきまひゅ!」
「ふは、だよね」
「それに、楽郎君と同じ景色を、そ、と、隣でっ」
「玲さんは欲張りであられるからなぁ……期待してる」
こんな時でも絶妙に締まりきらない、それでいて安心できる言葉をくれる玲さんについ笑みが浮かぶ。片や玲さんは泣くのを堪えているのか大きく開いた瞳の縁がうすら濡れてはいるが、ここで触れれば恐らくバグ…………ん? もしや今までのも全部そうだったり?
分からん。ともあれ、意図するものかはさて置き盛大に告白のような何かを重ねら……いや、即死級の大技を食らい? つまりはいっぱいいっぱいである。帰宅後速やかにライオットブラッドをキめる必要があるくらいにはぶっちゃけ余裕がない。相手が玲さんゆえ不安要素は今ここで潰しておきたいが、まず俺がもつのかどうか。
「時に玲さん」
「ふぁ、ひゃい」
「返事を待たせている人へはきちんと断りを入れるので気にしないでほしいのと」
「っは、い」
「俺と玲さん、付き合うってことでいいんだよね」
「んくきゅ」
しまった玲さんがもたなかったか。
…………いやいや待て待て待て。え? ……そういう話、だったよな?